JPS60248112A - 脱穀機における稲束供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・（イ）　産業上の利用分野 この発明は、脱穀機におりる稲束供給装置に関するもの
である。

（ロ）　技術的背景及び問題点 従来のこの種の稲束供給装置として、公開実用昭和５４
−５９４６５号公報に記載のものがある。

すなわち、脱穀機の人口側にはフィートチエンおよび供
給口側に稲束を送り込む短い搬送体を装設し、該搬送体
の外方には傾斜する揺回用架台を連設づ゛るとどもに、
該架台の傾斜下位側上方には架台上の稲束を一束ずつ搬
送体側に送出できるよう押え案内板を架設しＣ描成され
ているもので、傾斜した架台上に稲束を載ｌると、その
傾斜により稲束が流動するととｂに上方の押え案内板に
よる押えにＪ、す一束ずつ流下して搬送体によりフィー
トチエンに供給することができる。

しかしながら、このような従来の稲束供給装置では、押
え案内板ど架台との間に稲束が詰りを生じて円滑に流士
しなくなるどいつ問題点があった。

（ハ）　発明の［１的 この発明は、上記の問題点に鑑み創案されたもので、そ
の目的は、脱穀機への稲束供給に際し、揺回用架台上に
稲束を載せるだ（プで自動的に供給することがひき、し
かも、架台上に詰まりを生じにくい脱穀機における稲束
供給′ａＡ置を提供することにある。

（ニ）　発明の構成 上記目的を達成するために、この発明は、つぎのような
技術的手段を講じた。すなわち、脱穀機１の穀稈供給口
３側に傾斜した傾斜部分を有する揺回用架台５を装着し
、この循回用架台５上に供給された稲束の下側を支持せ
しめてフィートチエン７に送り込む搬送体１１を設け、
この搬送体１１の上側に対向し稲束を上側から掻込んで
前記搬送体１１との共働によりフィートチエン７に送り
込む掻込搬送体１３を設は脱穀機における稲束供給装置
の構成とした。

（ホ）　発明の効果 この発明は、このような構成により、つぎのような技術
的効果を有する。すなわち、循回用架台５上に稲束を載
せると、その傾斜部分により稲束が流下して搬送体１１
により下側から支持されて穀稈供給口３側に移送される
。この搬送体１１で移送される稲束は、その移送途中に
おいて、該稲束を上側から移送する掻込搬送体１３によ
り所定量、例えば−束ずつに規制され、前°記搬送体１
１との協働作用によりフィートチエン７に送り込まれ、
フィートチエン７に良好に供給することができる。した
がって、稲束を循回用架台５上に載せるだけで自動的に
脱穀機１に供給できるとともに、従来のような詰まりは
なくなる。

（へ）　実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図は、この発明に係る稲束供給装置の一実施例を示
す斜視図、第２図は平面図、第３図は側面図である。

脱穀１１１は従来形と同様で、扱室１５内に回転可能に
架設した扱胴２１と、穀稈供給口３から供給される稲束
を挟持して穀稈排出口（図示せず）側へ移送するフィー
トチエン７および挟扼杆２３等を有する。

前記脱穀Ｉａ１の殻稈供給口３側には、側面視Ｖ字状に
形成した揺回用架台５を装着している。

前記揺回用架台５の傾斜底部から脱穀＊ｉの穀稈供給口
３側に亘る傾斜部に沿って、該循回用架台５上の稲束を
フィートチエン７に送り込むための穂先側搬送体９、搬
送体としての株元側搬送体１１および株元側掻込搬送体
１３を設（プている。

前記穂先側搬送体９は、循回用架台５上の稲束の穂先側
を下側から支持して移送するものであり、該揺回用架台
５のほぼ中央部下側に配置されている。この穂先側搬送
体９は、揺回用架台５の傾斜上部下面に設けたブラケッ
ト２５に回転自在に軸架されたプーリ２７ど、揺回用架
台５の傾斜低部下面に設けた前後一対のブラケット２９
に回転自在に支持された回転軸３１に固設したプーリ３
３との間に突起付移送ベルト３５を懸回して構成され、
前記突起付移送ベルト３５の移送回動側は揺回用架台５
の切欠部３７から該揺回用架台５の上面にのぞんでいる
。

前記株元側搬送体１１は、循回用架台５上の稲束の株元
側を下側から支持して移送するものであり、揺回用架台
５の前側近傍位置下方に配置されている。この株元側搬
送体１１は、前記回転軸３１の前端部に固設したプーリ
３９と、挟邪杆２３を支持する挟握台４１から延設した
ステー４３に回転自在に軸支されたプーリ４５との間に
突起付移送ベルト４７を懸回して構成され、前記突起付
移送ベルト４７の移送回動側は揺回用架台５の上面にの
ぞんでいる。

前記株元側掻込搬送体１３は、循回用架台５上の稲束を
上側から掻込んで移送するとともに移送する稲束量を所
定量、例えば−束ずつに規制するものであり、揺回用架
台５の前端部上方に配置されている。この株元側掻込搬
送体１３は、フィートチエン７の回動スプロケット４９
を固設する軸を前後に延設して駆動軸５１となし、この
前端部にプーリ５３を固設し、他方脱穀機１機体から延
設したステー５５の先端部に軸５７を介してプーリ５９
を回動自在に装着し、このプーリ５３．５９間に突起付
移送ベルト６１を懸回して構成されている。この突起付
移送ベルト６１の移送回動側すなわち下側と、前記株元
側搬送体１１の突起付移送ベルト４７の移送回動側すな
わち上側との間隔は、所定量の稲束、例えば−束ずつ移
送するように規制している。

前記穂先側搬送体９、株元側搬送体１１および株元側掻
込搬送体１３は、動力伝導機構１９を介してフィートチ
エン７の駆動に連動連結されている。すなわち、フィー
トチエン７の回動スプロケット４９を固設する軸を揺回
用架台５の後端外方まで延設した駆動軸５１の後端部に
プーリ６３を固設し、他方前記回転軸３１の後端部にプ
ーリ６５を固設し、これらプーリ６３．６５間にベルト
６７をたずぎ掛けに懸回して動ツノを伝達覆るように構
成されている。

また、前記駆動軸５１のほぼ中央部には、穂先側搬送体
９によって移送されてきた稲束の穂先側を上側から掻込
んで扱室１５内に送り込むための穂先側掻込体１７を設
けている。

以上のような構成によれば、多数の稲束を揺回用架台５
上に載せると、該稲束は傾斜底部にすべり落ちる。揺回
用架台５の傾斜底部に流下した稲束は、第１図中矢印Ｃ
方向に回転する穂先側搬送体９と株元側搬送体１１とに
より穂先側と株元側をそれぞれ下側から支持されて殻稈
供給口３側に移送される。この穂先側搬送体９と株元側
搬送体１１とで移送される稲束は、その移送途中におい
て、第１図中矢印す方向に回転する株元側掻込搬送体１
３により、例えば−束ずつに規制されるとともに、該株
元側掻込搬送体１３の掻込移送作用と株元側搬送体１１
の移送作用とによりフィートチエン７に送り込まれる。

同時に、稲束の穂先側は、第１図中矢印Ｃ方向に回転す
る穂先側掻込体１７によって上側から掻込まれて扱室１
５内に供給される。

したがって、稲束を揺回用架台５上に載せるだけで自動
的に脱穀機１に供給できるとともに、回転部に作業者が
接近することなく安全作業ができ、しかも、稲束の穂先
側を優先して扱室１５内に供給することができるので藁
くず等の発生を軽減することかできる。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明に係る稲束供給装置の一実施例を示す
もので、第１図は斜視図、第２図は平面図、第３図は側
面図である。 （図面の主要な部分を表わず符号の説明）１・・・脱穀
機　３・・・殻稈供給口 ５・・・揺回用架台　７・・・フィートチエン１１・・
・株元側搬送体（搬送体）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 脱穀機の殻稈供給口側に傾斜した傾斜部分を有する揺回
   用架台を装着し、との揺回用架台上に供給された稲束の
   下側を支持せしめＣフィートチエンに送り込む搬送体を
   設け、この搬送体の上側に対向し稲束を上側から掻込／
   υで前記搬送体との共働によりフィードブエンに送り込
   む掻込搬送体を設置プたことを特徴とづるＩ］ｆ２穀機
   にお（）る稲束供給装置。