JPS60249995A - 保温材 - Google Patents
保温材Info
- Publication number
- JPS60249995A JPS60249995A JP59106358A JP10635884A JPS60249995A JP S60249995 A JPS60249995 A JP S60249995A JP 59106358 A JP59106358 A JP 59106358A JP 10635884 A JP10635884 A JP 10635884A JP S60249995 A JPS60249995 A JP S60249995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- fibers
- fine powder
- sheath
- heat insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Multicomponent Fibers (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、保温材に関する。くわしくは低輻射能の金属
系微粉末を含有し、かつ芯鞘状断面を有する繊維を含ん
でなる保温材κ関する。
系微粉末を含有し、かつ芯鞘状断面を有する繊維を含ん
でなる保温材κ関する。
本発明の繊維を用いた保温利は保温性が特にすぐれ、か
つ保温材用途の要求諸特性をも兼ね備えたものであり、
敷布団)掛布団,こたつ掛は布団等の詰線分野、衣料用
中線分野の利用に適している。
つ保温材用途の要求諸特性をも兼ね備えたものであり、
敷布団)掛布団,こたつ掛は布団等の詰線分野、衣料用
中線分野の利用に適している。
従来技術
金属を寝装拐,車輌内装材などの保温効果向上に利用す
ることは、従来、種々の方法で試みられているが、生に
金属蒸着技術を利用したものが多い。たとえば 「 表面に金属蒸着したシートを薄つェプ層に重ね、両
者をニードルバンチすることにより薄ウエブ層を構成す
る繊維の一部を金属蒸着シート面に突出させて両者を一
体化した金属蒸着不織布を、金属蒸着面が外面になるよ
うにわた層と重ね、両者を側地で被ってなるこたつふと
ん」(実公昭58一10916号公報) がある。
ることは、従来、種々の方法で試みられているが、生に
金属蒸着技術を利用したものが多い。たとえば 「 表面に金属蒸着したシートを薄つェプ層に重ね、両
者をニードルバンチすることにより薄ウエブ層を構成す
る繊維の一部を金属蒸着シート面に突出させて両者を一
体化した金属蒸着不織布を、金属蒸着面が外面になるよ
うにわた層と重ね、両者を側地で被ってなるこたつふと
ん」(実公昭58一10916号公報) がある。
あるいは、金属蒸着不織布の場合、蒸着した金属が剥離
しやすいという欠点を解決するため、 「 ポリエステル系繊維布帛上に7・しミニラムを真空
蒸着した後、インフタル酸又はその誘導体、ネオペンチ
ルグリコール、ポリアルキレングリコールを主とする共
重合体からなる軟化点60℃以上130℃未満の組成物
を該布帛に対して0.3重I%以上3重量%未満付着さ
せることを%徴とする耐久性に優れたアルミニウム蒸着
ポリ−ステル布帛の製造方法」(特開昭58−1368
91号公報) が開示されている。
しやすいという欠点を解決するため、 「 ポリエステル系繊維布帛上に7・しミニラムを真空
蒸着した後、インフタル酸又はその誘導体、ネオペンチ
ルグリコール、ポリアルキレングリコールを主とする共
重合体からなる軟化点60℃以上130℃未満の組成物
を該布帛に対して0.3重I%以上3重量%未満付着さ
せることを%徴とする耐久性に優れたアルミニウム蒸着
ポリ−ステル布帛の製造方法」(特開昭58−1368
91号公報) が開示されている。
これらの技術は、いずれも金属蒸着体を使用することK
より、可能なかぎり熱を外部に逸失させないようにある
いは外部からの熱を断つようKすることを目的としたも
のである。
より、可能なかぎり熱を外部に逸失させないようにある
いは外部からの熱を断つようKすることを目的としたも
のである。
発明の目的
しかしながら、金属蒸着技術を利用した上記従来技術に
は以下のごとき欠点がある。
は以下のごとき欠点がある。
(11金属蒸着処理は、真空中で、かつ熱線反射に必要
な厚み以上の金属蒸着を行うものであるから、製造工程
は不連続かつ長時間にならざるを得な(・ので連続生産
ができず従って生産性を高め難い。
な厚み以上の金属蒸着を行うものであるから、製造工程
は不連続かつ長時間にならざるを得な(・ので連続生産
ができず従って生産性を高め難い。
(2) 金属蒸着は、あくまで被蒸着体上に金属を付着
させたものであるから、たとえば前述の実公昭58−1
0916号公報1c l1ie載された考案のごと(構
成せしめても揉みゃ摩耗により、あるいは洗濯の繰り返
し、もみ洗いの間K、蒸着金属が次第に剥離して(るこ
とを避は難い。すなわち耐久性が低いという欠点がある
。
させたものであるから、たとえば前述の実公昭58−1
0916号公報1c l1ie載された考案のごと(構
成せしめても揉みゃ摩耗により、あるいは洗濯の繰り返
し、もみ洗いの間K、蒸着金属が次第に剥離して(るこ
とを避は難い。すなわち耐久性が低いという欠点がある
。
(31的述の特開昭58−136891号公報に記載さ
れた発明のとと(蒸着金属の表面を樹脂で被覆して耐久
性を高めた場合は蒸着金属と表面被覆樹脂で構成されて
いる層は、保温材にごわつき感を与え、柔軟性をそこな
うという欠点がある。また前述のごとく洗濯の繰り返し
、揉み洗いの間に蒸着金属の剥離を起しやすい。
れた発明のとと(蒸着金属の表面を樹脂で被覆して耐久
性を高めた場合は蒸着金属と表面被覆樹脂で構成されて
いる層は、保温材にごわつき感を与え、柔軟性をそこな
うという欠点がある。また前述のごとく洗濯の繰り返し
、揉み洗いの間に蒸着金属の剥離を起しやすい。
本発明者らは従来技術における保温材のかかる欠点を解
決せんとして検討した結果、本発明に到ったものである
。
決せんとして検討した結果、本発明に到ったものである
。
発明の構成
すなわち本発明は、
(1) 輻射能が0.3以下、平均粒径が1〜100μ
mの金属系微粉末を1〜40重量%含む鞘成分と金属系
微粉末の含有率が鞘成分より少ない芯成分から構成され
た繊維を含むことを特徴とする保温材 (2) 金属系微粉末がアルミニウム、銅、ニッケル、
黄銅、鉄、チタンおよびその酸化物からなる群より選ら
ばれた1種以上の金属、系微粉末であることを特徴とす
る特許請求の範囲第+11項に記載の保温材 (31金属系微粉末が薄片状である特許請求の範囲第(
11項または第(2)項に記載の保温材である。
mの金属系微粉末を1〜40重量%含む鞘成分と金属系
微粉末の含有率が鞘成分より少ない芯成分から構成され
た繊維を含むことを特徴とする保温材 (2) 金属系微粉末がアルミニウム、銅、ニッケル、
黄銅、鉄、チタンおよびその酸化物からなる群より選ら
ばれた1種以上の金属、系微粉末であることを特徴とす
る特許請求の範囲第+11項に記載の保温材 (31金属系微粉末が薄片状である特許請求の範囲第(
11項または第(2)項に記載の保温材である。
本発明において用いろ金属微粉末または金属酸化物微粉
末(以下金属系微粉末という)の輻射能(化学工学協会
編 化学工学便覧改訂4版P2O2に記載された値に相
当)は0.3以下が必要で、輻射能が0.3以下であれ
ば熱線の輻射能あるいは吸収症が低いために繊維ポリマ
ー中に金属系微粉末が含有された状態でも熱線による熱
の吸収および放射が小さく保温性が高くなる。一方、輻
射能が0.3より太き(なると繊維ポリマー中に含治せ
しめた金属系微粉末による熱線の吸収と放射が大きくな
りすぎるので保温効果が少さくなる。
末(以下金属系微粉末という)の輻射能(化学工学協会
編 化学工学便覧改訂4版P2O2に記載された値に相
当)は0.3以下が必要で、輻射能が0.3以下であれ
ば熱線の輻射能あるいは吸収症が低いために繊維ポリマ
ー中に金属系微粉末が含有された状態でも熱線による熱
の吸収および放射が小さく保温性が高くなる。一方、輻
射能が0.3より太き(なると繊維ポリマー中に含治せ
しめた金属系微粉末による熱線の吸収と放射が大きくな
りすぎるので保温効果が少さくなる。
該金属あるいは金属酸化物は輻射能が0.3以下の金属
あるいは金属酸化物ならいかなるものでもよいが、入手
しやすいこと、取扱いが容易なこと等からアルミニウム
、銅、ニッケル、黄銅、鉄、チタンおよびその酸化物か
ら成る群から選ばれた1種以上の金属系微粉末が望まし
く、また軽量化という観点から考えた場合アルミニウム
が特に好ましい。金属系微粉末は金親微粉末でも金属酸
化物微粉末でもよく、また両者の混合物でもよい。
あるいは金属酸化物ならいかなるものでもよいが、入手
しやすいこと、取扱いが容易なこと等からアルミニウム
、銅、ニッケル、黄銅、鉄、チタンおよびその酸化物か
ら成る群から選ばれた1種以上の金属系微粉末が望まし
く、また軽量化という観点から考えた場合アルミニウム
が特に好ましい。金属系微粉末は金親微粉末でも金属酸
化物微粉末でもよく、また両者の混合物でもよい。
金属系微粉末の形状はいかなるものでもよいが、熱線の
遮蔽効果からみると非球形状の線状、m状、薄片状舎奈
檗金中が好ましく、さらVc奇4キ≠は、薄片状の長方
状、鱗片状。
遮蔽効果からみると非球形状の線状、m状、薄片状舎奈
檗金中が好ましく、さらVc奇4キ≠は、薄片状の長方
状、鱗片状。
雲形状などの形状が特に好ましい。
金属系微粉末の平均粒径は使用繊維の単糸繊度にも依る
が1〜100μm以下が好ましい。
が1〜100μm以下が好ましい。
保温材用とし【特に細デニールの単糸からなる繊維を用
〜・るときは40μm以下のものを用いる。100μm
を越えると繊維形成工程でも毛羽、断糸等の工程トラブ
ルを伴いやすく、1/IFF+未満では、熱線の反射効
果が著しく低下する。
〜・るときは40μm以下のものを用いる。100μm
を越えると繊維形成工程でも毛羽、断糸等の工程トラブ
ルを伴いやすく、1/IFF+未満では、熱線の反射効
果が著しく低下する。
繊維の鞘成分に対する金属系微粉末の含有率は1〜40
」量焉が好ましく、更に好ましくは5〜30重量%が好
ましい。1重量%未満では、保温性が不充分である。4
0重量%を越えると繊維0r li/、爪ゼAが低下す
る。繊Rfが得らJまたとしてもイ:「らJまた繊維の
物性、形状が著しく悪(なる。
」量焉が好ましく、更に好ましくは5〜30重量%が好
ましい。1重量%未満では、保温性が不充分である。4
0重量%を越えると繊維0r li/、爪ゼAが低下す
る。繊Rfが得らJまたとしてもイ:「らJまた繊維の
物性、形状が著しく悪(なる。
のが好ましいが、芯鞘繊維の製糸が可能な範囲で鞘成分
の含有率より低い含有率で金属系微粉末を含んでいても
よい。
の含有率より低い含有率で金属系微粉末を含んでいても
よい。
芯鞘成分の比率は繊維の物性、鞘部での金属系微粉末に
よる反射効果、製糸性などの点から鞘/芯の比として1
15〜5 / 1が好ましく、更に好ましくは1/2〜
3/1である。
よる反射効果、製糸性などの点から鞘/芯の比として1
15〜5 / 1が好ましく、更に好ましくは1/2〜
3/1である。
かかる芯鞘型二層構造とすることによって金属系微粉末
の使用量を減じることができるとともに、芯部により繊
維物性が維持されるので金属系微粉末を含有せしめたこ
とによる繊維性能劣化、たとえば強度劣化、ヤング率低
下などをわずかな低下にととめることが出来る。
の使用量を減じることができるとともに、芯部により繊
維物性が維持されるので金属系微粉末を含有せしめたこ
とによる繊維性能劣化、たとえば強度劣化、ヤング率低
下などをわずかな低下にととめることが出来る。
本発明に用いる繊維は、繊維形成前に高分子重合体と金
属系微粉末とを混合せしめることがp]能な繊維であt
:ばよい。製糸化前の溶融状態で筒分子重合体と金車・
1系微粉末とが混合可AI”l’L絨維どしてはポリエ
ステル繊維、ポリフ′ミド繊維、ポリソロピレン繊維な
どを絡げることかできる。製糸化前の溶液(ドープ)状
p1シでf′Fi系微粉末と混合可能な繊維としては、
セルロース糸繊[、アセテート系繊維。
属系微粉末とを混合せしめることがp]能な繊維であt
:ばよい。製糸化前の溶融状態で筒分子重合体と金車・
1系微粉末とが混合可AI”l’L絨維どしてはポリエ
ステル繊維、ポリフ′ミド繊維、ポリソロピレン繊維な
どを絡げることかできる。製糸化前の溶液(ドープ)状
p1シでf′Fi系微粉末と混合可能な繊維としては、
セルロース糸繊[、アセテート系繊維。
全芳香族ホリアミド系繊維、ポリ7クリロニトリル系繊
維などを挙げることができる。
維などを挙げることができる。
本発明の保温側は、金属系微粉末含有芯鞘型繊維を単独
であるいは他の繊維と複合化してウェッブ状あるいは不
織布として成形せしめてよい。
であるいは他の繊維と複合化してウェッブ状あるいは不
織布として成形せしめてよい。
たとえば他の繊維と複合化して用いる場合としては金属
系微粉末を鞘部に多く含有する芯鞘型繊維と金属系微粉
末を含有しない繊維を混綿してなるウェッブあるいはそ
れぞれの繊維単独からなるウェッブを積層、ニードリン
グ、キルテインクして保温側としてもよくあるいは低融
点繊維または低融点粉末とウェッブに混合したのち、あ
るいは自浸法、スプレー法等によりウェッブI″:く接
着剤を付与したのち、加熱処理あるいは加熱加圧処理す
ることによりウェッブを構成する繊維間に結合部を生ぜ
しめ一体化して保温材としてもよい。
系微粉末を鞘部に多く含有する芯鞘型繊維と金属系微粉
末を含有しない繊維を混綿してなるウェッブあるいはそ
れぞれの繊維単独からなるウェッブを積層、ニードリン
グ、キルテインクして保温側としてもよくあるいは低融
点繊維または低融点粉末とウェッブに混合したのち、あ
るいは自浸法、スプレー法等によりウェッブI″:く接
着剤を付与したのち、加熱処理あるいは加熱加圧処理す
ることによりウェッブを構成する繊維間に結合部を生ぜ
しめ一体化して保温材としてもよい。
後者の方法で得られた保温材は強度、形態安定性、耐久
性等が優れている。
性等が優れている。
発明の効果
以上詳細に説明したごとく本発明を構成せしめた結果、
本発明は以下のごとき効果を有する。
本発明は以下のごとき効果を有する。
(11従来の金属蒸着処理きれた不織布の場合と異なり
繊維自体の鞘部に金属系微粉末を含有せしめたものであ
るから、本発明の保−温材は金属系微粉末を含有しない
従来の繊維と同様に連続的に生産することが可能である
。
繊維自体の鞘部に金属系微粉末を含有せしめたものであ
るから、本発明の保−温材は金属系微粉末を含有しない
従来の繊維と同様に連続的に生産することが可能である
。
(21従来の金属蒸着不織布と異なり、繊維自体の鞘部
に金属系微粉末を含有せしめたものであるから繊維物性
も良好で、生産性も従来と変らず、かつ保温効果が永久
的に一定であり、耐洗濯性など耐久性上の問題を生じな
い。
に金属系微粉末を含有せしめたものであるから繊維物性
も良好で、生産性も従来と変らず、かつ保温効果が永久
的に一定であり、耐洗濯性など耐久性上の問題を生じな
い。
(3) 従来の金属蒸着不織布と異なり、繊維自体の鞘
部に金属系微粉末を含有せしめたものであるから蒸着金
RKよる不織布のごわつき感、あるいは不織布の柔軟性
をそこねるなどの問題がない。
部に金属系微粉末を含有せしめたものであるから蒸着金
RKよる不織布のごわつき感、あるいは不織布の柔軟性
をそこねるなどの問題がない。
(41金属系微粉末を鞘部忙含有する繊維による保温効
果が%に高いので不織布の厚みを薄くすることができる
。従って、従来品のように必らずしも積層体に成型しな
(とも実用的な保温性を具備する。
果が%に高いので不織布の厚みを薄くすることができる
。従って、従来品のように必らずしも積層体に成型しな
(とも実用的な保温性を具備する。
実 施 例
以下実施例において、本発明を具体的に説明するが、本
発明はり下の実施例に拘束されるものではない。
発明はり下の実施例に拘束されるものではない。
実施例1
芯部に通常のポリエチレンテレフタレート、鞘部罠は輻
射能が004.平均粒径が8.2μm。
射能が004.平均粒径が8.2μm。
非球形状のア・1.ミニラム微粉末を2ONi%混合し
たポリエチレンテレフタレートを配し、鞘部/芯部の重
量比率を2/1とし、同心円状の二ルロ金を用いて28
5℃にて溶融紡糸を行い鞘部にのみアルミニウム微粉末
を含有する繊度6.1デニールの芯鞘型ポリエチレンテ
レフタレート繊維を得た。該繊維に延伸ツ熱処理、押込
捲縮処理、熱処理を施したのち、51即の繊維長にカッ
トし、7・レミニウム微粉末を鞘部にのみ有する芯鞘型
捲縮短繊維を得た。該短繊維90]i量部と繊度4.0
デニール、繊維長47mの通常のポリエチレンテレフタ
レート捲縮短繊維10重量部とを混綿したのち、カード
機にかけてウェッブを作成し、該ウェッブにニードリン
グを施したのち、150℃で10分間熱圧処理を行い保
温材を得た。得られた保温材の電封、Nみ、熱伝導率(
保温性)等を第1表に示す。
たポリエチレンテレフタレートを配し、鞘部/芯部の重
量比率を2/1とし、同心円状の二ルロ金を用いて28
5℃にて溶融紡糸を行い鞘部にのみアルミニウム微粉末
を含有する繊度6.1デニールの芯鞘型ポリエチレンテ
レフタレート繊維を得た。該繊維に延伸ツ熱処理、押込
捲縮処理、熱処理を施したのち、51即の繊維長にカッ
トし、7・レミニウム微粉末を鞘部にのみ有する芯鞘型
捲縮短繊維を得た。該短繊維90]i量部と繊度4.0
デニール、繊維長47mの通常のポリエチレンテレフタ
レート捲縮短繊維10重量部とを混綿したのち、カード
機にかけてウェッブを作成し、該ウェッブにニードリン
グを施したのち、150℃で10分間熱圧処理を行い保
温材を得た。得られた保温材の電封、Nみ、熱伝導率(
保温性)等を第1表に示す。
実施例2
実施例Iと同様に実施してアルミニウム微粉末含有の芯
鞘型ポリエチレンテレフタレート捲縮短繊維を得た。該
短繊維90M量部と芯部がポリエチレンテレフタレート
、鞘部が融点130℃の低融点共重合ポリエステルから
なる繊度4,0デニール、繊維長51顛の熱接着性ポリ
エステル短繊維10重量部とを混綿したのち、カード機
にかけてウェッブを作成し、該ウェッブにニードリング
を施し、たのち、150℃で10分間熱処理を行い、短
繊維間を熱融着させた保温材を得た。得られた保温側の
諸物性を第1表に示した。
鞘型ポリエチレンテレフタレート捲縮短繊維を得た。該
短繊維90M量部と芯部がポリエチレンテレフタレート
、鞘部が融点130℃の低融点共重合ポリエステルから
なる繊度4,0デニール、繊維長51顛の熱接着性ポリ
エステル短繊維10重量部とを混綿したのち、カード機
にかけてウェッブを作成し、該ウェッブにニードリング
を施し、たのち、150℃で10分間熱処理を行い、短
繊維間を熱融着させた保温材を得た。得られた保温側の
諸物性を第1表に示した。
実施例3〜10 、比較例1〜6
金属系微粉末の&類、形状、平均粒径、芯鞘型繊維にお
ける鞘部または芯部における金属系微粉末含41升、鞘
部と芯部の重量比率(鞘部/芯部)、金属系微粉末含有
芯鞘型繊維の軟度、保温拐(不織布)υ7目付および厚
みを第1表に示すごとく変更した以外は実施例1と同様
に実施して種々の保温材fY得た。
ける鞘部または芯部における金属系微粉末含41升、鞘
部と芯部の重量比率(鞘部/芯部)、金属系微粉末含有
芯鞘型繊維の軟度、保温拐(不織布)υ7目付および厚
みを第1表に示すごとく変更した以外は実施例1と同様
に実施して種々の保温材fY得た。
得られた保温材の保温性(熱伝導率)を同様に第1表に
示した。
示した。
実施例1〜10.比較例1〜6の結果から明らかなよう
に、輻射能が0.3以下の金属系微粉末を鞘部にのみ含
む芯鞘型繊維あるいは芯部に比し鞘部により多(の金属
系微粉末を含む芯鞘型繊維を主成分として構成された保
温材は、金属系微粉末をまったく含有しない繊維から構
成された保温材よりも極めて高い保温性を示した。保温
材としてトレーフ性。
に、輻射能が0.3以下の金属系微粉末を鞘部にのみ含
む芯鞘型繊維あるいは芯部に比し鞘部により多(の金属
系微粉末を含む芯鞘型繊維を主成分として構成された保
温材は、金属系微粉末をまったく含有しない繊維から構
成された保温材よりも極めて高い保温性を示した。保温
材としてトレーフ性。
耐洗M性も良好であり、−膜物性も実用上なんら問題な
い範囲にあった。一方輻射能が0.3を越える金属系微
粉末を鞘部に含有する率が1%未満である芯鞘型繊維を
主成分として構成された保温拐は保温性向上の効果が不
充分なものであった。
い範囲にあった。一方輻射能が0.3を越える金属系微
粉末を鞘部に含有する率が1%未満である芯鞘型繊維を
主成分として構成された保温拐は保温性向上の効果が不
充分なものであった。
また、輻射能が0.3以下の条、・ハ系微粉末を鞘部中
に40重傷A%を越えて名有せしめた場イ)、あるいは
該金属系微粉末の平均粒径が100μmを越える微粉末
を用いた場合は芯鞘双繊維を製糸する際、毛羽、断糸が
多発し、製糸が困難であった。
に40重傷A%を越えて名有せしめた場イ)、あるいは
該金属系微粉末の平均粒径が100μmを越える微粉末
を用いた場合は芯鞘双繊維を製糸する際、毛羽、断糸が
多発し、製糸が困難であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +11 輻射能が0.3以下、平均粒径が工〜100μ
mの金属系微粉末を1〜40重量%含む鞘成分と金属系
微粉末の含有率が鞘成分より少ない芯成分とから構成さ
れた繊維を含むことを特徴とする保温材 (21金属系微粉末がアルミニウム、銅、ニッケル、*
銅、鉄、チタン及びその酸化物からなる群から選ばれた
1種以上の金属系微粉末であることを特徴とする特許請
求の範囲第+11項に記載の保温材 (3) 金属系微粉末が薄片状である特許請求の範囲囲
第+11項または第《21項に記載9保温材
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59106358A JPS60249995A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 保温材 |
EP85302536A EP0162564A3 (en) | 1984-05-24 | 1985-04-11 | Fiber for insulating material, non-woven fabric, wadding structure and net-like fiber sheet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59106358A JPS60249995A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 保温材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60249995A true JPS60249995A (ja) | 1985-12-10 |
Family
ID=14431526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59106358A Pending JPS60249995A (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-28 | 保温材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60249995A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02154009A (ja) * | 1988-12-01 | 1990-06-13 | Kuraray Co Ltd | 複合繊維 |
JP2014012919A (ja) * | 2005-11-30 | 2014-01-23 | Dow Global Technologies Llc | 表面修飾された二成分ポリマー繊維 |
-
1984
- 1984-05-28 JP JP59106358A patent/JPS60249995A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02154009A (ja) * | 1988-12-01 | 1990-06-13 | Kuraray Co Ltd | 複合繊維 |
JP2014012919A (ja) * | 2005-11-30 | 2014-01-23 | Dow Global Technologies Llc | 表面修飾された二成分ポリマー繊維 |
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