JPS60247560A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPS60247560A
JPS60247560A JP10419484A JP10419484A JPS60247560A JP S60247560 A JPS60247560 A JP S60247560A JP 10419484 A JP10419484 A JP 10419484A JP 10419484 A JP10419484 A JP 10419484A JP S60247560 A JPS60247560 A JP S60247560A
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ink
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tank
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Akira Katayama
昭 片山
Makoto Takaoka
真琴 高岡
Hiroo Hitotsubashi
一橋 浩夫
Taku Nakamura
卓 中村
Shunichi Uzawa
鵜沢 俊一
Shigeru Yoshimura
茂 吉村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/34Bodily-changeable print heads or carriages

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明はインクジェット記録装置の記録ヘッド取付装置
に関するものである。
[従来技術] 一般に、記録紙に対してくンクを射出する記録ヘッドを
備えたインクジェット記録装置においては、正確な記録
状態を実現するために記録ヘッドの取付けが精度高く行
われる必要がある。特に、記録紙の幅方向に複数の記録
ヘッドを有するインクジェット記録装置にあっては、そ
れぞれの記録ヘッドの僅かな取付誤差のために記録画像
に乱れが生ずるので、各々の記録ヘッドを精度高く取付
けることがさらに強く要望される。
[目的] 本発明は、かかる点に鑑み、記録紙の記録面に直交する
方向、記録紙の幅方向および両方向に直交する方向にお
いて記録ヘッドを正確かつ容易に[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
主要部の構成の一例を示す。すなわち、本実施例におい
ては、本発明を、例えば、4色のカラーインクジェ・ン
トプリンタに適用するものとし、そのインクジェットプ
リンタは記録紙の幅方向に複数の印字ヘッドを有し、オ
ンデマンド方式にて印字を行うものとする。
第1図において、2は例えばアルミニウムから成るユニ
ットプレートであり、このユニットプレート2の表裏両
面に、記録紙の記録領域の全幅にわたってそれぞれ7個
のヘッドエレメント4を設ける。個々のヘッドエレメン
ト4は、記録紙に対向して、その幅方向に128本のイ
ンク吐出ノズルを有する。それらのヘッドエレメント4
をユニットプレート2の両面に適切に配設して、ユニッ
トプレート2の表側に配設されたヘッドエレメント4の
ノズルによる記録領域と裏側に配設されたヘッドエレメ
ント4のノズルによる記録領域とが、記録紙の幅方向に
重複せずに1ラインの記録を行うことができるようにす
る。すなわち、記録に際しては、まず裏側のヘッドエレ
メント4を駆動して記録を行い、七の記録が行われた部
分が記録紙の移動に伴って表側のヘッドに対向したとき
に表側のヘッドエレメント4を駆動することにより、l
ラインの記録を行うことができる。
6はディストリビュータ部であり、例えば本願人にシリ
特願昭58−244138号に開示されたものを用いる
ことができる。このディストリビュータ6は、供給管8
Aを介してヘッドエレメント4にインク、を供給する往
路側のディストリビュータ8Aと、供給v’8Bを介し
てヘッドエレメント4からのインクを回収する復路側の
ディストリビュータ8Bとを有する。7はディストリビ
ュータ6と供給管8とを接続するジせインド(以下、D
−Tジヨイントとする)であり、例えば本願人により特
願昭58−244132号に開示されたものを用いるこ
とができる。これら各部を所定のインク1色に関連する
ヘッドユニッ)10とし、本実施例においてはこのヘッ
ドユニット10をインクの色数に対応して4個備える。
20はマザーボード、22はユニットプレート2を案内
しつつマザーボード20に対してヘッドユニッ)10を
装着するガイド部材である。
30はインクを貯留し、ヘッドエレメント4に対するイ
ンク供給源としての第1タンクであり、マザーボード2
0に関してヘッドユニット10とは反対側に設ける。4
0はインクのカートリッジタンクとしての第2タンクで
あり、マザーボード20に配設したガイド部材24によ
り案内して、マザーボード20に装着できるようにする
。第1タンク30は液面センサを有し、この液面センサ
により第1タンク30内のインク量が所定量以下となっ
たことが検出された場合に、第2タンク40から第1タ
ンク30にインクを供給するようにする。32および3
4は第1タンク30のアーム部分であり、アーム部分3
2には電磁弁等の開閉手段50および52を取付け、ア
ーム部分34には電磁弁等の開閉手段54およびポンプ
58を取付ける。なお、開閉手段50.52および54
としては、電磁弁のほか、開閉絞り、ゲートバルブ等を
用いることができる。
電磁弁50は、アーム部分32に形成した第1タンク3
0内のインク貯留部分に至る管路60と、マザーボード
20を介してディストリビュータ6Aに至る接合部(以
下、D−■ジヨイントとする)70とを接続する弁部5
0Aを有し、ソレノイド50Bの付勢に応じて開となり
、インクの流路を形成するようにする。電磁弁52は第
1タンク30内の気室と外気とを接続する弁部52Aを
有し、ソレノイド52Bの付勢に応じて開となり、第1
タンク30内の気室を大気に開放する。なお、例えば、
弁部52Aの大気、側には防塵フィルタ53を設けるこ
ともできる。
電磁弁54は、アーム部分34に形成され、ポンプ5B
に至る管路64および第2タンク40に至る管6Bを接
続した接合部72とマザーボードを貫通してディストリ
ビュータ6Bに至るD−vジヨイント74とを接続する
弁部54Aを有する。この弁部54Aは、ツレメイド5
4Bの付勢に応じて開となり、ポンプ5Gとディストリ
ビュータ6Bとの間のインクの流路を形成する。なお、
7Bは管66と第2タンク40とを接続するジヨイント
(以下、T−Cジヨイントとする)である。
ポンプ56は、弁部54に至る管路84と第1タンク3
0に至る管路88と逆止弁等の逆流防止手段を介して第
2タンクとに接続し、正方向および逆方向の運転に応じ
て、それぞれ、弁部54Aおよび第2タンク40から第
1タンク30へのインクの供給および弁部54Aへのイ
ンクの送出を行う。
これら各部30,40,50,52,54.58等をヘ
ッドユニッ)10に対するインク供給段とし、本実施例
においてはインクの色種類に応じて4段備える。なお、
第1図においては単に1段のみを示した。このインク供
給段は、上述のように、それらをD−Vジヨイント70
および74を介してヘッドユニット10と接続する。こ
の接続については後述する。
また、第1図において、80は図示しない制御部との】
ネクタであり、マザーボード20に取付ける。82はイ
ンタフェースボード、84はコネクタ80およびインタ
フェースボード82を介して制御部から供給される印字
制御信号をヘッドエレメント4等に伝達するフレキシブ
ル配線板である。300および400は、それぞれ、ユ
ニットプレート2に設けられ、インクを保温するための
ヒータおよびインク液温を検出するための液温センサで
ある。
さらに、500は、ノズル部の吐出回復等を行う際に図
示の位置に位置づけられてノズル部のキャッピングを行
うキャップ部である。このキャップ部500を、記録時
においては、例えば図中下方に位置づけ、吐出回復を行
う際には、例えば不図示の駆動手段により、ガイドレー
ルに沿って図示のように位置づければよい。
次に、第1タンク30に設ける液面測定装置につ°いて
述べる。
第2図(A)および(B)は、それぞれ、液面センサを
有する第1タンクの構成の一例を示す斜視図およびその
A−A 線断面図である0本実施例においては、第1タ
ンク30を、凹部36を有し、さらにその凹部から立上
る突出部37を設けた形状とする。突出部の外側壁面に
は1対のセンサ、例えば電極板38を対向させて配設し
、その極板間の静電容量を検出して第1タンク30内の
インク液面の高さまたはインクの有無を測定する。この
センサとしては、吐出部37を透明な部材で構成すれば
、フォトカプラを用いることもできる。
また、突出部内壁37A、すなわちセンサ38の隔壁3
7^を、センサ38の配設位置よりさらに下方に延在さ
せた形状とする。
このような隔壁37^の延在部分がないタンク30′の
ような構成では第3図(A)および(B)に示すように
、インク■の液面の低下に伴って、インクの表面張力に
より突出部37′の内壁のセンサ配設部分にインク液滴
が残留し、センサ38の誤検出が生じることになる。こ
れに対して、第2図示の構成によれば、突出部内壁37
Aのセンサ配設部分にはインク液適が残留せず、以て正
確なインク液面の減少検出を行うことができる。
また、第2図(A)に示すように、このセンサが第1タ
ンク30の中央付近に配設できるように凹部38および
突出部37を形成し、タンク3oが僅かに傾いている場
合でも正しい液面の高さを検出できるようにするのが好
適である。
第4図はヘッドユニットとインク供給段とから成るイン
ク供給系を模式的に示す。ここで、58は第2タンク4
0と管路66とを接続するT−Cジヨイント7Bに配設
した逆止弁であり、インクの流れを第2タンク40から
流出する方向のみに規制する。矢印FおよびRは、それ
ぞれ、ポンプ5θの正方向および逆方向の運転に応じた
インクの流れの方向を示す。また、■およびAは、それ
ぞれ、第1タンク30内の気室およびインク貯留部分を
示す。
このようにインク供給系を構成することにより、ポンプ
5Bの運転状態および弁50.52および54の開閉状
態を第1表に示すように適切に切換えれば、以下の各モ
ードにインク供給装置を設定することができる。
第 1 表 ここで、各モードとモードに応じたインクの流路とにつ
いて説明する。
(1)プリントモード 印字に必要なインクを第1タンク30側からヘッドエレ
メント4に供給する。なお1本実施例は、オンデマンド
方式のインクジェットプリンタに適用するので、印字に
際してインクに圧力をかけず、従ってポンプ5Bを駆動
しない。
このモードにおいては、ヘッド4からのインクの吐出に
応じ、インクは管60.弁50A。
D−■ジヨイント70、ディストリビュータ6Aおよび
供給管8Aを経て、ヘッド4に供給される。
(2)供給モード カートリッジタンク40から第1タンク30にインクを
供給するモードであり、このモードはインクジェットプ
リンタ使用開始時および第1タンク30内のインク量が
減少したときに用いることができる。
このモードでは、弁52Aが開、弁54Aが閉であり、
ポンプ56が正方向に運転されているので、インクは第
2タンク40から、逆止弁。
管64、ポンプ56および管681′経てF方向に流れ
て第1タンク30に供給され、第1タンク30内の液面
は上昇する。
(3)循環モード インクを循環させることにより、装置の初期使用時に各
ヘッド等にインクを供給するとき、またはヘッドまたは
供給路内の気泡を除去し、同時にそれらの内部のインク
をリフレッシュするときに用いるモードであり、インク
ジェットプリンタを長時間放置した場合等に設定する。
このモードでは、弁50,52.54はすべて開放され
、ポンプ5Gは逆方向に運転されるので、インクは、R
方向に第1タンク30、管68.ポンプ58、管64.
弁54A 、 D−Vジヨイント72、ディストリビュ
ータ6B1.管8B、ヘッド4.管8A、 D−Vジヨ
イント70、弁50At−IJ:び管80を経C第1タ
ンク30に還流する。ヘッド4または供給路中の気泡は
第1タンク30に捕集され、気室Aから弁52Aを経て
大気中に放出される。
(0加圧モード ヘッド4のノズルが乾燥した場合、あるいはノズルに目
詰まりが生じた場合に、インクに圧力をかけ、ノズルか
らインクを押し出してそれらを除去するモードである。
このモードでは、弁50Aが閉、弁52Aおよび54A
が開であり、ポンプ58は逆方向に運転されているので
、インクは、第1タンク3oから、R方向に管68、ポ
ンプ56、管84、弁54A 、 D−Vジヨイント7
2、ディストリビュータ6B、管8Bを経てヘッド4に
供給される。
(5)保存モード 第1タンク30内のインク蒸発、変質を防ぐとともに、
インク漏洩を防止するモードであり、インクジェットプ
リンタの非印字時、輸送時に用いる。
このモードでは弁50A 、52−および54Aを閉じ
、ポンプ58も停止しているので、供給路中にインクの
流れはなく、かつ装置からインクが漏洩することもな6
)。また、すべての弁が閉じられているので、周囲の大
気条件、例えば温度変化によりヘッド部分からタンク内
のインクが漏洩したり、供給路中に空気2塵埃等が混入
することもない。
次に、供給系をこれら各モードに設定する態様について
述べる。
第5図(、A)および(B)は、それぞれ、ポンプ駆動
モータへの印加電圧V[マoltl とポンプ吐出流量
Q [cc/5ecl との関係、および循環モードに
おいて、ポンプ吐出流量Q[cc/sec] とノズル
からの漏洩量りをQで除した値L/Q [%]との関係
を示す特性曲線図であり、これら特性は本願人が実験に
より確認したものである。へそこで、循環モードにおい
ては加圧モードよりポンプ駆動電圧Vを低く設定すれば
、インク漏洩量りを減少させることができる。
なお、第5図は温度を一定として得たものであるが、曲
線の傾きは温度に依存する粘度をパラメータとして変化
するあで、温度センサ400の出力を用いて、温度条件
に応じ駆動電圧Vを適切に設定することもできる。また
、加圧モードにおいても、ノズルからの流出量は、温度
条件に依存する粘度により変動するので、駆動電圧Vを
制御することにより、必要以上のインク流出を防止する
ようにすることができる。
第6図はモード設定を行うモード制御部の構成の一例を
示す、ここで、80はモード制御を行うコントローラで
あり、マイクロブ、ロセッサ形態のCPU、後述するモ
ード制御手順のほか、温度に応じた加圧モiド、循環モ
ードにおけるポンプ駆動電圧Vに係るテーブルを格納す
るROM等を有する。
82は気泡センサであり、供給路中の気泡の発生を検知
してその信号SSIをコントローラ80に伝達する。こ
の気泡センサ82は、例えば、供給管8Aを透明な部材
とし、その外側に設けた1対の光センサとすることがで
きる。
84は記録制御部であり、例えばヘッドの駆動制御部、
電源投入キー、プリント開始の指令キー。
加圧モード設定キー等を設けた操作部、表示部を有する
ものとすることができる。この記録制御部84は電源投
入キー、プリント開始キー、および加圧モード設定キー
の押下に応じて、それぞれ、信号PS1.PS2および
PS3をコントローラ80に供給する。また、コントロ
ーラ90は、信号PS3の入力に応じてキャップ部50
0を第1図示の位置に位置づけるようにすることもでき
る。
コントローラ90が発生する信号DSO,DS2および
[IS4は、それぞれ、ソレノイド50B、52Bおよ
び54Bの駆動信号であり、その信号に応じて、それぞ
れ弁50A、52Aおよび54Aが開となる。信号DS
8はポンプ5Bの駆動電圧信号であり、設定されたモー
ドや温度条件に応じてポンプ56が運転あるいは停止さ
れる。信号C8は記録制御部84への情報信号である。
第7図および第8図はモード制御手順の一例を示す、ま
ず、インクジェットプリンタの電源が投入されると、信
号PS1に応じ、ステップS1にて供給モードに・設定
する。供給モードでは、第8図中(A)に示すように、
まずステップ5A−1にて、信号DSO、DS2により
弁50A、52Aを開とし、信号OS4により弁54A
を閉とし、信号DS8によりポンプ5Bを正方向に運転
する。この運転に際しては、ポンプ56に対し、例えば
循環モード、加圧モードとは逆の極性の電圧を印加する
ことで行うことができる。次いでステップ5A−2にお
いて、信号SS2により第1タンク30内にインク残量
が十分あると判定した場合には第7図の手順に復帰し、
残量が不十分である場合には第2タンク40から第1タ
ンク30へのインク供給を続ける。ここで、このモード
に設定されてから一定時間経過しても液面センサ38に
より第1タンク30内のインク増加が検出されない場合
には、第2タンク40内のインク残量が無いとして、信
号線C5によりその旨の情報を記録制御部84に送出し
、表示させるようにしてもよい。
ステップS2においては、循環モードに設定する。この
循環モードでは、第8図(B)に示すように、まずステ
ップ5R−1にて、温度センサ400が発生する温度情
報信号SSOにより、その温度に対応した駆動電圧■を
ROMに展開した循環モードに係るテーブルから読出す
0次いで、ステップ5B−2にて、信号DSO、DS2
およびDS4により、弁50A、52Aおよび54Aを
すべて開とし、信号DS8によりポンプ56を逆転させ
る。この運転に際しては、例えば、温度に対応した駆動
電圧を印加することで行うことができる。さらにステッ
プ5B−3にて、信号SSIにより気泡があると判定さ
れた場合には循環・を続行させ、気泡が検知されない場
合には第7図の手順に復帰する。
ステップS3においては保存モードに設定する。
保存モードでは、第8図(D)に示すように、ステップ
SO−1にて信号DSO,DS2およびDS4により弁
5OA 、52Aおよび54Aをすべて閉とし、信号[
1lS6によりポンプ56を停止させ、第7図の手順に
復帰する; ステップS4においては、プリント開始の指令信号PS
2を待機し、その信号が供給されない場合には保存モー
ドを保持する。
ステップS5においては、信号SS2により第1タンク
30内のインク残量を検知し、残量が十分ある場合には
ステップS6に進み、ない場合にはステップS7の供給
モード(第7図(A))を経てステップS8に進む。
ステップS8においては、信号SSIにより気泡発生を
検知し、気泡がない場合にはステップS8に進み、ある
場合にはステップS8の循環モード(第7図(B))を
経てステップS8に進む。
ステップS8においては、信−I!Ps3により加圧ボ
タンの押下を検知し、押下がない場合にはステップSI
Oに進み、押下がある場合にはステップSllの加圧モ
ードに進む、加圧モードにおいては、第8図(C)に示
すように、まず、ステップ5O−1にて、温度情報SS
Oにより、その温度に対応した駆動電圧VをROMに展
開した加圧モードに係るテーブルから読出す0次いで、
ステップ5O−2にて、信号DSOにより弁50Aを閉
とし、信号[IS2.ll54により弁52A、54A
を開とし、信号Ds8によりポンプ58を″逆転させて
ヘッド4のノズルからインクを吐出し、ノズルの乾燥、
目詰まりを除去した後、第7図のステップS10に復帰
する。なお、この運転は、温度に対応した駆動電圧を印
加することで行うことができる。
ステップSIOにおいてはプリントモードに設定する。
プリントモードでは、第8図(E)に示すように、信号
DSO,DS2により弁50A、52Aを開とし、信号
O94により弁54Aを閉とし、信号DS8によりポン
プ56を停止させる。そしてイ)トローラ80は信号C
8によりプリントモードに設定した旨を記録制御部94
に伝達し、ステップ5E−2にて記録制御部84からの
信号PSlにより、所定量の記録が終了し〜た旨の情報
を待機する。プリントモードの終了後にはステップS3
に移行し、次の記録に備える。
次に、マザーボード20を介して弁54とディストリビ
ュータ8とを接続するD−vジヨイント74について説
明する。
第9図はこのような接続がなされる部材間の相対位置を
示す、ここで、ユニットプレート2に固定されたディス
トリビュータ8と、図示しない第2タンク40からポン
プ56に連なるインク通路に電磁弁54の弁部54Aを
装着した第1タンクのタンクアーム34とを、マザーボ
ード20を介して接続し、したがって、ディストリビュ
ータ6の接続部材185とタンクアーム34に取付けら
れた電磁弁54とは共にマザーボード20に保持された
状態でしかも双方の流路同士が接続されるようにする必
要がある。
第10図はその接続部(O−Vジヨイント)74の構成
の一例を示す。ここで、84はタンクアーム34に形成
されているインク通路であり、このインク通路64を介
して本図中に図示されない第2タンクからのインクをポ
ンプにより第1タンクに供給することができる。54A
′はこのインク通路64に装着されている電磁弁54の
弁部であり、54Aはその弁体である。しかして弁部5
4A′の開路状態では弁体54Aは保持ばね187のば
ね力により図に示すような位置に保たれている。
更に188はバッキング、189は0リングであり、本
図では弁体54Aを下方からタンクアーム34のこの位
置に押込むことによって、バッキング188および0リ
ング168によって外部との間の液密か保たれる。
170はマザーボード20に保持されるようにした中間
接続具であり、その詳細を第11図に示す、なお、ここ
では接・続具170の右半分のみを示す、ここで、17
1はベローズ型のシール部材、172は先端部172A
を有する管形状のプラグ部材、173はプラグ保持部材
であり、プラグ部材172およびプラグ保持部材173
の中心部にはインク通路174が設けられている。
しかして、これらのシール部材171、プラグ部材17
2およびプラグ保持部材173を図に示すように組合せ
た状態で、プラグ部材172とプラグ保持部材173と
の間、およびプラグ保持部材173とマザーボード20
との間、更にまた。これらの接続具170をマザーボー
ド20に保持させるための押え部材175 とシール部
材171との間に、それぞれ接触面での滑りが得られる
材料、例えばテフロンなどで形成したシートバッキング
178を介装する。
177は押え部材175とばね保持部材178との藺に
設けたコイルばねであり、このばね177のばね力によ
りシール部材171を介してプラグ部材172をシート
バッキング17Bに押接させることができる。178は
押え部材175をマザーボード2oに固定するための取
付けねじである。
更にまた、押え部材175には、第10図に示すように
、その内周面に沿って、吸水性多孔質材料で形成した吸
着材1110を嵌装し、ディストリビュータ6の取外し
時に通路1112A からインクが滴下して装置内を汚
すのを防止している。
中間接続具170はこのような状態でマザーボード20
に取付けてあり、更にそのプラグ保持部材173のタン
クアーム34を装着する側の突出端部にはリング溝17
3Aが周設しであるので、電磁弁54を取付けた状態の
タンクアーム34をこの中間接続具170と接続する場
合は、電磁弁54の弁部54Aに保持部材173の突出
端部を押込むことにより、リング溝173Aに嵌め合わ
せた0リングを介して装着部の液密を保たせるようにす
ることができる。
次に、この中間接続具170に接続させるディストリビ
ュータ6側の接続部材165について説明する。接続部
材11115は接続時に中間接続具170のプラグ部材
172を案内する案内路1131^を有する外殻部材I
’llと、この外殻部材191の内側に螺着されその中
心部にインク通路部 182Aが穿設されているポペット保持部材1132と
、保持部材192の通路182Aに上下自在に嵌合され
たポペット部材、193と、ポペット部材193をパッ
キ。
ング194に向けて偏倚させる圧縮コイルばね195と
を有する。
しかして、このポペット部材1i93は第12図(^)
およびCB)に示すように1本例の場合3方の保持壁1
113Aで取り囲まれたばね保持部193Bと、弁部I
F53Gと、この弁部183Gからプラグ部材172偏
に突出させた円筒状のインク通路@ H1311と、更
にこのインク通路部193Dの周囲に穿設した連通孔1
83Eとを有する。
そこで、ディストリビュータ6を中間接続具170に装
着する場合は、接続部材185の案内通路1111Aに
接続具170のプラグ部材先端部1?2Aが案内される
ことによって、先端部172Aでポペット部材+93の
インク通路部183Dの先端が後退させられ、第10図
の左半分に示すようにインク通路の導通状態とすること
ができる。なお、188は外殻部材191に設けた0リ
ングである。
また、ディストリビュータ6を中間接続具170から取
外す場合は、ディストリビュータ8ごとその接続部材1
135をプラグ部材172から引抜くようにすればよい
。かくすることにより、プラグ部材172が案内路18
1Aに沿って前進し、ポペット部1113の弁部193
Gかばね185によってバッキング194に圧接し、第
1θ図の右半分で示したようにこのバッキング194に
よって液密を保つことができる。
なお、このようなディストリビュータ6の中間接続具1
7Gへの装着時および取外し時のいずれにあっても・ポ
ペット部183のインク通路部183Dに設けられてい
る連通孔183Eが0リング19Bを横切ることがなく
、したがって、0リング18Bがこの連通孔193Hの
ために損われるようなことがない。
また、弁50とディストリビュータ6との接続部(D−
Vジヨイント)70についても、この場合は、第2タン
ク40に至るインク通路を有さないようにすれば、第1
0図と同様に構成できるので、その説明は省略する。
第13図は第2タンクを接続するための接合部7Bの構
成の一例を示す。ここで、20!および202は対称形
状をなす板ばね部材であり、本例での板ばね部材201
および202はそれぞれ2つの折り曲げ部を有し、2つ
の折り曲げによって得られる曲げ角度が直角となるよう
に形成しである。
すなわち、平板部201Aと201B、また平板部20
2Aと202Bとを互いに直交するようになし、更に平
板部201Aおよび202Aには折曲げて形成した取付
座201Gおよび202Cを設けて、これらの取付座2
01Gおよび202Cをねじ203によりマザーボード
20に固着する。
なおここで、平板部201Bおよび202Bは平板部2
01Aおよび202Aにそれぞれ腕部204Aおよび2
04Bを介して変位可能なように支持されており、これ
らのの平板部201Bと202Bとの双方により挟持さ
せるようになして接続部205Aを第13図に示すよう
な状態で弾性的に保持させることができる。
206は平板部201Bおよび202Bを介して板ばね
部材201および202を接続部205に取付けるため
の固定ねじで、あり、本例ではインク供給管86に取付
けられている接続部材205Aの側にねじ取付座206
Aを設けておき、この取付座208Aに固定ねじ20B
を螺着して、平板部201Bおよび202Bを固定する
また、230Aは接続方向に長円の自由孔である。
第14図は接合部7Bの断面図であり、第2タンク40
を取付けた状態を示す。205Bは第2タンク40に設
けた接続部材であり、接続部材205Bには取外し時に
そのインク通路207Bをし生新するための弁体208
Bおよびばね209Bが設けである。また、接続部材2
05Aの方には図に示すような接続状態で弁体208B
を押込み、自体の有するインク通路227Aと部材20
5B側のインク通路207Bとの間を連通させるための
プラグ部材228Aがその内筒部に摺動自在に嵌合され
ている。なお、228A’は部材228Aの先端部に形
設したすりわりであり、接続状態ではこのすりわり22
8A を介してインク通路227Aと2078とが連通
される。
209Aは接続部材205Aにおいて、プラグ部材22
8Aをその内筒係止部205A/に向けて偏倚させてい
るコイルばね、210Bは接続状態において液密を保持
する0リングである。
また、プラグ部材228Aにはその中心に沿って穿設し
たインク通路227Aとこのインク通路227Aから部
材228Aの摺動面228Aに向けて穿設したインク通
路237Aとを設け、インク通路237Aの摺動面22
8A側端部に例えばフレキシブルインク供給管86を接
続する。
接続部材205Aの外殻231Aに設けた自由孔230
Aはプラグ部材228Aを外殻231Aの摺動面228
Aに沿って摺動させたときに、フレキシブル供給管の接
続部がこの自由孔230Aを介して遊動自在なようにす
る。
このように構成した接続部材205Aにあっては、戻し
ばね208Aが保持されるばね保持空間232Aをイン
ク通路227Aおよび237Aから隔絶することができ
、したがって、摺動面229Aを液密に保つ必要がなく
、インクや0リングの変質等のために摺動面228Aが
粘着してプ、ラグ部材205Aが戻らなくなるようなこ
とがない。
また、インク供給管66の接続部材205Aが第13図
に示すようにマザーボード20に固定した板ばね部材2
01および202の組合せにより保持されており、した
がって板ばね部材201および202の有するばね力に
より、接続部材205Aに第13図でx−x方向および
Y−Y方向を含む平面内の変位が許容される。
次に、ヘッドエレメント4のユニットプレート2に対す
る取付部材について述べる。
第15図はヘッドエレメント4およびその取付部材の構
成の一例を示す、ここで、250は、SiC等の基板2
52上に記録紙に対向する部分にSi、ガラス等硬質材
料を積層し、ノズルを形成したヘッド部、254は基板
252の張出し部である。
260はユニットプレート2上ヘツド部側面250Aと
張出し部側面254Aとに当接する所定位置に圧入した
ビンであり、このビン280にはヘッド部側面250A
の上部および張出し側面254^にのみ当接し、ヘッド
部側面250Aの下部とは当接しないように切欠き26
1を設ける。262はユニットプレート2上の所定位置
に圧入したビンである。
ここで、ビン260に切欠き281を設けるのは、次の
ような理由による。ヘッド部250は前述のような硬質
材料の積層体をカッタにより切断して図示の形状に形成
したものであるので、切断の過程でカッタがたわみ、下
部では正確な寸法とならなかったり、いわゆるばりが生
ずることがある。これに対して、上部ではカッタのたわ
みは殆どなく、正確な寸法に形成される。そこで、ビン
260が記録ヘッド側面250Aの上部に当接し、下部
には切欠き281を対向させて寸法が不正確な部分やば
りからの逃げを作るようにすれば、ヘッドエレメント4
の取付精度をさらに高めることができるからである。
本例では、ビン280および282に向けて図中一方向
にヘッドエレメント4が押圧され、これと当接したとき
に、ヘッドエレメント4の記録紙幅方向の位置決めがな
されるようにする。また、ビン280に向けて図中F方
向にヘッドエレメント4が押圧され、張出し部側面25
4Aがビン280と当接したときに、平面上記録面に直
交する方向の位置決めがなされるようにする。さらに、
ヘッドエレメント下面をユニットプレート2の表面に対
してY方向に押圧することにより、ヘッドエレメント4
の上下方向の位置決めがなされるようにする。
270はヘッドエレメント4のF方向およびY方向の位
置決めを行う固定部材、274はその固定部材270 
ヲユニットプレート2に取付けるための小ねじ、27B
は固定部材270の位置決めおよび回動阻止を行うため
にユニットプレート2から突設したビンである。張出し
部254の側面254Aとは反対側の側面254Bに対
向する固定部材270の部分271を、張出し部254
の上面に対して角度を有する形状となし、この部分と側
面254Bの上辺とが当接するようにする。また、小ね
じ274により固定される部分と部分271との間を切
欠き、部分271が切欠き部分のばね性により弾性的に
張出し部254を押圧するようにする。
而して、小ねじ274により固定部材270をユニット
プレート2に固定することにより、部分271が張出し
部側面254Bの上辺に押圧され、この結果張出し部2
54にはF方向およびY方向の分力が作用するので、張
出し部254はビン260およびユニットフレート2の
表面に密接し、ヘッドエレメント4のそれら方向におけ
る位置決めを行うことができる。
次に、280はヘッドエレメント4の冒方向およびV方
向の位置決めを行う固定部材、284はその固定部材2
80をユニットプレート2に取付けるための小ねじ、2
8Bは固定部材280の位置決めを行うためにユニット
プレート2から突設したピンである。281は、切欠き
部282のばね性によって智方向に揺動可能な部分であ
り、この部分281にカム回転軸288を中心に回動可
能なヘッドエレメント押えカム290を設ける。
第16図はカム回動軸288および押えカム280の一
例を示す、このように押えカム280を、基板252の
上面に対して角度をなすように、底面側にすりわり面2
82を設けた円筒形状となし、さらに、その中心軸28
0Aが回転軸288の中心、すなわち押えカム280の
回動軸288Aから偏心した構成とする。
このような固定部材280によりヘッドエレメント4を
固定する場合は、まず押えカム280をそのすりわり面
282が基板252と対向しないように回転軸288の
まわりに回動させ、固定部材280を小ねじ284によ
りユニットプレート2に取付ける。
而して押えカム280を回動させてすりわり面282を
ヘッドエレメント252の上辺に当接させれば、当接部
分からヘッドエレメント252に対し、一方向およびV
方向の分力が作用する。この結果。
ヘッド部分側面250A上部および基板252が、それ
ぞれ、ピン260および282に当接し、さらに基板2
52の下面がユニットプレート2の表面に密接し、ヘッ
ドエレメント4の智方向およびV方向の位置決めを行う
ことができる。
次に、インクジェットプリンタが例えば加圧モードに設
定されているときに、ヘッドエレメント4と対向する位
置に位置づけられ、ノズルから流出するインクの拭取り
を行うキャップ部500について説明する。
第17図はキャップ部500に配設する絞り機構の構成
の一例を示す、ここで、510はハウジング。
512A、512Bおよび514A、514Bは、ハウ
ジング天井部511に固定した板516から突設したピ
ンである。 520Aおよび520Bは、それぞれ、折
曲部521Aおよび521Bを有する押し部材であり、
これら押し部材520A、520B間にはばね52Bを
張架することにより、それぞれ、ピン512Aおよび5
12Bを中心とし折曲部521Aおよび521Bが図中
ヘッドエレメント4偏に移動するような回動習性を与え
る。また、押し部材520At:lよび520Bには、
それぞれ、ガイド穴522Aおよび522Bを設け、ピ
ン514Aおよび514Bを係合させることにより、押
し部材520A 、 520Bの回動範囲を規制する。
530は、不図示の駆動部により回転駆動されるカム軸
532に取付けた偏心カムである。534は図中一方向
に延在し、カム530の変位を伝達する伝達部材53B
を有する従動部材であり、カム530の回転に伴って図
中F方向に往復移動する。538は従動部材534を押
圧し、伝達部材536とカム面とを当接させる方向に付
勢されたばね、538は従動部材534に設けたガイド
穴537に挿通され、往復移動に際して従動部材534
を案内するガイドピンである。
540はビス541により従動部材534に固定した吸
収体取付台であり、従動部材534と一体に図中F方向
に往復移動する。542は、吸収した液の量に応じて可
撓性の変化する吸液性多孔体であり、本実施例では乾燥
状態において強い弾性を示して可撓性が小となり、湿潤
状態において弱い弾性を示して可撓性が大となる吸水性
多孔質材料で形成した吸収体とする。この吸収体542
は、図に示すように断面がコの字形の形状とし、その凹
部を押え部材544により押え、例えばビスにより取付
台540に取付ける。これにより、吸収体の着脱が極め
て容易となる。また、この吸収体542の弾性力に関連
させてばね52Bを選択する。
550Aおよび550Bは絞り部材であり、取付台54
0に設けた支持部材543に支持されて図中1方向に延
在する軸54Bのまわりに回動可能とする。絞り部材5
50Aおよび550Bは、それぞれ、折曲部521Aお
よび521Bと保合可能な折曲部551^および551
Bを有し、その保合状態において軸54Bを中心に回動
可能である。
また、絞り部材55OA、550B間には、軸552の
まわりに回転自在で、押え部材544と協働して吸収体
542を絞る絞り棒554を配設する。すなわち、絞り
部材550^、550Bの回動に伴って、絞り棒554
は押え部材544に向け、吸収体を一様に圧縮しつつ移
動する。
第18図はこれら可動部から成る絞りユニットの平面図
であり、図中上半分および下半分は、それぞれ、押し部
材520が回動したときの状態および回動が生じないと
きの状態を示す。ここで、ばね526として、絞りユニ
ットが後退位置にあり、折曲部521 と551とが力
を及ぼし合う保合状態にある場合において、吸収体54
2が乾燥してほとんど圧縮されないときに、図中上半分
に示すように、絞り部材550Bの後退に伴って絞り部
材550Bが回動せずに押し部材520Bの回動を生ぜ
しめ、また吸収体542が湿って圧縮されるときに、図
中下半分に示すように、絞り部材550Aの後退に伴っ
て押し部材520Aが回動せずに絞り部材550^の回
動を生ぜしめる程度の引張力を有するものを選択する。
なお、押し部材が図中下半分に示すような位置に保持さ
れている場合において、折曲部521と551 とが接
触しても回動を生ぜしめる力を及ぼし合わずに、吸収体
542が原形状を保持するような位置を絞りユニットの
ホーム位置とし、キャップ部500を動作させないとき
には絞りユニットをこのホーム位置に位置づけるように
する。而してこのホーム位置から絞りユニットがヘッド
4に対して前進、後退し、その過程でヘッド4からの廃
インクの吸収および吸収した廃インクの廃棄が行われる
ようにする。
本実施例においては、従動部材534、取付台540、
吸収体542、押え部材544、軸546を図中一方向
に延在させ、それらに対して押し部材520A 、52
0B、絞り部材550A、550B 、ばね526、絞
り棒554等から成る組立体を一方向に複数個設けりこ
とにより、吸収体542が部分的に湿っていてもその部
分においてのみ吸収体を絞ることができるようにする。
また、それらをインク色数に応じて4段設け、第1図示
の4段のユニットから廃インクを吸収できるようにする
第19図(^)〜(I))は、絞りユニットの前進〜後
退の順次の状態を示す、なお、ここで、580は各段か
ら流出した廃インクを絞りユニット下方に配設した第2
0図示の廃インク回収タンク570に導くための流路で
ある。
まず、図中(A)は絞りユニットがホーム位置にある状
態を示し、このとき部材520および550は相互に力
を及ぼさず、吸収体542は原形状を保っている。この
位置から取付台540が前進し、図中CB)に示すよう
にヘッドエレメント4のノズル部と、吸収体542とが
当接する位置に位置づけられた場合には、絞り部材55
0と押し部材520の係合が解かれる。このときに加圧
により、ノズル部からはインクが流出し、吸収体542
に吸収される。
カム530の回転に伴い、取付台540が後退すると、
まずホーム位置において押し部材折曲部521と絞り部
材折曲部551とが当接する。ここで、吸収体542が
湿って大きい可撓性を示す場合には、ばね52Bのばね
力が吸収体542の圧縮力を上回るので、図中(C)に
示すように、絞りユニットのホーム位置からの後退によ
って、絞り部材550は軸546を中心に図中時計方向
に回動し、絞り棒554により吸収体542が圧縮され
て、吸収されたインクが流路560を介して廃インクタ
ンク570に回収される。また、絞り棒554は軸55
2のまわりに自由に回転できるので、吸収体542の一
様な圧縮がなされる。
吸収体542が乾燥していて、弾性が大である場合には
、部材520と550とが係合しても、図中(D)に示
すように−、ホーム位置からの後退に伴って部材550
が回動せず、ばね526のばね力に抗して部材520が
回動させられる。すなわち、この場合絞すュニー2ト後
退に伴って発生する力を4ね52Bにより許容すること
ができ、各部が破損することはない。
第20図(A)および(B)は廃インク回収タンク57
0の構成の一例を示す斜視図および断面図である0本実
施例においては、タンク内に間隔をおいて配置した2体
の吸収体572を設ける。その間隙部には、例えば1対
の電極板574から成るセンサを縦に配設し、この間の
導通状態を検知するようにする。576は流路580を
介して流れ込む廃インクをタンク内の吸収体572に導
くためのボートである。
かかる構成により、廃インクの流入量が吸収体572の
吸収容量を上回り、間隙部にインクが溜ってそ・の液面
が上昇したときには、センサ574により確実かつ迅速
にその旨を検知することができることになる。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、記録紙の記録面
に直交する方向、記録紙の幅方向および両方向に直交す
る方向において記録ヘッドを正確かつ簡単に位置決めで
きるようにしたので、記録ヘッドの取付は精度を格段に
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るインクジェット記録装置の構成の
一例を示す斜視図、 第2図(A)および(B)は、それぞれ、そのインクジ
ェット記録装置におけるインク貯留装置の構成の一例を
示す斜視図および断面図、 第3図(A)および(B)は第2図示のインク貯留装置
と対比するために従来のインク貯留装置を示す断面図、 第4図は第1図示のインクジェット記録装置におけるイ
ンク供給系の構成の一例を示す流体回路図、 第5図(A)および(B)は、それぞれ、ポンプを駆動
するモータへの印加電圧とポンプの吐出流量との関係お
よびポンプの吐出流量とノズルからのインク流出率との
関係を示す特性曲線図、第6図は本発明に係るインクジ
ェット記録装置のモード設定を行うモード制御部の構成
の一例を示すブロック図、 第7図および第8図はそのモード制御手順の一例を示す
フローチャート、 第9図および第1O図は、それぞれ、第1図示のインク
ジェット記録装置におけるディストリビュータと弁との
接合部の構成の一例を示す斜視図および断面図、 第11図はその接合部の一部を拡大して示す断面図、 第12図(A)および(B)は、それぞれ、その接合部
におけるポペット部の構成の一例を示す正面図および側
面図、 第13図および第14図は、それぞれ、第1図示のイン
クジェット記録装置における第2タンクの接合部の構成
の一例を示す斜視図および断面図、第15図は第1図示
のインクジェット記録装置におけるヘッドエレメントお
よびその取付部材の構成の一例を示す側視図、 第16図はその取付部材に用いる取付部品の一例を示す
正面図、 第17図および第18図は、それぞれ、第1図示のイン
クジェット記録装置におけるキャップ部の主要部として
の絞り機構の一構成例を示す斜視図および平面図、 第18図(A)〜(D)はその絞り機構の順次の動作状
態を説明する説明図、 第20図(A)および(B)は、キャップ部に設ける廃
インクタンクの一構成例を示す斜視図および断面図であ
る。 2・・・ユニットプレート、 4・・・ヘットエレメント、 6A、8B・・・ディストリビュータ、7・・・D−T
ジヨイント、 8A 、 8B・・・インク供給管、 10・・・ヘッV′ユニット、 20・・・マザーボード、 30・・・第1タンク、 37・・・突出部、 37A・・・突出部内壁、 3B・・・センサ、 40・・・第2タンク、 50.52.54・・・電磁弁、 58・・・ポンプ、 58・・・逆止弁、 70.74・・・ローVジヨイント、 76・・・C−7ジヨイント、 90・・・コントローラ、 143・・・閉塞部材、 144・・・ばね、 148・・・接続具、 175・・・押え部材、 17B・・・シートバッキング、 183・・・ポペット。 184・・・バッキング、 185・・・ばね、 201.202・・・板ばね、 205・・・接続部、 205A、205B・・・接続部材、 207B、227A、237A・・・インク通路、20
9A、20!1113・・・ばね、228A・・・プラ
グ部材、 230・・・自由孔、 250・・・ヘッド部、 252・・・基板、 254・・・張出し部、 270.280・・・固定部材、 260・・・切欠きピン、 400・・・温度センサ、 500・・・キャップ部。 520・・・押し部材、 526・・・ばね、 530・・・カム、 542・・・吸収体、 544・・・吸収体押え、 554・・・絞り棒、 560・・・廃インク流路、 570・・・タンク。 第4図 4 4 4 第5図(A ) V 〔vott) 第5図(B) 0/2345 θ(cc / sea 〕 第18図 第19図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l) インクを吐出するヘッドを取付けたヘッド基板を
    主基板上の主面上の所定位置に位置決めして固定する記
    録ヘッド取付装置において、前記主面を平担となし、該
    主面上に前記ヘッドに対応して係止部材を突設し、前記
    主基板には前記ヘッドに係合可能な固定部材を設け、該
    固定部材は前記ヘッド基板の端繰上稜の一部分に当接す
    る面を有し、該当接面を、前記固定部材を前記ヘッド基
    板に係合させたときの力が前記一部分に伝達されて、前
    記ヘッド基板を前記係止部材および前記主基板に押圧さ
    せるように形成したことを特徴とする記録ヘッド取付装
    置。 2、特許請求の範囲第1項記載の記録ヘッド取付装置に
    おいて、前記固定部材は、前記ヘッド基板を記録面に直
    交する方向に前記係止部材に向けて押圧する力および前
    記主基板に押圧する力を伝達する第1固定部材と、前記
    ヘッド基板を、前記記録面の幅方向に平行に前記係止部
    材に向けて押圧する力および前記主基板に押圧する力を
    伝達する第2固定部材を有することを特徴とする記録ヘ
    ッド取付装置。 3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の記録ヘッ
    ド取付装置において、前記係止部材は前記ヘッド基板の
    前記ヘッドを取付けた端縁部分を係止する部分を有し、
    該部分を、前記ヘッドの端縁部分上積付近とのみ当接し
    、前記端縁部分の他の部分とは当接しない形状としたこ
    とを特徴とする記録ヘッド取付装置。 (以 下 余 白 )
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