JPH06222133A - ２次レーダおよび２次レーダ異常検出方法 - Google Patents
２次レーダおよび２次レーダ異常検出方法Info
- Publication number
- JPH06222133A JPH06222133A JP5032816A JP3281693A JPH06222133A JP H06222133 A JPH06222133 A JP H06222133A JP 5032816 A JP5032816 A JP 5032816A JP 3281693 A JP3281693 A JP 3281693A JP H06222133 A JPH06222133 A JP H06222133A
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- JP
- Japan
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- radio wave
- interrogator
- antenna
- interrogation signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 質問信号電波の異常を直ちにオペレータに知
らせることが出来る２次レーダを提供する。 【構成】 質問機より質問信号電波を送信し、これに対
応して返送される応答機からの応答信号電波を受信する
ことによって応答機を搭載した搭載物の位置および方向
を検出する２次レーダにおいて、上記質問機より実際に
送信された質問信号電波をモニターして、その質問信号
電波の異常を検出するモニター手段を具備した構成とな
っている。
らせることが出来る２次レーダを提供する。 【構成】 質問機より質問信号電波を送信し、これに対
応して返送される応答機からの応答信号電波を受信する
ことによって応答機を搭載した搭載物の位置および方向
を検出する２次レーダにおいて、上記質問機より実際に
送信された質問信号電波をモニターして、その質問信号
電波の異常を検出するモニター手段を具備した構成とな
っている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、質問電波を送信し、こ
れに応答して返送される応答信号を受信することによっ
て応答機を搭載した移動体の位置を検出する２次レーダ
に関し、特に、質問機のアンテナから放射された質問信
号電波をモニタして異常検出を行うことにより信頼性を
向上させることができる２次レーダおよび２次レーダ異
常検出方法に関する。
れに応答して返送される応答信号を受信することによっ
て応答機を搭載した移動体の位置を検出する２次レーダ
に関し、特に、質問機のアンテナから放射された質問信
号電波をモニタして異常検出を行うことにより信頼性を
向上させることができる２次レーダおよび２次レーダ異
常検出方法に関する。
【０００２】
【従来技術】一般にインタロゲータの質問機より地上装
置であるインタロゲータと、応答機から成るトランスポ
ンダとから成り、上記質問機よりアンテナを介して発射
された質問信号電波を応答機によって受信し、その質問
に対して応答信号電波（コードパルス）を返送すること
によって上記応答機を搭載した移動体の位置を検出する
２次レーダが知られている。そして、その２次レーダの
質問機には、その機能・性能を監視するモニタ回路が、
設けられている。
置であるインタロゲータと、応答機から成るトランスポ
ンダとから成り、上記質問機よりアンテナを介して発射
された質問信号電波を応答機によって受信し、その質問
に対して応答信号電波（コードパルス）を返送すること
によって上記応答機を搭載した移動体の位置を検出する
２次レーダが知られている。そして、その２次レーダの
質問機には、その機能・性能を監視するモニタ回路が、
設けられている。
【０００３】しかしながら、従来の２次レーダにおける
モニタは送信機出力端部のレベルを監視するに留まって
いた為、上記質問機からアンテナまでの区間、即ち質問
機とアンテナ間のケーブル、ロータリージョイントおよ
びアンテナについてはモニターされておらず、実際にア
ンテナから発射されている質問電波のレベルは不明であ
った。従って、現状では、質問信号に対する他の航空機
（応答機）からの応答信号が到来してはじめて上記質問
機からアンテナまでの区間についての正常を判断し得る
のみであるが、アンテナから送信される電力レベルの判
断は不確実であり、２次レーダの信頼性を損なうもので
あった。
モニタは送信機出力端部のレベルを監視するに留まって
いた為、上記質問機からアンテナまでの区間、即ち質問
機とアンテナ間のケーブル、ロータリージョイントおよ
びアンテナについてはモニターされておらず、実際にア
ンテナから発射されている質問電波のレベルは不明であ
った。従って、現状では、質問信号に対する他の航空機
（応答機）からの応答信号が到来してはじめて上記質問
機からアンテナまでの区間についての正常を判断し得る
のみであるが、アンテナから送信される電力レベルの判
断は不確実であり、２次レーダの信頼性を損なうもので
あった。
【０００４】
【目的】本発明は上記事情に鑑みてなされたものであっ
て、実際にアンテナから発射されている質問電波のレベ
ル異常を直ちにオペレータに知らせることにより信頼性
を向上させた２次レーダおよび２次レーダ異常検出方法
を提供することを目的とする。
て、実際にアンテナから発射されている質問電波のレベ
ル異常を直ちにオペレータに知らせることにより信頼性
を向上させた２次レーダおよび２次レーダ異常検出方法
を提供することを目的とする。
【０００５】
【発明の概要】上記目的を達成するため、本発明は、質
問機から送出する電波をその近傍において反射させ、こ
の反射電波のレベルをモニタすることによって、質問信
号電波の異常を検出する様にしたことを特徴とする。
問機から送出する電波をその近傍において反射させ、こ
の反射電波のレベルをモニタすることによって、質問信
号電波の異常を検出する様にしたことを特徴とする。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて説
明する。図１は本発明による２次レーダの一実施例を示
す構成図である。
明する。図１は本発明による２次レーダの一実施例を示
す構成図である。
【０００７】図１において、この２次レーダは、インタ
ロゲータとして、質問機１と、その質問機１に接続され
た第１のアンテナ２および解読機３と、その解読機３に
接続された指示器４と、反射板６と、第２のアンテナ７
と、その第２のアンテナ７に接続されたモニター用受信
機８と、そのモニター用受信機８および上記質問機１に
接続されたモニター回路９と、そのモニター回路９に接
続された表示器１０とを備えたもので、５は上記２次レ
ーダに対応し得る航空機等に搭載された応答機５（トラ
ンスポンダ）である。
ロゲータとして、質問機１と、その質問機１に接続され
た第１のアンテナ２および解読機３と、その解読機３に
接続された指示器４と、反射板６と、第２のアンテナ７
と、その第２のアンテナ７に接続されたモニター用受信
機８と、そのモニター用受信機８および上記質問機１に
接続されたモニター回路９と、そのモニター回路９に接
続された表示器１０とを備えたもので、５は上記２次レ
ーダに対応し得る航空機等に搭載された応答機５（トラ
ンスポンダ）である。
【０００８】上記反射板６は、上記第１のアンテナ２よ
り出力される質問信号を反射して上記第２のアンテナ７
へ供給するためのもので、この実施例では上記第１のア
ンテナ２の設置場所から例えば数百メートルの所定位置
に固定配置されている。
り出力される質問信号を反射して上記第２のアンテナ７
へ供給するためのもので、この実施例では上記第１のア
ンテナ２の設置場所から例えば数百メートルの所定位置
に固定配置されている。
【０００９】上記構成の２次レーダの動作について説明
すれば、上記質問機１から上記第１のアンテナ２を介し
て発射された質問信号電波は、上記応答機５に送信され
ると共に、上記反射板６にも到達する。上記反射板６に
よって反射された質問信号電波は上記第２のアンテナ７
によって受信され、上記モニター用受信機８に供給され
る。上記モニター用受信機８では、上記第２のアンテナ
７で受けた高周波の質問信号を、増幅・検波し、ビデオ
信号を得て、上記モニター回路９に供給する。上記モニ
ター回路９では、上記質問機１よりセルフテスト信号が
入力された場合に、上記モニター用受信機８から出力さ
れるビデオ信号に基づいて、上記第１のアンテナ２から
放射された質問信号電波の電力値を算出し、上記表示器
１０で表示する。従って、異常が発生していた場合に
は、上記表示器１０には所定値以下の電力値が表示され
る。そのため、その表示された所定値以下の電力値によ
って、上記質問機１から第１のアンテナ２までの区間の
不良（質問機系統の不良、アンテナ系の不良）を直ちに
判断することが出来る。
すれば、上記質問機１から上記第１のアンテナ２を介し
て発射された質問信号電波は、上記応答機５に送信され
ると共に、上記反射板６にも到達する。上記反射板６に
よって反射された質問信号電波は上記第２のアンテナ７
によって受信され、上記モニター用受信機８に供給され
る。上記モニター用受信機８では、上記第２のアンテナ
７で受けた高周波の質問信号を、増幅・検波し、ビデオ
信号を得て、上記モニター回路９に供給する。上記モニ
ター回路９では、上記質問機１よりセルフテスト信号が
入力された場合に、上記モニター用受信機８から出力さ
れるビデオ信号に基づいて、上記第１のアンテナ２から
放射された質問信号電波の電力値を算出し、上記表示器
１０で表示する。従って、異常が発生していた場合に
は、上記表示器１０には所定値以下の電力値が表示され
る。そのため、その表示された所定値以下の電力値によ
って、上記質問機１から第１のアンテナ２までの区間の
不良（質問機系統の不良、アンテナ系の不良）を直ちに
判断することが出来る。
【００１０】また、通常、上記応答機５に送信された質
問信号電波１１は、上記応答機５に受信され、それに対
応した応答信号電波１２が上記応答機５より第１のアン
テナ２を介して上記質問機１へ送信され、それに基づい
て上記応答機５の搭載された航空機の位置および方向が
上記解読機３および指示器４によって検出される。
問信号電波１１は、上記応答機５に受信され、それに対
応した応答信号電波１２が上記応答機５より第１のアン
テナ２を介して上記質問機１へ送信され、それに基づい
て上記応答機５の搭載された航空機の位置および方向が
上記解読機３および指示器４によって検出される。
【００１１】なお、上記実施例では、算出された質問信
号の電力値を表示器１０で表示し、オペレータがその異
常を判定していたが、変形例として表示器１０内に比較
機能を持たせ、上記算出電力値と所定値とを比較し、上
記算出電力値が所定値以下の場合に異常信号のみを表示
器１０で表示する様にしても良い。
号の電力値を表示器１０で表示し、オペレータがその異
常を判定していたが、変形例として表示器１０内に比較
機能を持たせ、上記算出電力値と所定値とを比較し、上
記算出電力値が所定値以下の場合に異常信号のみを表示
器１０で表示する様にしても良い。
【００１２】また、上記実施例においては航空機の管制
に使用される場合について説明したが、これに限定され
ることなく、船舶等に応用することも出来る。
に使用される場合について説明したが、これに限定され
ることなく、船舶等に応用することも出来る。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、以上説明した様に、第１のア
ンテナから放射された質問信号電波をモニターする様に
しているので、異常の場合、その異常を直ちにオペレー
タに知らせることができ、２次レーダの信頼性を向上さ
せることが出来る。
ンテナから放射された質問信号電波をモニターする様に
しているので、異常の場合、その異常を直ちにオペレー
タに知らせることができ、２次レーダの信頼性を向上さ
せることが出来る。
【図１】本発明による２次レーダの一実施例を示す構成
図である。
図である。
１………質問機、 ２………第１のアンテナ、
３………解読機、４………指示器、 ５………応
答機、 ６………反射板、７………第２のアンテ
ナ、 ８………モニター用受信機、９………モニタ
ー回路、 １０………表示器、１１、１３………質
問信号電波、 １２………応答信号電波、
３………解読機、４………指示器、 ５………応
答機、 ６………反射板、７………第２のアンテ
ナ、 ８………モニター用受信機、９………モニタ
ー回路、 １０………表示器、１１、１３………質
問信号電波、 １２………応答信号電波、
Claims (3)
- 【請求項１】 質問機より質問信号電波を送信し、これ
に対応して返送される応答機からの応答信号電波を受信
することによって応答機を搭載した物体の位置を検出す
る２次レーダにおいて、上記質問機より実際に送信され
た質問信号電波を反射する手段と、該反射電波を受信し
質問信号電波の異常を検出するモニター手段を具備した
ことを特徴とする２次レーダ。 - 【請求項２】 上記モニター手段が、上記反射電波のレ
ベル低下によって上記質問信号電波の異常を検出するこ
とを特徴とする請求項１に記載の２次レーダ。 - 【請求項３】 質問機より質問信号電波を送信し、これ
に対応して返送される応答機からの応答信号電波を受信
することによって応答機を搭載した搭載物の位置および
方向を検出する２次レーダにおいて、上記質問機より送
信された質問信号電波を反射する処理と、上記反射され
た質問信号電波を受信し、その電力値を算出する処理
と、その算出された電力値が所定値以下の場合異常と判
定する処理とから成ることを特徴とする２次レーダ異常
検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5032816A JPH06222133A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ２次レーダおよび２次レーダ異常検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5032816A JPH06222133A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ２次レーダおよび２次レーダ異常検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06222133A true JPH06222133A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=12369363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5032816A Pending JPH06222133A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ２次レーダおよび２次レーダ異常検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06222133A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008256406A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Toshiba Corp | レーダパフォーマンスモニタ装置 |
| JP2010190825A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 放射電力検出器、監視装置、及びアンテナ装置 |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP5032816A patent/JPH06222133A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008256406A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Toshiba Corp | レーダパフォーマンスモニタ装置 |
| JP2010190825A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 放射電力検出器、監視装置、及びアンテナ装置 |
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