JPS62261341A - グルコ−ス濃度測定用体内留置型センサ− - Google Patents

グルコ−ス濃度測定用体内留置型センサ−

Info

Publication number
JPS62261341A
JPS62261341A JP61105702A JP10570286A JPS62261341A JP S62261341 A JPS62261341 A JP S62261341A JP 61105702 A JP61105702 A JP 61105702A JP 10570286 A JP10570286 A JP 10570286A JP S62261341 A JPS62261341 A JP S62261341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glucose
membrane
sensor
anode
polyvinyl alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61105702A
Other languages
English (en)
Inventor
三田村 孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Research Development Corp of Japan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd, Research Development Corp of Japan filed Critical Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP61105702A priority Critical patent/JPS62261341A/ja
Publication of JPS62261341A publication Critical patent/JPS62261341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、グル]−スIA度測定用体内留置型ピンリ
°−1さらに詳しくlよ、グルコースオキシダーゼを触
媒としてグルコースより産出される過酸化水素を電気分
解η”る際に生じる電流により血液中などのグルコース
濃度を測定する体内留置型のレン号−【・二関する。
従来の技術°どその問題点 上記のようなグル71−ス濃度測定用体内留置望センナ
−として、本発明者らは、電(44反応部としての先端
部およびリード線接続部としての後端部を除いて絶縁処
理された陽極が円筒状の1!2極の中に通されて固定さ
れており、陽極の先端部表面に過酸化水素透過性の親水
性半透膜、固定化されたグルコースオキシダーぜおよび
グルニ1−ス・酸素・過酸化水素)Δ過性の親水性半透
膜が順次積層されているものを提案した(特開昭57−
169668号参照)。この種のセンサーは、大または
動物の診断、治療の際に皮下や血管内に挿入して使用さ
れるが、センサー表面における体液蛋白の吸着や血栓の
形成により被測定物質の膜中拡散が減少して使用中に感
度が急激に劣化するため、長時間の連続使用に耐えない
という問題がある。そこで、本発明省らは、さらにこれ
を改良して、十記のグルコース・酸素・過酸化水素透過
性の親水性半透膜の表面にポリビニルアルコ−ル被膜が
形成されているものを提案した(特開昭(30−242
835号参照)。このヒレ1ノーの場合、表面にポリビ
ニルアルコール被膜が形成されているので、センサー表
面における体液蛋白の吸着や血栓の形成が抑制され、し
たがって、使用中の感度の劣化が小さく、艮11h間の
連続使用が可能になった。しかしながら、強度の点から
グルコース・酸素・過酸化水素透過性の親水性半透膜(
たとえばポリウレタン膜など)を厚り1゛る必要がある
ため、応答性に問題があり、出力が真の測定1ぽIに近
い値になるまでの応答ff、’を間が艮い。第2図の曲
線(A)はグルコース濃度のわかっている被検液(pH
7,1の1/15Mリン酸緩衝液にグルコースを溶かし
てI Q Om9−Glu/d/にしたもの)に上記の
センナ−を入れたときの出力曲線を示しており、ピンサ
ーの出力が真の測定値の90%になるまでの応答時間<
Ta )GEL約55分である。したがって、グルコー
ス濃度の変化がセンサーの出力にあられれるまでに時間
がかかり、グルコース濃度の測定結果にらどづいて体内
にインスリンまたはグルカゴンを注入づるようにした人
工膵臓などに使用する場合に問題がある。
発明の目的 この発明の目的は、上記の問題を解決し、感度の劣化が
少なく、しかも応答t’lの良いグルコース潤度測定用
体内留置型センサーを提供覆ることにある。
問題点を解決するための手段 この発明によるグルコースcJ度測定用体内91首!V
l f2ンリーは、電極反応部としての先G=:部J3
よびリード線接続部としての後端部を除いて絶縁処理さ
れl;陽極が円筒状の陰極の中に通されて固定されてJ
5す、陽極の先端部表面に過酸化水素透過性の親水性゛
1り透膜、固定化されたグルコースAキシダーピ、酢酸
セルロース膜、グルコース・酸素・過酸化水素透過性の
親水性半透膜およびポリビニルアルコール被膜が順次積
層されていることを特徴と16ものである。
作     用 固定化されたグルコースオキシグーゼとグルコース・酸
素・過酸化水素透過性の親水性半透膜の間ト:形成され
た酢酸セルロース膜により強度がlf+]−トするため
、この親水性半透膜を薄くすることができる。このため
、グルコースの拡散が速やかになり、応答性が良くなる
実  施  〃l 第1図はグルコース濃度測定用の別状体内留置型センサ
ーを示し、このセンサーは、筒状の銀・塩化銀電極(陰
極)(’l)とその中に通された白金電極(陽極) (
2)とを備えている。
陽+!(2)の電極反応部としての先端部(2a)J3
J、びリード線接続部としての後端部を除く部分は、絶
縁塗料(3)により絶縁処理されている。陰極(1)と
陽極(2)は接着剤(12)で固定され、両者の後端部
にはプラスチック製の柄(4)が固定されている。陽極
先端部(2a)の表面には過酸化水素透過性の親水性半
透膜としての1%二酢Fit=ルロース膜(5)が積層
され、その表面には固定化されたグルコースオキシダー
ゼ膜(6)が積層されている。さらに、グルコースオキ
シダーゼ膜(6)、二酢酸セルロース膜(5)および陰
極(1)の表面には5%二酢Fi!セルロース膜(7)
が積層されており、その表面にグルコース・酸素・過酸
化水素透過性の親水性半透膜としてのポリウレタン膜(
8)が積層され、ざらにその表面にポリビニルアルコー
ル被膜(9)が積層されている。なお、この被膜(9)
は、セン4j−の少なくとも体内に入る部分の表面に形
成される。また、陰極(1)Jjよび陽極(2)の後端
部は、絶縁処理されたリード線(10)  (11)に
それぞれ接続されている。
センサーの6膜(5)(6)(7)(8)(9)は、た
とえば次のにうにして形成される。
まず、陰極(1)と陽極(2)を上記のように固定した
ものを1%二酢酸ヒルロース(イーストマンコダック社
製)液に漬け、これを取出して乾燥のためにアセトン蒸
気にざらず。再び、これを1%二酢Mセルロース液に漬
け、取出してアセトン蒸気にさらす。次に、これに10
%グルコースオキシダーゼ(グルコースオキシダーゼ 
タイプ■、商標、シグマ社製)0.1μlを滴下し、風
乾する。次に、これに5%電顕用グルタルアルデヒドo
、imを滴下し、風乾する。次に、これを5%二酢酸セ
ルロース液に漬け、取出してアセトン蒸気にさらす。次
に、これを8%ポリウレタン(バラブレン223、商標
、日本ポリウレタン社製)液に潰G−J 、取出して風
乾する。次に、これを水冷生理食塩水に潰【ノ、取出し
て風乾する。そして、これを2%ポリビニルアルコール
(徂合度約8000、放射線手合したもの、別注品)液
に漬け、取出して風乾する。
過酸化水素透過性の親水性半透膜どしての二酢酸ピルロ
ース膜(5)の二酢酸セルロースの好ましい濃度範囲は
、0.5〜3%である。また、二酢酸ヒルロース膜(7
)の二酢酸セルロースの好ましい濃度範囲は、2〜7.
5%である。ポリウレタン膜(8)のポリウレタンの好
ましい濃度範囲は、4・〜15%である。ポリビニルア
ルコール被膜(9)のポリビニルアルコールの好ましい
濃度範囲は、0.5〜5%である。ポリビニルアルコー
ルの平均重合度は、約i ooo以上が望ましい。ポリ
ビニルアルコールのケン化率は、望ましくは85%以上
、ざらに望ましくは97%以上、最も望ましくは100
%である。また、ポリビニルアルコール被膜(9)は、
たとえばヘパリンのような血液凝固防止剤を含有するし
のであるのが望ましい。  。
上記のセンリーーは、皮下または静脈内に挿入して使用
される。このとき、センサーの体内に入る部分の表面に
ポリビニルアルコール被膜(9)が形成されているので
、センリー表面における体液蛋白の吸着や血栓の形成が
抑制される。したがって、使用中の感度の劣化が小さく
、長時間の連続使用が可能である。また、グルコ−スオ
キシダーゼ膜(6)とポリウレタン膜(8)の四に二酢
酸セルロース膜(7)が形成されていることにより強度
が向上するため、ポリウレタンIIA(8)を薄くする
ことができる。
このため、グルコースの拡散が速やかになり、応答性が
良く、応答時間が短くなる。第2図の曲線(B)は前と
同じ被検液にこの実施例のセンサーを入れたときの出力
曲線を示している。
これより、センサ”−の応答時間(Tb )は約1分で
あり、従来のセンサーの応答時fffl(Ta)よりか
なり短くなっていることがわかる。
なお、この発明によるセン1ノーは、生体から採取した
血液などの生体成分を体外において測定するような場合
にも同等の効果を発揮する。
発明の効果 この発明のグルコース濶度測定用体内留防型ヒン号−に
よれば、表面にポリビニルアルコール被膜が形成されて
いるので、セン1ノ一表面における体液蛋白の吸着や血
栓の形成が抑制され、したがって、使用中の感度の劣化
が小さく、長時間の連続使用が可能になり、ざらに固定
化されたグルコースオキシダーゼとグルコース・酸素・
過酸化水素透過性の親水性半透膜の間に酢酸セルロース
膜が形成されているので、応答性が良く、応答時間が短
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す組状体内留置型センサ
°−の中間省略縦断面図、第2図は従来のセンサーと第
1図のセンサーの出力曲線を示すグラフである。 (1)・・・銀・塩化銀電極(陰極)、(2)・・・白
金電極(陽VM)、(2a)・・・先端部、(5)・・
・二酢酸セルロース膜、(6)・・・グルコースオキシ
ダーゼ膜、(7)・・・二酢酸セルロース膜、(8)・
・・ポリウレタン膜、(9)・・・ポリビニルアルコー
ル被膜。 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電極反応部としての先端部(2a)およびリード線接続
    部としての後端部を除いて絶縁処理された陽極(2)が
    円筒状の陰極(1)の中に通されて固定されており、陽
    極(2)の先端部(2a)表面に過酸化水素透過性の親
    水性半透膜(5)、固定化されたグルコースオキシダー
    ゼ(6)、酢酸セルロース膜(7)、グルコース・酸素
    ・過酸化水素透過性の親水性半透膜(8)およびポリビ
    ニルアルコール被膜(9)が順次積層されていることを
    特徴とするグルコース濃度測定用体内留置型センサー。
JP61105702A 1986-05-07 1986-05-07 グルコ−ス濃度測定用体内留置型センサ− Pending JPS62261341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61105702A JPS62261341A (ja) 1986-05-07 1986-05-07 グルコ−ス濃度測定用体内留置型センサ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61105702A JPS62261341A (ja) 1986-05-07 1986-05-07 グルコ−ス濃度測定用体内留置型センサ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62261341A true JPS62261341A (ja) 1987-11-13

Family

ID=14414695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61105702A Pending JPS62261341A (ja) 1986-05-07 1986-05-07 グルコ−ス濃度測定用体内留置型センサ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62261341A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0368855A (ja) * 1989-08-09 1991-03-25 Nikkiso Co Ltd 酵素センサー
JPH03158750A (ja) * 1989-11-15 1991-07-08 Nikkiso Co Ltd 酵素センサー
WO1991015993A1 (en) * 1990-04-19 1991-10-31 The University Of Kansas Implantable glucose sensor
JP2012213640A (ja) * 2005-12-28 2012-11-08 Abbott Diabetes Care Inc 分析物モニタリング
US10219728B2 (en) 2005-12-28 2019-03-05 Abbott Diabetes Care Inc. Analyte monitoring: stabilizer for subcutaneous glucose sensor with incorporated antiglycolytic agent

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0368855A (ja) * 1989-08-09 1991-03-25 Nikkiso Co Ltd 酵素センサー
JPH03158750A (ja) * 1989-11-15 1991-07-08 Nikkiso Co Ltd 酵素センサー
WO1991015993A1 (en) * 1990-04-19 1991-10-31 The University Of Kansas Implantable glucose sensor
US5165407A (en) * 1990-04-19 1992-11-24 The University Of Kansas Implantable glucose sensor
JP2012213640A (ja) * 2005-12-28 2012-11-08 Abbott Diabetes Care Inc 分析物モニタリング
US10219728B2 (en) 2005-12-28 2019-03-05 Abbott Diabetes Care Inc. Analyte monitoring: stabilizer for subcutaneous glucose sensor with incorporated antiglycolytic agent
US11439326B2 (en) 2005-12-28 2022-09-13 Abbott Diabetes Care Inc. Analyte monitoring: stabilizer for subcutaneous glucose sensor with incorporated antiglycolytic agent

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Chen et al. A biocompatible needle-type glucose sensor based on platinum-electroplated carbon electrode
Harrison et al. Characterization of perfluorosulfonic acid polymer coated enzyme electrodes and a miniaturized integrated potentiostat for glucose analysis in whole blood
CA2809149C (en) Analytical instruments and biosensors, and methods for increasing their accuracy and effective life
US5746898A (en) Electrochemical-enzymatic sensor
US9388503B2 (en) Cross-linked enzyme matrix and uses thereof
US6652720B1 (en) Analytical instruments, biosensors and methods thereof
JPH04505966A (ja) 酵素電気化学的センサー電極およびその製法
JPS6129667B2 (ja)
WO2007059455A9 (en) Non-biofouling, universal redox electrode and measurement system
JP3285879B2 (ja) センサ及びこのセンサ用の改質した膜
JPS62261341A (ja) グルコ−ス濃度測定用体内留置型センサ−
DK174989B1 (da) Enzymelektrode og fremgangsmåde til assay
JPH0113373B2 (ja)
Wilkins et al. Implantable glucose sensor
JPS62274254A (ja) 生体成分測定用センサ−
Hagihara et al. Cellulose acetate coatings for the polarographic oxygen electrode
JPS5928357Y2 (ja) 医療用fetセンサ−
CN111157592A (zh) 一种静电纺丝葡萄糖探测膜及其制备方法
JPS60242835A (ja) 体内留置型センサ−
JPS63159748A (ja) 分析物質を測定するための酵素−電極型センサ、このセンサの製法および試料中の分析物質を測定する方法
JPS60159643A (ja) 酵素含有複合膜、その製法およびそれより構成された電気化学的センサー
JPS5933389B2 (ja) ポ−ラログラフイ−センサ−
JPH06174680A (ja) グルコース測定装置
JPS585643A (ja) 酵素電極
JPH0367220B2 (ja)