JPS60247850A - デイスククランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 円盤状の記録媒体（ディスク）を用いた情報記録または
再生システムにおけるディスクのターンテーブルへのク
ランプ装置に係り、ディスクの中心孔径の異なる例えば
、ＣＤ方式ディスクおよびレーザビデオディスクの両方
に対して同一ターンテーブルヘクランプ可能な装置に関
する。

（従来技術とその問題点） 円盤状の情報記録媒体く以下、ディスクという）を利用
したものとしてＤ　Ａ　Ｄ　（Ｄ　１ｇ１ｔａｌ　Ａ　
ｕｄｉ。

Ｄｉｓｃ＞およびビデオディスクが普及しつつある。

そのＤＡＤの中でもＣＤ　（Ｃｏｍｐａｃｔ　Ｑｉｓｃ
　）方式と称するディスクがあるが、このディスク面上
には音声信号がデジタル信号に変換されて、微小形状（
例えば、深さ０．１μｍ９幅０．５μｍ、長さ０．９〜
３．２μｍ）の断続するビット列として、トラックピッ
チ１．６μｍでディスクの内周より外周へ１本の渦巻き
状に記録されている。

その記録面の表面にはアルミの反射膜が蒸着されており
、ディスク盤面のビット列に半導体よりのレーザビーム
を照射し、ビットの有無を反射率の違いとしてフォトダ
イオードにより検出し、Ｄ／Δ変換器などの電気回路を
介して音声情報として再生するものである。

この時のディスクの回転数は線速度一定として記録され
ている為、再生時も線速度一定となるようディスクの内
周では５００ｒｐｍ　＜回転／毎分）の回転数から、外
周へと移動してゆくにつれて低下し、最外周では２００
ｒｐｍの回転数となる。

一方、ビデオディスクの中でもレーザを利用してディス
クの信号を再生するいわゆるレーザビデオディスクがあ
るが、このディスクには映像および音声信号がＦＭ変調
されてＣＤディスクと同じように微小形状（例えば、深
さ０．１μｍ１幅０．４μｍ）の断続するビット列とし
てトラックピッチ１．４μｍ〜２．０μｍでディスクの
内周より外周へ向って１本の渦巻き状に記録されている
。

その記録面の表面にはＣＤディスクと同様にアルミの反
射膜が蒸着されておりディスク盤面のビット列にＨｅ−
Ｊｌｅガスレーザ管または半導体よりのレーザビームを
照射し、ビットの有無をフォトダイオードにより検出し
、ＦＭ復調器などの電気回路を介して映像および音声信
号として再生するものである。

この時のディスクの回転数は回転数が常に一定で記録さ
れたディスクと、線速度一定で記録されたディスクと２
ｆｉｌ類あって、再生もそれぞれに対応した回転数で行
なうが、回転数が一定の場合は１８００ｒｐｍであり、
線速度一定の場合は１８００ｒｐｌＴ１〜６００ｒｐｍ
の回転数である。

以上の説明から、ＣＤディスクおよびレーザビデオディ
スクに記録されているビット形状は類似しており、再生
方法はどちらもレーザビームをビット列に照射し、ビッ
トの有無を反射率の違いとして検出する事、線速度一定
記縁の場合はディスクの回転数を連続に可変するなど、
再生には類似技術が多（使用されていることが゛わかる
。

しかしながら、記録されている情報信号がオーディオ信
号かビデオ信号かの違いも有り、ＣＤディスクおよびレ
ーザビデオディスクの再生にはそれぞれ専用のプレーヤ
が別々に用意されている。

ところが、昨今Ａ／Ｖ時代といわれ、オーディオ（Ａ）
とビデオ（Ｖ）が商品的にも機能的にも複合化する傾向
が顕著である。例えば、テレビ放送の音声のステレオ化
およびＰＣＭ化、ＶＴＲの音声のＨｉ　Ｆｉ化、ビデオ
カラオケ、静止画も記録可能なりＡＤ　（Ｄｉｇｉｔａ
ｌ　、Ａ、ｕｄｉｏ　［）ｉｓｃ　）の出現などがあり
、ユーザ側でもテレビ受像機とステレオ装置とを同一箇
所に設置する傾向があり、そのようす場合ＣＤディスク
用のプレーヤとレーザビデオディスク用プレーヤの両方
を別々に設置するのはユーザ側で経費負担が増大したり
、余分な空間を必要とするなどの点で問題が有り、両方
のディスクが再生可能な共用プレーヤの出現が望まれて
いる。

最近、レーザビデオディスクの再生にも使用可能な発生
ノイズの少ない出力も大きい半導体レーザの開発および
信号処理用ＩＣの開発が進み、共用プレーヤの実現には
ディスクの寸法が著しく異なる点が大きな問題点の一つ
となっている。

ディスクの寸法は第３図（Ａ＞、（Ｂ）にＣＤディスク
およびレーザビデオディスクの縦断面図と共にそれぞれ
示す。同図において、’ｌ＋ｒ２はディスクの中心孔の
半径、Ｏはディスクの中心、Ｌｌ、Ｌ２は信号記録の開
始位置であるリードインをそれぞれ示し、ＣＤ方式ディ
スクの中心孔の直径は１５ｍｍ、レーザビデオディスク
のそれは３５ｍｍと２倍以上の開きがあり、安定確実に
ディスクをクランプするには問題があった。

（発明の目的） ディスクの中心孔サイズの違う２種類のディスク、例え
ばＣＤディスクおよびレーザビデオディスクに対して、
光センサの再生作用を妨げる事なく安定確実に両ディス
クを共にクランプする事が可能な構造のクランプ装置を
提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決するために、小なる中心孔を
有する第１のディスク中心孔に当接する第１のテーパ面
を有するばねで弾性支持された係合部材と、大なる中心
孔を有する第２のディスク中心孔に当接する第２のテー
パ面を有するディスククランプ部材と、回転中心部に前
記第１テーパ面が埋没可能な凹部を有するターンテーブ
ルとを設け、前記小なる中心孔を有する第１のディスク
が載置された場合は前記第１テーパ面でディスクの中心
位置決めをし、前記クランプ部材でディスクを前記ター
ンテーブルにクランプし、前記大なる中心孔を有する第
２のディスクが載置された場合は前記第１テーパ面は前
記ターンテーブルの凹部に埋没し、第２テーパ面でディ
スクを前記ターンテーブルにクランプし、小なるディス
ク中心孔および大なる中心孔を有するいずれのディスク
が載置されても前記クランプ部材のクランプシャフトの
下端凹部が対向する前記ターンテーブルのスピンドルシ
ャフトの凸部に嵌入されて前記第１あるいは第２のディ
スクをクランプする事を特徴としたディスククランプ装
置を提供するものである。

（実　施　例） 第１図は本発明になる一実施例のディスクのクランプ装
置の縦断面図を示す。第２図は第１図の一実施例におけ
るディスクの違いによるクランプした状態の縦断面図を
示し、第２図（Δ）はディスクの中心孔が小なる場合、
同図（Ｂ）はディスクの中心孔が大なる場合をそれぞれ
示す。

第１４図において、フランジ１ａと中心部に凹部１ｂと
を有するターンテーブル１に先端が半球状または三角錐
状の凸部２ａを有するスピンドルシャフト２が固定され
、さらにシャフト２には固定されたモータ３が取り付け
られている。

ターンテーブル１に対向してクランプ部材５があり、ス
ピンドルシャフト２の凸部２ａと嵌入可能な凹部４ａを
有するクランプシャフト４がクランプ部材５に圧入等で
固定されている。クランプシャフト４とクランプ部材５
の間には小なる中心孔を有するディスクの中心孔周囲に
当接する第１のテーパ面６ａを有する係合部材６がばね
７と止め輪１２とで弾性支持されて上下に摺動出来るよ
うになっている。またクランプ部材５はターンテーブル
１に平行なりランプ而５ａと大なる中心孔を有するディ
スクの中心孔周囲に当接する第２のテーパ面５ｂとを、
第１のテーパ面とそれぞれ同一方向に有し、クランプ部
材５はフランジ５ｃにより押え板８で支持されている。

そして、クランプシャフト４の上端部の凹部４ｂに硬球
９が回転自在にその一部分を露出させて嵌入されている
。

クランプ部材５は押え板８に取り付けられたロッド１０
により上下方向に移動し、かつ加重がかかる機構になっ
ている。

つぎに上記構成のクランプ装置に小なる中心孔を有する
ディスクを載置した場合のクランプ動作を第２図（Ａ）
及び第３図（Ａ）と共に説明する。

半径ｒ１の小なる中心孔を有するディスクＤ＋がローデ
ィング機構（図示せず）によりターンテーブル１の上に
置かれ、クランプ部材５がロッド１０により下方に自動
あるいは手動により押し下げられると、スピンドルシャ
フト２の凸部２ａとクランプシャフト４の下端凹部４ａ
とが嵌入する事によりクランプ部材５がターンテーブル
１の中心と一致し、続いて第１のテーパ面６ａがばね７
によりロッド１０の下方への力がＭ衝されてディスクＤ
１の半径ｒ１の中心孔の周辺部に当接し、ディスクＤＩ
の中心位置決めがなされてディスクＤ１はクランプ面５
ａによりターンテーブル１にロッド１０の所定の圧力に
てクランプがなされる。

ここで、ばね７の復元力はロッド１０の所定の圧力より
も小さくなるように設定されている。

ディスクＤ１がクランプされた後、半導体レーザと７）
ｌ−ｔ−ダイオードなどで構成された光学ピックアップ
１１がディスク下側のリードインの位置し１から信号が
確実に検出されるようにターンテーブル１のフランジ１
ａの半径ｒｆ、は半径ＯＬ＋より径が小さくなるように
設定されている。

さらに、大なる中心孔を有するデ１′スクを載置した場
合のクランプ動作を第２図（Ｂ）及び第３図（Ｂ）と共
に説明する。

半径ｒ２の大なる中心孔を有するディスクＤ２がローデ
ィング機構（図示せず）によりターンテーブル１の上に
置かれ、クランプ部材５がロッド１０により下方に自動
あるいは手動により押し下げられると、スピンドルシャ
フト２の凸部２ａとクランプシャフト４の下端凹部４ａ
とが嵌入する事によりクランプ部材５がターンテブル１
の中心と一致し、続いてこのディスクＤ２の場合には使
用されない第１のテーパ面５ａの部分はターンテーブル
１の凹部１ｂの中に埋没されるようになっている。

一方、第２のテーパ面５ｂがディスクＤ２の半径ｒ２の
中心孔の周辺部に当接し、ディスクＤ２の中心位置決め
がなされてディスクＤ２はテーパ面５ｂによりターンテ
ーブル１にロッド１０の所定の圧力にてクランプがなさ
れる。

ディスクＤ２がクランプされた後、半導体レーザとフォ
トダイオードなどで構成された光学ピックアップ１１が
ディスク下側のリードインの位置し２から信号を検出す
る。

本発明はディスクＤ１のリードインＬ１の位置がディス
クＤ２の中心孔の外側すなわち、ＯＬＩ＞ｒ２なる条件
のディスクに適用されるのは言うまでもない。

（発明の効果） 上記の如く本発明によれば、異なるディスクの・中心孔
に対応した径の異なる第１と第２のテーパ面を有するク
ランプ部材および係合部材により、異なる中心孔を持つ
ディスクをターンテーブルに正確なディスクの中心法め
とクランプとが可能である。

特に小なる中心孔を有する質量の軽いディスクの中心位
置決めの際は、大なる中心孔を有する質量の重いディス
クとは別にばねによる緩衝作用でディスクの中心孔エツ
ジを損傷する恐れがない。

更に、ターンテーブルのスピンドルシャフトとクランプ
シャフトとがクランプ中は嵌入している為、仮にディス
クの高速回転中に外部よりのショック等でディスクに無
理な力が加わっても確実にクランプが保持され、また、
ディスクはターンテーブルに密着するようになっている
のでディスクの表面から光ピツクアップまでの距離はデ
ィスクが変わっても一定で変化がなく光学ピックアップ
の上下移動機能が不要である等の特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明なる一実施例のクランプ装置の縦断面
図、第２図（Ａ）、（Ｂ）は第１図の一実施例における
ディスクの違いによるクランプした状態の縦断面図、第
３図（△）、（Ｂ）はＣＤディスクおよびレーザビデオ
ディスクの概略縦断面図とその寸法をそれぞれ示す。 １・・・ターンテーブル、１ａ・・・１のフランジ、１
ｂ・・・１の凹部、２・・・スピンドルシャフト、２ａ
・・・２の凸部、３・・・モータ、４・・・クランプシ
ャフト、４ａ・・・４の下端凹部、４ｂ・・・４の上端
凹部、５・・・クランプ部材、５ａ・・・５のクランプ
面、５ｂ・・・第２テーパ面、５Ｃ・・・５のフランジ
、６・・・係合部材、６ａ・・・第１デーパ面、７・・
・ばね、８・・・押え板、９・・・硬球、１０・・・ロ
ッド、 １１・・・光学ピックアップ、１２・・・止め輪、ＤＩ
、Ｄ２・・・ディスク、’ｌ＋　ｒ２・・・ディスク中
心孔の半径、Ｌｌ、Ｌ２・・・リードイン位置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 小なる中心孔を有する第１のディスク中心孔に当接する
   第１のテーパ面を有するばねで弾性支持された係合部材
   と、人なる中心孔を有する第２のディスク中心孔に当接
   する第２のテーパ面を有するディスククランプ部材と、
   回転中心部に前記第１テーパ面が埋没可能な四部を有す
   るターンテーブルとを設け、前記率なる中心孔を有する
   第１のディスクが載置された場合は前記第１テーパ面で
   ディスクの中心位置決めをし、前記クランプ部材でディ
   スクを前記ターンテーブルにクランプし、前記穴なる中
   心孔を有する第２のディスクが載置された場合は前記第
   １テーパ而は前記ターンテーブルの凹部に埋没し、第２
   テーパ面でディスクを前記ターンテーブルにクランプし
   、小なるディスク中心孔および人なる中心孔を有するい
   ずれのディスクが載置されても前記クランプ部材のクラ
   ンプシャフトの下端凹部が対向する前記ターンテーブル
   のスピンドルシャフトの凸部に嵌入されて前記第１ある
   いは第２のディスクをクランプする事を特徴としたディ
   スククランプ装置。