JPS6024118A - キノコ栽培室の恒温、恒湿方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキノコ栽培室の恒温、恒湿方法に関するもので
ある。

キノコの栽培においては、栽培室内の温、湿度の管理は
その成育にとって重要な要因となっており、これらが適
切に管理されれば均一な成育と共に、品質のよいキノコ
が収穫されるということはよく知られている。このよう
なことから従来の栽培室の温、湿度調整方法としては、
一般にクーラーと加湿器とで行われておりそれなりの成
果は挙っているが今だ十分でなかった。

例えば室内の温度はクーラーの操作ではソ恒温に維持さ
れ、温度管理はこれではソ十分であるが、室内の湿度は
加湿器の操作でなされているものの、一方的に加湿する
にすぎず恒湿はむつかしいこと、とくに従来は噴霧粒子
が大きくかつ室内のサーキューレーションが不十分であ
ることから、室内の棚、ケース、床等に水滴として付着
したり、落ちて床がぬれる等の欠点があり、また室内に
おける湿度の均一化が達成されないこと。更に従来加湿
器はその制御部も一体となって、室内に配備されている
ことから、核部に結露を生じ、運転不能、故障の原因と
なる欠点があった。

上記に錯み本発明は、比較的簡単な設備で、良好な恒温
、恒湿状態を維持し、かつ故障の少いキノコ栽培室の恒
温、恒湿方法を提供することにある。

本発明の方法を図面を参考としながら説明すると、栽培
室１内に配備されたファン２は栽培中は常時回転してお
り、室内空気のサーキーーレーションを行い、室内温度
、湿度の均一化を図っている。そして栽培室１内の温度
が設定値以上になると、例えば室内の温度検出器（図示
せず）で検出し、制御器３を介してクーラー４を作動さ
せ、速やかに設定温度まで下げる。一方前記クーラー４
が作動すると栽培室１内の湿度が除湿され、室内湿度が
下がることになる〇そこでこの除湿量を減らす為に室内
湿度に関係なく加湿器５を作動させる。これを第２図の
図表についてみると、クーラー４がＯＮとなっているイ
、ハ、ホでは、その室内湿度か設定値或いは以下、以上
でも常に制御器３を介して超音波加湿器等の加湿器５が
作動するようにしである。また入口のドアーの開放等で
栽培室１の湿度が設定値（通常は９５％）以下となって
、室内の湿度センサー６がその数値を検出したとき、第
２図の図表ハ、二のようにクーラー４が作動しているか
否かに拘りなく、加湿器５を作動させ速やかに設定値ま
でもどすように構成され１いる０これらの制御方法をも
って栽培室１１りの恒温、恒湿を維持していくのである
。尚ファン２は前述の如くキノコ栽培中は常時回転させ
−Ｃおいて、その熱でモータ部への結露を防止し、その
円滑な運転を可能とすると共に、力ｌ湿量５の制御器３
を屋外に配置するようにして、該６μへの結露を防止し
、その円滑な運転を確保している。図中８は栽培棚であ
る。

本発明は以上詳述した如く、ファンを連続稼動して室内
空気のサーキューレーションを１１】暉ｉなく行い室内
温度、湿度の均一化を図りつつ、必要時において加湿器
を適宜制御する方法でろるので、室内温、湿度のムシを
なくシ、女足した温湿度条件を常に維持できるし、恒温
、１′ｆＡ、湿というキノコ栽培に最適な成育条件ｒ作
出できる。また加湿器に超音波加湿器を使用−）−ｔ′
Ｌｔ士、栽培室内の蒸気拡散能力が向上し、より均一な
湿度条件が図れる。更にクーラー稼動時に力Ｕ湿量を作
動させる方法であるので、湿度制御の微調整が可能とな
り、急激な温度変化に伴うキノコへの悪影響を未然に防
止できる０又フアンの常時回転と、加湿器の制御器を屋
外に配備する構成であるので、前述の如くこれらの円滑
な運転が確保される等の実用上の効果をも有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は模式図、第２
図はそれぞれの機器の作動を表わす図表である。 １・・・栽培室、２・　ファン、３−・制御器、４・・
・クーラー、５・加湿器 特許出願人　古　１）　武　雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 栽培室内に装備するファンを連続稼動して室内空気のサ
   ーキューレーションを間断なく行い室内温度、湿度の均
   一化を図りつつ、室内湿度が設定値以下となったとき若
   しくは室内に装備するクーラーが稼動時においては室内
   湿度の設定値に拘りなく加湿器を稼動し栽培室内の温、
   湿度を制御するようにしたキノコ栽培室の恒温、恒湿方
   法。