JPS641457Y2 - - Google Patents

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JPS641457Y2
JPS641457Y2 JP1180083U JP1180083U JPS641457Y2 JP S641457 Y2 JPS641457 Y2 JP S641457Y2 JP 1180083 U JP1180083 U JP 1180083U JP 1180083 U JP1180083 U JP 1180083U JP S641457 Y2 JPS641457 Y2 JP S641457Y2
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JP
Japan
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radiator
motor
circuit
thermoswitch
relay
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JP1180083U
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JPS59117836U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水冷内燃機関に付属するラジエータ
を強制冷却するためのラジエータ冷却用モータ回
路に関する。
自動車に搭載される水冷エンジンには、冷却に
用いた冷却液を空冷するためのラジエータが車両
のエンジンルーム内に設置されている。かかるラ
ジエータは内部を流通する冷却液が或る温度以下
では車両の移動にともなつて取り込まれる自然風
で冷却し、冷却液温度が高い場合にはラジエータ
近傍に設けられている電動フアンで強制空冷を行
なつている。
第1図は従来のラジエータ冷却用フアンモータ
の回路図である。エンジンより温まつた冷却液を
取り込み空冷の後、再びエンジンに送り返すラジ
エータ1の後部にフアン2を回転するモータ3
(直流モータ)が設置されている。モータ3はラ
ジエータ1内の冷却液温度が設定温度以上のとき
に接点が閉じるサーモスイツチ4を介してバツテ
リー5に接続される。また、モータ3にはアイド
ルアツプ回路6が並列に接続される。アイドルア
ツプ回路6はクーラを搭載した車両において、ア
イドル時にクーラがオンになつている場合にエン
ジン負荷が増大し、回転数が低下するのを防止す
るために、クーラがオン時のアイドル回転数を上
げる機能を有する回路である。
この従来のラジエータ冷却用フアンモータ回路
は、ラジエータ1内の冷却液温度が設定温度を越
えると、サーモスイツチ4がオンになり、バツテ
リー5の電圧がモータ3に印加され、モータ3は
フアン2を回転する。このフアン2の回転によ
り、ラジエータ1には強制的に外気が取り込ま
れ、冷却液温が設定温度以下になるまでサーモス
イツチ4はオン状態にある。サーモスイツチ4が
オフになるとモータ3おびフアン2は停止する。
しかし、従来のラジエータ冷却用モータ回路に
よれば、モータ3と並列にアイドルアツプ回路6
等が接続されているために、走行中にラジエータ
1に取り込まれる風によりオフ状態にあるフアン
2が回転し、このフアン2によりモータ3が駆動
され発電機として機能する。そのため、サーモス
イツチ4がオフであるにも拘わらず、モータ3に
よる起電力によつてアイドルアツプ回路6等をオ
ンさせることがある。このような事態が発生する
と、最悪時には安全走行を妨げられることにな
る。
本考案の目的は、フアン用モータの起電力が他
回路に及ぼすのを防止するようにしたラジエータ
冷却用モータ回路を提供するにある。
本考案は、リレー接点をフアン用モータに直列
に接続し、このリレー接点をサーモスイツチがオ
ンのときにのみ閉じるようにし、モータに生ずる
起電力が電源ラインに出力されないようにしたも
のである。
第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。第2図においては第1図に示したと同一物で
あるものには同一符号を用いたので、重複する説
明は省略するが、アイドルアツプ回路6等と並列
にリレー10を接続し、このリレー10の常開接
点11をサーモスイツチ4とモータ3との間に直
列接続した構成が第1図と異なるものである。
以上の構成において、ラジエータ1内の冷却液
温度が設定値以下である場合には、リレー10が
オフであるために常開接点11はオフであり、た
とえフアン2が風を受けてモータ3が回転して
も、その起電力はアイドルアツプ回路6側に出力
されない。ラジエータ1内の冷却液温が設定値以
上になると、サーモスイツチ4はオンし、リレー
10がオンして常開接点11がオンし、モータ3
が回転する。同時にアイドルアツプ回路6にも電
源が供給され、従来回路と同一の構成が成立す
る。
このように、モータ3が車両走行にともなつて
生ずる風により回転し、起電力が発生してもリレ
ー接点がオンしない限りアイドルアツプ回路6等
はオンすることが無く、モータ起電力が他に悪影
響を及ぼすことがない。
以上においては、アイドルアツプ回路のみを示
したが、通常、モータに並列接続される全ての回
路に本考案は適用可能である。
以上より明らかなように本考案によれば、サー
モスイツチがオンしない限りモータ起電力が伝源
側回路に出力されないようにしたため、電源側回
路にモータ起電力の悪影響を及ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のラジエータ冷却用モータ回路、
第2図は本考案の一実施例を示す回路図である。 1……ラジエータ、2……フアン、3……モー
タ、4……サーモスイツチ、5……バツテリー、
6……アイドルアツプ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラジエータを強制空冷するためのラジエータ冷
    却用モータをラジエータの冷却液温度が設定値以
    上でオンとなるサーモスイツチを介して駆動する
    ラジエータ冷却用モータ回路において、前記サー
    モスイツチがオンのときに電源が供給される回路
    と並列にリレーを接続すると共に、該リレーの作
    動に伴つてオンとなるリレー接点を前記サーモス
    イツチと前記ラジエータ冷却用モータとの間に接
    続することを特徴とするラジエータ冷却用モータ
    回路。
JP1180083U 1983-01-29 1983-01-29 ラジエ−タ冷却用モ−タ回路 Granted JPS59117836U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1180083U JPS59117836U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 ラジエ−タ冷却用モ−タ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1180083U JPS59117836U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 ラジエ−タ冷却用モ−タ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59117836U JPS59117836U (ja) 1984-08-09
JPS641457Y2 true JPS641457Y2 (ja) 1989-01-13

Family

ID=30143223

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1180083U Granted JPS59117836U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 ラジエ−タ冷却用モ−タ回路

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JPS59117836U (ja) 1984-08-09

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