JPS6335467Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6335467Y2 JPS6335467Y2 JP1979151429U JP15142979U JPS6335467Y2 JP S6335467 Y2 JPS6335467 Y2 JP S6335467Y2 JP 1979151429 U JP1979151429 U JP 1979151429U JP 15142979 U JP15142979 U JP 15142979U JP S6335467 Y2 JPS6335467 Y2 JP S6335467Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- current transformer
- annular winding
- bushing
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 16
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は全ての相の故障電流に的確に応じた信
号を故障区間自動検出器に出力し、かつ、開閉器
内部に簡単に設置できるようにした開閉器用変流
器に関する。
号を故障区間自動検出器に出力し、かつ、開閉器
内部に簡単に設置できるようにした開閉器用変流
器に関する。
ガス遮断器のブツシングの外周に変流器を設け
ることが、例えば、特開昭52−21678号公報に記
載されている。このガス遮断器はブツシングの外
周に変流器ケースを設けたり、あるいはパツキン
グ等によつて水密構造にした円筒アダプターを設
けてその内部に変流器を配置するものである。
ることが、例えば、特開昭52−21678号公報に記
載されている。このガス遮断器はブツシングの外
周に変流器ケースを設けたり、あるいはパツキン
グ等によつて水密構造にした円筒アダプターを設
けてその内部に変流器を配置するものである。
しかし、このガス遮断器によれば、変流器の収
納部をブツシングの外周に設けなければならない
ため、３相全部に変流器を設けるとその取付作業
が容易でなく、また、本体の外部に設置されるた
め、水密構造にしなければならない。
納部をブツシングの外周に設けなければならない
ため、３相全部に変流器を設けるとその取付作業
が容易でなく、また、本体の外部に設置されるた
め、水密構造にしなければならない。
また、出願人は実願昭54−14116号として第１
図に示す変流器を備えた開閉器を提案した。この
開閉器は開閉器本体１と、開閉器本体１を貫通す
るブツシング２ａ，２ｂ，２ｃおよび３ａ，３
ｂ，３ｃと、開閉器本体１の内部に位置する固定
電極４と、開閉操作を行う可動電極５と、ブツシ
ング２ａ，２ｂ，２ｃに設けられた変流器６ａ，
６ｂ，６ｃと、変流器６ａ，６ｂ，６ｃの出力を
故障区間自動検出器（図示せず）に入力する端子
７ａ，７ｂ，７ｃと、故障区間自動検出器の制御
信号に応じて可動電極５を開放状態にロツクする
付勢コイル８とを有している。
図に示す変流器を備えた開閉器を提案した。この
開閉器は開閉器本体１と、開閉器本体１を貫通す
るブツシング２ａ，２ｂ，２ｃおよび３ａ，３
ｂ，３ｃと、開閉器本体１の内部に位置する固定
電極４と、開閉操作を行う可動電極５と、ブツシ
ング２ａ，２ｂ，２ｃに設けられた変流器６ａ，
６ｂ，６ｃと、変流器６ａ，６ｂ，６ｃの出力を
故障区間自動検出器（図示せず）に入力する端子
７ａ，７ｂ，７ｃと、故障区間自動検出器の制御
信号に応じて可動電極５を開放状態にロツクする
付勢コイル８とを有している。
故障区間自動検出器は送配電線路の故障電流に
応じた変流器６ａ，６ｂ，６ｃの信号を入力し、
断線リレーによつて変電所遮断器に遮断動作を行
わせた後、事故点より電源のひとつ手前の開閉器
を開放状態にロツクする制御信号を付勢コイルに
出力する。該開閉器がロツクされた後、変電所が
再閉路動作を行つて健全区間へ再送電する。
応じた変流器６ａ，６ｂ，６ｃの信号を入力し、
断線リレーによつて変電所遮断器に遮断動作を行
わせた後、事故点より電源のひとつ手前の開閉器
を開放状態にロツクする制御信号を付勢コイルに
出力する。該開閉器がロツクされた後、変電所が
再閉路動作を行つて健全区間へ再送電する。
しかし、この変流器６ａ，６ｂ，６ｃによれ
ば、磁気コアにコイル巻きした構成を有するた
め、第２図に示すように、故障電流Ｉが7KAを
超えると磁気コアの磁気飽和によつて変流器６
ａ，６ｂ，６ｃの出力信号Ｖが飽和を開始し、故
障電流に正確に応じた信号を出力することができ
ない。因みに、6.6KV、150MVAの標準配電路
線における最大故障電流は12.5KAであるため、
このような故障電流が流れた場合に変流器６ａ，
６ｂ，６ｃの出力信号が飽和し、適確な事故検出
ができない恐れがある。
ば、磁気コアにコイル巻きした構成を有するた
め、第２図に示すように、故障電流Ｉが7KAを
超えると磁気コアの磁気飽和によつて変流器６
ａ，６ｂ，６ｃの出力信号Ｖが飽和を開始し、故
障電流に正確に応じた信号を出力することができ
ない。因みに、6.6KV、150MVAの標準配電路
線における最大故障電流は12.5KAであるため、
このような故障電流が流れた場合に変流器６ａ，
６ｂ，６ｃの出力信号が飽和し、適確な事故検出
ができない恐れがある。
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、全
ての相に変流器を簡単に取り付けれるようにする
とともに水密構造にするための作業を省略できる
ようにし、かつ、全ての相の故障電流に的確に応
じた信号を故障区間自動検出器に出力できるよう
にするため、各相導体を開閉器本体より外部へ引
き出す各相のブツシングの外周にそれぞれ非磁性
材料の環状巻き芯を位置させ、この環状巻き芯に
それぞれコイルを巻き、この複数の環状巻き芯と
コイルを共通のモールド成型体によつて一体化
し、かつ、このモールド成型体に各相のブツシン
グの配置に対応する間隔で各ブツシングを通過さ
せる複数の貫通孔を設けた開閉器用変流器を提供
するものである。
ての相に変流器を簡単に取り付けれるようにする
とともに水密構造にするための作業を省略できる
ようにし、かつ、全ての相の故障電流に的確に応
じた信号を故障区間自動検出器に出力できるよう
にするため、各相導体を開閉器本体より外部へ引
き出す各相のブツシングの外周にそれぞれ非磁性
材料の環状巻き芯を位置させ、この環状巻き芯に
それぞれコイルを巻き、この複数の環状巻き芯と
コイルを共通のモールド成型体によつて一体化
し、かつ、このモールド成型体に各相のブツシン
グの配置に対応する間隔で各ブツシングを通過さ
せる複数の貫通孔を設けた開閉器用変流器を提供
するものである。
以下第３図より第５図によつて本考案の実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第３図は、開閉器に組み込まれる相変流器１０
を示し、ブツシング貫通部１１ａを有し、エポキ
シ樹脂等によつてモールド成型された本体１１
と、FRP等の非磁性材料から成る環状巻き芯１
２と、巻き芯１２に所定の巻き数で巻かれたコイ
ル１３と、コイル１３に接続された引出し線１４
とを有し、３個のコイル１３が本体１１で一体に
成型されている。
を示し、ブツシング貫通部１１ａを有し、エポキ
シ樹脂等によつてモールド成型された本体１１
と、FRP等の非磁性材料から成る環状巻き芯１
２と、巻き芯１２に所定の巻き数で巻かれたコイ
ル１３と、コイル１３に接続された引出し線１４
とを有し、３個のコイル１３が本体１１で一体に
成型されている。
以上の構成において、巻き芯１２は幅20mm，厚
さ８mmの矩形断面を有し、これに18.000ターンの
コイル１３が巻かれる。この巻き数は磁性鉄芯を
有するコイルの巻き数の略３倍のものである。ブ
ツシング貫通部１０は、例えば、91φのブツシン
グが貫通するに必要な孔径を有するため、環状コ
イル１３はそれより若干大きな内径を有する。
さ８mmの矩形断面を有し、これに18.000ターンの
コイル１３が巻かれる。この巻き数は磁性鉄芯を
有するコイルの巻き数の略３倍のものである。ブ
ツシング貫通部１０は、例えば、91φのブツシン
グが貫通するに必要な孔径を有するため、環状コ
イル１３はそれより若干大きな内径を有する。
第４図は、第３図に示した３相変流器１０を組
み込んだ開閉器を示し、開閉器本体１と開閉器本
体１を貫通するブツシング２，３と、開閉操作に
より回転する回転碍子５ａと、回転碍子５ａに支
持された可動導体５と、開閉操作の際に発生する
アークを消弧する消弧室９と、固定電極を支持す
る固定碍子４ａと、開閉器本体１を吊架支持する
ハンガーフツク１５と、ブツシング２を貫通部１
１ａに通すことによりブツシング２に支持された
変流器１０とを有している。
み込んだ開閉器を示し、開閉器本体１と開閉器本
体１を貫通するブツシング２，３と、開閉操作に
より回転する回転碍子５ａと、回転碍子５ａに支
持された可動導体５と、開閉操作の際に発生する
アークを消弧する消弧室９と、固定電極を支持す
る固定碍子４ａと、開閉器本体１を吊架支持する
ハンガーフツク１５と、ブツシング２を貫通部１
１ａに通すことによりブツシング２に支持された
変流器１０とを有している。
以上の構成において、コイル１３は非磁性材料
から成る巻き芯１２に巻かれているため、故障電
流の発生によつて磁化力（アンペア・ターン）が
大になつても磁束密度に飽和が見られず、従つ
て、変流器１０の出力は故障電流の大きさに正確
に応じたものとなる。
から成る巻き芯１２に巻かれているため、故障電
流の発生によつて磁化力（アンペア・ターン）が
大になつても磁束密度に飽和が見られず、従つ
て、変流器１０の出力は故障電流の大きさに正確
に応じたものとなる。
第５図は、第３図および第４図によつて求めた
故障電流Ｉと変流器１０の出力Ｖとの関係を示し
たものであり、6.6KV，150MVAの標準配電線
路における最大故障電流である12.5KAの故障電
流が流れてもそれに正確に対応した出力を変流器
１０から得ることができる。
故障電流Ｉと変流器１０の出力Ｖとの関係を示し
たものであり、6.6KV，150MVAの標準配電線
路における最大故障電流である12.5KAの故障電
流が流れてもそれに正確に対応した出力を変流器
１０から得ることができる。
以上説明したように、本考案の開閉器用変流器
によれば、各相導体を開閉器本体より外部へ引き
出すそれぞれブツシングの外周にFRP等の非磁
性材料の環状巻き芯を位置させ、この複数の環状
巻き芯に複数のコイルを巻き、この複数の非磁性
材料の環状巻き芯と複数のコイルを成型体のモー
ルド本体によつて一体化し、かつ、このモールド
本体に全ての相のブツシングの配置に対応する間
隔で各ブツシングを通過させる複数の貫通孔を設
けたため、全ての相に変流器を簡単に取り付ける
ことができ、また、開閉器の内部に設置するので
水密構造にするための作業を省略することができ
る。加えて、FRP等の非磁性材料によつて環状
巻き芯を形成しているので磁気飽和がなくなり、
故障電流に的確に応じた信号を出力することがで
きる。
によれば、各相導体を開閉器本体より外部へ引き
出すそれぞれブツシングの外周にFRP等の非磁
性材料の環状巻き芯を位置させ、この複数の環状
巻き芯に複数のコイルを巻き、この複数の非磁性
材料の環状巻き芯と複数のコイルを成型体のモー
ルド本体によつて一体化し、かつ、このモールド
本体に全ての相のブツシングの配置に対応する間
隔で各ブツシングを通過させる複数の貫通孔を設
けたため、全ての相に変流器を簡単に取り付ける
ことができ、また、開閉器の内部に設置するので
水密構造にするための作業を省略することができ
る。加えて、FRP等の非磁性材料によつて環状
巻き芯を形成しているので磁気飽和がなくなり、
故障電流に的確に応じた信号を出力することがで
きる。
第１図は変流器付開閉器を示す説明図。第２図
は第１図の特性を示す説明図。第３図は本考案の
一実施例を示す説明図。第４図は本考案の変流器
を有する開閉器を示す説明図。第５図は本考案の
変流器の特性を示す説明図。 符号の説明、１……開閉器本体、２，２ａ，２
ｂ，２ｃ，３，３ａ，３ｂ，３ｃ……ブツシン
グ、４……固定電極、５……可動電極、６ａ，６
ｂ，６ｃ……変流器、１０……変流器、１１……
本体、１１ａ……ブツシング貫通孔、１２……非
磁性巻き芯、１３……コイル、１４……口出線。
は第１図の特性を示す説明図。第３図は本考案の
一実施例を示す説明図。第４図は本考案の変流器
を有する開閉器を示す説明図。第５図は本考案の
変流器の特性を示す説明図。 符号の説明、１……開閉器本体、２，２ａ，２
ｂ，２ｃ，３，３ａ，３ｂ，３ｃ……ブツシン
グ、４……固定電極、５……可動電極、６ａ，６
ｂ，６ｃ……変流器、１０……変流器、１１……
本体、１１ａ……ブツシング貫通孔、１２……非
磁性巻き芯、１３……コイル、１４……口出線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 FRP等の非磁性材料より成り、開閉器の導体
数に等しい複数の環状巻き芯と、 前記複数の環状巻き芯にそれぞれ巻かれた複数
のコイルと、 前記複数の環状巻き芯と前記複数のコイルを一
体成形し、前記開閉器の導体数に等しい複数のブ
ツシングを通過させる複数の貫通孔を前記複数の
環状巻き芯の中心にそれぞれ形成したモールド本
体と、 前記モールド本体内の前記複数のコイルにそれ
ぞれ接続されて各コイルの電流信号を前記開閉器
より外部へ出力する複数の口出線を備え、 前記モールド本体の前記複数の貫通孔に前記開
閉器内に位置する前記複数のブツシングをそれぞ
れ通すことにより前記開閉器内においてその全て
の相に貫通型変流器を設置することを特徴とする
開閉器用変流器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979151429U JPS6335467Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979151429U JPS6335467Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5667631U JPS5667631U (ja) | 1981-06-05 |
| JPS6335467Y2 true JPS6335467Y2 (ja) | 1988-09-20 |
Family
ID=29382398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979151429U Expired JPS6335467Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6335467Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10004833A1 (de) * | 2000-02-01 | 2001-08-02 | Siemens Ag | Mehrpoliger Niederspannungs-Leistungsschalter mit einem Stromerfassungsgerät je Pol |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5221678A (en) * | 1975-08-13 | 1977-02-18 | Hitachi Ltd | Gas bushing for power gas breaker |
-
1979
- 1979-10-31 JP JP1979151429U patent/JPS6335467Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5221678A (en) * | 1975-08-13 | 1977-02-18 | Hitachi Ltd | Gas bushing for power gas breaker |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5667631U (ja) | 1981-06-05 |
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