JPS60244390A - 赤潮回収処理方法 - Google Patents

赤潮回収処理方法

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JPS60244390A
JPS60244390A JP59100641A JP10064184A JPS60244390A JP S60244390 A JPS60244390 A JP S60244390A JP 59100641 A JP59100641 A JP 59100641A JP 10064184 A JP10064184 A JP 10064184A JP S60244390 A JPS60244390 A JP S60244390A
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red tide
plankton
water
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magnetic filter
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JP59100641A
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Isamu Hirayama
平山 勇
Toshio Kaishima
貝島 寿夫
Norio Shioji
塩地 則夫
Kiyoshi Sugata
清 菅田
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UNYUSHO DAISAN KOWAN KENSETSU KYOKUCHO
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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UNYUSHO DAISAN KOWAN KENSETSU KYOKUCHO
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は赤潮の処理方法に関し、特に公害上問題となる
赤潮を消滅させると同時に、赤潮の原因物質である赤潮
プランクトンを回収する方法を提供せんとするものであ
る。
赤潮状の原水から赤潮プランクトンを分離除去する方法
としては、に)一旦、赤潮状の原水を取水して、これを
(1)凝集沈澱法又は(2)加圧浮上法で処理する方法
、及びCB)直接赤潮状の原水に粘土や鉄粉などを投入
散布して赤潮プランクトンを沈降させる方法が考えられ
る。
しかしながら、(1)の凝集沈澱法では、沈降速度がせ
いぜい1〜2毒/時であり美大な面積を必要とするばか
りでなく、処理プロセスを例えば船上に設置するような
場合、自由水面が大きいので動揺の影響を受け性能が不
安定となる欠点があシ、(2)の加圧浮上法では、浮上
速度が約10〜15m/時で、凝集沈降法よシは改善さ
れるというもの\、処理設備を船上に置くと動揺の影響
を受け、コロイドエアの生成が不安定となり加圧浮上そ
のものが無理を生じるばかシでなく、陸上に設置した場
合においても必ずしも満足すべき赤潮プランクトンの回
収率が得られないという欠点がある。また(3)の直接
赤潮状の原水への投入散布法も、プランクトンは除去さ
れずに水域に残っているので、沈降後に腐敗し水域を再
汚染するので根本的な解決法とは云い難く、しかも腐敗
後の再汚染が早く、公害の繰返しが急速に起り、むしろ
反社会的な方法と云って過言ではない。
そこで本発明者らは、上述したような欠点のない赤潮状
の原水から赤潮プランクトンの除去法につき鋭意研究の
結果、(a)赤潮プランクトンの表面は屈曲に富み、ま
た粘質物の膜で覆われているものが多い、(b)多数の
赤潮ブランクト/は地磁気に感応する性質があり強磁性
体微粒子とのなじみ具合がよく、かつ強い磁場での感応
がよい・、という事実を確認し、赤潮状の原水に強磁性
体微粒子を混合すれば同微粒子が赤潮プランクトンに容
易に付着し、これを磁場で強磁性体微粒子と共に捕捉す
れば赤潮プランクトンの効果的な分離が行なえるのでは
ないかという知見を得、多くの実験によりその効果を確
認し、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明は赤潮状の原水から赤潮プランクトン
を分離回収する方法において、赤潮状の原水を取水し、
これに強磁性体微粒子を添加後十分攪拌の上、磁気フィ
ルターに通水し、磁気フィルターのフィルターメディア
部で強磁性体微粒子と共に赤潮プランクトンを濃縮状態
で捕捉分離し、さらに強磁性体微粒子と赤潮プランクト
ンを分離して強磁性体を再利用することを特徴とする赤
潮の6理方法を要旨とするものである。
本発明は、赤潮回収船上で適用することもでき、一般に
上水(飲料水)処理における赤潮プランクトン混入トラ
ブル対策、海水、湖沼水を工業用水又は工業原料とする
場合の赤潮プランクトン混入トラブル対策に有利に適用
することができる。
本発明の構成について詳述する前に、先ず本発明でいう
赤潮及び赤潮プランクトンの定義を表1に示す。
第1図に示した70−に従って本発明の実施例を示す。
1は赤潮発生水域、2は赤潮海水の取水ライン、3はゴ
ミ除去を兼ねる取水装置、4は反応槽、5は強磁性体微
粒子を含む水の貯槽、6は強磁性体微粒子を反応槽4に
送るライン、7は第一磁気フィルター、8は赤潮プラン
クトンと強磁性体微粒子の混合スラリーの回収槽、9は
処理水の放流ライン、10は必要に応じて設けられる無
機凝集剤注入設備、11は高分子系凝集剤注入設備で、
これも必要に応じて設けられるものである。12は第二
磁気フィルターで赤潮プランクトンと強磁性体微粒子の
混合スラリーを分離し、強磁性体微粒子を再利用する目
的で設けられている。13は第二磁気フィルター12に
よシ分離した強磁性体微粒子の貯留槽で、分離した強磁
性体微粒子は、反応槽4に送られて再利用される。14
は第二磁気フィルター12によシ分離された赤潮プラン
クトンを貯留する赤潮スラリー槽であり、ここに貯留さ
れた赤潮スラリーは、15の遠心分離機で脱水・濃縮処
理される。
赤潮発生水域1よシ、赤潮プランクトンを含む海水は、
取水ライン2、取水装置3を経て反応槽4に達し、貯槽
5から供給される強磁性体微粒子〔例えばマグネタイト
(Fagot) +酸化コバルト、酸化クロム等〕と共
に反応槽4において十分混合されて、強磁性体微粒子と
赤潮プランクトンとは互いにからみ合って付着しあう。
この際、必要に応じて設備10,11よフ無機質凝集剤
(水に溶解した時Al(OH)3’−、Fe(OH)。
等となるもの)、高分子凝集剤(アルギン酸ソーダー等
)を添加して更にそのからみ合いを促進させることもで
きる。強磁性体微粒子と赤潮プランクトンは、からみ合
ってあたかも一つの微粒子様となって、第一磁気フィル
ターフに達し、該微粒子は第一磁気フィルターフで捕捉
され、処理された清浄な処理水は放流ライン9を経て、
赤潮発生水域1へ放流される。
一定時間後、第一磁気フィルターフは、捕捉された微粒
物で目詰シを起し、通水時の圧力損失が高まると共に微
粒物の捕捉能力が低下する。
このような状態になった時、反応槽4からの通水を止め
、必要に応じて第一磁気フィルターフにかかつている磁
力を取シ去って、水又は水と空気などを第一磁気フィル
ターフに流入させ、フィルターの洗浄を行う。この洗浄
によって除去された微粒物(強磁性体微粒子と赤潮プラ
ンクトンとのからみ合ったもの)は、回収槽8に流入す
る。
さらに、回収槽8に流入した微粒物を、強磁性体微粒子
と赤潮プランクトンに分けるた・めに、第2磁気フイル
ター12に流入せしめる。
したがって第1磁気フイルター7では、微粒物の捕捉を
行い、第2磁気フイルター12では微粒物を分離すると
いう、まったく逆の操作を行っているが、これ杜、両者
の運転条件を異ならせて行っている。
すなわち、第1磁気フイルター7では、第2磁気フイル
ター12に比較し、よシ強い磁力で、しかもフィルター
内を通過する水の流速をゆるやかにして、フィルターに
微粒物を捕捉させるのに対し、第2磁気フイルター12
では、第1磁気フイルター7より弱い磁力で、しかもよ
シ速い流速でフィルター内を通過させてやる。この操作
によシ弱い磁力でもフィルターに捕捉されやすい強磁性
体微粒子が優先的にフィルターに付着し、弱い磁力や速
い流速ではフィルターに捕捉されにくい赤潮プランクト
ンが付着されずに第2磁気フイルターを通過し、14の
赤潮スラリー槽に貯留される。
また、第2磁気フイルター12に優先的に付着した強磁
性体微粒子は、第1磁気フイルター7で行ったと同様の
洗浄操作によシ、フィルターを洗浄し、この洗浄水(強
磁性体微粒子を含む)を13の貯留槽に入れ、再利用を
行う。赤潮スラリー槽14に貯留された赤潮スラリーは
、遠心分離機15で脱水濃縮され、スラッジとして排出
される。このスラッジはスラッジ貯槽16に貯められ、
焼却又は埋立処理などに処せられる。また遠心分離脱水
は、ライン17を経由して、取水ライン2に返送される
か、又はそのまま、もとの赤潮海域に放流される。
本発明方法の効果は次の如くである。
(イ)強磁性体微粒子と第1磁気フイルターを用いて赤
潮を回収、濃縮すると共に、 ←)第2磁気フイルターを用いて強磁性体微粒子を回収
、再利用し、赤潮プランクトンは、遠心分離機で濃縮、
脱水処理を行う。
r) 以上の操作によシ、従来困難であった強磁性体微
粒子の回収・再利用を可能とし、ランニングコストの低
減に大きく寄与することができた。
実施例 第1図に示したフローにより本発明の方法にて赤潮回収
処理を行い、本発明の方法の効果を確認した。
(1)第一磁気フィルターとその運転法1)磁気フィル
ター:電磁フィルター 2)フィルターにかかる磁カニ3KOe5)通水速度(
フィルター内を通過する水の速度):200惧/h 4)通水時間=30分通水後、20Gt。
水でフィル!−を洗浄 (2)第二磁気フィルターとその運転法1)磁気フィル
ター:電磁フィルター 2)フィルターにかかる磁カニ I KOe3)通水速
度: t 000n/h 4)通水時間;1分間通水後、iozの水でフィルター
を洗浄 (3)添加した強磁性体微粒子 1)マグネタイト(FesO4) ・純 度:9Bチ以上 一真比重:5.1r/m ・平均粒径:CL52μ ・かさ比重:約α5f/d ・磁 化: 85.4 emu/f (7KOeにおい
て)(4) 実験に使用した赤潮プランクトン瀬戸内海
に発生したホルネリア、スクレトネマ、オリソディスク
ス等の赤潮プランクトン(、一種又は一種以上の混合試
料)。濃度は20〜50WIg/1(8Bとして)であ
る。
(5) 実験方法 瀬戸内海に発生した赤潮海域に、第1図の実験装置(処
理能力10 m’/ h )を台船上に設置してこの台
船を曳船によシ曳航し実験を行った。マグネタイトの添
加量は、201q/lとし、再利用マグネタイトを20
119/L。
計401f/lを、反応槽手前に注入を行った。
(〜 実験結果 第2図に第一磁気フィルターにおける赤潮プランクトン
の回収率を示す。
この結果から、第一磁気フィルターにおける赤潮プラン
クトンの回収率は、90%近い好成績を得ることができ
、この赤潮プランクトン回収・処理システムは、非常に
有効であることを確認した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の赤潮回収処理方法の概略の70−、第
2図は本発明の実施例の、第1磁気フイルターにおける
赤潮プランクトン回収率(SSとして、チ)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 赤潮プランクトンを回収・濃縮する方法において赤潮プ
    ランクトンを含有する水に、□強磁性体微粒子を添加し
    た後、必要に応じて凝集剤を加えて、第一磁気フィルタ
    ーに通水し、一定時間抜第一磁気フイルターを洗浄し、
    赤潮プランクトンと強磁性体微粒子の混合物を含有する
    上記洗浄水を第二磁気フィルターに通して強磁性体微粒
    子と赤潮プランクトンとに分離し、分離された強磁性体
    微粒子を再利用すると共に、赤潮プランクトンは脱水濃
    縮処理を行うことを特徴とする赤潮回収処理方法。
JP59100641A 1984-05-21 1984-05-21 赤潮回収処理方法 Granted JPS60244390A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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