JPS6024576B2 - コンデンサ単器の内部素子異常検出装置 - Google Patents
コンデンサ単器の内部素子異常検出装置Info
- Publication number
- JPS6024576B2 JPS6024576B2 JP4329077A JP4329077A JPS6024576B2 JP S6024576 B2 JPS6024576 B2 JP S6024576B2 JP 4329077 A JP4329077 A JP 4329077A JP 4329077 A JP4329077 A JP 4329077A JP S6024576 B2 JPS6024576 B2 JP S6024576B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- detection device
- abnormality detection
- coil
- single capacitor
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンデンサ単器の内部素子異常検出装置に関す
るものである。
るものである。
従来、コンデンサ単器の内部素子に絶縁破壊などの異常
が発生したとき、これを電気的に検出する方法としては
周知のように複数台のコンデンサ単器を集合してなるコ
ンデンサバンクにおいて、二次線輪付放電コイルでオー
プンデルタ方式または電圧差動方式によりリアクタンス
変化分を検出することが行なわれている。
が発生したとき、これを電気的に検出する方法としては
周知のように複数台のコンデンサ単器を集合してなるコ
ンデンサバンクにおいて、二次線輪付放電コイルでオー
プンデルタ方式または電圧差動方式によりリアクタンス
変化分を検出することが行なわれている。
この方式は１台のコンデンサ単器には適用できず、また
二次線輪付放電コイル、電圧継電器などを必要とし高価
である。１台のコンデンサ単器における内部素子の異常
検出を電気的に行なうには、例えば内部素子をダフルス
ターに構成し、その中性点を２本のブッシングを用いて
外部に引出すことが容易に考えられるが、この方法はケ
ースが大きくなり、経済性を考慮したとき実用化になら
ない。
二次線輪付放電コイル、電圧継電器などを必要とし高価
である。１台のコンデンサ単器における内部素子の異常
検出を電気的に行なうには、例えば内部素子をダフルス
ターに構成し、その中性点を２本のブッシングを用いて
外部に引出すことが容易に考えられるが、この方法はケ
ースが大きくなり、経済性を考慮したとき実用化になら
ない。
本発明はこれらの点に鑑み、容易でかつ経済的なコンデ
ンサ単器の内部素子異常検出装置を提供しようとするも
のである。
ンサ単器の内部素子異常検出装置を提供しようとするも
のである。
以下、本発明を図面について説明する。
第１図、第２図および第３図は本発明にかかる実施例の
内部結線図をそれぞれ示すもので、１はコンデンサ素子
、２はコイル、３は抵抗であり、またａ，ｂ，ａ′，ｂ
′，ａ″，ｂ″はそれぞれ電気的中性点を示し、コンデ
ンサ素子が健全なときはａ−ｂ、ａ′−ｂ′、ａ″−ｂ
″の谷間には電位差が生じないようにブリッジに構成さ
れている。
内部結線図をそれぞれ示すもので、１はコンデンサ素子
、２はコイル、３は抵抗であり、またａ，ｂ，ａ′，ｂ
′，ａ″，ｂ″はそれぞれ電気的中性点を示し、コンデ
ンサ素子が健全なときはａ−ｂ、ａ′−ｂ′、ａ″−ｂ
″の谷間には電位差が生じないようにブリッジに構成さ
れている。
また抵抗３は放電抵抗をそのまま流用することができる
。第４図は本発明にかかる内部素子異常検出装置を具備
したコンデンサ単器の要部断面図で、第３図に示したコ
ンデンサ単器の場合について説明すると、４は金属、合
成樹脂などで成形されたコンデンサケース、１０はコン
デンサケース４の適当なところに取付けられた引出端子
用プッシング、上記コンデンサケース４にはコンデンサ
素子ｒをリード線によって多数個直並列に接続して集合
したコンデンサ素子集合体が収容されている。このコン
デンサ素子集合体は２群に分けられ、各群の中性点をコ
イル２″で接続する。このコイル２″の内側に磁束の存
在により動作するり−ドスィッチなどの感磁性スイッチ
７を設けたものである。このように構成された内部素子
の異常検出装置を備えたコンデンサにおいて、いずれか
のコンデンサ素子が絶縁破壊するとインピーダンスに不
平衡が生じ、各群の中性点ａ″とｂ″との間に電位差が
生じてコイル２″に電流が流れる。
。第４図は本発明にかかる内部素子異常検出装置を具備
したコンデンサ単器の要部断面図で、第３図に示したコ
ンデンサ単器の場合について説明すると、４は金属、合
成樹脂などで成形されたコンデンサケース、１０はコン
デンサケース４の適当なところに取付けられた引出端子
用プッシング、上記コンデンサケース４にはコンデンサ
素子ｒをリード線によって多数個直並列に接続して集合
したコンデンサ素子集合体が収容されている。このコン
デンサ素子集合体は２群に分けられ、各群の中性点をコ
イル２″で接続する。このコイル２″の内側に磁束の存
在により動作するり−ドスィッチなどの感磁性スイッチ
７を設けたものである。このように構成された内部素子
の異常検出装置を備えたコンデンサにおいて、いずれか
のコンデンサ素子が絶縁破壊するとインピーダンスに不
平衡が生じ、各群の中性点ａ″とｂ″との間に電位差が
生じてコイル２″に電流が流れる。
コイル２〆に電流が流れると磁束が生じ、この磁束によ
って動作する感磁性スイッチ７がコイル２″の内側に設
けられているために感磁性スイッチ７が動作する。この
感磁性スイッチ７の動作によって警報を発したり、また
コンデンサを回路より切離すことができる。第５図は本
発明の感磁性スイッチ７に真空リードスイッチを適用し
た実施例を示すもので、一端が密閉された金属などのパ
イプ６をコンデンサケース４の内部に挿入して溶接など
を行ってコンデンサケース４に固着する。そしてパイプ
５の外周部にコイル２を巻回して配置する。パイプ５は
大地電位のため、コイル２とパイプ５との間に絶縁体６
により絶縁する。パイプ５内に真空リードスイッチ７を
挿入し、例えば絶縁性樹脂８で充填して固定する。リー
ド９は外部回路の警報装置やコンデンサを回路より切離
すためのしや断器のトリップコィルなどに接続される。
またコイル２の端子はコンデンサ素子群の中性点ａとｂ
に接続される。この内部素子検出装置はいずれかのコン
デンサ素子が絶縁破壊するなどによってコンデンサの内
部に異常が生じるとインピーダンスに不平衛を生じ、中
性点ａとｂの間に電位差が生じてコイル２に電流が流れ
て磁束が生じ、この磁束によって真空リードスイッチ７
を動作せしめて警報を発したり、またコンデンサを回路
より切離すものである。以上のように構成された本発明
のコンデンサの内部素子異常検出装置は‘ィ｝ コンデ
ンサ単器に中性点引出し門プッシングを別途に設ける必
要がない。
って動作する感磁性スイッチ７がコイル２″の内側に設
けられているために感磁性スイッチ７が動作する。この
感磁性スイッチ７の動作によって警報を発したり、また
コンデンサを回路より切離すことができる。第５図は本
発明の感磁性スイッチ７に真空リードスイッチを適用し
た実施例を示すもので、一端が密閉された金属などのパ
イプ６をコンデンサケース４の内部に挿入して溶接など
を行ってコンデンサケース４に固着する。そしてパイプ
５の外周部にコイル２を巻回して配置する。パイプ５は
大地電位のため、コイル２とパイプ５との間に絶縁体６
により絶縁する。パイプ５内に真空リードスイッチ７を
挿入し、例えば絶縁性樹脂８で充填して固定する。リー
ド９は外部回路の警報装置やコンデンサを回路より切離
すためのしや断器のトリップコィルなどに接続される。
またコイル２の端子はコンデンサ素子群の中性点ａとｂ
に接続される。この内部素子検出装置はいずれかのコン
デンサ素子が絶縁破壊するなどによってコンデンサの内
部に異常が生じるとインピーダンスに不平衛を生じ、中
性点ａとｂの間に電位差が生じてコイル２に電流が流れ
て磁束が生じ、この磁束によって真空リードスイッチ７
を動作せしめて警報を発したり、またコンデンサを回路
より切離すものである。以上のように構成された本発明
のコンデンサの内部素子異常検出装置は‘ィ｝ コンデ
ンサ単器に中性点引出し門プッシングを別途に設ける必
要がない。
‘。
）コンデンサ単器の内部素子を電気的に検出できるため
、コンデンサケースが変形する前に異常発生のコンデン
サ単器も回路より切離し、コンデンサケースとの保護協
調が完全に得られる。し一 コンデンサケースの孔加工
部分が小なるために油漏れなどが生じなく、コンデンサ
の信頼性が損なわれない。
、コンデンサケースが変形する前に異常発生のコンデン
サ単器も回路より切離し、コンデンサケースとの保護協
調が完全に得られる。し一 コンデンサケースの孔加工
部分が小なるために油漏れなどが生じなく、コンデンサ
の信頼性が損なわれない。
〇 異常信号が無電圧で得られる。
‘村 この内部素子異常検出装置は構造が簡単でｄ・型
化でき、電気機器のケースに取付けが容易であり、しか
も安価に製作できるので経済的である。
化でき、電気機器のケースに取付けが容易であり、しか
も安価に製作できるので経済的である。
などの特徴を有し、工業的ならびに実用的価値大なるも
のがある。
のがある。
第１図〜第３図は本発明のコンデンサ単器の内部結線図
で、第１図はコンデンサ素子集合体を２群に分割した中
性点間をコイルで接続した場合、第２図はコンデンサ素
子単位集合体３個をＹ結線した中性点と抵抗器３個をＹ
給線した中性点との間をコイルで接続した場合、第３図
はコンデンサ素子単位集合体３個をＹ絹線した中性点と
同種のコンデンサ素子単位集合体３個をＹ結線した中性
点との間をコイルで接続した場合を示し、第４図は本発
明の内部素子異常検出装置を具備したコンデンサ単器の
要部断面図、第５図は本発明のコンデンサ拳器の内部素
子異常検出装置の一実施例の断面図である。 １，１′，１″：コンデンサ素子、２，２，２：コイル
、３：抵抗器、４：コンデンサケース、５：一端が密閉
されたパイプ、６：絶縁体、７：リードスイッチ、感磁
性半動体スイッチなどの感磁性スイッチ、８：絶縁性樹
脂、９：リード線、１０：引出端子用ブツシング。 界丁図 第２図 第３図 第４図 第よ図
で、第１図はコンデンサ素子集合体を２群に分割した中
性点間をコイルで接続した場合、第２図はコンデンサ素
子単位集合体３個をＹ結線した中性点と抵抗器３個をＹ
給線した中性点との間をコイルで接続した場合、第３図
はコンデンサ素子単位集合体３個をＹ絹線した中性点と
同種のコンデンサ素子単位集合体３個をＹ結線した中性
点との間をコイルで接続した場合を示し、第４図は本発
明の内部素子異常検出装置を具備したコンデンサ単器の
要部断面図、第５図は本発明のコンデンサ拳器の内部素
子異常検出装置の一実施例の断面図である。 １，１′，１″：コンデンサ素子、２，２，２：コイル
、３：抵抗器、４：コンデンサケース、５：一端が密閉
されたパイプ、６：絶縁体、７：リードスイッチ、感磁
性半動体スイッチなどの感磁性スイッチ、８：絶縁性樹
脂、９：リード線、１０：引出端子用ブツシング。 界丁図 第２図 第３図 第４図 第よ図
Claims (1)
- １ コンデンサ単器のケース内に一端を密閉したパイプ
を他端が外方に開口するように配置し、該パイプ内部に
感磁性スイツチを挿入し、上記パイプの外周部にコイル
を巻回し、該コイルをあらかじめ上記ケース内に収納し
たコンデンサ素子またはコンデンサ素子と抵抗器を多数
個直並列接続して内部回路に中性点が生ずるように接続
して集合体を２群に分けその中性点間に接続したことを
特徴とするコンデンサ単器の内部素子異常検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4329077A JPS6024576B2 (ja) | 1977-04-14 | 1977-04-14 | コンデンサ単器の内部素子異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4329077A JPS6024576B2 (ja) | 1977-04-14 | 1977-04-14 | コンデンサ単器の内部素子異常検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53128756A JPS53128756A (en) | 1978-11-10 |
| JPS6024576B2 true JPS6024576B2 (ja) | 1985-06-13 |
Family
ID=12659659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4329077A Expired JPS6024576B2 (ja) | 1977-04-14 | 1977-04-14 | コンデンサ単器の内部素子異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024576B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61152479U (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-20 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5890716A (ja) * | 1981-11-25 | 1983-05-30 | 松下電器産業株式会社 | ３相コンデンサ装置 |
| JPH0534093Y2 (ja) * | 1985-11-19 | 1993-08-30 |
-
1977
- 1977-04-14 JP JP4329077A patent/JPS6024576B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61152479U (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53128756A (en) | 1978-11-10 |
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