JPS60247805A - 音声信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音声信号記録再生装置に係り、特に既存のヘリ
カルスキャンニング方式磁気記録再生装置（ＶＴＲ）を
使用し、その回転ヘッドにより音声信号を記録媒体に船
縁し再生する音声信号記録再生装置に関する。

従来の技術 ヘリカルスキャンニング方式磁気記録再生装置（ＶＴＲ
）においては、回転ドラム等の回転体に等角度間隔で複
数個、例えば２個の回転ヘッドを取付り、この回転体に
例えば１８０°強の角度範囲に亘って磁気テープを添接
呑口しつつ走行せしめ、その磁気テープ上に映像信号を
回転ヘッドにより記録し、音声信号は磁気テープ走行経
路の途中に設けられた固定ヘッドにより記録し、また再
生時には回転ヘッドにより映像信号を再生すると共に固
定ヘッドにより音声信号を再生することは周知の通りで
ある。

一方、ＶＴＲの記録再生時間は近年長時間化の傾向にあ
り、磁気テープの走行速度はそれに伴って低速化の傾向
にある。また音声信号はより高品質で再生されることが
望まれている。しかるに、音声信号は固定ヘッドにより
磁気テープ上に記録。

再生されるからテープヘッド間相対線速度が低く、磁気
テープの走行速度を遅くすると、回転ヘッドにより記録
、再生される映像信号の周波数特性に比し、音声信号の
周波数特性がより大幅に劣化してしまい、高品質な音声
信号の記録再生ができなかった。

他方、ＶＴＲは現行のオーディオテープレコーダの連続
最長記録時間６０分くオーディオテープカセット使用の
場合）、又は９０分くオープンリールテープ使用の場合
）に比し、例えば８時間というはるかに長時間の連続記
録及び再生ができる。

このため、従来より音声信号を高品質で、しかも長時間
連続して記録するために、ＶＴＲの回転ヘッドにより音
声信号を磁気テープに記録することが行なわれていた。

ここで、ＶＴＲは本来、複合映像信号を回転ヘッドによ
り磁気テープ上に記録し、これを再生する装置であるか
ら、記録時はへラドサーボ回路の位相制御系に、記録す
べき複合映像信号中の垂直同期信号を分離抽出した後１
／２分周して得た方形波を供給する構成とされており、
また再生時には上記方形波がコントロールパルスとして
記録されているコントロールトラックから再生コントロ
ールパルスを取り出してサーボ回路に供給する構成とき
れていた。しかるに、音声信号を回転ヘッドにより磁気
テープ上に記録する上記の場合は、音声信号には水平及
び垂直の各同期信号は全く存在しないから、−Ｖ記す−
ボ回路に供給されるべき信号を生成することができず、
よってサーボがかからないため、そのままでは音声信号
を回転ヘッドにより記録することができず、また再生も
することができない。

そこで、従来は第１の方法としてはＶＴＲの外部音声入
力端子に、目的とｉる音声信号を供給覆る一方、外部映
像入力端子にテレビジョンチューナより上記音声信号と
は無関係の複合映像信号のみを供給することにより、サ
ーボ回路にはこの外部入力複合映像信号中の垂直同期信
号から生成した信号を用いてサーボをかけるか、若しく
は音声信号専用としてサーボ回路を外部信号とは分離し
、内部発振器によってサーボのみを制御し、これにより
目的とＪる音声信号を回転ヘッドにより磁気テープ上に
記録するようにしていた。

また従来の第２の方法としては、音声信号を所定の信号
形態に変換した後、複合映像信号に周波数分割多重して
映像信号記録再生用回転ヘッドにより磁気テープに記録
しこれを再生するか、又は音声信号及び複合映像信号を
夫々所定の信号形態に変換した後、夫々専用の回転ヘッ
ドで時間差をもって磁気テープ上に記録し、音声信号は
磁気テープの磁性層の主として深層部分に記録し、複合
映像信号は磁忰層の主どして表層部分′に記録する方法
であり、サーボは複合映像信号中の複合同期信号により
か（ｊるという方法である。

これらの従来の記録再生方法によれば、音声信号は回転
ヘッドによりテープ・ヘッド間相対線速度の高い磁気テ
ープ上に記録され、また再生されるから、固定ヘッドに
Ｊ、り音声信号を磁気テープに記録、再生する場合に比
し、はるかに高品質で記録、再生づ−ることができる。

発明が解決しようと覆る問題点 しかるに、上記の従来の第１の音声信号記録再生方法は
、ＶＴＲの外部映像入力端子にテレビジョン放送信号か
ら得た複合映像信号を供給するようにしているから、テ
レビジョン放送が行なわれていない時間帯やテレビジョ
ン放送信号を受信することができない地域などでは、Ｖ
ＴＲのサーボがかからず、このため回転ヘッドにより音
声信号を記録することができないという問題点があった
。

また、テレビジョン放送信号を受イ５することかできた
としても、このテレビジョン放送信号から得られる複合
映像信号は、記録すべき音声信号とは全く関係がないた
め、例えば複合映像信号の映像情報がコマーシャル等に
切換ねった時点では、垂直同期信号位相が乱れるため、
その時にサーボ回路の動作が不安定となるという問題点
があった。

また、従来の第２の音声信号記録再生方法は、上記の問
題点はない反面、既存のＶＴＲに変更を加える必要があ
り、既存のＶＴＲをそのまま利用して音声信号を記録再
生することができないという問題点があった。

そこで、本発明は互いに垂直同期信号期間以上の時間差
を有する第１及び第２の記録用音声信号を変調した信号
に、少なくとも垂直同期信号を１−げ替えて付加した合
成信号をＶＴＲに外部入力映像信号として供給し、再生
時は上記の合成信号を復調器、遅延回路及び分離された
垂直同期信号を基にスイッチングされるスイッチ回路を
用いてもとの音声信号に復調することににす、上記の問
題点を解決した音声信号記録再生装置を提供覆ることを
目的とする。

問題点を解決づるための手段及び作用 本発明、は、ヘリカルスキャンニング方式の記録再生装
置に接籍されており、記８づべぎ音声信号を互いに帯域
が異なる所要の信号形態に変換し、かつ、相対的に垂直
同期信号期間以上の時間差を有づる第１及び第２の記録
用音声信号を生成する回路と、該第１及び第２の記録用
音声信号を夫々周波数分割多重する加算回路と、該加算
回路の出力信号の少なくとも前記垂直同期信号に相当す
る期間に、別途生成した同期信号をづげ８えて付加し、
これにより得た合成信号を外部入力映像信号として前記
ヘリカルスキャンニング方式の記録再生装置の回転ヘッ
ドの記録系に供給する同期信号付加手段と、前記回転ヘ
ッドにより再生された後該記録再生装置の再生系を通し
て取り出された上記合成信号から、前記第１の記録用音
声信号とこれよりも記録時に前記時間差分だけ遅延され
ている前記第２の記録用音声信号とを周波数分離・復調
し、第１の記録用音声１３号を前記時間差分だけ遅延さ
せるか再生出力を該時間差分だけ遅延させ、遅延前後の
信号を各々所望の帯域に制限し、復調することにより、
時間差を補正された第１及び第２の再生音声信号を得る
再生回路手段と、第１及び第２の再生音声信号が供給さ
れ、再生された上記合成信号中から弁分離した前記同期
信号に基づいて生成したスイッチングパルスにより、少
なくとも該再生合成信号の前記同期信号存在期間を含む
期間は第１の再生音声信号を選択出力すると共に該期間
以外の期間は第２の再生音声信号を選択出力するスイッ
チ回路手段とより構成することにより、既存のヘリカル
スキャンニング方式記録再生装置を何ら変更することな
く、またテレビジョン放送信号を何ら受信する必要イｊ
く、音声信号を高品質に記録し、再生づることかできる
ようにしたものであり、以下その各実施例について図面
と共に説明づ′る。

実施例 第１図は本梵明装冒の記録系の第１実施例を示り。前記
したように、ＶＴＲのへラドサーボ回路の位相制御系に
は、記録すべき複合映像信号中の垂直同期信号の例えば
１／２分周出力゛信号が供給記録するためには、少なく
とも垂直同期信号に相当する周期信号を付加すると共に
、その付加期間には音声信号を記録しない方が良い。

第１図において、入力端子１．２には夫々右。

左の各チャンネルの音声信号が各別に入来する。

右チＡ７ンネル音声信号は周波数変調器３ａに供給され
る一方、遅延回路４ａに供給され、ここで少なくとも垂
直同期信号以外以にの一定期間（例えば第２図（Δ）に
Ｖ、ＢＬＫで示づ垂的ブランー１ング期間よりもやや長
い時間）τだけ遅延された後、周波数変調器５ａに供給
される。従って、周波数変調器３ａに第２図（Ｂ）に示
り−如き入力端子１より右チヤンネル音声信号が入来し
、一方、この入力音声信号よりも時間τだり遅れた、第
２図（Ｃ）に示づ右チヤンネル音声信号が周波数変調器
３ａとは搬送波の異なった周波数変調器５ａに供給され
る。これにより、周波数変調器３ａ及び５ａからは、豆
いに帯域が異なる、例えば第３図にＩ、ＩＩで示Ｊ如き
周波数スペクトラムの第１及び第２の被周波数変調右チ
ヤンネル音声信号（ＦＭ音声信号）が取り出されて加算
回路６に供給される。

同様に、左チＡ７ンネル音声信号も、第１図に示す周波
数変調器３ｂ　、５ｂ及び遅延回路４ｂよりなる回路に
より、第３図にＩ［Ｉ、！Ｖで示す如き第１及び第２の
被周波数変調左チヤンネル音声信号に変換された後、加
算回路６に供給される。ここで、遅延回路４ｂの匠延時
間は「延回路４ａのそれと同一であるが、周波数変調器
３ｂ及び５　ｂの人々の搬送波は互いに異なり、かつ、
周波数変調器３ａ及び５ａの搬送波とも異なる周波数値
に選定されている。なお、第３図中、ｆＳｃは色副搬送
波周波数を示づ−６ このようにして、加算回路６に供給された第３図にＩ−
ＩＶで示す周波数スペクトラムの４種のＦＭ音声信号は
、ここで周波数分割多重された後垂直同期信号発生器９
の出力に基づいて動作づるゲート回路７に供給され、こ
こで第２図（１つ〉にｄ＋、ｄ２で示づ如く、垂直ブラ
ンキング明間に対応する期間、信号の通過を阻止される
と共に、その期間は所定の一定レベルとされ、上記以外
の期間はゲート回路７を通過して加算回路８に供給され
る１゜ 加算回路８は垂直同期信号発生器９により発生された、
複合映像信号中の垂直同期信号と同一周波数、同一波形
の垂直同期信号と、上記ゲート回路７の出力信号との加
算を行ない、第２図（Ｅ）に示づ如く、垂直同期信号ｅ
ｌ、０２が付加された周波数分割多重信号（合成信号）
を発生し、この合成信号を出力端子１０を介してヘリカ
ルスキャンニング方式ＶＴＲ（図示せず）の外部映像信
号入力端子に供給する。ＶＴＲはその外部映像信号パノ
Ｊ端子に入来した第２図（Ｅ）に示す信号を、周知の映
像信号記録回路を通して回転ヘッドに供給し、これによ
り磁気テープ−Ｆに傾斜トラックを形成して記録Ｊる。

なお、遅延回路４ａ及び４ｂは後述する如く、垂直ブラ
ンキング期間の情報が欠落するのを防ぐために設（ブら
れている。この遅延回路４ａ及び４ｂとしては狭帯域（
音声帯域の数倍程度）の回路を使用することができるが
、広帯域の「延回路を使用できる場合は、第４図に示す
第２実施例の構成とすることができる。同図中、第１図
と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。第４図中、周波数変調器５ａ　、５ｂの入力側。

の遅延回路４ａ、４ｂの代りに、周波数変調器５ａ　、
５ｂの２種のＦＭ音声信号を加算回路１１で加算しで得
た信号をτだしり遅延覆る単一の広帯域の遅延回路１２
が設けられており、その遅延出力信号は加算回路６に供
給される。加算回路１３の出力信号は出力端子１３を介
して第１図のゲート回路７に供給される。

次に再生系の動作につき説明するに、第５図は本発明装
置の再生系の第１実施例のブロック系統図を示η。同図
中、入力端子１５には再生合成信号（第１図の加算回路
８の出力信号と同等の信号）が入来する。この再生合成
信号は前記ＶＴＲの回転ヘッドにより、磁気テープ上の
傾斜トラックから再生された信号を、公知のＶ　’Ｔ−
Ｒ−の肯生糸を通して得た再生信号であり、例えばＶＴ
Ｒの外部映像信号出力端子より取り出される。この再生
合成信号は同期分離回路１６に供給され、ここで垂直同
期信号と他の信号とが分離され、垂直同期信号はスイツ
ヂングパルス発生器１７に供給され、垂直同期信号以外
の第６図（Ｂ）に承り如き信号はフィルタ回路１８に供
給される。このフィルタ回路１８の入力信号には、第６
図（Ａ）に示す垂直ブランキング期間Ｖ、ＢＬＫに対応
する期間にはＦＭ音声信号は存在しない。

フィルタ回路１８の入力再生信号は、第３図に示した帯
域■〜ＩＶの４種のＦＭ音声信号の周波数分子ｈｌ多重
信号であり、フィルタ回路１８はこれら４種のＦＭ音声
信号を周波数選択して、例えば第１の右ｔヤンネルＦＭ
音声信号を１Ｍ復調器１９へ出力し、第１の左チャンネ
ルＦＭ音声信号を１Ｍ復調器２０へ出力し、第１の右チ
ャンネルＦＭ音声信号及び第１の左チャンネルＦＭ音声
信号に対してτだけ記録時に遅延されて記録された第２
の右チャンネルＦＭ音声信号及び第２の左チλ７ンネル
ＦＭ音声信号をＦＭ復調器２１及び２２に別々に出力す
る。

１Ｍ復調器１９．．２０より取り出された記録時に遅延
されていない復調音声信号は、遅延回路２３．２４によ
り時間τだけ遅延された後、スイッチ回路２５．２６の
端子２５ａ　、２６ａに供給される。またＦＭ復調器２
１．２２より取り出された記録時に遅延されている復調
音声信号はスイッチ回路２５．２６の端子２５ｂ、２６
ｂに供給される。いま、１Ｍ復調器１９．２１の人力Ｆ
　Ｍ音声信号を第６図（Ｃ）、（Ｄ）に示し、１Ｍ復調
器１９の出力復調音声信号を同図（Ｅ）に示すものとす
ると、遅延回路２３の出力音声信号は同図（Ｆ）に示す
如くになる。また、ＦＭ復調器２１より取り出された、
記録時に時間τだけ遅延されている復調音声信号は、第
６図（Ｇ）に示す如き波形となる。これにより、同図（
Ｆ）、（Ｇ）の信号は同時刻のものとなる。

スイッチ回路２５及び２６は夫々スイッチングパルス発
生器１７よりの第６図（（）′に示す如きスイッチング
パルスにより、例えばそのハイレベル期間は端子２５ｂ
、２６ｂ側に接続され、ローレベル期間は端子２５ａ、
２６ａ側に切換接続せしめられる構成とされている。こ
のスイッチングパルスの立下りエツジの時刻をｔａ、立
上りエツジの時刻をｔｂとし、また垂直ブランキングの
開始時刻をｔｏ、終了時刻をｔＢ　Ｌとし、更に垂直走
査期間をＴｖとすると、上記の時刻ｔａ、　ｔｂは次の
不等式を満足するようにされでいる。

ｔＢＬ−１−ｖ　−１−ｒ≦ｔａ≦ｔｏ　’　（１）ｔ
Ｂ　Ｌ　≦ｔｂ≦ｔｏ＋τ　■ これにより、スイッチ回路２５の共通端子からは第６図
（Ｈ）に示す如き信号が右チャンネルの復調音声信号と
して取り出され、出力端子２７へ出力される。この出力
復調音声信号は第６図（ト１＞かうわかるように、垂直
ブラン４ング期間を含むｔａ〜ｔｂなる期間は同図（Ｆ
）に示１′遅延回路２３の出力音声信号にすげ替えられ
、それ以外の期間は同図（Ｇ）に示すＦＭ復調器２１の
出力音声信号がそのまま選択出力された波形であり、垂
直ブランキング期間対応期間の信号欠落は生じ４【い。

同様にして、スイッチ回路２６の共通端子からも左チャ
ンネルの復調音声信号が取り出されて出力端子２８へ出
力される。このように１ノで、ＶＴＲに何の変更を加え
ることなく、ＶＴＲの回転ヘッドにより音声信号を記録
再生させることができる。なお、第６図（Ｅ）〜（Ｇ）
中、破線部分の波形は１Ｍ復調器１９．２１に垂直ブラ
ンキング期間の直流レベルが供給されたときの復調波形
で、ノイズの如くになるがその図示は省略したく後述の
第１０図（Ｂ）、（Ｃ＞、（Ｆ）、（Ｇ）も同様）。こ
のノイズは前記した如くスイッチ回路２５．２６か°ら
は選択出力されることはない。

第７図は本発明装置の再生系の第２実施例のブロック系
統図を示し、第５図と同一構成部分には同一符号を付し
、その説明を省略する。第１実施例のＲ延回路２３．２
４は狭帯域（音声帯域の数倍程度）のもので充分であっ
たが、本実施例は遅延回路として広帯域の遅延回路２９
をただ１つ使用した点に特徴を有する。遅延回路２′９
により遅延された再生信号はフィルタ回路３０を通して
１Ｍ復調器１９及び２０に夫々供給される。一方、同期
分離回路１６の出力信号はフィルタ回路３１にも供給さ
れ、ここで記録時に遅延されている２種の第２のＦＭ音
声信号が分離−波された後、ＦＭ復調器２１．２２に供
給される。

ところで、以上の説明は垂直同期信号を記録時に音声信
号に付加して記録する場合の各実施例についてであるが
、水平同期信号も将来リーボその他に使われる可能性が
あるので、水平同期信号も伝送するようにしてもよい。

第８図及び第９図は夫々水平同期信号も伝送する場合の
本発明装置の記録系及び再生系の第３実施例のブロック
系統図を夫々示す。第８図において、入力端子３３に入
来した記録すべき音声信号は遅延回路３４．３５及び周
一波数変調器３６に夫々供給される。遅延回路３５によ
り水平同期信号期間以上の一定の期間τＨＮ延された入
力音声信号は周波数変調器３７に供給される。また、遅
延回路３４により垂直同期信号期間以上の一定の期間τ
Ｖ遅延された入力音声信号は周波数変調器３９に供給さ
れる一方、遅延回路３８により上記期間ＴＨ遅（延され
た後周波数変調器４０に供給される。

周一波数変調器３６，３７．３９及び４０は夫々互いに
異なる帯域のＦＭ音声信号を発生して加算回路４１に供
給覆る。加算回路４１は周波数変調器３６よりの遅延さ
れていない第１のＦＭ音声信号と、周波数変調器３７よ
りのｒ　ｌ−１遅延された第２のＦＭ音声信号と、周波
数変調器３つよりのτｖＭ延さ、れた第３のＦＭ音声信
号と、周波数変調器４０よりのτＶ＋τＨ遅延された第
４のＦＭ音声信号とを夫々周波数分割多重して、その多
重信号をゲート回路４２に供給づる。グー１〜回路７１
２は水平、垂直の各同期信号期間部分部−１−の区間の
伝゛送を阻止すると共に所定の直流レベルを送出し、そ
れ以外の期間（映像期間など）では上記入力多重信号を
そのまま通過出力する。

゛加、算回路４３はグー１〜回路４２の出力信号に複合
同期信号発生器４４より、の複合同期信号を（＝ｊ加・
して＼複合映像信号の映像期間の信号゛が前記加貞回路
４１の出力多重信号にづげ替えられｌこような合成信号
を生成し、この合成信号を出）ｊ端子４５を介して既存
のＶＴＲの外部映像信号入力端子に映像信号として印加
する。これにより、前記各実施例と同様にしＵＦＭＦＭ
音声信号転ヘッドにより磁気テープ」二に記録される。

次に再生系の動作について説明するに、第９図において
、入力端子４６には回転ヘッドにより再生された後、Ｖ
ＴＲの再生系を通して冑た第１０図（△）に示ず如き再
生合成信号ａが入来する。

この再生合成信号ａは同期分離回路４７によりその複合
同期信号と前記多重信号とに夫々分離され、複合同期信
号はスイッチングパルス発生器４８に供給される一方、
多重信号はフィルタ回路４９に供給される。フィルタ回
路４９は周波数選択を行ない、前記第１のＦＭ音声信号
の再生信号をＦＭ復調器５０へ選択出力し、またこれと
同時に、前記第２．第３及び第４のＦＭ音声信号の再生
信号をＦＭ復調器５１．５２及び５３へ夫々選択出力す
る。

ＦＭ復調器５０．５２の各出力復調音声信号は、前記期
間τＨの遅延時間を持つ遅延回路５４゜５５を通してス
イッチ回路５６．５７の端子５６ａ。

５７ａに夫々供給される。一方、ＦＭ復調器５１゜５３
の各出力復調音声信号はスイッチ回路５Ｇ。

５７の端子５６ｂ、５７ｂに供給される。ここで、遅延
回路５４の出力復調音声信号は現時刻に対しててＨなる
時間遅延された音声信号で、第１０図（Ｂ）にｂで示す
如ぎ波形をしているものとする。

またＦＭ復調器５１の出力復調音声信号は記録時にてト
（なる時間遅延された復調音声信号で、例えば第１０図
（Ｃ）にＣで示す如き波形をしている。

一方、スイッチ回路５６及び５７には夫々スイッチング
パルス発生器４８より第１０図（Ｄ）に示す如きスイッ
チングパルスｄが印加され、そのハイレベル期間は端子
５６ａ、５７ａの入力信号を選択出力し、そのローレベ
ル期間は端子５６ｆｔ。

５７ｂの入力信号を選択出力するようにスイッチング制
御される。このスイッチングパルスｄの立上りエツジの
時刻をｔａＬｌ、立下り工・ツ′ジの時刻をｔｂ＋−＋
とじ、また水平ブランキング期間の開始時刻をｔｏ＋−
＋、終了時刻をｔＨＢＬどし、更に水平走査期間をＴＨ
とすると、上記の時刻ｔａＨ，ｊｌｌ＋−＋は次の不等
式を満足覆るようにされている。

ｔｌ−＋　ｓ　Ｌ　−Ｔｌ−１＋ｒ＋−＋　≦　ｔａ　
Ｈ≦　ｆｏ　ＨＣすｔｌ−ＩＢＬ≦ｔ　ｂ　１４≦　ｔ
ＯＨ−１−τ［」（４） ただし、［＋−＋ｓＬ＞ｔｏＨである。

これにより、スイッチ回路５６のバ通端子からはτＨな
る遅延時間が付与され、かつ、第１０図（Ｆ）に示す如
く時分割多重された復調音声信号ｅが選択出力されて遅
延回路５８に供給され、ここで更に前記遅延時間τＶを
付与されて同図（Ｆ）に示す如き復調音声信号ｆどされ
た後スイッチ回路５つの端子５９ａに供給される。なお
、第１０図（Ａ）〜（［）に示す波形の時間軸と、第１
０図（Ｆ）〜（１）に示ず波形の時間軸とは、図示の便
宜上界ならせである。

他方、スイッチ回路５７よりの共通端子からは上記ど同
様にしてスイッチング制御されて、τＶ＋τ１（なる遅
延時間が付与され、かつ、第１０図（Ｇ）に示す如く時
分割多重された復調音声信号Ｑが選択出力されてスイッ
チ回路５つの端子５９ｂに供給される。スイッチ回路５
つはスイッチングパルス発生器４８により発生された第
１０図（Ｈ）に示づ如きスイッチングパルス１１により
、例えばそのハイレベル期間は端子５９ａの入力信号ｆ
を選択出力し、そのローレベル期間は端子５９ｂの入力
信号９を選択出力づるようスイッチング制御される。こ
こで、スイッチングパルスｈの立」−り。

立下りの各エツジ時刻ｔａｖ、　ｔｂｙを前記（１）、
（２）式のｔａ、’ｔｂとし、垂直ブランキング期間の
開始、終了の各時刻ｂ）ｖ、ｊｖＢＬを前記（１）、　
（２）式のｔｏ、ｔａシどづ−ると、ｔａ、　ｔｂ、リ
ーなわら、ｔａｙ　。

ｔｂｖは（１）、（２）式をｍ　５ｉｉ　１’るように
選定されている。

この結果、スイッチ回路５９は第１０図（１）に示す如
く、τＨ＋τＶなる遅延時間が（＝Ｊ与されｌこ時分割
多重信号１を再生復調音戸ｉ信号として出力端子６０へ
出力する。この再生復調音声イハ号ｉは原音声信号と略
同−である。

なお、上記の方法は遅延回路３４．５８の遅延時間をτ
Ｈ９遅延回路３５．３８．５４．５５の遅延時間をτＶ
としても同様の効果を得る。

本実施例の場合もＶＴＲに何の変更も加えることなく、
ワウ・フラッタの少ない、周波数時ｆ！ｌの良い高品質
な音声信号の記録再生かできる。

なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば変調形式は周波数変調を使用したが、位相変調
や振幅変調、直交二相変調など他の変調形式でもよい。

なお、直交二相変調の場合、変調器２の周波数分離回路
の一部又は全部が同期検波回路で代替できる。また、音
声信号の伝送チャンネルは２チヤンネル又は１チヤンネ
ルに限られるものではない。更に本発明装置をＶ　Ｔ　
Ｒの内部に一体的に組込むことも可能である。

発明の効果 上述の如く、本発明によれば、既存のＶＴＲに何等変更
を加えることなく、音声信号を回転ヘッドにより記録再
生することができ、よってワウ・フラッタの少ない、周
波数特性の良い高品質な音声信号の記録再生かでき、既
存のＶＴＲをそのまま使用Ｊることができ、またテレビ
ジョン放送信号を利用していないから、！′ｌｌ視聴地
域ヤ）テレビジョン放送を行なっていない時間帯でもこ
れらに全く関係なく任意に音声信号の高品質で長時間の
記録再生ができる等の特長を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の記録系の第１実施例を示ケブロッ
ク系統図、第２図は第１図図示ブロック系統の動作説明
用の信号波形等を承り図、第３図は本発明装置の記録Ｆ
Ｍ信号の周波数スペクトラムの一例を示す図、第４図は
本発明装置の記録系の第２実施例の要部を示すブロック
系統図、第５図、第７図及び第９図は夫々本発明装置の
再生系の各実施例を示すブロック系統図、第６図は第５
図図示ブロック系統の動作説明用の信号波形等を示す図
、第８図は本発明装置の記録系の第３実施例を示すブロ
ック系統図、第１０図は第９図図示ブロック系統の動作
説明用信号波形図である。 １．２−・・音声信号入力端子、３ａ、、　Ｇｂ　、　
５ａ　。 ５ｂ　、　３６〜４０・・・周波数変調器、／ｌａ、４
ｂ。 １２・・・Ｒ延回路、６．８．１１・・・加算回路、７
゜４２・・・ゲート回路、９・・・手直同期信号発生器
、１０．４５・・・合成信号出力端子、１５・・・再’
Ｊ−合成信号入力端子、１６．４７・・・同期分離回路
、１７゜４８・・・スイッチングパルス発生回路、１８
，３０゜３１．４９・・・フィルタ回路、１９〜２２．
５０へ−５３・・・ＦＭ復調器、２３．２４，２９．３
４゜３５．３８，５４．５！５．５８・・・遅延回路、
２５゜２６．５’６，５７．５９・・・スイッチ回路、
２７゜２８’、６０・・・再生音声信号出力端子、４４
・・・複合同期信号発生器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 走行する記録媒体に複合映像信号を回転ヘッドにより記
   録し、これを再生する既存のヘリカルスキャンニング方
   式の記録再生装置の外部又は内部に接続されており、記
   録すべき音り信号を互いに帯域が異なる所要の信号形態
   に変換し、かつ、相対的に−Ｆ記複合映像信号の垂直同
   期信号期間以上の時間差を右Ｊる第１及び第２の記録用
   音声信号を生成覆る回路と、該第１及び第２の記録用音
   声信号を夫々周波数分割多重する加算回路と、該加算回
   路の出力信号の少なくとも前記垂直同期信号に相当する
   期間に、別途生成した同期信号をすげ替えて付加し、こ
   れににり得た合成信号を外部人力映慟信号として前記ヘ
   リカルスキ曳７ンニング方式の記録再生装置の回転ヘッ
   ドの記録系に供給する同期信号付加手段と、前記記録媒
   体から前記回転ヘッドにより再生された後該記録再生装
   置の再生系を通して取り出された上記合成信号から、前
   記第１の記録用音声信号とこれよりも記録時に前記時間
   差分だり遅延されている前記第２の記録用音声信号とを
   周波数分離・復調し、該第１の記録用音声信号を前記時
   間差分だけ遅延させるか再生出力を該時間差分だ【ノ遅
   延させ、ｄ折曲後の信号を各々所望の帯域に制限し、復
   調覆ることにより該時間差を補正された第１及び第２の
   再生音声信号を得る再生回路手段と、該第１及び第２の
   再生音声信号が供給され、再生された」二記合成信号中
   から弁別分離した前記同期信号に基づいて生成したスイ
   ッチングパルスにより、少なく′ども該再生合成信号の
   前記同期信号存在期間を含む期間は該第１の再生音声信
   号を選択出力すると共に該期間以外の期間は該第２の再
   生音声信号を選択出力するスイッチ回路手段とより構成
   したことを特徴とする音声信号記録再生装置。