JPS60242835A - 体内留置型センサ− - Google Patents
体内留置型センサ−Info
- Publication number
- JPS60242835A JPS60242835A JP59100043A JP10004384A JPS60242835A JP S60242835 A JPS60242835 A JP S60242835A JP 59100043 A JP59100043 A JP 59100043A JP 10004384 A JP10004384 A JP 10004384A JP S60242835 A JPS60242835 A JP S60242835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- polyvinyl alcohol
- type sensor
- body stay
- stay type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、体内留置型センサー、さらに詳しくは、大
または動物の診断、治療の際に使用される体内留置型の
生体成分測定用センサーに関する。
または動物の診断、治療の際に使用される体内留置型の
生体成分測定用センサーに関する。
発明の背景
体内留置型センサーは、たとえば生体成分を測定するた
めに皮下や血管内に挿入して使用されるが、センサー表
面における体液蛋白の吸着や血栓の形成により被測定物
質の膜中拡散が減少して使用中に感度が急激に劣化する
ため、長時間の連続使用に耐えないという問題がある。
めに皮下や血管内に挿入して使用されるが、センサー表
面における体液蛋白の吸着や血栓の形成により被測定物
質の膜中拡散が減少して使用中に感度が急激に劣化する
ため、長時間の連続使用に耐えないという問題がある。
発明の目的
、この発明は、上記の問題を解決し、感度の劣化が少な
い体内留置型センサーを提供することを目的とする。
い体内留置型センサーを提供することを目的とする。
発明の構成
この発明による体内留置型センサーは、少なくとも体内
に入る部分の表面にポリビニルアルコール被膜が形成さ
れていることを特徴とするものである。
に入る部分の表面にポリビニルアルコール被膜が形成さ
れていることを特徴とするものである。
ポリビニルアルコールの平均重合度は、約1000以上
が望ましい。ポリビニルアルコールのケン化率は、望ま
しくは85%以上、さらに望ましくは97%以上、最も
望ましくは100%である。また、ポリビニルアルコー
ル被膜は、たとえばヘパリンのような血液凝固防止剤を
含有するものであるのが望ましい。
が望ましい。ポリビニルアルコールのケン化率は、望ま
しくは85%以上、さらに望ましくは97%以上、最も
望ましくは100%である。また、ポリビニルアルコー
ル被膜は、たとえばヘパリンのような血液凝固防止剤を
含有するものであるのが望ましい。
実 施 例
第1図はグルコース濃度測定用の針状体内留置型センサ
ーを示す。このセンサーは、グルコースオキシダーゼを
触媒としてグルコースより産出される過酸化水素を電気
分解する際に生じる電流により血液中などのグルコース
濃度を測定するものであり、筒状の銀電極(陰極)(1
)とその中に通された白金電極(陽極)(2)とを備え
ている。III極(2)の電極反応部とじての先端部(
3)およびリード線接続部としての後端部を除く部分は
、ガラス(4)により絶縁処理されている。陰極(1)
と陽極(2)の先端部は、絶縁材としてのガラス(4)
の先端部を陰極(1〉の先端部内面に溶着することによ
り、また両者の後端部は、プラスチック栓(5)をはめ
被せることにより、それぞれ固定されている。陽極先端
部(3)の表面には過酸化水素透過性の親水性半透膜と
してのセルローズジアセテートMi (6)が積層され
、その表面には固定されたグルコースオキシダーゼ11
11(7)が積層されている。さらに、グルコースオキ
シダーゼl1l(7)、セルローズジアセテート膜(6
)および陰極(1)の表面にはグルコース・酸素・過酸
化水素透過性の親水性半透膜としてのポリウレタン!l
!(8)が積層され、その表面にポリビニルアルコール
被膜(9)が積層されている。なお、この被膜(9)は
、センサーの少なくとも体内に入る部分の表面に形成さ
れる。また、陰極(1)および陽極(2)の後端部は、
絶縁処理されたリード線(10) (11)にそれぞれ
接続されている。
ーを示す。このセンサーは、グルコースオキシダーゼを
触媒としてグルコースより産出される過酸化水素を電気
分解する際に生じる電流により血液中などのグルコース
濃度を測定するものであり、筒状の銀電極(陰極)(1
)とその中に通された白金電極(陽極)(2)とを備え
ている。III極(2)の電極反応部とじての先端部(
3)およびリード線接続部としての後端部を除く部分は
、ガラス(4)により絶縁処理されている。陰極(1)
と陽極(2)の先端部は、絶縁材としてのガラス(4)
の先端部を陰極(1〉の先端部内面に溶着することによ
り、また両者の後端部は、プラスチック栓(5)をはめ
被せることにより、それぞれ固定されている。陽極先端
部(3)の表面には過酸化水素透過性の親水性半透膜と
してのセルローズジアセテートMi (6)が積層され
、その表面には固定されたグルコースオキシダーゼ11
11(7)が積層されている。さらに、グルコースオキ
シダーゼl1l(7)、セルローズジアセテート膜(6
)および陰極(1)の表面にはグルコース・酸素・過酸
化水素透過性の親水性半透膜としてのポリウレタン!l
!(8)が積層され、その表面にポリビニルアルコール
被膜(9)が積層されている。なお、この被膜(9)は
、センサーの少なくとも体内に入る部分の表面に形成さ
れる。また、陰極(1)および陽極(2)の後端部は、
絶縁処理されたリード線(10) (11)にそれぞれ
接続されている。
上記のセンサーは、皮下または静脈内に挿入して使用さ
れる。このとき、センサーの体内に入る部分の表面にポ
リビニルアルコール被膜(9)が形成されているので、
センザー表面における体液蛋白の吸着や血栓の形成が抑
制される。したがって、使用中の感度の劣化が小さく、
長時間の連続使用が可能である。
れる。このとき、センサーの体内に入る部分の表面にポ
リビニルアルコール被膜(9)が形成されているので、
センザー表面における体液蛋白の吸着や血栓の形成が抑
制される。したがって、使用中の感度の劣化が小さく、
長時間の連続使用が可能である。
第2図は、上記実施例のものからポリビニルアルコール
被膜(9)を取除いた形のセンサーすなわちポリウレタ
ン膜(8)が表面に出でいる形の従来型センサー(比較
例)、従来型センサーを冷蔵庫内で4%ポリビニルアル
コール/PBS (リン酸緩衝液)に−晩浸漬したのち
室温で6時間乾燥することにより結晶化し不溶化ポリビ
ニルアルコール被膜(9)を形成したもの(実施例1)
、従来型センサーを冷蔵庫内で4%ポリビニルアルコー
ル/1.25%ヘパリンPBSに一晩浸漬したのち同様
にして不溶化ヘパリン含有ポリビニルアルコール被1!
!I (9)を形成したちの〈実施例2)および従来型
センサーを4%ポリビニルアルコール/1.25%ヘパ
リンPBSに浸漬して5分間超音波処理したのちエタノ
ールに10分間浸漬して不溶化ヘパリン含有ポリビニル
アルコール被膜(9)を形成したちの〈実施例3)につ
いてのin viv。
被膜(9)を取除いた形のセンサーすなわちポリウレタ
ン膜(8)が表面に出でいる形の従来型センサー(比較
例)、従来型センサーを冷蔵庫内で4%ポリビニルアル
コール/PBS (リン酸緩衝液)に−晩浸漬したのち
室温で6時間乾燥することにより結晶化し不溶化ポリビ
ニルアルコール被膜(9)を形成したもの(実施例1)
、従来型センサーを冷蔵庫内で4%ポリビニルアルコー
ル/1.25%ヘパリンPBSに一晩浸漬したのち同様
にして不溶化ヘパリン含有ポリビニルアルコール被1!
!I (9)を形成したちの〈実施例2)および従来型
センサーを4%ポリビニルアルコール/1.25%ヘパ
リンPBSに浸漬して5分間超音波処理したのちエタノ
ールに10分間浸漬して不溶化ヘパリン含有ポリビニル
アルコール被膜(9)を形成したちの〈実施例3)につ
いてのin viv。
動物実験結果を示す。この比較実験は、体重約10kg
の雑犬の皮下に各センサーを挿入して約2時間経過した
のち、50%グルコース水溶液51Illの静脈注射を
90分間隔で数回繰返し、皮下グルコ−2m度を連続測
定することにより行なった。そして、第2図は、1回目
の静注負荷時のピーク出力値を1として各回のセンサー
出力を表わした結果を示す。また、第2図において、(
a)は比較例、(b)は実施例1、(C)は実施例2、
(d)、は実施例3の結果をそれぞれ示す。なお、この
実験では、市販ポリビニルアルコール(平均重合度10
00、分子量4〜5万、ケン化率97〜98%)を水酸
化ナトリウムで完全ケン化し、ソックスレー抽出器でメ
タノール抽出したものを用いた。
の雑犬の皮下に各センサーを挿入して約2時間経過した
のち、50%グルコース水溶液51Illの静脈注射を
90分間隔で数回繰返し、皮下グルコ−2m度を連続測
定することにより行なった。そして、第2図は、1回目
の静注負荷時のピーク出力値を1として各回のセンサー
出力を表わした結果を示す。また、第2図において、(
a)は比較例、(b)は実施例1、(C)は実施例2、
(d)、は実施例3の結果をそれぞれ示す。なお、この
実験では、市販ポリビニルアルコール(平均重合度10
00、分子量4〜5万、ケン化率97〜98%)を水酸
化ナトリウムで完全ケン化し、ソックスレー抽出器でメ
タノール抽出したものを用いた。
第2図から明らかなように、上記の実験より次のことが
認められる。まず、比較例の場合、センサー出力は使用
中に急激に低下する。すなわち、使用中にセンサーの感
度が急激に劣化する。これに対し、実施例1.2および
3の場合、センサー出力は使用中にあまり低下しない。
認められる。まず、比較例の場合、センサー出力は使用
中に急激に低下する。すなわち、使用中にセンサーの感
度が急激に劣化する。これに対し、実施例1.2および
3の場合、センサー出力は使用中にあまり低下しない。
すなわち、使用中のセンサーの感度の劣化は小さい。
上記実施例ではポーラログラフィを用いてグルコース濃
度を測定するセンサーを示したが、この発明は他の種類
の体内留置型センサーにももちろん適用できる。また、
この発明によるセンサーは、生体から採取した血液など
の生体成分を体外において測定するような場合にも同等
の効果を発揮する。
度を測定するセンサーを示したが、この発明は他の種類
の体内留置型センサーにももちろん適用できる。また、
この発明によるセンサーは、生体から採取した血液など
の生体成分を体外において測定するような場合にも同等
の効果を発揮する。
発明の効果
この発明の体内留置型センサーによれば、少なくとも体
内に入る部分の表面にポリビニルアルコール被膜が形成
されているので、センサー表面における体液蛋白の吸着
や血栓の形成が抑制される。したがって、使用中の感度
の劣化が小さく、長時間の連続使用が可能になる。
内に入る部分の表面にポリビニルアルコール被膜が形成
されているので、センサー表面における体液蛋白の吸着
や血栓の形成が抑制される。したがって、使用中の感度
の劣化が小さく、長時間の連続使用が可能になる。
第1図はこの発明の実施例を示す針状体内留置型センサ
ーの中間省略縦断面図、第2図Gよ従来のセンサーと第
1図のセンサーについて1nvivo動物実験を行なっ
た結果を示すグラフである。 (9)・・・ポリビニルアルコール被膜。 以 上 特許出願人 新技術開発事業団 同 藤沢薬品工業株式会社 第 静うギ負瘤回我 2図 靜づギ負荷回数 −
ーの中間省略縦断面図、第2図Gよ従来のセンサーと第
1図のセンサーについて1nvivo動物実験を行なっ
た結果を示すグラフである。 (9)・・・ポリビニルアルコール被膜。 以 上 特許出願人 新技術開発事業団 同 藤沢薬品工業株式会社 第 静うギ負瘤回我 2図 靜づギ負荷回数 −
Claims (2)
- (1) 少なくとも体内に入る部分の表面にポリビニル
アルコール被膜が形成されていることを特徴とする体内
留置型センサー。 - (2) 上記被膜が血液凝固防止剤を含有することを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の体内留置型セン
サー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59100043A JPS60242835A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 体内留置型センサ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59100043A JPS60242835A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 体内留置型センサ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60242835A true JPS60242835A (ja) | 1985-12-02 |
Family
ID=14263484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59100043A Pending JPS60242835A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 体内留置型センサ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60242835A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0368855A (ja) * | 1989-08-09 | 1991-03-25 | Nikkiso Co Ltd | 酵素センサー |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP59100043A patent/JPS60242835A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0368855A (ja) * | 1989-08-09 | 1991-03-25 | Nikkiso Co Ltd | 酵素センサー |
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