JPS60242330A - 温度検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は温度センサを用いた温度検出装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来、この種の温度検出装置として温度センサに温度に
よって発振周波数が変化する弾性表面波発振器を使用し
、これの発振出力を電波として放射し、これを受信部で
受信してその周波数から温度を検知し、この検知出力に
より温度制御を行なうようにしたものが提案されている
。

ところで、この場合上記の温度センサはコードレスのも
のであり、これによりセンサの設置場所が自由に選択で
きる利点がある。ところが、この種センサは一般に独立
したバッテリにより動作するようにしているので、バッ
テリ消耗などの原因で発振出力レベルが不充分になった
ｐ、あるいは発振が停止したりする等の異常があると受
信部での受信ができなくなる。この場合正常な温度制御
が不能になるので、このような異常状態を早期に受信部
において検知することが必要でおる。

〔発明の目的〕

この発明はこのような点に鑑みてなされたもので、温度
センサの異常状態を早期に検知することのできる温度検
出装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は受信部に温度センナからの出力の受信状態を検
知し表示する手段を設けこれにより温度センサ内のバッ
テリ消耗等の異常状態を早期発見でき、保守点検の面で
も有利な温度検出装置を提供するものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図に従い説明する。

第１図において１１は主温度センサで、この温度センサ
１１は弾性表面波素子１２と増幅器１３を並列接続した
弾性表面波発振器よりなるもので、周囲温度に応じた発
振周波数出力を発生し、この出力を増幅器１４全介して
アンテナ１５よシ空中に放射するようにしている。

一方、上記アンテナ１５からの電波を受信する受信部１
６は次のようにしている。つまジ上記センサ１１の発振
出力を受信するアンテナ１７にＲＦ増幅器１８を接続し
、上記アンテナ１７の受信信号をＲＦ増幅するようにす
る。この増幅器１８の出力端に混合器１９を接続する。

この混合器１９は局部発振器２０を接続しており、上記
増幅器１８の出力を安定な局部発振出力によシビ゛−ト
ダウンするようにしている。

また、混合器１９の出力端に周波数カウンタ２１を接続
し、このカウンタ２１にて上記混合器１９の出力をカウ
ントし上記温度センサー１の温度に応じた周波数出力全
検知する。そしてこの出力をもって被温度制御部２２の
設定温度全制御するようにする。、また、上記カウンタ
２１の出力端には上記主温度センサー１、からの出力の
受信を確認するための検知器例えばアンドゲート２３の
一方の入力端を接続する。このアンドゲート２３は他方
入力端に電線２４１を接続してお９上記カウンタ２１よ
シ出力が発生している間アンド出力を発生用 し確認表示器２４を点灯するようにしている。局部に上
記カウンタ２１の出力端には上記主温度センサー１から
の出力の受信を確認するための他の検知器例えばナント
ゲート２５を接続する。このナントゲート２５は他の入
力端に上記電線２４１を接続しており、上記カウンタ２
１の出力が停止すると出力を発生するようにしている。

このゲート２５の出力端には補助温度センサ２６を接続
している。この温度センサ２６は例えば上記！温度制御
部２２に内蔵されるもので、上記ゲート２５より出力が
発生したとき、つまり上記主温度センサ１１からの出力
の受信が止まったとき起動され、その周囲の温度を検出
し、その検出出力によって上記被温度制御部２２の設定
温度を制御するようにしている。

次に、以上のように構成した装置の作用を述べる。いま
、主温度センサ１１より温度に応じた発振周波数が発生
し、アンテナ１５よフ空中に放射されると、受信部１６
ではこの電波を受信しＲ，Ｆ増幅器１８にてＲＦ増幅し
たのち混合器１９に与えここで局部発振器２０の安定し
た局部発振出力によシビートダウンし、これを周波数カ
ウンタ２１でカウントし上記温度センサ１１の温度に応
じた周波数出力を検知する。従って、このカウンタ２１
の出力をもって被温度制御部２２の設定温度が制御され
る。

この場合、カウンタ２１の出力によシアンドゲート２３
より出力が発生するので表示器２４が点灯し、これによ
ｐ主温度センサ１１からの出力が正常に受信されている
ことが確認される。

この状態から、いま主温度センサ１１側のバッテリ消耗
等が原因で発振が停止したり、あるいは発振出力レベル
が著しく低下したりして、受信部１６での受信が不能に
なシカウンタ２１の出力が停止すると今度はナントゲー
ト２５より出力が発生する。これによシ今度は補助温度
センサ２６が起動され、このセンサ２６の出力により上
記被温度制御部２２の設定温度が制御される。

この場合カウンタ２１の出力停止によりアンドゲート２
３の出力も停止するので表示器２４は消灯し、これによ
ｐ主温度センサ１１の出力が停止したことが確認される
。

〔発明の効果〕 従って、このような構成によれば主温度センサからの出
力の受信の有無を表示器にて確認でき、これによシ主温
度センサの動作状態を常にチェックできるので、主温度
センサ内のバッテリ消耗等を早期に発見できるなど保守
点検の面でも有利である。また５例えば主温度センサ１
１の発振出力が他へ影響するのを避けるための発振出力
レベルをできるだけ低くするような場合でも受信可能な
最低レベルを表示器にて確認することができるので極め
て好都合である。

尚、この発明は上記実施例にのみ限定されず要旨を変更
しない範囲で適宜変形して実施できる。

例えば主温度センサ１１としては第２図に示すように圧
電振動子２７と増幅器２８を並列接続し、この並列回路
に増幅器２９を介してアンテナ３０を接続したような発
振器を用いてもよい。つまり周囲温度に応じて発振出力
を変化するようなものであればよい。また、上述した実
施例では主温度センサをコードレスとし補助温度センサ
ヲ被温度制御部２２内蔵としたが１両者ともコードレス
として確認用表示器によりどちらのセンサ（どの場所）
が有効かを表示するようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、埼　第
２図は同実施例に用いられる温度センサの他側を示すブ
ロック図である。 １１・主温度センサ　１２　・弾性表面波素子１３．１
４，１８，２８．２９・増幅器１５．１７．３０・アン
テナ　１６・・・受信部１９・・・ｆｎ合ａ　２０・・
局部発振器２１・・周波数カウンタ　２２　被温度制御
部２３・アンドゲート　２４・表示器

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）温度を検知しその温度に応じた周波数信号を発生
   し空中に放射する温度センサと、この温度センサから放
   射された信号を受信する手段と、この受信状態を検知し
   表示する手段とを備えたことを特徴とする温度検出装置
   。
2. （２）温度センサは、弾性表面波発振器であること全特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の温度検出装置。