JPS602441A - 容易開放型缶蓋とその缶蓋の製造方法 - Google Patents

容易開放型缶蓋とその缶蓋の製造方法

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JPS602441A
JPS602441A JP10328883A JP10328883A JPS602441A JP S602441 A JPS602441 A JP S602441A JP 10328883 A JP10328883 A JP 10328883A JP 10328883 A JP10328883 A JP 10328883A JP S602441 A JPS602441 A JP S602441A
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JP
Japan
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engraved
lid
line
end plate
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP10328883A
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English (en)
Inventor
佐野 博司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeuchi Press Industries Co Ltd
Original Assignee
Takeuchi Press Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takeuchi Press Industries Co Ltd filed Critical Takeuchi Press Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、端板の開口を軽快にしたまま耐圧力が向上
するようにした容易開放型缶蓋と、その缶蓋の製造方法
に関する。
周知缶容器の内、缶本体を缶蓋の端板によって密封し、
端板を開口して内容物の取り出しを可能にする缶容器に
あっては、端板の表側に仕刻線と、圧刻線の破断用タブ
を設け、タブによって圧刻線を破断し、圧刻線によって
Bまれた除去可能板部を取除き、端板を開口していた。
上記缶蓋において圧刻線の刻設を深くすれば、タブによ
る圧刻線の破断は容易になるが、圧刻線の刻設を深くし
て肉厚を薄くするに従って、(T1缶蓋の製造工程中、
(損缶蓋の取付は時、 (III)容器内の圧力、(I
tす移動中の衝撃等によって、最も肉厚が簿くなる残肉
部に応力が集中して亀裂が生じやすくなる。残肉部に亀
裂が生じると、圧刻線より外部に内容物が漏れ出たり、
圧刻線が割れてひどい時、には破裂する不都合もあった
反対に圧刻線の刻線を浅くし、肉厚を厚くするに従って
耐圧力は向上するが、タグによる圧刻線の破断に大きな
力を要し、その結果、タブが鉄部から外れたり切れだり
する不都合もあった。
そこでこの発明は、圧刻線の破断が容易でしかも耐圧力
のある缶蓋を製作し得ないものかと研究した所、圧刻線
の刻設に工夫を凝らすと共に、圧刻線の刻設位置に対応
する端板裏面にフィルムを着設する缶蓋を発明するに至
り、従来缶蓋における欠点を一挙に改良することに成功
したものである。
次に本発明缶蓋の構造とその製造方法を実施例の図面に
より説明すれば、端板(2)の表側に表面(2a)より
内部に刻設する圧刻線(5)を無端状に。
又は一部を残して周設し、圧刻線(5)によって囲まれ
た内部を除去可能板部(6)とし、望ましくは圧刻線(
5)の刻設を従来より深くして、その圧刻線(5)の刻
設位置における残肉部(7)の肉厚(tJを他より薄く
し、圧刻線(5)の刻設位置に対応する端板裏面(2b
)に、圧刻線(5)の形成範囲より広くフィルム(8)
を着設し、除去可能板部(6)に設けた鉄部(4)に、
タブ00のノーズQl)を圧刻線(5)の初期開放部に
向けて嵌挿し、鉄部(4)を加締めてタブ(11を離脱
不能に取付けるもので、缶蓋(1)は主としてブリキや
アルミニウム等の破断可能な材料より形成し、端板(2
)の外周に缶本体の端部[相]と二重に巻締て固定する
エンド(3)を設け、端板(2)の表側に刻設する圧刻
M (5)は、全開放型(フルオープンタイプとも称す
)缶蓋(IA)にあっては、端板(2)の外周部に沿っ
て無端状に刻設し、部分開放型(リキッドタイプとも称
す)缶蓋(1つにあっては、端板(2)の適所に扇状を
成すよう刻設し、圧刻線(5)の刻設時に、圧刻線(5
)の刻設深さを従来より少なくとも初期開放部(主にタ
ブノーズQl)側)で深くなるように刻設し、又は初期
開放部と数個所に点存するように、或は圧刻線(5)の
全体を深く刻設し、具体的には薄い残肉部(7)の肉厚
C1)が0.14〜O,Q5ff程度となるまで刻設し
、端板裏面(2b)に着設するフィルム(8)には、望
ましくは通気を防ぐ気密フィルム、例えばアルミや銅等
の金属箔を遮断層(至)として介在したラミネートフィ
ルム(aA) 、耐薬品性に弾くバリヤー性の高い合成
樹脂フィルム(8ツを用い、このフィルム(8)を接着
剤や超音波、高周波、冷間圧接等の手段によって、少な
くとも圧刻線(5)の刻設によって肉厚(1)が蒲くな
る薄い残肉部(7)′の形成位置に対応した端板裏面(
2b)に、薄い残肉部(7fの形成範囲より広く部分的
に着設し、又は薄い残肉部(7fの形成に左右されるこ
となく、圧刻線(5)の全周に対応するよう端板裏面(
2b)に着設するものである。
本発明による缶蓋(1)のうち、全開放型缶M(LA)
にあっては、円盤状の材料の〕から外周にエンド(3)
を有する端板(2)を形成し、この端板(2)にタブ取
付用鉄部(4)を形成した後、端板(2)の外周に圧刻
線(5)を刻設し、その際、圧刻線(5)の刻設が少な
くとも初期開放部で他より深くなるよう形成し、次で圧
刻線(5)の刻設部に対応する端板裏面(2b)にフィ
ルム(8)を着設し、鉄部(4)にタグOQを数例けて
缶M(IA)の形成を完了するものである。この缶蓋(
IA)は従来缶蓋と比較した場合(a) 圧刻線(5)
の刻設を深くして残肉部(7)の肉厚(l]をできるだ
け薄くする。
(b) 圧刻線(5)の刻設部における残肉部(7)に
、何らかの影響によって亀裂が生じても通気を防止し得
るよう、圧刻線(5)の刻設位置に対応した端板裏面(
2b)にフィルム(8)を着設する。
点において異なる。そのうち(a)は肉眼で視覚するこ
とができず、外見上(b)のみが異なるので。
缶本体に対する本発明缶蓋(1)の取付□けは、従来缶
蓋と同様の手段で取付は得る。又本発明缶蓋(1)の端
板(2)に設けた除去可能板部(6)を破断して開放す
るには、端板鉄部(4)に取付けたグプ00を従来と同
様に引起し、タブαQのノーズ(11)で圧刻線(5)
、又は圧刻線(5)の内側を上部より下部に向けて押圧
すれば、圧刻線(5)の一部、又は全部は従来より深く
刻設され、残肉部(7)の肉厚(tlが薄くなるように
形成されているため、残肉部(7)の弱体部、即ち刻設
が深くて薄い残肉部(7)の初期開放部が主として剪断
力の作用で破断し、圧刻線(5)の破断に引続いてその
下方に着設されているフィルム(8)も切断され、或は
フィルム(8)が端板裏面(2b)から剥ぎ取られる。
次なるタブ00の引き上げによって初期開放部より圧刻
線(5)に沿って両側に破断を開始し、圧刻線(5)の
破断と共にその下方に着設したフィルム(8)も切断し
て、除去可能板部(6)の切取りを完了するものである
従って本発明の缶蓋は、圧刻線の刻設を深くしてその残
肉部の肉厚をできるだけ薄くし、破断する断面積を少な
くなるようにしたものであるから、圧刻線の破断が従来
より著しく軽快容易になる。しかも圧刻線の刻設を深く
して、残肉部の肉厚を薄くすると、その分だけ耐圧力は
落ちるが、圧刻線の刻設位置に対応した端板裏面にはフ
ィルムが着設されているため、耐圧力は向上する。又端
板裏面にフィルムが着設されている結果、圧刻線をタブ
によって強制的に破断する前に、例え圧刻線の残肉部に
何らかの原因で亀裂が生じても、亀裂から内容物が外部
に漏れ出たり、外気が缶容器内に侵入して内容物を変質
することもないばかりか、従来の缶蓋にあ1ては、圧刻
線を強制的に破断するまで、残肉部に亀裂が生じないよ
う正確に圧刻線を刻設 lしなければならず、そのため
に機械精度や金型精度、金型温度等の管理に特別の技術
を要したが、本発明の缶蓋にあってはたとえ残肉部に亀
裂が生じても、亀裂を塞ぐフィルムが端板裏面に着設さ
れているため、圧刻線の刻設許容誤差範囲を広くして、
不良缶蓋の発生を著しく少なくすることも可能である。
更に従来の全開放型缶蓋では1缶容器内が加圧状態にな
る場合には使用できなかったが、本発明による全開放型
缶蓋にあっては、缶内圧が約7〜まで使用可能となるの
で、従来使用されていなかった分野まで大巾に利用でき
る等、本発明の缶蓋はタブによる除去可能板部の破断開
口を軽快容易にしながら、破断部の耐圧力も向上し得る
ようにした前記特徴と共に、缶蓋の製造及び使用面に顕
著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)乃至(へ)は本発明缶蓋の製造工程例を示
す断面図、第2図ケフ(す(ハ)は圧刻線の刻設例を示
す平面図、第3図(イ)(ロ)はフィルムの着設例を示
す底面図、第4図(イ)(ロ)(ハ)に)は圧刻線の刻
設例を示す端板要部の拡大断面図、第5図はタブの取付
例を示す缶蓋の要部平面図、第6図(イ)幹)はタグに
よる圧刻線の破斯例を示す要部断面図、第9図(イ)(
ロ)(/→は圧刻線の刻設例を示す平面図、第8図(イ
〕(ロ)はフィルムの着設例を示す底面図、第9図はタ
ブの取付例を示す缶蓋の平面図である。 (IXIAX]T3)−・缶蓋12)一端板、<2a)
−7面、 (26)・・g而、(3)・・エンド、(4
)・・鉄部、(5)・・圧刻線、(6)・・除去可能板
部、<7)(75・・残肉部、(s)(aAXaE)・
・フィルム、01・・タブ、(t)・・肉厚 代理人 宮 1)友 ′□・′・−1 1−・ ゛ L−I、1 ・ 第 71ネ1(イ) 第 8 図(ロ) 第Ω図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)@板の表側に、表面より内部に刻設する圧刻線を有
    し、との圧刻線をタグで破断する缶蓋において、圧刻線
    の刻設位置と対応する端板裏面にフィルムを着設した容
    易開放型缶蓋。 2)圧刻線の刻設が少なくとも初期開放部で他よりも深
    くなり、その残肉部の肉厚が薄くなる特許請求の範囲第
    1項に記載の容易開放型缶蓋。 3)端板裏面に着設するフィルムが気密性を有し、その
    フィルムが少なくとも薄い残肉部と対応する位置で、薄
    い残肉部の形成範囲より広く着設する特許請求の範囲第
    1項、又は第2項に記載の容易開放型缶蓋。 4)端板の表側に、表面より内部に刻設する圧刻線を有
    し、との圧刻線をタブで破断する缶蓋の製造において、
    圧刻線を少なくとも初期開放部で深く刻設し、その刻設
    位置の肉厚を他より薄い残肉部と成した後、少なくとも
    圧刻線の刻設が深くて肉厚が薄くなる残肉部と対応する
    端板裏面に、簿い残肉部の形成範囲より広くフィルムを
    着設し、だとえ残肉部に亀裂が生じても通気を防止し得
    るようにしたことを特徴とする容易開放型缶蓋の製造方
    法。
JP10328883A 1983-06-09 1983-06-09 容易開放型缶蓋とその缶蓋の製造方法 Pending JPS602441A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5322767B2 (ja) * 1971-08-16 1978-07-11
JPS5454786A (en) * 1977-10-06 1979-05-01 Toyo Seikan Kaisha Ltd Cover for simply openable container and method of producing same

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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