JPS6024287B2 - トラツクエンジン用冷却システム装置 - Google Patents

トラツクエンジン用冷却システム装置

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JPS6024287B2
JPS6024287B2 JP14287176A JP14287176A JPS6024287B2 JP S6024287 B2 JPS6024287 B2 JP S6024287B2 JP 14287176 A JP14287176 A JP 14287176A JP 14287176 A JP14287176 A JP 14287176A JP S6024287 B2 JPS6024287 B2 JP S6024287B2
Authority
JP
Japan
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radiator
sub
main
cooling water
engine
Prior art date
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Expired
Application number
JP14287176A
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English (en)
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JPS5368337A (en
Inventor
進 大川
孝 藤山
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトラックのエンジン冷却装置に関する。
トラックの荷物積載状態をみると第1図に示す如き積載
量度数分布になることが確かめられている。
すなわち通常は定積載(100%積載)よりも少ない積
載(40%〜80%積載)状態で使用されることが最も
多いが定積載よりも多い例えば定積載の1.5〜1.8
倍(150%〜180%積載)の過積載で運転されるこ
とも度数としては少ないが時々ある。そのためトラック
のエンジン冷却装置の設計に際してはこの過積載にも耐
え得るようにラジェータ及びファンの寸法、能力を大き
くしてありしかもこの大型ファンが常時回転されている
ために騒音が大きく車外騒音の一因となっていた。更に
、過積載の頻度は少なし、にも拘らず積載量とは無関係
にファンを回転させているために軽積載の場合に不必要
にエンジンを冷却してしまい燃費の点で好ましくなかっ
た。このことはトラックが一般に往路は積載状態である
が復略は非常な軽積載ないしは雰積載という使われ方が
多いという特殊性を考慮すれば一層顕著な欠点として現
われる。本発明は斯かる点に鑑みデュアルラジヱータ装
置を採用することにより上記の欠点を解消せんとするも
のである。
デュアルラジェータ自体は普通乗用車に使用されており
公知である。
公知のデュアルラジェータはメインラジェータとサブラ
ジェータから構成されメインラジェータはファンを有し
ないことを特徴とする。そのためメインラジェータの冷
却風としては車速風のみが利用されている。普通乗用車
の如くトラック程の冷却能力を必要としない場合にはこ
れで十分であるがトラックのように熱負荷の大きな冷却
装置には既存のテュアルラジェータをそのまま直接利用
することはできない。即ち、トラックの過積載での走行
時には一般に車遠が低下しているので車速風による冷却
風(空冷空気量)が十分でなくトラックの冷却装置とし
ては熱的に採用し得ない。本発明はトラックエンジン冷
却装置としてテュァルラジェータを採用するという新規
な思想に立脚し、そのために既存のテュァルラジェ−タ
装置に改良を加えたことを特徴とするものである。
以下、添付図面に従って詳細に説明する。第2図に示す
如く本発明に係る冷却装置はメインラジェータ系しか備
えていない従来のトラックエンジン冷却装置に対しサブ
ラジェータ系を付設したテュアルラジェータの形態をし
てにろ。
メインラジェータ系はポンプ2から供給される冷却水が
ェンジンーを冷却しメイン系路4を通ってメインラジェ
ータ5に送られそこで温度の上昇した水を冷却水ポンプ
2に循環するものである。7はメイン系サーモスタット
であり、公知の如く例えば暖磯前には冷却水をラジェー
タに送らないようにしあるいは冷却水温度に応じてうジ
ェー夕に戻る水量を調節する。
サーモスタット7がOFFのときは冷却水はバイパス3
を通って水ポンプ2に戻される。メインラジェータ5は
クランクシャフト(図示せず)によってファンベルト(
図示せず)で回転駆動されるメインファン6を有する。
斯かる公知のメインラジェータ系に本発明に従いサブラ
ジェータ系が付加される。サブラジェータ系はメインラ
ジェータ系から分岐するサブラジェータ系路12及びサ
ブラジェ−夕13を有する。サプラジェータ13は電動
式のファン14を有する。サプラジェータ系路の入口部
にはメインサーモスタット7と同様のサブサーモスタツ
ト11が設け3られる。電動式のファン14の作動はサ
ーモスィツチ10により行なわれる。メインサーモスタ
ット7、サプサーモスタツト1 1及びサーモスィッチ
10の設定温度(作動温度)を夫々T,,T2,T3と
した場合にT,,T2,T34には次の如き大4・関係
が成立するように設計する。
T,〈T2ST3 又、電動ファン14の駆動回路は例えば第3図に示す如
く構成される。
即ち電動用モータ20とバッテリ23とを有する回路に
エンジンスタータキー(図示せず)と連動するスイッチ
21とサーモスイッチ10とが直列に接続される。スイ
ッチ21はエンジンスタータキ−と連動してエンジンの
ON,OFFに合わせてON,OFFになる。以上の如
く構成した本発明の冷却装置は次の如く作動する。エン
ジンスタータキー(図示せず)をON‘こす0るとそれ
に応じてスイッチ21がON‘こなる。
このときエンジン冷却水温Tがメインサーモスタット7
の設定温度T,以下(T<T,A)であればメインサー
モスタット7、サブサーモスタツト11及びサーモスイ
ツチ10は共にOFFであるから電動ファン14は回転
せずかつ冷却水はその全量がバイパス3を通って水ポン
プ2に戻される。即ちメインラジェータ5及びサブラジ
ェータ13のいずれにも冷却水は流れない。尚当然のこ
とながらメインファン6はクランクシャフト(図示せず
)によって駆動されるので上記の場合でもエンジンがO
Nである限り回転している。冷却水温Tが上昇してT,
くT<T2になるとメインサーモスタット7のみがON
となり冷却水はメインラジェータ5に流れエンジン冷却
水はここで冷却され水ポンプ2によりエンジン1に循環
される。
サブサーモスタツト11、サーモスイツチ10はOFF
なのでサブラジェータ13には冷却水は流れない。この
ときメインファン6は回転しているが電動ファン14は
OFFのままである。サブサーモスタット11の設定温
度T2は最も多頻度にあらわれる積載量よりも僅かに大
きい積載量でサーモスタットが作動(ONになる)する
ように設定するのが好ましい。例えば2トン鏡トラック
の場合には足積載の80%位の積載量に相当する。冷却
水温Tが更に上昇して(T.<)T2<T<T3になる
とメインサーモスタット7、サブサーモスタット11は
共にONとなり冷却水はメインラジェータ5、サブラジ
ェータ13の双方に流れることになる。
しかしながらサーモスイツチ10は未だOFFなので電
動ファン14は回転しない。従ってサプラジェータ13
は該サプラジヱ−夕に車途風が流入するように取付け(
例えばサプラジェータの前方に遮閉板などを配置しない
)、この状態ではサプラジェータ13においては車速風
により冷却水を冷却するようにするのが望ましい。又、
サーモスィッチ10の設定温度T3は定積載走行の場合
にサーモスイッチがONとなるように設定するのが望ま
しい、。冷却水温Tが上記の場合より更に上昇して(T
,<T2<)T3〈Tとなるとメインサーモスタット7
、サプラジェータ11及びサーモスイツチ10のすべて
がONになり、その結果冷却水はメインラジェータ5、
サブラジェータ13の双方に流れると共に電動ファン1
4も回転し始める。
即ちこの状態が冷却装置の最大冷却能力状態に相当し過
積載の熱負荷にも対抗し得ることになる。尚、サブラジ
ェータ13に車速風が流入しないような設計の場合には
サーモスタット10の設定温度T3をサブサーモスタッ
ト1 1の設定温度T2に等しく(T3=T2)なるよ
うに設定することによりサブラジェータ13に冷却水が
流入し始めると同時に電動ファン14が回転するように
すればよい。以上に記載した如く本発明によればデュア
ルラジェータの冷却能力が積載状に応じて、即ち必要に
応じて変化するのでラジェータフアンの回転は必要最小
限に抑えられ、しかもテュアルラジェー夕タイプなので
メインラジエータ及びファンを不必要に大きくすること
はない。
そのためファンの消費動力が軽減でき燃費の向上をもた
らすと共に通常走行時のファン騒音は格段に小さくなる
。また本発明に係る冷却装置はサブラジェータ系をメイ
ンラジェータ系とは位置的にに離して別々に配置するこ
ともできるのでラジェータ搭載スペースの限られたキャ
ブオーバトラツク型の車種の場合にもサブラジェータ系
をエンジンルーム外に装置することによって十分適用で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は典型的なトラックの積載量度数分布を示す図、
第2図は本発明に係る冷却装置の図解図、第3図は電動
ファンの駆動回路の一例を示す図。 1…エンジン、2…水ポンプ、3…バイパス、4・・・
メイン系路、5・・・メインラジェータ、6..・メイ
ンフアン、7…メインサーモスタット、10…サーモス
イツチ、11…サブモータスタツト、13・・・サブラ
ジェータ、14・・・電動ファン。 第1図第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジン作動フアン付メインラジエータを含むメイ
    ンラジエータ系と電動フアン付サブラジエータを含むサ
    ブラジエータ系とをエンジン及び水ポンプを含む冷却水
    系路に対して並列に配置するとともに両ラジエータ系を
    迂回するバイパス系路を設けたデユアルラジエータ式冷
    却装置において、前記メインラジエータ系とサブラジエ
    ータ系の分岐部に夫々異なる所定エンジン冷却水温に対
    応する設定温度T_1,T_2で作動して対応のラジエ
    ータ系冷却水路を開放するメインサーモタツト及びサブ
    サーモスタツトを設けると共に前記サブラジエータの電
    動フアンを所定の冷却水温に対応する設定温度T_3で
    作動するサーモスイツチにより作動するようにし、上記
    3種類の設定温度間には T_1<T_2≦T_3なる
    関係があることを特徴とするトラツクエンジン用冷却装
    置。
JP14287176A 1976-11-30 1976-11-30 トラツクエンジン用冷却システム装置 Expired JPS6024287B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14287176A JPS6024287B2 (ja) 1976-11-30 1976-11-30 トラツクエンジン用冷却システム装置

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JP14287176A JPS6024287B2 (ja) 1976-11-30 1976-11-30 トラツクエンジン用冷却システム装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5368337A JPS5368337A (en) 1978-06-17
JPS6024287B2 true JPS6024287B2 (ja) 1985-06-12

Family

ID=15325529

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14287176A Expired JPS6024287B2 (ja) 1976-11-30 1976-11-30 トラツクエンジン用冷却システム装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57157718U (ja) * 1981-03-31 1982-10-04
JPS57210122A (en) * 1981-06-19 1982-12-23 Mazda Motor Corp Control device of engine
JPS62119424U (ja) * 1986-01-22 1987-07-29
JP2694290B2 (ja) * 1989-01-24 1997-12-24 スズキ株式会社 自動2輪車のラジエタ装置

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JPS5368337A (en) 1978-06-17

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