JPS60241875A - 柑橘系果実飲料類の製造法 - Google Patents
柑橘系果実飲料類の製造法Info
- Publication number
- JPS60241875A JPS60241875A JP60007581A JP758185A JPS60241875A JP S60241875 A JPS60241875 A JP S60241875A JP 60007581 A JP60007581 A JP 60007581A JP 758185 A JP758185 A JP 758185A JP S60241875 A JPS60241875 A JP S60241875A
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- Japan
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- citrus fruit
- anion exchange
- fruit juice
- exchange resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、柑橘系果実飲料類から酸味性物質を分別して
、品質が改善さねた柑橘系果実飲料類の製造法に関する
。
、品質が改善さねた柑橘系果実飲料類の製造法に関する
。
従来、温州みかん、夏かん、伊予かん、へ朔。
バレンシアオレンジその他の柑橘系果実な原料とする柑
橘系果実飲料は、原料果実の品種、採取時期、形態、産
地または搾汁法などによって、酸味と苦味に相異を生じ
一様な品質の製品を得ることが困難であり、酸味が強い
と飲料用には不適当であった。
橘系果実飲料は、原料果実の品種、採取時期、形態、産
地または搾汁法などによって、酸味と苦味に相異を生じ
一様な品質の製品を得ることが困難であり、酸味が強い
と飲料用には不適当であった。
陰イオン交換樹脂は酸のイオンを交換することは周知で
あるが、本発明者は、イオン化してない7ラポノイド類
物質、クモノイド類物質が陰イオン交換樹脂に吸着され
ることを知見1−1柑橘系果実飲料類から酸味だけを除
去することについて研究した結果、本発明を達成したの
である。
あるが、本発明者は、イオン化してない7ラポノイド類
物質、クモノイド類物質が陰イオン交換樹脂に吸着され
ることを知見1−1柑橘系果実飲料類から酸味だけを除
去することについて研究した結果、本発明を達成したの
である。
即ち、常法により、アルカリ液で再生し、水洗し、水切
りした陰イオン交換樹脂409 mlを、100111
9−ナリンジン水溶液1hlおよび/または5〜−リモ
ニン水溶液10/に浸漬処理の前処理するとナリンギン
等のV&着部位にナリンギンおよび/またはリモニンが
吸着された。次に、この前処理した陰イオン交換樹ud
を用いて中枦柑(へ朔、伊予柑、夏柑等)果汁を処理す
ると、果汁に含まれている有機酸だけが有機酸吸着部位
VC吸着し除去されたが、ナリンギン等吸着部位にけ、
ナリンギンおよび/またはリモニンが予め吸着され飽和
されているので、果汁中のナリンギンやりモ二ンは除去
されなかった。
りした陰イオン交換樹脂409 mlを、100111
9−ナリンジン水溶液1hlおよび/または5〜−リモ
ニン水溶液10/に浸漬処理の前処理するとナリンギン
等のV&着部位にナリンギンおよび/またはリモニンが
吸着された。次に、この前処理した陰イオン交換樹ud
を用いて中枦柑(へ朔、伊予柑、夏柑等)果汁を処理す
ると、果汁に含まれている有機酸だけが有機酸吸着部位
VC吸着し除去されたが、ナリンギン等吸着部位にけ、
ナリンギンおよび/またはリモニンが予め吸着され飽和
されているので、果汁中のナリンギンやりモ二ンは除去
されなかった。
使用した陰イオン交換樹脂は第2級アミンのものであり
、処理法はカラム法であった。
、処理法はカラム法であった。
なお、7ラボノイド類やりモノイド類等の苦味物質含有
水溶液浸漬処世、即ち本発明での前処理な行なわない従
来の陰イオン交換樹脂を用いると、上記有機酸とナリン
ギン尋との各吸着部位のそれぞれに有機酸、苦味物質が
それぞれ吸着されて表1に示すように除去された。
水溶液浸漬処世、即ち本発明での前処理な行なわない従
来の陰イオン交換樹脂を用いると、上記有機酸とナリン
ギン尋との各吸着部位のそれぞれに有機酸、苦味物質が
それぞれ吸着されて表1に示すように除去された。
この実験例を表IK示す。
表1 実験例
原果汁 処理果汁
糖 度(’Bx) 10,0 10.0酸 度(%)
1.14 0.07 ヘスペリジン(〜薊 61.7 56,0リモニン(ダ
一)1,24 0.13 官能的酸味 極めて酸い 酸味はない 官能的苦味 極めて苦い 苦味はない 本発明は、柑橘系果実飲料類から有機酸だけを除去して
、酸味のない柑橘系果実飲料類の製造法を提供すること
な目的とするう 本発明の他の目的は、酸味のない飲用果汁、ブレンド用
果汁またはその他の加工用果汁等の柑橘系果実飲料類を
提供することである。
1.14 0.07 ヘスペリジン(〜薊 61.7 56,0リモニン(ダ
一)1,24 0.13 官能的酸味 極めて酸い 酸味はない 官能的苦味 極めて苦い 苦味はない 本発明は、柑橘系果実飲料類から有機酸だけを除去して
、酸味のない柑橘系果実飲料類の製造法を提供すること
な目的とするう 本発明の他の目的は、酸味のない飲用果汁、ブレンド用
果汁またはその他の加工用果汁等の柑橘系果実飲料類を
提供することである。
本発明は、イオン交換樹脂を用いた柑橘系果実飲料類の
製造法において、原料の柑橘糸タシ実飲料類を、常法に
より再生し、水洗し、水切りの処理をした後、フラボノ
イド類物質および/またはりモノイド類物質を含む水溶
液に浸漬処理する本発明での前処理をなした陰イオン交
換樹脂で処理して、原料の柑橘系果実飲料類から、有機
酸を選択的に除去する方法である。
製造法において、原料の柑橘糸タシ実飲料類を、常法に
より再生し、水洗し、水切りの処理をした後、フラボノ
イド類物質および/またはりモノイド類物質を含む水溶
液に浸漬処理する本発明での前処理をなした陰イオン交
換樹脂で処理して、原料の柑橘系果実飲料類から、有機
酸を選択的に除去する方法である。
本発明での、原料の柑橘系果実飲料類とは、みかん、夏
がん、オレンジ、ネーブル、レモン、グレープフルーツ
、へ朔その他の柑橘系果実の搾汁(イオン交換樹脂処理
に悪影響を与えないように不溶性固形物の含■の少ない
もの)、?a縮果汁、その他の柑橘系果実飲料などを意
味する。また、本発明で得られる製品)ま、直接飲料果
汁、ブレンド用果汁、その他の加工用果汁、その他の柑
橘系樹脂から選ばれ、該交換体の柑橘系果実飲料類の処
理は、被処理液と交換体とを混合し、攪拌または静置し
て接触させた後、分離するバッチ法、被処理液と交換体
との接触を保ちながら相対的に一方を移動させて分離す
るカラム法が適宜使用される。
がん、オレンジ、ネーブル、レモン、グレープフルーツ
、へ朔その他の柑橘系果実の搾汁(イオン交換樹脂処理
に悪影響を与えないように不溶性固形物の含■の少ない
もの)、?a縮果汁、その他の柑橘系果実飲料などを意
味する。また、本発明で得られる製品)ま、直接飲料果
汁、ブレンド用果汁、その他の加工用果汁、その他の柑
橘系樹脂から選ばれ、該交換体の柑橘系果実飲料類の処
理は、被処理液と交換体とを混合し、攪拌または静置し
て接触させた後、分離するバッチ法、被処理液と交換体
との接触を保ちながら相対的に一方を移動させて分離す
るカラム法が適宜使用される。
次に、本発明の実6I態様を記載する0実施例
常法により得られた夏かん濃縮果汁を、水にて稀釈し、
対照区として10°BX果汁(11を得た。
対照区として10°BX果汁(11を得た。
陰イオン交換樹脂(第2級アミン)400Wlを、常法
により水酸化ナトリウム液で再生、水洗、水切り後、前
処理として1001%’−ナリンギン水溶液111に浸
漬し、180分程度、時々攪拌しながら、静置した後十
分に液切りを行った0次に、前記夏かん濃縮果汁を18
°Bxまで稀釈した果汁1000−に、前記、前処理し
た樹脂を投入し、80〜90分程度、時々攪拌しながら
静置した後、樹脂な分1ml除去し、水を加え、処理区
として100Bx果汁(2)を俸た。
により水酸化ナトリウム液で再生、水洗、水切り後、前
処理として1001%’−ナリンギン水溶液111に浸
漬し、180分程度、時々攪拌しながら、静置した後十
分に液切りを行った0次に、前記夏かん濃縮果汁を18
°Bxまで稀釈した果汁1000−に、前記、前処理し
た樹脂を投入し、80〜90分程度、時々攪拌しながら
静置した後、樹脂な分1ml除去し、水を加え、処理区
として100Bx果汁(2)を俸た。
得られた果汁(2)は、果汁(11と比較すると、ナリ
ンギン量は変らず、酸度が減少した。
ンギン量は変らず、酸度が減少した。
表2 実施例による結果
果汁fil 果汁(2)
対照果汁 減酸処理W汁
糖度(0Bx)lOlOloo
酸度C%)1.50 0.25
ナリンギ> Qn9%3 6 1.4 6 1.6官能
的酸味 極めて酸い 険味はない 官能的苦味 極めて苦い 極めて苦い 実施例により得られた減酸農相果汁を、うんしゆうみか
ん果汁8部に対して、2部の割合でブレンドしたところ
、表3に示す結果が得られた。
的酸味 極めて酸い 険味はない 官能的苦味 極めて苦い 極めて苦い 実施例により得られた減酸農相果汁を、うんしゆうみか
ん果汁8部に対して、2部の割合でブレンドしたところ
、表3に示す結果が得られた。
表 3
糖度(01(x)10,010.0 10.0酸It
(憾)0.250,900.77ナリンギ”7 (r+
!9%)61.6 0 12.3官能的酸味 酸味はな
い かな屏島A はど良い酸味官能的苦味 極めて苦い
茜夷まない はど良し苦味本発明によれば、酸味成分の
みが分離できるので、特にブレンド用果汁として有効な
柑橘系果実飲料類が得られるのである。
(憾)0.250,900.77ナリンギ”7 (r+
!9%)61.6 0 12.3官能的酸味 酸味はな
い かな屏島A はど良い酸味官能的苦味 極めて苦い
茜夷まない はど良し苦味本発明によれば、酸味成分の
みが分離できるので、特にブレンド用果汁として有効な
柑橘系果実飲料類が得られるのである。
代理人 弁理士橘 英二
(ほか1名)
433−
Claims (1)
- 陰イオン交換樹脂を使用する柑橘系果実飲料の製造法に
おいて、7ラボノイド類物質および/またはりモノイド
類物質を含む水溶液に浸漬処理の前処理がなされた陰イ
オン交換樹脂で原料の柑橘系果実飲料類を処理すること
から成り、該処理が原料の柑橘系果実飲料類が含有する
有機酸を分離することを特徴とする柑橘系果実飲料類の
製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60007581A JPS60241875A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 柑橘系果実飲料類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60007581A JPS60241875A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 柑橘系果実飲料類の製造法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56152148A Division JPS6024696B2 (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 柑橘系果実飲料類の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60241875A true JPS60241875A (ja) | 1985-11-30 |
JPS617313B2 JPS617313B2 (ja) | 1986-03-05 |
Family
ID=11669775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60007581A Granted JPS60241875A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 柑橘系果実飲料類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60241875A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017051155A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | サッポロビール株式会社 | レモン果汁含有飲料 |
-
1985
- 1985-01-21 JP JP60007581A patent/JPS60241875A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017051155A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | サッポロビール株式会社 | レモン果汁含有飲料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS617313B2 (ja) | 1986-03-05 |
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