JPS60243089A - 高純度x型無金属フタロシアニンの製造方法 - Google Patents

高純度x型無金属フタロシアニンの製造方法

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JPS60243089A
JPS60243089A JP59097710A JP9771084A JPS60243089A JP S60243089 A JPS60243089 A JP S60243089A JP 59097710 A JP59097710 A JP 59097710A JP 9771084 A JP9771084 A JP 9771084A JP S60243089 A JPS60243089 A JP S60243089A
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Yoshitomo Yonehara
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Z型無金属フタロシアニンを高純度で製造す
るだめの新規な方法に関し、フタロニトリルを強塩基の
存在下に反応させて無金属フタロシアニンを生成させ、
そnを溶媒可溶化した上で溶媒により精製し、次いでそ
れを復元して高純度無金属フタロシアニン全収得し、更
にボールミルを用いてその結晶構造fx型結晶構造に変
換することにより目的物を高収率で得ようとするもので
ある。
〈産業上の利用分野〉 フタロシアニン化合物は、半導体性及び光4電性會有す
る事から、近年、多くの研究がなされている。たとえ汀
、光導電性全応用して、′−電子写真感光体るいは半導
体レーザープリンタ用感光体として活発な研究がなさ!
している。
X型無金属フタロシアニンは、米国特許第3.357.
989号明細書に開示された、種々の結晶形態をと9得
る無金属フタロシアニンのうちの1つの結晶形態のもの
であシ、高感光性を有する事から、電子写真感光体への
応用℃、又その吸収波長が近赤外域まで伸びていること
から、レーザープリンタ用感光体への応用が期待されて
いる。
〈従来技術とその限界) その製造法として、米国特許第3,357,989号明
細書には市販顔料を硫酸に溶解させ、氷水中で析出させ
ることによシ精製したα型無金属フタロシアニン(以下
α−H,Pcと略称する)を7日間ボールミリングする
方法等がI己載されている。
特公昭45−8102号公報には、市販のα−H,PC
に少量のX型無金属7タロシアニン(以下、2−−H2
Peと略称する)全加え、メチルエチルクトンの如きカ
ルボニル基金有する脂肪族溶媒中でボールミリングする
J −H2Pcの製造法が記載さnている。
しかしながら、前者の方法に従い、市販のα−1(2P
cを出発原料としてZ −H,PCの製造紫行なうと、
後述の比較例1に示す如く、長時間ミリング金貨なつ−
Cもα型結晶形がそのまま持続することが多く、安定し
てX型結晶形のもの金得ることができない。
又、後者の方法に従い、χ−H2Pcの製造を行なうと
、比較例2VC示す如(、r型結晶形は得られずに、≠
挙緬訟9脚餠引ミ鴬6ミβ−型結晶形を得ることが多く
s x型詰晶形のものは、前者の方法同様、安定に得る
ことができない。
一方、フタロシアニン類の精製法としては、前述の米国
特許第5.357.989号明細書にも示されている、
顔料フタロシアニンを硫酸にUSさせた後、氷水中で析
出させる、いわゆるアシッドペースティング法と言わ扛
る手法、減圧下で昇華精製する手法、ジリチウムフタロ
シアニンがアルコールに溶解する事2利用した精製法、
ろるいは、米国峙Thf第4,197,242号明細曹
に記載さγしているジカリウムフタロシアニンビス(メ
トキシエチル)エーテルの如き俗媒可dな7タロシアニ
ンの錯体を経由する精製法等が知らfしている。
しかし、いずれの手法を用いても、顔料無金属7タロシ
アニンから安定して、T −H,Pcを製造することが
不可能である。しかも、得らnたx−H2PcVi、そ
の光電子特性が劣ることも多く、有機光導電材料として
工業的に用いるには難がある。
更に、このような光導電材料への応用等を目的とした無
金属フタロシアニン(以下H,pcと略記する)の改良
された製造法として、フタロニトリルを1.8−ジアザ
ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7(以下DBUと
略記する)又は1.5−ジアザビシクロ(4,3,0)
ノネ/−5(以下DBNと略記する)の存在下でアルコ
ール溶媒中加熱反応せしめる方法が知られている(特開
昭58−105962号公報)。この製造法は、従来法
に比して、比較的低温で反応せしめる為、比較的純度の
高い!(、Pci得ることができる。しかしながら、本
方法で得た無金属フタロシアニンは。
本発明者らの追試によると、DBU又はDBNあるいは
七nらの分解物を含有しており、これらの除去が困難で
あシ、このようなH,Pck結晶変換して得たx H2
POの暗中の導電性が大きい場合が多く、安定した良特
性を示すx H2POを収得することが困難である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 この様に従来技術においては、 x H2POを安定し
て製造することができなかったり、仮すにできたとして
も、得られたxH2Pcの電気的、電子的特性が望まし
いものではない、という重大な問題点がある。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、従来技術におけるこの様な不都合の原因
を究明するために鋭意検討したところ、H2POの純度
に問題があり、この純度を95係以上特に好ましくは9
7.5係以上に高めることが重要であるとの知見全得た
。換言す扛は、高純度で得られたH2 Pcを原料とし
てこ7″Lを不純物の混入しない方法でボールミリング
することによってX−Hz Pc ′fr安定に製造で
き、かつ得ら牡たx HlPcは安定したすぐnfC″
11を気、電子的特性を示す事倉見出し本発明全完成さ
せたものである。
すなわち、本発明は高純度x HtPaの新規製造方法
に関し、更に詳しくは、フタロニトリル’kDBU又は
DBN等の強塩基の存在下に反応させて無金属7タロシ
アニンを生成せしめ、得らnた粗製物に対し溶媒可溶化
処理を施し、得られた可溶化物を溶媒でM要処理し、得
ら扛た精製可溶化物を復元処理することによシ、高純度
の無金属フタロシアニンを収得し、次いでそGをボール
ミリングすることによって元の結晶構造をX−型結晶構
造に変換する#全特徴とする、高純度X型無金祠フタロ
シアニンの製造方法に関するものである。
本発明に於いて、フタロニトリル、DBU又はDBNは
市販工業品をそのま゛ま使用してよい。又、再結晶、蒸
留等の精製手段によシ精製した高純度品を使用する事も
できる。
強塩基は、DBUおよびDBNが扱い易いので好適では
あるが、必ずしもそれに限定さ扛ず、アルカリ金属のア
ルコラードや1,4−ジアザビシクロ(2,2,2)オ
クタン(略称DABCO)であっても良く、有機溶媒中
でDABCOと同程度以上の強さの塩基性を有する物質
であれば利用可能である。
溶媒としては、主に、水酸基を有する有機化合物が用い
られ、特に脂肪族直鎖アルコールが好ましく、更に好ま
しくは炭素数1〜8のアルコールが用いられるが、2−
メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、2−n
−ブトキシエターノールの如きエチレングリコールモノ
アルキルエーテルでbっても良い。
本発明の実施に於いて、上記試剤の混合割合に特に制限
はないが、好ましくは、フタロニトリル1モルに対し、
DBU又はDBNを0.1モル以上、溶媒を200d以
上用いる。更に、三者全同時に混合し反応全行なっても
よいがフタロニトリルと溶媒の混合系を所定温度に加熱
した後、強塩基を分割して加えていく事は、H2POの
純度を高める上で好ましい方法である。
更に、DBU又はDBNを分割添加する方法では、フタ
ロニトリルの仕込濃度を高める事が可能となシ、1バツ
チ収率も向上する事から、工業的見地からも望ましい方
法である。
反応温度は溶媒の還流温度以下が好ましく、通常65〜
195℃が選択される。反応時間は溶媒によって異るが
通例30分〜24時間反応させれは良い。
このような手法で製造さnfc H2P cは、ρ過等
の常法よ)、溶媒と分離せしめ、適当な溶媒、たとえば
、アルコール、ケトン類などで次いで水あるいは希@酸
水溶液で洗浄し、乾燥せしめる。この段階で収得される
H2Peはβ−型の結晶構造である事が多い。
収得さ扛た粗H2P cは、加温下、溶媒に可溶化させ
る。
この溶媒可溶化は二種の方法が選択できる。
第一の方法は、H2Pe’iジリチウムフタロシアニン
(以下Li2Pc と略記する)とし、アルコールに溶
解せしめる方法である。この工程に於いて使用できるリ
チウム化剤としては、金属リチウム、リチウムアルコラ
ード、リチウムハイドライド、n−ブチルリチウム、リ
チウムジイソプロピルアミド等が挙げらnる。アルコー
ルは特に制限はないが、一般に直鎖アルコールが好適に
使用できる。2−メトキシエタノール、2−エトキシエ
タノール、2−n−ブトキシェタノールの如きエチレン
グリコールモノアルキルエーテル等も使用できる事はも
ちろんである。
混合割合、反応温度、反応時間等に特に制限はないが、
好ましくは、粗H2P c 5141に対し、リチウム
化剤1〜3モル、アルコール1〜201の割合で、室温
150℃の温度にて、10分〜5時間反応させる事が推
奨できる。
この様なリチウム化反応が終了すると、系内には溶媒不
溶物が存在する。こしは明らかに不純物と認めら扛るの
で、これを戸別する。更に、不純物が溶媒中にも溶存し
ているおそれがある場合には、Li2Pcを含むf液を
冷却し、析出したLi 2 P c を分離することも
、有効である。溶存不純物を適宜手段でLi2Pc の
析出に先立って析出させて分離するのでも良いことは勿
論である。
不純物が除去されたLi2Pc は、前記溶媒による浴
液に、水、希鉱酸水溶液、炭酸ガスまたはドライアイス
等を加えることにより容易に分解さn1元のH2P c
に復元する。
第二の方法は、H4F(+をジカリウムフタロシアニン
ビス、溶媒との錯体を形成せしめ、溶媒可溶化する方法
である。
コノヨウナ錯体トシテは、たとえば、J、 Am、 C
hem、 Soc、+103.4629(1981)に
記載さ扛ているジカリウムフタロシアニンジクラウンエ
ーテル鎖体、ジカリウムフタロシアニンビス(メトキシ
エチル)エーテル錯体(以下に2Pc(diglyme
 )、と略記する)、又は、Inorg、 Chem。
20.2.709(1981)に記載さnているジカリ
ウムフタロシアニンテトラジメチルホルムアミド始体、
又は、米国特許第4,197,242号明細書に記載さ
才tているジカリウムフタロシアニンテトラグライム錯
体、ジカリウムフタロシアニンジメチルスルホキシド錯
体等がxv′fbnsどの錯体を経由してもさしつかえ
ないが、工程の容易さから、K、Pc (diglym
e )2を経由する方法が推奨できる。
この工程に於いて、カリウム化剤としては、水酸化カリ
ウム、水素化カリウム、カリウムアルコキシド% te
rt−ブトキシカリウム等が使用できる。又、水酸化カ
リウムは固体あるいは水溶液として使用できる。更に好
ましくは。
固体と水浴液の共存状態で用いることである。固体と水
溶液を共存させる方法では、1バツチ収率が向上するこ
と、ジグライムの乾燥が不要であること、廃水酸化カリ
ウム水溶液の使用量が少くても良い為、中和コストが少
くて良いことなど、工業的見地からの利点は多い。
本工程の実施に当シ、仕込み割合、反応方法等に特に制
限はないが、通例、粗フタロシアニン514g当D、カ
リウム化剤を2モル以上、ジグライム2モル以上とする
ことが好ましい。カリウム化剤として水酸化カリウム水
溶液を使用する時は、仕込み時の水酸化カリウムの濃度
が50係以上、反応終了時の濃度が40%以上となるよ
うに調整する事が好ましく、二層反応である為、K2 
Pc (diglyme)2の析出は好ましくなく、ジ
グライムは10モル以上使用する事が好ましい。更に、
水酸化カリウムの固体と水溶液を共存させる場合、粗フ
タロシアニン514#fi!I、水酸化カリウムの固体
を2モル以上、60%水酸化カリウム水浴液を100g
以上及びジグライムを10モル以上使用する事が好まし
い。
反応温度及び時間に特に制限はなく、比較的低温で短詩
と固体を用いる場合は、100℃以下の温度が好ましい
この様にして得らnたジカリウムフタロシアニン溶媒錯
体の系に含まする不純物は、前記L 12 P cの場
合と同様にして容易且つ確実に除去することができる。
そして精製されたジカリウムフタロシアニン溶媒錯体は
z Li2Peの場合と同様にして復元処理され、元の
H2P cに戻る。
かかる手段にて精製さ扛たH2POは、Δ4過等の常法
により溶媒から分離し、適当な溶媒、たとえば、アルコ
ール、ケトン類、エーテル類などで、次いで水で洗浄し
、乾燥する。この工程で収得されるH2POはα−型の
結晶構造であることが多い。
また、この様な精製工程は、通常は一回でさしつかえな
いが、更に高純度が要求さnる時は二回以上実施するこ
とが好ましい。純度は95係以上望ましくは975係以
上が適当である。
次いで精製てれた高純度H,,Pcを、ボールミリング
することによってX−型、結晶形に、変換せしめる。本
発明に於いてx H2POは、第2図に示す如く、ブラ
ッグ角度に於いて、Z5.91.16.7.116及び
22.6度に強いW+有するX線回折図形を有するもの
ではあるが、その強度比は必ずしも第1図に示す米国特
許第3,357,989号明細書に記載さ扛た図形と一
致するものではない。
本発明の実施に当シ、ボールミル及びボールはいかなる
材質のものでめっでも良いが、金属不純物の混入會最少
限に止める意味でステンレス製、セラミックス製、ガラ
ス製あるいはメノウ製等會用いる事が好ましい。高純度
4Pc及びボールの仕込み量、ボールミルの回転数ある
いは、ボールミリング時間、温度等は、ボールミルの大
きさ並びに仕込みボールの直径によシ異)%−概には言
えないが、たとえば、直径90xml’、内容積400
dのセラミックス製ボールミルに、同材質の直径10關
ダのボールを400g及び高純度α−Hz P c 2
0 Ji’を仕込み、室温下、1100rpの回転数で
回転させた場合、72時時間開でX型結晶構造に100
壬変侠する。
ボールミリングは、ニートミリングあるいは、添加剤と
して不都合のない塩化す) l)ラム等を加えたソルト
ミリング又は、エチレングリコールや水等を加えた湿式
ミリングであっても良い事はもちろんである。
特定のミIJング法あるいはボールミルの容積の変化等
によるミリング時間の決定は、試料の一部を一定時間毎
に取り出し赤外線スペクトル、可視吸収スペクトルおる
いはX線回折等の分析手段等を利用して行うことによシ
できる。
〈発明の効果) 本発明は、上記の如く簡便な手法で安定してx H2p
c全製造でき、更にそのものは、安定した、優nfc電
気、電子的特性を示すという優′nた方法である。
〈実施例等〉 以下に本発明を実施例、比較例および参考例により具体
的に説明するが、こ7tにiρ、本発明の範−′ノ;談
定=Sltlものではない。
実施例1 攪拌器、滴下ロート、還流冷却器、温度計及び窒素ガス
導入管を備えた31のガラス製四ツロフラスコに、7タ
ロニトリル512.6.9及び2−メトキシエタノール
21全仕込み、窒素ガス雰囲気下、油浴上で加熱し、還
流温度に保持した。速流温度に達した時から1滴下ロー
トよりDBU?滴下し始め、2時間に4Mして608.
64を加えた。丈にM流下、14時間、反応を行なった
。反応後、室温に冷却し、e逸する事で赤紫色の結晶を
得、こnを2−メトキシエタノール11!、次いで水4
ノ、更にアセトン1!で洗浄し、乾燥する事で赤紫色の
微結晶3591e得た。このX線回折並びに赤外吸収ス
ペクトルの測定から、得らnたものけβ−H,P(!で
めつfco更に純度分析の結果、H,Pcは92.5係
含有していた。
次いで、攪拌器、滴下ロート、温度計、窒素ガス導入管
及びポールフィルターを付した2!の四ツロフラスコに
、得ら扛た上記粗β−Ht P c 2001i’を、
ジグライム1000g、62%水酸化カリウム水溶液2
00I及び粒状水酸化カリウム51.4.9と共に仕込
み、窒素ガス雰囲気下、80℃の温度で60分反応した
。反応の進行につn、ジグライム層は緑色金呈する。反
応終了後60分、80℃の温度に静置し、ジグライム層
と水層を分離させた。次いで、ポールフィルター及びガ
ラスフィルターを介してジグライム層を吸引濾過し、そ
のf液を直ちに5憾塩酸水浴液500.9中に導入し、
強攪拌下、K、 Pc (diglyme )、の分解
を行なった。
得らtた青色のスラリー′ft、f′I遇し、温水で1
4液が中性を呈するまで洗浄し5次いでアセトン61で
抗浄し、加熱減圧転線することで青色の微細な粉体1B
5.9.9に得た。
更にこの全音を用いて、上記操作を刊度行なった処、青
色の微細な粉体1182.1を得た。
X線回折並びに赤外吸収スペクトルより、このw色粉体
はα−H2Paでb)、純度は991以上であったわこ
の高純度α−Hz P c 20.01 k外径90s
sl、内容積400dのアルミナ製ボールミルに仕込み
、外径10賭グのアルミナボール400gを加えた後、
室温下、1100rpの回転数で100時間ミリングを
行なった。内容物をかき出し、50メツシユのふるいt
”進じ青みの赤紫色粉末112gを得た、X#回折並び
に赤外吸収スペクトルよ島この粉末はx −H2P c
であった。X@回折図は411図の通)である。
実施例2 実施例1で得た尚純度α−H,PC2o、Olを同様に
ミリングした。この操作t−7回行なった。
各パッチについて、X線回折並びに赤外吸収スペクトル
の分析全行なった処、どのバッチに於いても得ら扛た粉
体はすべてx H2Pcでめり、再現性良く、x H2
POを収得した。
比較例1〜乙に比して本方法がいかに優nた方法である
か、明白である。
比較例1 顔料α−H,pc(nAsF社、商品名1(eliog
en blneL7560)20.ON’e外径90 
in+ j’ %内容積4001gノフルミナ製ボール
ミルに仕込み、外径10m1のアルミナボール400g
を加えた後、室温下、1100rpの回転数で100時
間ミリングを行なった。Xf!回折並びに赤外吸収スペ
クトルによる分析結果では、α−型粘結晶形あった。
更に、同じ顔料α−H2P c 20.OJi’ −t
−5℃に冷却した98係硫酸200gに少しづつ浴解し
、その混合物を5℃の温度に維持しながら2時間攪拌し
た。次いで、この硫酸溶液を47の氷水中に注入し、析
出した結晶を戸別し、1液が中性となるまで水で洗浄し
た。乾燥後、精製ざ扛たα−H2P c f 15.6
11 得た。
この精製したα−H2P c 15−01 Kl”上記
と同様にミリングを行ない、100時間及び200時間
に於いて、少量とシ出し、X線回折にて分析した処、α
−型型具晶形葦まであった。即ち、ここで用いだα−H
2P cの場合には、いわゆるアシドペースティング法
は効果が無い。
比較例2 実施例1で用いたと同様のボールミルの第1には、顔料
α−HtPc(BAsp社、商品名Heliogen 
blne L7560)4.75g、x−H,Pc O
,25g及びメチルエチルケトン100Iを仕込んだ。
第2には比較例1に従って上記顔料α−H2P eのア
シッドペースティング法により得た α−H2Pc 4
.751%x H2PC0,25g及びメチルエチルケ
トン100yを仕込んだ。第6には、実施例1で得た高
純度αH2Pc 475 /! b :t H2P c
 O,25F及びメチルエチルケトン100gを仕込ん
だ。
ごnらのボールミルを25℃の室温下1100rpの回
転数にてミリングを行なった。1時間毎にサンプリング
し、X線回折により、追跡した処、いず扛に於いてもx
−n、pcは得し扛す、第1の方法では、8時間後でも
α−型型具晶形維持し、第2、第6の方法では、約4時
間後に100憾β−型結晶形に変換した。
この様にこ扛らの各α−H2P c tic関しては、
特公昭45−8102号に記載の方法は効果が認めら扛
ず、第3の方法では、α−H2P eが高純度であって
もメチルエチルケトンの存在下では更に長時間ミリング
を行っても無益で必る。
比較例6 実施例1に従い、粗β−H2P cを得た。この柑β−
H2P c20.9を内径25mrn、l長ざ400耶
りの一端を封じたパイレックス管に仕込み、o1朋H,
9の減圧下で550−Cに加熱し、昇華精Mを行なった
。得たβ−H2Pci同様の方法で更に2回昇華し昇華
精製品のβ−Hw P cを1[1得た(純度98.5
qb)。
このβ−Ht P c e実施例1と同様の条件でミリ
ング全行なった処、256時間後にx−H2Peへ10
0%変換した。
しかし、参考例に示す如く、このx−H2Pcの光導′
1特性は、実施例2で得たx−H,Pcに比して、はる
かに劣っていた。即ちHt P eの純度が十分に高い
場合でも、精製プロセスが異る場合には、本発明の効果
が達成さnない。
比較例4 顔料α−H2P c (B A S F社、Halio
gen blne L7560)20011、ジグライ
ム2,000g及び62%水酸化カリウム水浴液i、 
o o o gを攪拌器、滴下ロート、温度計、窒素ガ
ス導入管及びボールフィルターを付した57の四ツ目フ
ラスコに仕込み、窒素ガス雰囲気下、80℃の温度で3
0分反応した。反応終了後、30分間80℃の温度に静
置し、ジグライム層と水層を分離させた。この時、界面
には、反応しない青色物質が集1つていた。次いで、ボ
ールフィルター及びガラスフィルターを介して、ジグラ
イム)Wt’c吸引f過した。ジグライム中に反応しな
い青色物質が懸濁していた為、この1過は実施例1に比
して困難であった。H−4液金直ちに5%塩酸水浴液5
00gに導入し、強攪拌下、K2Pc (digl)r
me )2の分ysヲ行なった。
得らnた青色のスラリーをfJ過し、温水でf液が中性
を呈するまで洗浄し、次いでアセトン31で洗浄し、加
熱減圧乾燥する事で青色の微細な粉体ft1722g得
た(収率86.1噛)。
更に、この全量を用い、上記操作を再度行なって、精製
したα−H2P c 155.31 k得た(収率9D
、2%)。純度は96.7係であった。
この精製したα−%Pc 2o、ogk外径90ynm
l、内容′!に400WL/のアルミナ製ボールミルに
仕込み、外径10ynrnlのアルミナボール400g
を加えた後、室温下、1100rpの回転数で100時
間ミリングを行なった。内容物のX1181回折並ひ回
折外吸収スペクトルは、α−H2P cと一致し、x 
H2P cはほとんど生成してぃなかった。
実施例6 攪拌器、温度劇、窒素ガス導入管及び還流冷却器金偏え
た10/の四ツ目フラスコに、フタロニトリル512.
6.!i/。
2−メト−? シx タノール81及びDBU6o8.
6.9f仕込み、窒素雰囲気下、還流温度に24時間維
持した。次いで室温に冷却後、7P別し、赤紫色の結晶
を得た。2−メトキンエタノール11!、水4ノ1更に
アセトンIJで洗抄し、乾燥する事でβ−H2P c 
228.5 g葡得た。純度は93.1係であった。
攪拌器、温度計、窒素ガス導入管及び還流冷却器を備え
た11の四ツ目フラスコに無水エタノール401’及び
金属リチウム129を加え、窒素雰囲気下室温でリチウ
ム全溶解させた。次いで、上記粗β−1(2P c 4
0 、!9を加え、還流下60分反応させた。反応の進
行にっn1系は緑色となり、均一浴液となった。反応後
、ボールフィルター及びガラスフィルター全弁して吸引
f過し、その1液會直しに5係塩酸水溶液160g中に
導入し、強攪下、l+2Pcの分解を行なった。
得らnた青色のスシリー碩りυし、温水でンノ4液が中
性を呈する1で洗浄し、次いでアセトン20DIMで洗
い、加熱減圧乾燥する事で、青色の微細な粉体全36.
1得た。
更に、この全量を用いて、上記精製を杓度行なった処、
α−Ht P c 35−4 jiを得た(収率885
係)。純度は985%であった。
この高純度α−H2P e 2 [1,09を外径90
酊飢内容積400ゴのアルミナ製ボールミル(10y+
mOのアルミナボール40OIi入り)に仕込み、室温
下、10Qrpmの回転数で100時間ミリングを行な
った。内容物のX線回折並びに赤外吸収スペクトルは、
x H2Pcと一致した。
実施例4 攪拌器、温度計、窒素ガス専入官及び還流冷却器r向え
た11の四ツ目フラスコに乾燥ジグンイム4oog、失
施例3で得た粗β−H2Pc 40 g及びtert−
ブトキシカリウム192.9に加え、窒系雰囲気下室温
で60分攪拌した後、11炸間を要して、内温紮80℃
に昇温し、その温度に60分維持]7だ。次いでボール
フィルター及びガラスフィルターを介して内容物を吸引
1遇し、P銭金直接、2Jの四ツ目フラスコ(撹拌器、
部下ロート、窒素ガス導入管付き)に尋人した。f′3
過終了後、強攪拌下、滴下ロートよシ、1ti)塩1a
zooy−i1時間を要して加え、K2Pc(digl
yme)2の分解を行なった。生成した青色のスラリー
をf遇し、温水でr液が中性を呈するまで洗浄し、次い
でアセトン500ばて洗浄を行ない、加熱減圧乾燥する
ことでα−HtPc34.19を得た(収率85.2%
)。
更にこの全Mを用いて、上記精製會再度行ない、α−)
1.Pe51、19 (純度 9842%)でめった。
この高純度α−H2Pe 20.0 g ’e実施例3
と同様にミリングすることでx H,Pc?i=得た。
参考例1 (光電子的性質) 参考例として、静電記録紙、試験装置(川口電機社製、
5P−428)i示すための実lAa例および比較例で
得らnたx H2Pcの光導電特性を用いて表面電位の
減衰を測定した例を示す。勿論この例によって、本発明
の利用分野が、′電子写真に限定さ扛て解釈さ扛るべき
ではない。
評価は、■6KVのコロナ帯電を行なって帝′ホ式せ(
この時の電位を初期電位■。Mとする)、10秒間暗所
に放置しくこの時の表面電位k V+o (V)で表わ
す)、タングステンジンプで51uxの光音照射し、■
Ioが%になるまでの時間(秒)と照度の積を感度(半
減露光量E%(lux sec ) )とした。
又、試料は、H2PCヲポリマーバインダー(東洋紡製
バイロン200)に分散させ(Hz P c /ポリマ
ー=15/85)、バーコーターで樹脂上にアルミニウ
ム金蒸漕した板上に塗膜し、乾燥する事で調整した。
結果を第1表に示す。第1表から、本発明の方法で得た
x−H2Pcが安定した、優nた寛子写真竹性を示す事
は間第 1 表
【図面の簡単な説明】
第1図は米国特許第3.357.989号明細書より引
用した3CfI2PcのXi回折図(銅にαの放射線使
用)を、第2図、第3図、第4図は本発明によるx−H
2PcのxH回折図11にαの放射線使用)である。 図面はx H2pcのX線回折図(銅にαの放射線を使
用)を表わし、第1図は、米国特許第3.357.98
9号明細書に記載さnたXM回折図であり、第2図は本
発明の実施例1および6で得ら扛たx −Hz Pcの
X線回折図である。 代理人 弁理士 高 橋 勝 利 手続補正書(方式) 昭和59年 8月t 日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第97710号 2、発明の名称 高純度χ型態金属フタ1コシアニンの製造方法3、補正
をする者 111件との関係 特許出願人 〒174 東京都板橋区坂下三丁目35番58′;J(
288)大日本・1゛ンキ化学1〕責株民・kン1代表
1t 川 +・1 茂 邦 4、代理人 〒103 東京都中央区日本橋二「目7番20号大ロ不
インキ化学工業林式会社内 電話 東京(03) 2’/2−4!511 (大代表
)6−?+ii正の対象 図面の簡単な説明の欄 7、袖1にの内で1!

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 フタロニトリルを強塩基の存在下に反応させて無
    金属フタロシアニン全生成せしめ、得られたその粗製物
    に対し溶媒可溶化処理を施し、得られた可溶化物全溶媒
    で精製処理し、得られた精製可溶化物を復元処理するこ
    とによシ高純度の無金属フタロシアニンを収得し、次い
    でそnkボールミリングすることによって元の結晶構造
    をw型に変換することを特徴とする、高純度X型無金属
    フタロシアニンの製造方法。 2、強塩基が、1.8−ジアザビシクロ(5,4,0)
    ウンデセン−7または1.5−ジアザビシクロ(4,3
    ,0)ノネン−5、である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3、溶媒可溶化処理が、無金属フタロシアニン會ジリチ
    ウムフタロシアニンに変換すること、または熱金属フタ
    ロシアニンtジカリウムフタロシアニンに変換し次いで
    そ扛と溶媒との錯体全形成させること、である時Wf請
    求の範囲第1または2項記載の方法。 4、精製処理が、溶媒不溶物のe別および/または溶液
    からの不純物成分もしくは被精製成分の析出分離、であ
    る特許請求の範囲第1,2または3項記載の方法。 蟲
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