JPS60243462A - 間欠作動式多段2重効用第2種ヒ−トポンプ装置 - Google Patents
間欠作動式多段2重効用第2種ヒ−トポンプ装置Info
- Publication number
- JPS60243462A JPS60243462A JP9904384A JP9904384A JPS60243462A JP S60243462 A JPS60243462 A JP S60243462A JP 9904384 A JP9904384 A JP 9904384A JP 9904384 A JP9904384 A JP 9904384A JP S60243462 A JPS60243462 A JP S60243462A
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- Japan
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- temperature
- heat
- adsorption
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、作動気体の可逆的な吸脱着反応での発熱、吸
熱を利用したケミカルヒートポンプ装置に関するもので
あシ、優れた性能を生がし、低質の熱源を用いて暖房、
給湯、或いは工業用の熱を供給することのできるもので
ある。
熱を利用したケミカルヒートポンプ装置に関するもので
あシ、優れた性能を生がし、低質の熱源を用いて暖房、
給湯、或いは工業用の熱を供給することのできるもので
ある。
従来例の構成とその問題点
ヒートポンプ装置は圧縮式、吸収式、ケミカルヒートポ
ンプの3つに大別できる。本発明に係るケミカルヒート
ポンプは、近年エネルギー有効利用の観点から次第に関
心が高まりつ\ある。
ンプの3つに大別できる。本発明に係るケミカルヒート
ポンプは、近年エネルギー有効利用の観点から次第に関
心が高まりつ\ある。
ケミカルヒートポンプは、物質の吸脱着反応もしくは相
変化反応を利用したヒートポンプであり、作動媒体とし
ては金属水素化物や、無機水和物、有機物、ゼオライト
などがその材料として考えられている。これらの作動気
体としては水素、水蒸気、アンモニアなどがある。
変化反応を利用したヒートポンプであり、作動媒体とし
ては金属水素化物や、無機水和物、有機物、ゼオライト
などがその材料として考えられている。これらの作動気
体としては水素、水蒸気、アンモニアなどがある。
次に、従来のヒートポンプ装置の構成やその問題点を金
属水素化物の場合を例に説明する。
属水素化物の場合を例に説明する。
従来の一般的々ヒートポンプサイクルは第1図に示す温
度・平衡圧力特性を示す。温度・平衡圧力特性の異なる
2種類の金属水素化物を用い、同一温度で平衡圧力の低
い金属水素化物(MHl)で十分に水素を吸着したもの
をTM度で加熱しくへの状態)、TL度の十分水素を脱
着した同一温度で平衡圧力の高い金属水素化物(M!(
2)と連通すると、MHlの水素はMH2に移動する(
Bの状態)。この際M H2は発熱反応により熱を発生
するが、これは大気などに捨てる。
度・平衡圧力特性を示す。温度・平衡圧力特性の異なる
2種類の金属水素化物を用い、同一温度で平衡圧力の低
い金属水素化物(MHl)で十分に水素を吸着したもの
をTM度で加熱しくへの状態)、TL度の十分水素を脱
着した同一温度で平衡圧力の高い金属水素化物(M!(
2)と連通すると、MHlの水素はMH2に移動する(
Bの状態)。この際M H2は発熱反応により熱を発生
するが、これは大気などに捨てる。
次にMH2を温度TMで加熱しくCの状態)、水素を脱
着したMHlと連通ずるとMH2から水素はMHIに移
動する。この際発熱反応によりMHIは暖められTM度
からTH度に上昇し、MH2のTM度における平衡圧力
に近い圧力に対応するMHlの平衡温度で熱を発生する
(Dの状態)。
着したMHlと連通ずるとMH2から水素はMHIに移
動する。この際発熱反応によりMHIは暖められTM度
からTH度に上昇し、MH2のTM度における平衡圧力
に近い圧力に対応するMHlの平衡温度で熱を発生する
(Dの状態)。
このようにA−、B−、C−、Dの過程を繰り返すこと
によって、TMの熱源温度の熱から、これより高いTH
湿温度高温の熱を取得することができる。
によって、TMの熱源温度の熱から、これより高いTH
湿温度高温の熱を取得することができる。
しかし、この方法でえられる昇温幅は熱源温度TM度と
、放熱温度TL度との温度幅でほぼきまっている。又第
2図から明らかなごとく、TMが高い温度になり(TM
−、TM/)、TM−TLが大きくなるとTH−TMも
大きくなるが、0点の圧力が増大する( P −、−、
P/)という問題があった。例えばTLが20°Cで圧
力が1気圧とするとTMが100°Cでは20気圧とな
り、容器の耐圧等安全面で困難な問題を生じ、容器を丈
夫にすると、熱容量が増大し、成績係数が低下する。
、放熱温度TL度との温度幅でほぼきまっている。又第
2図から明らかなごとく、TMが高い温度になり(TM
−、TM/)、TM−TLが大きくなるとTH−TMも
大きくなるが、0点の圧力が増大する( P −、−、
P/)という問題があった。例えばTLが20°Cで圧
力が1気圧とするとTMが100°Cでは20気圧とな
り、容器の耐圧等安全面で困難な問題を生じ、容器を丈
夫にすると、熱容量が増大し、成績係数が低下する。
無機材料、特に金属水素化物などは、耐熱性が高いので
、高温廃熱を、さらに高温にして再利用する場合に使用
しうる数少い材料であるが、このように圧力が」ニリす
ぎるという欠点がある。
、高温廃熱を、さらに高温にして再利用する場合に使用
しうる数少い材料であるが、このように圧力が」ニリす
ぎるという欠点がある。
又高幅をうるという目的だけでは多段化する方法がある
が、1段の場合の成績係数が1より小さく、2段にする
と2乗になるので非常に成績係数が低下する。
が、1段の場合の成績係数が1より小さく、2段にする
と2乗になるので非常に成績係数が低下する。
発明の目的
本発明の目的は、相対的に大きい熱源とヒートシンクの
温度差の存在する条件下で、高い温度かえられる第2種
のヒートポンプ装置の高低圧差を大きくしないで、前記
温度差に見合う高い温度かえられ、かつ成績係数は1段
の場合とはソ等しい2段の第2種ヒートポンプ装置を構
成することである。
温度差の存在する条件下で、高い温度かえられる第2種
のヒートポンプ装置の高低圧差を大きくしないで、前記
温度差に見合う高い温度かえられ、かつ成績係数は1段
の場合とはソ等しい2段の第2種ヒートポンプ装置を構
成することである。
発明の構成
本発明の2段第2種ヒートポンプ装置は、作動気体とそ
の作動気体を可逆的に吸脱着できる温度・平衡圧力特性
の異なる2種類の媒体を2つの部屋に区画した密閉容器
内に各々収納し、気体の吸脱着反応時の発熱、吸熱を利
用したケミカルヒートポンプ装置であり、2組のサイク
ルから構成されており、各々、同一温度で平衡圧力の低
い、高温側吸脱着媒体媒体を、熱源により加熱し、作動
媒体を平衡圧力の高い低温側吸脱着媒体に吸着せしめ、
その際に発生する吸着熱をヒートシンクに捨て1次に前
記高温側吸脱着反応媒体を熱源で加熱し、低温側吸脱着
媒体から作動気体を再び高温側吸脱着媒体に吸着せしめ
ることにより、熱源温度よシ高い温度を発生せしめる第
2種ヒートポンプとして使用するもので、第1のサイク
ルの低温側吸脱着媒体の吸着による発熱は大気などのヒ
ートシンクに捨て、高温側吸脱着媒体の吸着による発熱
温度を第2のヒートポンプサイクルの高温側吸脱着媒体
の加熱温度よシ幾分高くすることにょを加熱し、水素を
脱着せしめ、この水素がこの第2のサイクルの低温側吸
脱着媒体に吸着される際の発熱温度を、第1のサイクル
の低温側吸脱着媒体の加熱温度より幾分高くすることに
より、前記第2のサイクルの低温側吸脱着媒体の発熱を
前記第1のサイクルの低温側吸脱着媒体の加熱に用いる
ことにより、前記第2のサイクルに、第1のサイクルの
熱出力より高い温度を得るようにしだものである。
の作動気体を可逆的に吸脱着できる温度・平衡圧力特性
の異なる2種類の媒体を2つの部屋に区画した密閉容器
内に各々収納し、気体の吸脱着反応時の発熱、吸熱を利
用したケミカルヒートポンプ装置であり、2組のサイク
ルから構成されており、各々、同一温度で平衡圧力の低
い、高温側吸脱着媒体媒体を、熱源により加熱し、作動
媒体を平衡圧力の高い低温側吸脱着媒体に吸着せしめ、
その際に発生する吸着熱をヒートシンクに捨て1次に前
記高温側吸脱着反応媒体を熱源で加熱し、低温側吸脱着
媒体から作動気体を再び高温側吸脱着媒体に吸着せしめ
ることにより、熱源温度よシ高い温度を発生せしめる第
2種ヒートポンプとして使用するもので、第1のサイク
ルの低温側吸脱着媒体の吸着による発熱は大気などのヒ
ートシンクに捨て、高温側吸脱着媒体の吸着による発熱
温度を第2のヒートポンプサイクルの高温側吸脱着媒体
の加熱温度よシ幾分高くすることにょを加熱し、水素を
脱着せしめ、この水素がこの第2のサイクルの低温側吸
脱着媒体に吸着される際の発熱温度を、第1のサイクル
の低温側吸脱着媒体の加熱温度より幾分高くすることに
より、前記第2のサイクルの低温側吸脱着媒体の発熱を
前記第1のサイクルの低温側吸脱着媒体の加熱に用いる
ことにより、前記第2のサイクルに、第1のサイクルの
熱出力より高い温度を得るようにしだものである。
実施例の説明
本発明の2段第2種ヒートポンプ装置の一実施例を第3
図に、そのサイクル図を第4図に示す。
図に、そのサイクル図を第4図に示す。
なお吸脱着できる媒体として金属水素化物を例にとって
説明する。
説明する。
第3図に示すように温度・平衡圧力特性の異なる2種類
の金属水素化物を2つの区画された密閉容器内に各々収
容したものを2組作成した。第4図のMHlとMH2で
相対的に低温側で動作する第1のヒートポンプサイクル
を形成し、MH3とMH4で相対的に高温側で動作する
第2のヒートポンプサイクルを構成した。この2つのヒ
−トポンプサイクルにおいて、同一温度での平衡圧力の
低い高温加熱側媒体はMHlとMH3である。
の金属水素化物を2つの区画された密閉容器内に各々収
容したものを2組作成した。第4図のMHlとMH2で
相対的に低温側で動作する第1のヒートポンプサイクル
を形成し、MH3とMH4で相対的に高温側で動作する
第2のヒートポンプサイクルを構成した。この2つのヒ
−トポンプサイクルにおいて、同一温度での平衡圧力の
低い高温加熱側媒体はMHlとMH3である。
次に前記ヒー)・ポンプ装置の動作について説明する。
第1ステツプ、第1のヒ−トポンプサイクルの高温加熱
例1の金属水素化物MH1を熱源4によりTH度で加熱
し、放熱器7により低温発熱側の金属水素化物(MH2
)をTA度の外気などで冷却し、弁6を開放するとM)
31に吸着し7た水素はMH2に移動する。第3図にお
・いて、実線の矢印は水素の移動2点線の矢印は熱の移
動を示し、矢印の番号1け第1ステーノブを示す。
例1の金属水素化物MH1を熱源4によりTH度で加熱
し、放熱器7により低温発熱側の金属水素化物(MH2
)をTA度の外気などで冷却し、弁6を開放するとM)
31に吸着し7た水素はMH2に移動する。第3図にお
・いて、実線の矢印は水素の移動2点線の矢印は熱の移
動を示し、矢印の番号1け第1ステーノブを示す。
このステップでは熱源4.l:すJVI)(1に熱が力
えられ、MH2は発熱するので、この熱は放熱器7で除
去される。
えられ、MH2は発熱するので、この熱は放熱器7で除
去される。
第2ステツプ(矢印2のステ、ノブ〕I第1のステップ
の終了した所で弁2を閉じ熱輸送手段6によってMHI
からMH3に熱を移し、弁6を再び開くと、水素はMH
2からMHlに移動し、b、’i H1て発熱し、この
熱でMH3が加熱され、水素を発生ずるので、弁6′も
開くと、この水素はMH4に吸着され発熱するので、熱
輸送手段6′によってこの熱をMH2に送ると、MH2
ではまず寸す水素が発生し、MHlではさらに熱を発生
し、MH3を加熱し、といった具合に反応が進行し、結
果として水素はMH2からMHlへ、又MH3からMH
4へ移る。こ5で反応が終ると弁6.6′は閉じる。
の終了した所で弁2を閉じ熱輸送手段6によってMHI
からMH3に熱を移し、弁6を再び開くと、水素はMH
2からMHlに移動し、b、’i H1て発熱し、この
熱でMH3が加熱され、水素を発生ずるので、弁6′も
開くと、この水素はMH4に吸着され発熱するので、熱
輸送手段6′によってこの熱をMH2に送ると、MH2
ではまず寸す水素が発生し、MHlではさらに熱を発生
し、MH3を加熱し、といった具合に反応が進行し、結
果として水素はMH2からMHlへ、又MH3からMH
4へ移る。こ5で反応が終ると弁6.6′は閉じる。
第3ステツプ(矢印3のステップ)
MH4を熱源4′によって加熱し、弁6′を開くと水素
はMH4からMH3に移動しMH4で吸熱。
はMH4からMH3に移動しMH4で吸熱。
MH3で発熱する。この熱は出力取出しQii sによ
って取出される。
って取出される。
これを第4図のサイクル図で見ると、MHlの加熱温度
はTM、発熱温度はTD、MHsの加熱温度はTaでT
a>TDにしであるので熱をMHIからMH3に移すこ
とができる。又MH4の加熱温度TM、放熱温度Tbで
、MH2の加熱温度Tcに対し、Tc<Tbになってい
るので、熱をMH4からMH2に移すことができる6、
このように組合わせることによって1vu−r3にTH
の温度の熱を生じさせることができる。
はTM、発熱温度はTD、MHsの加熱温度はTaでT
a>TDにしであるので熱をMHIからMH3に移すこ
とができる。又MH4の加熱温度TM、放熱温度Tbで
、MH2の加熱温度Tcに対し、Tc<Tbになってい
るので、熱をMH4からMH2に移すことができる6、
このように組合わせることによって1vu−r3にTH
の温度の熱を生じさせることができる。
本発明の具体例として第3図、第4図に示す、1:うな
構成表、温度圧力サイクルを有する冷却装置を試作し、
その評価を行った結果についてのべる。
構成表、温度圧力サイクルを有する冷却装置を試作し、
その評価を行った結果についてのべる。
MH−+として T 1 o 、 3s Z r o
、 67 MII 1.4Cr o、4Cuo 、2i
t/I H2として T’ 1 o 、 e Z r
o 、 4Mn 1.4 Cr o 、 4Cuo 、
2MH3として T 1 o 、 s Z r o
、 71V町、 2 Cr o、 e COo 、 2
MH4として TiO,35ZrO,66”1.2Cr
O,6C00,2のTi−Mn系合金を、それぞれ5り
づ\第3図のような構成の装置に充填した。そして各ヒ
ートポンプサイクルで約31モルの水素が移動するよう
金属水素化物として調整した。
、 67 MII 1.4Cr o、4Cuo 、2i
t/I H2として T’ 1 o 、 e Z r
o 、 4Mn 1.4 Cr o 、 4Cuo 、
2MH3として T 1 o 、 s Z r o
、 71V町、 2 Cr o、 e COo 、 2
MH4として TiO,35ZrO,66”1.2Cr
O,6C00,2のTi−Mn系合金を、それぞれ5り
づ\第3図のような構成の装置に充填した。そして各ヒ
ートポンプサイクルで約31モルの水素が移動するよう
金属水素化物として調整した。
そして熱源の温度を100″C1放熱温度を20°Cと
すると、第1のサイクルの発生する高温は146°Cで
あり、低温側の必要加熱温度は60°Cである。
すると、第1のサイクルの発生する高温は146°Cで
あり、低温側の必要加熱温度は60°Cである。
これに対し第2のサイクルの高温側の加熱温度は140
°C1低温側の発熱温度は66°Cであり、第1のサイ
クルの発熱で第2のサイクルは駆動され、第2のサイク
ルの廃熱は第1のサイクルの低温側の駆動に利用された
。その結果筒2のサイクルの高温側に173°Cを得た
。
°C1低温側の発熱温度は66°Cであり、第1のサイ
クルの発熱で第2のサイクルは駆動され、第2のサイク
ルの廃熱は第1のサイクルの低温側の駆動に利用された
。その結果筒2のサイクルの高温側に173°Cを得た
。
又このサイクルの高圧はいずれも6気圧以下、低圧も1
気圧以上と極めて取扱い易い圧力領域にある。
気圧以上と極めて取扱い易い圧力領域にある。
又この2段第2種ヒートポンプ装置の成績係数は一段の
第2種ヒートポンプのそれとはソ同一で、0.35を得
た。
第2種ヒートポンプのそれとはソ同一で、0.35を得
た。
なお作動原理の説明で3つのステップに分けだが、第3
のステップと第1のステップは時間的に同時進行が可能
であるから、上記組合せサイクルをさらにもう一組用意
すればはソ連続的に出力かえられる。
のステップと第1のステップは時間的に同時進行が可能
であるから、上記組合せサイクルをさらにもう一組用意
すればはソ連続的に出力かえられる。
この実施例は、水素と金属水素化物を作る合金の組み合
せによるものであるが、他の気体と吸脱着媒体の組み合
せも考えられる。しかし、金属水素化物を用いたヒート
ポンプサイクルは反応の可逆性や繰返し運転による寿命
性能にすぐれており。
せによるものであるが、他の気体と吸脱着媒体の組み合
せも考えられる。しかし、金属水素化物を用いたヒート
ポンプサイクルは反応の可逆性や繰返し運転による寿命
性能にすぐれており。
反応速度が非常に速いというメリットがあシ、さらに、
合金の組成を変えることにより、かなり任意に温度・平
衡圧力特性の異なる材料が入手できるだめ、このような
巧妙な組み合せの実現が容易である。
合金の組成を変えることにより、かなり任意に温度・平
衡圧力特性の異なる材料が入手できるだめ、このような
巧妙な組み合せの実現が容易である。
なお実施例は2段の例であるが同様な原理で多段化する
ことは勿論可能である。
ことは勿論可能である。
発明の効果
従来間欠式の第2種ヒートポンプサイクルを用いて高温
を得ようとする場合、その昇温幅は、熱源温度と、ヒー
トシンク温度との差程度であるが。
を得ようとする場合、その昇温幅は、熱源温度と、ヒー
トシンク温度との差程度であるが。
無機の吸脱着媒体、特に金属水素化物と水素ガスの組み
合せは、耐熱温度が極めて高いため、高い温度を得たい
時には唯一ともいえるべき昇温手段である。この場合熱
源温度もかなり高く昇温幅が広いのであるが、従来の1
段方式では高圧が高くなりすぎて安全上も、成績係数の
点でも不利であった。本発明は実施例の説明でも明らか
なごとく、圧力関係は一段の場合と殆んど同一で、しか
も成績係数も一段の場合と同一で、高い温度かえられる
もので、高温廃熱を利用してさらに高温を得たいといっ
た工業的な利用面で極めて有用な方法である。
合せは、耐熱温度が極めて高いため、高い温度を得たい
時には唯一ともいえるべき昇温手段である。この場合熱
源温度もかなり高く昇温幅が広いのであるが、従来の1
段方式では高圧が高くなりすぎて安全上も、成績係数の
点でも不利であった。本発明は実施例の説明でも明らか
なごとく、圧力関係は一段の場合と殆んど同一で、しか
も成績係数も一段の場合と同一で、高い温度かえられる
もので、高温廃熱を利用してさらに高温を得たいといっ
た工業的な利用面で極めて有用な方法である。
第1図は従来から知られている間欠式第2種ヒートポン
プの原理図、第2図は単一サイクルで、熱源温度がより
高く、高い温度かえられる場合のサイクルを示す図、第
3図は本発明の一実施例の2段第2種ヒートポンプ装置
の構成図、第4図は本発明の一実施例におけるヒートポ
ンプサイクルを示す図である。 4.4′・・・・・熱源、6,6′・・・・・・弁、6
,6′・・・・・熱輸送手段、7・・・・・・放熱器、
8・・・・・・出力端。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
プの原理図、第2図は単一サイクルで、熱源温度がより
高く、高い温度かえられる場合のサイクルを示す図、第
3図は本発明の一実施例の2段第2種ヒートポンプ装置
の構成図、第4図は本発明の一実施例におけるヒートポ
ンプサイクルを示す図である。 4.4′・・・・・熱源、6,6′・・・・・・弁、6
,6′・・・・・熱輸送手段、7・・・・・・放熱器、
8・・・・・・出力端。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
Claims (1)
- (1)作動気体を可逆的に吸脱着できる物質で、温度平
衡圧力特性の異なる吸脱着反応媒体をそれぞれ容器内に
収容し、作動気体をそれぞれの前記媒体間を移動せしめ
る際の発熱吸熱を利用するケミカルヒートポンプサイク
ルを少なくとも2組用意し、各々同一温度で平衡圧力の
高い低温側吸脱着反応媒体を、熱源により加熱し、作動
気体を平衡圧力の低い高温側吸脱着媒体に吸着せしめる
ことにより熱源温度より高い温度を得る第2種ヒートポ
ンプサイクルとして使用するもので、第1のサイクルの
高温側吸脱着媒体の発熱温度を第2のサイクルの高温側
吸脱着媒体の加熱温度より幾分高くし、第1のサイクル
の高温側吸脱着媒体の発熱により第2のサイクルの高温
側吸脱着媒体の加熱を行い、かつ、第2のサイクルの低
温側吸脱着媒体の発熱温度を、第1のサイクルの低温側
吸脱着媒体の加熱温度より幾分高くし、第2のサイクル
の低温側吸脱着媒体の発熱により第1のサイクルの低温
側吸脱着媒体の加熱を行い、第1のサイクルの高温側吸
脱着媒体および第2のサイクルの低温側吸脱着媒体の加
熱を外部熱源より加熱し、第プ装置。 (に)各ヒートポンプサイクルの少くとも一つに、作動
気体として水素ガスを用い、吸脱着反応媒体−トポンプ
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9904384A JPS60243462A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 間欠作動式多段2重効用第2種ヒ−トポンプ装置 |
EP84107926A EP0131869B1 (en) | 1983-07-08 | 1984-07-06 | Thermal system based on thermally coupled intermittent absorption heat pump cycles |
DE8484107926T DE3474338D1 (en) | 1983-07-08 | 1984-07-06 | Thermal system based on thermally coupled intermittent absorption heat pump cycles |
US06/629,072 US4623018A (en) | 1983-07-08 | 1984-07-09 | Thermal system based on thermally coupled intermittent absorption heat pump cycles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9904384A JPS60243462A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 間欠作動式多段2重効用第2種ヒ−トポンプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60243462A true JPS60243462A (ja) | 1985-12-03 |
JPH0220912B2 JPH0220912B2 (ja) | 1990-05-11 |
Family
ID=14236457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9904384A Granted JPS60243462A (ja) | 1983-07-08 | 1984-05-17 | 間欠作動式多段2重効用第2種ヒ−トポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60243462A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01219455A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-09-01 | Aisin Seiki Co Ltd | メタルハイドライド加熱冷却装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03114568U (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-25 |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP9904384A patent/JPS60243462A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01219455A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-09-01 | Aisin Seiki Co Ltd | メタルハイドライド加熱冷却装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0220912B2 (ja) | 1990-05-11 |
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