JPS6024890B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
- Publication number
- JPS6024890B2 JPS6024890B2 JP55067622A JP6762280A JPS6024890B2 JP S6024890 B2 JPS6024890 B2 JP S6024890B2 JP 55067622 A JP55067622 A JP 55067622A JP 6762280 A JP6762280 A JP 6762280A JP S6024890 B2 JPS6024890 B2 JP S6024890B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- air conditioner
- control device
- indoor
- air
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は壁掛形空気調和機(以下空調機と云う)の室内
ファン及び吹出方向の制御装置に関し、快適な暖房を行
なうことを目的とする。
ファン及び吹出方向の制御装置に関し、快適な暖房を行
なうことを目的とする。
従来の壁雛形空調機は室内への空調空気の吹き出しが時
間的に一定であったため、室内の温度分布の悪化や、居
住者に対して気流による冷感を生じさせたりして充分に
満足できるものではなかった。即ち、暖房時において、
第6図の実線で示すように空調機1′の室内ファン設定
が強の場合、本体内で熱交換されて下向きに吹き出され
た空調空気は比較的温度が低く、その到達距離も長いた
め室内21を充分に鷹拝して室内21′の温度分布を悪
化させることはないが、室内21′全体が常時居住者に
気流を感じさせるような状態になるのと室内ファンの運
転騒音の問題から上記設定は弱にして使用される場合が
多い。しかしこの場合は同図点線で示すように吹き出さ
れた空調空気の温度は高くなり、室内21′に充分拡散
されることなく、室内21′の上方に上昇してしまい、
床面付近の温度が低くなるといういわゆる室内温度分布
の悪化を招き、足もとが寒い等の暖房時における大きな
欠点があった。本発明は壁掛形空調機の室内ファン速度
及び吹出方向を変化させることにより上記従来の欠点を
解消するものである。
間的に一定であったため、室内の温度分布の悪化や、居
住者に対して気流による冷感を生じさせたりして充分に
満足できるものではなかった。即ち、暖房時において、
第6図の実線で示すように空調機1′の室内ファン設定
が強の場合、本体内で熱交換されて下向きに吹き出され
た空調空気は比較的温度が低く、その到達距離も長いた
め室内21を充分に鷹拝して室内21′の温度分布を悪
化させることはないが、室内21′全体が常時居住者に
気流を感じさせるような状態になるのと室内ファンの運
転騒音の問題から上記設定は弱にして使用される場合が
多い。しかしこの場合は同図点線で示すように吹き出さ
れた空調空気の温度は高くなり、室内21′に充分拡散
されることなく、室内21′の上方に上昇してしまい、
床面付近の温度が低くなるといういわゆる室内温度分布
の悪化を招き、足もとが寒い等の暖房時における大きな
欠点があった。本発明は壁掛形空調機の室内ファン速度
及び吹出方向を変化させることにより上記従来の欠点を
解消するものである。
以下本発明の一実施例について第1図〜第4図に基づい
て説明する。第1図において1は壁掛形の空調機本体で
、内部に熱交換器及び送風機(いずれも図示せず)を有
する。
て説明する。第1図において1は壁掛形の空調機本体で
、内部に熱交換器及び送風機(いずれも図示せず)を有
する。
2は吹出口で、吹出方向又は下向に変化させる羽根3が
軸4を介してステップモータ5の正転又は逆転によって
駆動される。
軸4を介してステップモータ5の正転又は逆転によって
駆動される。
第2図に本発明による制御装置のブロック図を示す。上
記室内ファンを駆動するファンモータ11及び上記ステ
ップモータ5は上記熱交換器により熱交換された空気の
温度を検知する温度検知素子6及び室内温度を検知する
温度検知素子7から出力される信号を電圧比較器8で比
較し、リレー9又は10を動作させることによって制御
されるものである。その制御回路は第3図に示すように
上記温度検知素子6,7と固定抵抗12,13により温
度検出ブリッジを形成している。8は電圧比較器、9及
び1川ま上記IJレー、14は直流電源である。
記室内ファンを駆動するファンモータ11及び上記ステ
ップモータ5は上記熱交換器により熱交換された空気の
温度を検知する温度検知素子6及び室内温度を検知する
温度検知素子7から出力される信号を電圧比較器8で比
較し、リレー9又は10を動作させることによって制御
されるものである。その制御回路は第3図に示すように
上記温度検知素子6,7と固定抵抗12,13により温
度検出ブリッジを形成している。8は電圧比較器、9及
び1川ま上記IJレー、14は直流電源である。
リレー9の動作によりスイッチ15はファンモータ11
の強風量設定タップ16又は弱風量設定タップ17を切
りかえ又、リレー10の動作によりスイッチ18はある
定まった回転だけを行なって静止するステップモータ5
の正転タップ19又は逆転タップ20を切りかえる。上
記構成において、上記熱交換器により熱交換された空気
の温度が上記室内温度より高ければ、温度検知素子6の
抵抗は温度検知素子7の抵抗より小さくなて電圧比較器
8からリレー9及び10に上記両温度検知素子6と7か
らの信号の差に応じた電流が流れ、このときある電流値
以上でスイッチ15をファンモータ1 1の強運転タッ
プ16に「同時にスイッチ18をステップモータ5の正
転タップ19に接続させるものとする。
の強風量設定タップ16又は弱風量設定タップ17を切
りかえ又、リレー10の動作によりスイッチ18はある
定まった回転だけを行なって静止するステップモータ5
の正転タップ19又は逆転タップ20を切りかえる。上
記構成において、上記熱交換器により熱交換された空気
の温度が上記室内温度より高ければ、温度検知素子6の
抵抗は温度検知素子7の抵抗より小さくなて電圧比較器
8からリレー9及び10に上記両温度検知素子6と7か
らの信号の差に応じた電流が流れ、このときある電流値
以上でスイッチ15をファンモータ1 1の強運転タッ
プ16に「同時にスイッチ18をステップモータ5の正
転タップ19に接続させるものとする。
したがってファンモータ1 1が強運転の場合は羽根3
は正転(時計方向)して水平位置で静止し、弱運転の場
合は逆転(反時計方向)して下向き位置で静止する。そ
の結果第5図において暖房時に弱運転の場合に上記熱交
換器で熱交換された空気の温度と室内温度との温度差が
ある一定の値以上になれば、室内ファン速度は速くなり
、熱交換された空調空気は実線のように水平方向に吹き
出す。
は正転(時計方向)して水平位置で静止し、弱運転の場
合は逆転(反時計方向)して下向き位置で静止する。そ
の結果第5図において暖房時に弱運転の場合に上記熱交
換器で熱交換された空気の温度と室内温度との温度差が
ある一定の値以上になれば、室内ファン速度は速くなり
、熱交換された空調空気は実線のように水平方向に吹き
出す。
その後時間が経過すれば、強運転のため熱交換された空
気の温度が低下して上記温度差は小さくなり、ある一定
の値以下になれば、室内ファン速度は遅くなり、熱交換
された空調空気は点線のように室内下方に向けて吹き出
すことなる。その後再び時間が経過すれば、上記温度差
は大きくなって前記実線の経路をたどり以後同様な動作
をくり返すことになる。この結果第7図で示すように弱
運転で暖房を開始した場合、熱交換器で熱交換された空
調空気の吹出温度ホの上昇にともなって室内の上部温度
はイのように、床面付近の温度は口のように上昇する。
気の温度が低下して上記温度差は小さくなり、ある一定
の値以下になれば、室内ファン速度は遅くなり、熱交換
された空調空気は点線のように室内下方に向けて吹き出
すことなる。その後再び時間が経過すれば、上記温度差
は大きくなって前記実線の経路をたどり以後同様な動作
をくり返すことになる。この結果第7図で示すように弱
運転で暖房を開始した場合、熱交換器で熱交換された空
調空気の吹出温度ホの上昇にともなって室内の上部温度
はイのように、床面付近の温度は口のように上昇する。
この状態をそのまま放置しておけば吹出温度はさらにへ
′の様に上昇を続け室内温度との差が大きくなると、室
内の上部温度はハ′のように、床面付近の温度二′のよ
うな状態に至り、両温度の差が著く大きくなって室内は
不快な状態を程するようになるが、本発明の制御装置に
よれば、空調機1に時刻aにて強運転となり、室内を充
分燈梓するので上記室内の上部温度はハのように床面付
近の温度は二のように変化して両温度差は小さくなる。
このとき前述したように吹出方向は水平方向を向いてい
るので居住者に直接空調空気が当って気流による不快感
を生ずるようなことはない。この間上記吹出温度は次第
に低下し、へのように変化するので時刻bに至って空調
機1は弱運転に復帰する。さらに時刻cにて再び強運転
となり以後、周期的に同様な動作をくり返す。この結果
室内1は室内の上部温度と床面付近温度がある一定の値
以上になることはなく、室内の温度分布が良好に保たれ
て快適性は向上する。
′の様に上昇を続け室内温度との差が大きくなると、室
内の上部温度はハ′のように、床面付近の温度二′のよ
うな状態に至り、両温度の差が著く大きくなって室内は
不快な状態を程するようになるが、本発明の制御装置に
よれば、空調機1に時刻aにて強運転となり、室内を充
分燈梓するので上記室内の上部温度はハのように床面付
近の温度は二のように変化して両温度差は小さくなる。
このとき前述したように吹出方向は水平方向を向いてい
るので居住者に直接空調空気が当って気流による不快感
を生ずるようなことはない。この間上記吹出温度は次第
に低下し、へのように変化するので時刻bに至って空調
機1は弱運転に復帰する。さらに時刻cにて再び強運転
となり以後、周期的に同様な動作をくり返す。この結果
室内1は室内の上部温度と床面付近温度がある一定の値
以上になることはなく、室内の温度分布が良好に保たれ
て快適性は向上する。
以上の説明から明らかなように本発明の空気調和機の制
御装置は、本体内で熱交換された温度と室内温度とを比
較して室内ファン速度及び吹出方向も変化させるもので
あるから暖房時の室内の温度分布を良好に保ち快適な暖
房空間を提供することができる。
御装置は、本体内で熱交換された温度と室内温度とを比
較して室内ファン速度及び吹出方向も変化させるもので
あるから暖房時の室内の温度分布を良好に保ち快適な暖
房空間を提供することができる。
第1図は本発明の空気調和機の制御装置を用いた空気調
和機本体の正面図、第2図は同制御装置のブロック図、
第3図は同制御装置の回路図、第4図は同制御装置にお
ける吹出方向を変化させる機構の斜視図、第5図は本発
明の効果を示す室内気流の説明図「第6図は従来の空気
調和機による室内気流の説明図、第7図は本発明の効果
を示す温度と時間の関係特性図である。 1・・…・空気調和機、6,7・・・…温度検知素子、
5……ステップモータ、11……フアンモータ。 第1図第2図第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
和機本体の正面図、第2図は同制御装置のブロック図、
第3図は同制御装置の回路図、第4図は同制御装置にお
ける吹出方向を変化させる機構の斜視図、第5図は本発
明の効果を示す室内気流の説明図「第6図は従来の空気
調和機による室内気流の説明図、第7図は本発明の効果
を示す温度と時間の関係特性図である。 1・・…・空気調和機、6,7・・・…温度検知素子、
5……ステップモータ、11……フアンモータ。 第1図第2図第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 1 本体内の熱交換器により熱交換された温度を検知す
る温度検知素子及び室内温度を検知する温度検知素子と
、上記両温度の差が一定値以上のときに室内フアン速度
を増大させかつ吹出方向を居住域外に、上記温度の差が
一定値以下のときに室内フアン速度を減少させかつ吹出
方向を居住域内に変更させる制御回路を設けた空気調和
機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55067622A JPS6024890B2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55067622A JPS6024890B2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56162343A JPS56162343A (en) | 1981-12-14 |
JPS6024890B2 true JPS6024890B2 (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=13350253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55067622A Expired JPS6024890B2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024890B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122443A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和装置 |
-
1980
- 1980-05-20 JP JP55067622A patent/JPS6024890B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56162343A (en) | 1981-12-14 |
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