JPH01210769A - ケミカルヒートポンプ装置 - Google Patents

ケミカルヒートポンプ装置

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Publication number
JPH01210769A
JPH01210769A JP3575088A JP3575088A JPH01210769A JP H01210769 A JPH01210769 A JP H01210769A JP 3575088 A JP3575088 A JP 3575088A JP 3575088 A JP3575088 A JP 3575088A JP H01210769 A JPH01210769 A JP H01210769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vessel
container
valve
adsorbent
condensing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3575088A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunehiko Todoroki
轟 恒彦
Yukio Watanabe
渡辺 幸男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01210769A publication Critical patent/JPH01210769A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子冷凍素子と化学的吸着・脱着反応を組み合
わせた小型の冷却・加熱装置に関するものである。
従来の技術 従来の加熱・冷却装置としては、圧縮機により冷媒を圧
縮してその凝縮熱あるいは蒸発熱を利用したいわゆる蒸
気圧縮式が一般的であるが、この外に化学反応を利用し
たいわゆるケミカルヒートポンプ装置が知られている。
後者のケミカルヒートポンプ装置にあっては、例えば特
開昭57−80158号が示すようにゼオライト、シリ
カゲル、活性炭等の吸着材と水、アルコール、フレオン
等の媒体との吸着・脱着反応を利用して冷却や加熱に使
用する装置が知られている。その構成は第3図に示すよ
うに、密封容器31に媒体を可逆的に吸着・脱着する吸
着材32を入れ、もう一方の密封容器33には媒体34
を入れ、容器31.33をバルブ35を備えた連結管3
6で結んでいる。
今、バルブ35を開打て、この容器31を加熱すると吸
着材32が熱せられて媒体を脱着し、容器33を冷却し
ておくとその媒体は凝縮して容器33内に溜る(再生過
程)。次にバルブを閉じて両刃の容器を室温に冷却する
さて、冷房あるいは暖房が必要なときにはバルブ35を
開けると、媒体は吸着材に吸着される。
このとき、容器33では媒体の蒸発が起こるため周囲か
ら蒸発熱を奪い容器は冷えるのでこの容器から冷風を得
ることができる。一方、吸着反応は発熱反応であるため
容器31は昇温するのでこの容器から暖風が得られる。
発明が解決しようとする課題 蒸気圧縮式にあっては小型化にともなって効率が低下し
たり、圧縮機の振動騒音が避けられないという問題点が
ある。また、ケミカルヒートポンプ装置にあっては脱着
反応を起こさせる再生過程には太陽熱や廃熱を利用する
ものが多く、装置が複雑になり小型化が難しいという問
題点がある。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のケミカルヒート
ポンプ装置は、ペルチェ効果を利用した電子冷凍素子の
吸熱側に熱的伝導を持たせて凝縮容器を設け、発熱側に
は熱的伝導を持たせて吸着材の充填容器を設け、それら
凝縮容器と充填容器とはバルブによって連結した密封容
器とし、その内部に吸着材に吸着可能な媒体を封入し、
電子冷凍素子を駆動することによって充填容器を加熱し
て媒体を脱着させる一方で凝縮容器を冷却して媒体を凝
縮貯留して再生過程を行い、不用時は電子冷凍素子を停
止すると共にバルブを閉じておき、必要時にはバルブを
開けて吸着材と媒体との吸着反応を行わせるものである
作  用 本発明は上記のように電子冷凍素子と吸着・脱着反応を
組み合わせることにより、加熱・冷却装置の騒音振動を
なくし、また、小型化を可能とするものである。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明によるケミカルヒートポンプ装置の断面
構成図を示すものである。
中央に電子冷凍素子1をおき、その吸熱側には良熱伝導
材であるアルミニュウム板2を介して凝縮容器3を接触
配置し、一方、発熱側にはアルミニュウム板4を介して
吸着材を充填した容器5を接触配置し、凝縮容器3と充
填容器5はバルブ6を有する連結管7によって結んであ
る。そシテ、この構成部品はケミカルヒートポンプ装置
の外観を構成するハウジング8によって囲まれ、その7
、ウジングの凝縮容器側には空気吸入口9と空気流出口
10とを設け、ファン11によって空気が循環可能にし
である。一方、ハウジングの充填容器側には開口部12
とファン13を設けである。
この構成において実施例の具体例は次の通りである。
電子冷凍素子1としては、縦3cIn、横3(1!Il
+、厚さ5咽で最大入力50Wの単素子を16枚で構成
した総面積144平方σのものを使用し、アルミニュウ
ム板2.4は縦30cm、横25σて厚さ4闘とした。
凝縮容器3はアルミニュウム製であり、内寸を縦30σ
、横25cm、厚さ20m1とし、ファン側には巾2W
rIR1高さ15簡、ピッチ8順のフィンを構成した。
そして、第2図に凝縮容器3の断面を示すように、内部
には3cTn間隔で補強板13を設けて、その内部に2
00メツシユのステンレスネットの円筒15を挿入し、
その外周に媒体の含浸材としてのパーライト16を全体
で200グラム充填した。
充填容器5は銅製であり、内寸を縦30cm、横25c
m、厚さ4crnとした。充填容器の開口部12側には
凝縮容器と同様のフィンを設けた。この充填容器5の内
部にも第2図に示すように補強板16を設け、200メ
ツシユのステンレスネットの円筒17を挿入してその周
囲に全体で2kqの乾燥シリカゲル18を充填した。
そして、凝縮容器3と充填容器5との間をバルブ付きの
連結管を2本使用して連結し、凝縮容器の別箇所(図示
せず)に設−けた排気管から回転ポンプによって3X1
0  WrIRHg程度真空びきしてから750ccの
蒸留水を導入して密封した。
かかる実施例において、電子冷凍素子の吸熱側と発熱側
にはそれぞれ温度センサーをおいて、電子冷凍素子の駆
動時に前者は2℃以下に、後者は1200C以上になら
ないように制御した。
次に本実施例の動作を説明する。
本装置は、例えば空気流出口10が室内側、開放部12
が室外側といった窓用冷房機として使用する。
まず、バルブ6を開いて電子冷凍素子1を駆動させると
凝縮容器3は2°Cへ冷却され、充填容器5は120℃
へ加熱される。約3時間運転後バルブを閉じる。このま
ま使用時まで自然冷却によって室温へ冷却する。そして
、冷房が必要になった時にバルブ6を開放すると凝縮容
器3の水分は充填容器5のシリカゲル1Bに吸着され用
として移動するために蒸発を起こす。このため外部より
蒸発潜熱を奪い、凝縮容器は冷却される。したがってフ
ァン11によって冷風を得ることができる。
本実施例では30分間に約350にcalの冷房性能が
得られた。
上記の実施例においては、吸着材としてシリカゲル、媒
体として水を用いたが、吸着材としてシリカゲノベ媒体
としてフレオンR12を使用し、電子冷凍素子の駆動温
度を吸熱側が−20〜−30’C1発熱側が50〜80
°Cに設定すれば、再生後の吸着反応時には零度00以
下の冷風を得ることができる。また、実施例では冷房で
説明したが、充填容器の発熱を利用すれば暖房にも利用
が可能である。
発明の効果 以上のように、本発明は電子冷凍素子と吸着・脱着反応
を組み合わせることによって騒音振動の極めて低い冷暖
房機器が実現でき、また、再生過程の熱源が簡単のため
に装置の構成を簡単にできるため装置の小型化を可能と
するものである。更に、吸着材と冷媒の租合せによって
は零度℃以下の冷却も可能であり、また、吸着・脱着反
応を利用せずに電子冷凍素子のみを利用して冷暖房が可
能であり、使い勝手の良い装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置の断面構成図、第
2図は第1図のA−A線による断面図、第3図は従来例
のケミカルヒートポンプを説明する原理図である。 1・・・・・・電子冷凍素子、2.4・・・・・・アル
ミニュウム板、3・・・・・・凝縮容器、5・・・・・
・充填容器、6・・・・・・バルブ、7・・・・・・連
結管、8・・・・・・ハウジング。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はか1名I−
1子玲;束系子 5−・−充填答5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ペルチェ効果を利用した電子冷凍素子の吸熱側に熱的伝
    導を持たせて凝縮容器を設け、発熱側には熱的伝導を持
    たせて吸着材の充填容器を設け、凝縮容器と充填容器と
    はバルブによって連結された密封構造であり、その内部
    に吸着材に吸着可能な媒体を封入し、電子冷凍素子を駆
    動することによって吸着材より媒体が脱着する再生過程
    を行い、電子冷凍素子の駆動停止時に吸着材と媒体との
    吸着反応を行わせるケミカルヒートポンプ装置。
JP3575088A 1988-02-18 1988-02-18 ケミカルヒートポンプ装置 Pending JPH01210769A (ja)

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JP3575088A JPH01210769A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 ケミカルヒートポンプ装置

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JP3575088A JPH01210769A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 ケミカルヒートポンプ装置

Publications (1)

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JPH01210769A true JPH01210769A (ja) 1989-08-24

Family

ID=12450500

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JP3575088A Pending JPH01210769A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 ケミカルヒートポンプ装置

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JP (1) JPH01210769A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015079771A1 (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社村田製作所 電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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