JPS6024158A - 分離液状調味料の製造方法 - Google Patents

分離液状調味料の製造方法

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Publication number
JPS6024158A
JPS6024158A JP58130316A JP13031683A JPS6024158A JP S6024158 A JPS6024158 A JP S6024158A JP 58130316 A JP58130316 A JP 58130316A JP 13031683 A JP13031683 A JP 13031683A JP S6024158 A JPS6024158 A JP S6024158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
separated liquid
liquid seasoning
phase
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58130316A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kanamori
武 金森
Yoshizo Sakata
坂田 佳三
Tatsuro Matsuzaki
松崎 達郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
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Publication of JPS6024158A publication Critical patent/JPS6024158A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、保存中にオリの生じ難い分離液状調味料の製
造方法に関する。
水相の上に油相を積層してなる分離液状調味料は、製造
後の保存中にもやもやした外観を呈する所謂「オリ」を
生じ易く、特に長期間保存した場合にはオリの発生を避
は難い。
このようなオリは、製品の外観を損なうものであり、特
に、その発生量が多くなると製品が腐敗したかの如き印
象を与えるため、著しく商品価値を低減させる。
そこで、従来よシこのオリの発生を抑制するために、分
離液状調味料の水相を構成する主原料を、その使用前に
予め濾布、濾紙、セラミック等よシなるフィルターで濾
過してから用いる方法がある。
しかし、この方法によっては、実質上オリの発生を抑制
できなかった、また、特開昭56−82077にはセパ
レートドレッシングの水相をミクロフィルターでdω過
することか開示されているが、ミクロフィルターは高価
であυ、ぜい弱である為工業的に使用するには問題があ
り又その効果も十分とは言えない。
従って、分離液状調味料の保存中のオリの発生を効果的
に抑制できる方法、即ち、保存中にオリの発生し難い分
離液状調味料の製造方法が強く要望されていた。
本発明は、上記の要望に応えるために種々検討した結果
到達したもので、本発明の分離液状調味料の製造方法は
、所定の原料を用いて調整した水相全体をプレコードフ
ィルター又は有機カチオン性フィルターで濾過すること
を特徴とする特許ある。
本発明の製造方法によシ得られる分離液状調味料は、従
来法により得られるものに比して遥かにオリが生じ難い
以下、本発明の分離液状調味料の製造方法について詳述
する。
本発明で用いる水相は、従来の分離液状調味料の製造に
用いられる水相と全く同様に調整される。
即ち、食酢、かんきつ果汁、食塩、糖類、香辛料、醤油
・肉エキス・野菜エキス等の天然調味料、着色料及び水
等の所定原料を用い、それらを相互に混合分散、溶解さ
せて調整される。その際、各原料の使用量も従来におけ
る場合と変りなく配合できる。次いで、本発明では、こ
のように調整された水相をプレコードフィルター又は有
機カチオン性フィルターで濾過する、さらに好ましくは
、プレコードフィルター及び有機カチオン性フィルター
によシ濾過を行なう。
この水相の濾過に用いるプレコートフィルターは、微細
粒子が濾過の初期にフィルターの孔口をふさぐのを防ぐ
為にあらかじめ濾過前に、金網、セラミック、濾布又は
濾紙等の支持体上に各種の濾過助剤、例えば、アルミナ
ゲル、ケイ酸ゲル等の金属酸化物ゲル;ケイソウ土、パ
ーライト、アスベスト、活性白土、陶土等の膠質土類;
セルロース質繊維又は、活性炭等の1種又は2種以上を
1.5〜7闘程度の厚さに積層することによシ濾膜を形
成して用いられる。濾過助剤の粒度は、1〜100ミク
ロン好ましくは1〜50ミクロンのものが用いられる。
また、有機カチオン性フィルターは、セルロース等の繊
維やケイソウ土、グラスファイバー等の微粒の固体より
なるフィルター材料の表面をカチオン性の有機エレクト
ロライトでコートしたものである。
これらの有機カチオン性フィルターとしては、米国4?
πr3,352,424号のポリアルキレンイミンでコ
ートしたフィルター材料、英国特許1,457,034
1jのメラミン−ホルムアルデヒド化合物でコートした
フィルター材料等が使用することができ、商業的にはニ
ーエムエフ・キュノ社のゼータ−プラスフィルターが挙
げられる。
而して、本発明は上述のごとくして得られた水相の上に
香辛料エキス、着香料、抗酸化剤、着色料及び食用植物
油脂等よシ成る油相を積層して分離液状調味料を製造す
るものであり、この点は、従来法と何ら変わるものでは
ない。また、積層手段は、まず所定量の水相を容器に充
填し、その上に所定量の油相を充填しても、逆に油相を
充填後水相を充填しても良く、あるいは水相と油相を同
時に充填しても良い。
本発明の製造方法により得られる分離液状調味料は、使
用に際しては、使用時に振盪して水相と油相とを混和す
るものであるが、保存時には従来より得られるものに比
して遥かにオリや濁りの生じ難いものであり、したがっ
て商品価値の高いものである。又、本発明は、プレコー
ドフィルター又は有機カチオン性フィルターにより濾過
することによシ目的は達せられるが、さらにプレコート
フィルターによる濾過と、有機カチオン性フィルターに
よる濾過とを行なうことにより、さらにオリや濁りが生
じ難くなる。
この場合、有機カチオン性フィルターによる濾過を行な
った後にプレコートフィルターによる濾過を行なっても
良いが、濾過効率、フィルターの損傷及びオリや濁りの
生じ難さ等により、プレコートフィルターによる濾過後
さらに有機カチオン性フィルターによる濾過を行なうこ
とが好ましい。
次に、本発明の実施例、並びに本発明の効果を実施例を
挙げて説明する。
試験例1 水 相 水 30 部 砂 糖 4 部 食 塩 3 部 り エ ン 酸 0.2 部 グルタミン酸N、I O,2部 グアーガム 0.1部 食 酢 22.5部 油 相 サ ラ ダ 油 40 部 総量 100部 上記配合の水相を造シ、この水相を後述する各種プレコ
ートフィルターにより濾過した後、その上に上記配合と
なるように油相を積層してそれぞれセパレートドレッシ
ングを得た。上記セパレートドレッシングをそれぞれ2
00d容透明ガラスビンに180−づつ充填し25°C
に保存した時の水相におけるオリ及び濁りの発生状況に
ついて試験を行ない、第1表に示す結果を得た。
試験例2 試験例1と同様の組成で得た水相を、各種濾材により濾
過を行なった後、試験例1と同様に試験を行ない第2表
の結果を得た。
試験例3 試験例1と同様の組成で得た水相を、プレコートフィル
ターで濾過後ゼータープラスフィルターで濾過を行ない
、試験例1と同様に試験を行ないオリについて第3表の
結果を得た。
上記結果よシ、本発明品は対照品に比べてオリが発生し
難く、特にプレコートフィルターで濾過を行なった後に
ゼータプラスフィルターによる濾過を行なうことにより
、オリの発生はほぼ阻止できるととが判る。
実施例2 水相の配合を下記の組成とした以外は、実施例1と同様
の組成としたセパレートドレッシングを得た。
水 相 水 15 部 砂 糖 2 部 食 塩 2 部 醤 油 15 部 乳化安定剤 0.1部 食 酢 259部 上記水相をラジオライ)#500で濾過後ゼータプラス
フィルターCPX−1’OCで濾過を行なった。
特許出願人 ライオン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分離液状調味料を製造するに際し、所定原料を用いて調
    整した水相全体を、プレコードフィルター又は有機カチ
    オン性フィルターで濾過することを特徴とする分離液状
    調味料の製造方法。
JP58130316A 1983-07-19 1983-07-19 分離液状調味料の製造方法 Pending JPS6024158A (ja)

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JP58130316A JPS6024158A (ja) 1983-07-19 1983-07-19 分離液状調味料の製造方法

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JP58130316A JPS6024158A (ja) 1983-07-19 1983-07-19 分離液状調味料の製造方法

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JPS6024158A true JPS6024158A (ja) 1985-02-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5682077A (en) * 1979-12-04 1981-07-04 Q P Corp Preparation of separate dressing

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5682077A (en) * 1979-12-04 1981-07-04 Q P Corp Preparation of separate dressing

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