JPS6024822B2 - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

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Publication number
JPS6024822B2
JPS6024822B2 JP1678078A JP1678078A JPS6024822B2 JP S6024822 B2 JPS6024822 B2 JP S6024822B2 JP 1678078 A JP1678078 A JP 1678078A JP 1678078 A JP1678078 A JP 1678078A JP S6024822 B2 JPS6024822 B2 JP S6024822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive composition
adhesive
cyanoacrylate
acrylate
groups
Prior art date
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Expired
Application number
JP1678078A
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English (en)
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JPS54108831A (en
Inventor
紘一 大橋
晴久 生野
二郎 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taoka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Taoka Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taoka Chemical Co Ltd filed Critical Taoka Chemical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は接着剤組成物に関する。
さらに詳しくは貯蔵時に於て安定なQーシアノアクリレ
ート接着剤組成物に関するものである。一般式 (式中Rは炭素数16以下のアルキル、アルケニル、ア
ラルキル、ハロアルキル、シクロヘキシル、フェニル等
)で示されるQーシアノアクリレートは極めてアニオン
重合を起し易く団体表面や空気中の水分、アルカリ物質
等のアニオン活性種により触媒の添加や加熱を行なう事
なく短時間で重合硬化する性質を有するので、ゴム、プ
ラスチック、金属、ガラス等の接着に瞬間接着剤として
広く利用されている。
このシアノアクリレート系接着剤は保存性の欠陥が需要
の拡大と普及に大きな障害となっている。
これまでにシアノアクリレート組成物の保存性の改良方
法としては、Qーシアノアクリレートモノマーに酸性ガ
ス例えば亜硫酸ガスや亜硫酸ガスと共にハイドロキノン
を加えたり、アルキルサルフアィトやメルカプタン等の
有機硫黄化合物や無水硫酸、ベンゼンスルフィン酸等の
含硫黄酸を添加する方法が提案されている。しかしなが
ら、上記添加剤のうちガス状物質は貯蔵時や使用中に揮
発しやすいもので安定持統性に問題があり、又固体状な
いしは液状の酸性物質の実用的に充分な安定性を持たせ
得るに足る鼻を用いる場合は、接着せしめた場合の接着
強度の低下や或いは接着剤の固着時間が遅延するという
欠点が生じ、充分に実用的であるとは言い難い。
本発明は上記の如き従来のQーシアノアクリレート接着
剤の欠点を解消し、貯蔵安定性にすぐれると共に、良好
な接着性を有する接着剤組成物を提供せんとしてなされ
たもので、その要旨はQ−シアノアクリレートに一般式
mおよび■で示されるィミド化合物から選ばれる少なく
とも一種の化合物が含有されて成ることを特徴とする接
着剤組成物にある。一般式 式中R′は同じであっても異っていてもよい炭素数2以
上のアルキレン基、ビニレン基、フェニレン基およびナ
フチレン基である。
本発明に於て好適に用いられる前記ィミド化合物として
は例えばマレインィミド、スクシンイミド、グルタルイ
ミド、フタルイミド、ナフタルイミド、0−スルホベン
ズイミド等があげられる。
又、対象となるQーシアノアクリレートとしてはQーシ
アノメチルアクリレート、Q−シアノエチルアクリレー
ト、Qーシアノプロピルアクリレート、Qシアノブチル
アクリレート、Qーシアノアミルアクリレート、Qーシ
アノアリルアクリし−ト、Qーシアノー2ークロロエチ
ルアクリレート、Qーシアノクロヘキシルアクリレート
等である。本発明の接着剤組成物はQーシアノアクリレ
ートに前記ィミド化合物を添加溶解し均一に混合するこ
とによって製造され得る。
前記ィミド化合物の使用用量については得られる接着剤
組成物の用途や使用する前記ィミド化合物の種類に応じ
て適宜な量を用いればよいのであるが、得られる接着剤
組成物に一般的な用途に於ける実用的な固着時間を与え
んとすれば、接着剤組成物の0.0001〜5重量%に
相当する前記ィミド化合物を用いるのが好ましい。又、
本発明の接着剤組成物にはその性能を阻害しないものな
らば、増粘剤、溶剤、着色剤その他の適宜の添加剤が添
加され得る。
かくして得られた本発明接着剤組成物はQーシアノアク
リレート接着剤に要求される援着速度や接着強度等の諸
性能を失うことなくすぐれた保存安性を有する極めて実
用的価値の高いものである。
実施例 1 Q−シアノメチルアクリレート10の重量部にフタルィ
ミド0.5重量部を添加溶解して接着剤組成物を調製し
、調製直後及び該組成物をポリエチレン製密閉容器に入
れて6ケ月間常温で貯蔵後に於ける粘度、固着時間及び
引張敷断強度を測定した。
その結果は調整直後の粘度、固着時間及び引張勢断強度
はそれぞれ2.2センチポィズ、15〜30秒、219
k9/めであり、又6カ月間貯蔵後のものはそれぞれ2
.6センチポイズ、20〜4塊砂、223k9/めであ
って6カ月間貯蔵後も接着剤組成物の性能上の劣化は認
められなかった。
尚上記固着時間は研磨、脱脂した接着面積lcめを有す
る鋼鉄製バットピースを用いて温度20oo、湿度75
±5%pHの条件下で接着剤を塗布後重ね合わせて放置
し、8k9/地の抗張力が得られるまでの時間を測定し
たものである。
又、上記引張敷断強度は研磨、脱脂した25×100×
1.6側の欧鋼板を用いて接着面積12.5×25肋で
重ね合わせ、2独特間養生した後引張試験機(島津製作
所製IS−5000)で5比吻/minの引張速度で引
張って測定したものである。本例で用いたQ−シアノメ
チルアクリレート単独の場合について本例と同様の試験
を行なった結果、初期の粘度は2.2センチポィズ、固
着時間は10〜30秒、引張製断強度は231kg/め
であったが、6カ月貯蔵後のものは固化していた。
又さらに本例で用いたのと同じQ−シアノメチルアクリ
レートにその含有率が0.01〜0.005%になる様
に亜硫酸ガスをとかし込んで調製した接着剤組成物につ
いて本例同様の性能試験を行なった。
その結果、調製直後の粘度は2.2センチポィズ、固着
時間は12〜30秒、引強勢断強度は220k9/めで
あったが、6カ月間貯蔵後のものはそれぞれ37センチ
ポイズ、60〜9M砂、182k9/めであって、明ら
かに性能上の劣化が認められた。実施例 2Q−シアノ
ェチルアクリレート10の重量部に○−スルホベンズィ
ミド0.2重量部を添加溶解して接着剤組成物としたも
のについて実施例1と同様にして調製直後のものと常温
で6ケ月間保存後のものとについて性能試験を行なった
調製直後の粘度は2.5センチポィズ、固着時間は20
〜49秒、引張期断強度は170kg/c虎であつた。
6ケ月間保存後のものはそれぞれ2.9センチポィズ、
40〜6の砂、187kg/めであって劣化現象は認め
られなかった。本例で用いたQーシアノェチルテアクリ
レート単独の場合について本例と同様の試験を行なつた

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 α−シアノアクリレートに下記一般式(1)および
    (2)から選ばれた少なくとも一種のイミド化合物を添
    加することを特徴とする接着剤組成物。 一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、RおよびR′は同じでも異つていてもよい炭素数
    2以上のアルキレン基、ビニレン基、フエニレン基およ
    びナフチレン基である。
JP1678078A 1978-02-15 1978-02-15 接着剤組成物 Expired JPS6024822B2 (ja)

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JPS54108831A JPS54108831A (en) 1979-08-25
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