JPS6020913Y2 - コンデンサの保護装置 - Google Patents
コンデンサの保護装置Info
- Publication number
- JPS6020913Y2 JPS6020913Y2 JP17596876U JP17596876U JPS6020913Y2 JP S6020913 Y2 JPS6020913 Y2 JP S6020913Y2 JP 17596876 U JP17596876 U JP 17596876U JP 17596876 U JP17596876 U JP 17596876U JP S6020913 Y2 JPS6020913 Y2 JP S6020913Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- container
- iron core
- wall
- protection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Protection Of Static Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンデンサ容器の変形に至たる前に信号を与え
て内部故障を電気的に検出してなるコンデンサの保護装
置に関するものである。
て内部故障を電気的に検出してなるコンデンサの保護装
置に関するものである。
従来のコンデンサの保護装置は、内圧上昇を直接に圧力
リレーなどで検出する方式、容器の機械的変形を検出す
る方式であるが、これらはいずれも内部故障に伴う絶縁
油のガス分解による内圧の異常上昇を検出するもので、
誘電体の電位傾度および容器の強度によりバラツキが生
じ、必らずしも保護協調がとり得ない欠点があった。
リレーなどで検出する方式、容器の機械的変形を検出す
る方式であるが、これらはいずれも内部故障に伴う絶縁
油のガス分解による内圧の異常上昇を検出するもので、
誘電体の電位傾度および容器の強度によりバラツキが生
じ、必らずしも保護協調がとり得ない欠点があった。
本考案は上記の欠点を除去したコンデンサの保護装置を
提供しようとするものである。
提供しようとするものである。
本考案のコンデンサの保護装置は従来より実施されてい
るコンデンサ重器を複数台用いて構成したコンデンサパ
ンクをダブルスターに結線腰コンデンサ重器に事故が生
じたときに流れる中性点電流を検出して信号を出す方式
を応用したものである。
るコンデンサ重器を複数台用いて構成したコンデンサパ
ンクをダブルスターに結線腰コンデンサ重器に事故が生
じたときに流れる中性点電流を検出して信号を出す方式
を応用したものである。
以下、本考案を第1図および第2図について説明する。
コンデンサの内部素子を2重星形に結線して、その中性
点間にコイル4を接続する。
点間にコイル4を接続する。
いまいずれか1個の素子に故障が発生し、これが短絡す
ると中性点間に電流がながれて鉄心2を励磁する。
ると中性点間に電流がながれて鉄心2を励磁する。
鉄心2はコンデンサの容器1の内壁に密着しているので
、相対する外壁に設けられた可動鉄片5が励磁された鉄
心2により作られた磁界によって吸引され、この可動鉄
片5に固定された外部信号用開閉接点6が閉路される。
、相対する外壁に設けられた可動鉄片5が励磁された鉄
心2により作られた磁界によって吸引され、この可動鉄
片5に固定された外部信号用開閉接点6が閉路される。
この接点信号をコンデンサ用開閉器7の制御回路中に与
えることにより、コンデンサ用開閉器7を引外したり、
これの再投入を禁止したり、故障表示を動作させる回路
を構成することができ、コンデンサの保護を行う。
えることにより、コンデンサ用開閉器7を引外したり、
これの再投入を禁止したり、故障表示を動作させる回路
を構成することができ、コンデンサの保護を行う。
8は高圧電線である。
この外部信号用開閉接点6は、コンデンサの容器1内で
故障が発生していないときはコイルに電流が流れないの
で、可動鉄片5に吸引力が働かないためにバネ9により
開放状態を保持する。
故障が発生していないときはコイルに電流が流れないの
で、可動鉄片5に吸引力が働かないためにバネ9により
開放状態を保持する。
なお、コイルボビン3はアース電位の鉄心2とコイル4
の間の絶縁の役目を果たしている。
の間の絶縁の役目を果たしている。
コイル4は鉄心2の外周に設けたコイルボビン3に巻回
され、鉄心2と同軸上に配置する。
され、鉄心2と同軸上に配置する。
またコンデンサの容器1は透磁性のある磁性材料(例え
ば鉄)、非磁性材料(例えばアルミニウム、プラスチッ
ク)など磁束を透過し得る材料で形成したものである。
ば鉄)、非磁性材料(例えばアルミニウム、プラスチッ
ク)など磁束を透過し得る材料で形成したものである。
さらに外部信号用開閉接点6は引外し回路、投入禁止回
路、故障表示回路などに用いられる接点で、この接点6
は可動鉄片5と容器1の外壁に固定する。
路、故障表示回路などに用いられる接点で、この接点6
は可動鉄片5と容器1の外壁に固定する。
本考案によるとコンデンサの容器の孔加工を行う必要が
ないので、油漏れの心配がなく、またコイルに流れる電
流は事故を発生したコンデンサが回路より開放されるま
での短時間流れるだけであるから、電流密度が通常の5
〜6倍程度とれるために小形にでき、コンデンサの内部
に収納できる。
ないので、油漏れの心配がなく、またコイルに流れる電
流は事故を発生したコンデンサが回路より開放されるま
での短時間流れるだけであるから、電流密度が通常の5
〜6倍程度とれるために小形にでき、コンデンサの内部
に収納できる。
さらに機械的に可動鉄片をラッチすることもでき、外部
シーケンスが簡単になり、事故を発生したコンデンサの
発見が容易であるなどの利点があり、実用的価値大なる
ものがある。
シーケンスが簡単になり、事故を発生したコンデンサの
発見が容易であるなどの利点があり、実用的価値大なる
ものがある。
第1図は本考案のコンデンサの保護装置の原理図、第2
図は本考案の保護装置を備えたコンデンサを用いた一実
施例の回路図である。 1:コンデンサの容器、2:鉄心、3:コイルボビン、
4:コイル、5:可動鉄片、6:外部信号用開閉接点、
7:コンデンサ用開閉器、8:高圧電線、9:バネ。
図は本考案の保護装置を備えたコンデンサを用いた一実
施例の回路図である。 1:コンデンサの容器、2:鉄心、3:コイルボビン、
4:コイル、5:可動鉄片、6:外部信号用開閉接点、
7:コンデンサ用開閉器、8:高圧電線、9:バネ。
Claims (1)
- 鉄心の外周に設けたコイルボビンに巻回された絶縁コイ
ルを鉄心と同軸上に配置し、該鉄心を磁束を透過し得る
材料よりなるコンデンサ容器の内壁に固定するとともに
、上記容器の外壁に可動鉄片を配置し、電源入力の遮断
あるいは警報などのコンデンサ保護用外部回路中に設け
られる外部信号用開閉接点を上記可動鉄片と上記容器の
外壁に設けてなるコンデンサの保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17596876U JPS6020913Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | コンデンサの保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17596876U JPS6020913Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | コンデンサの保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5392641U JPS5392641U (ja) | 1978-07-28 |
JPS6020913Y2 true JPS6020913Y2 (ja) | 1985-06-22 |
Family
ID=28783346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17596876U Expired JPS6020913Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | コンデンサの保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020913Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-28 JP JP17596876U patent/JPS6020913Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5392641U (ja) | 1978-07-28 |
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