JPS60240758A - 透明ナイロン樹脂組成物 - Google Patents
透明ナイロン樹脂組成物Info
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- JPS60240758A JPS60240758A JP9568984A JP9568984A JPS60240758A JP S60240758 A JPS60240758 A JP S60240758A JP 9568984 A JP9568984 A JP 9568984A JP 9568984 A JP9568984 A JP 9568984A JP S60240758 A JPS60240758 A JP S60240758A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、安価かつ簡便に製造可能で、しかもナイロン
６６本来の優れた機械的、化学的性質を損うことな（、
良好な成形性を有する透明ナイロン樹脂組成物に関する
ものである。
６６本来の優れた機械的、化学的性質を損うことな（、
良好な成形性を有する透明ナイロン樹脂組成物に関する
ものである。
従来、透明性ポリアミドは主として環状モノマーとナイ
ロンモノマーの共縮合重合により製造されており（例え
ば特開昭５１−１１９７９４、西独間公開公報２７４３
５１５参照）、ナイロン本来の優れた耐薬品性をも保持
しているため一般の透明性樹脂（例えば、ポリメチルメ
タクリレートポリカーボネートなと）が、通常の有機薬
品で失透したりクラックが発生したりして適用できない
分野に使用されつつある。ただし、特殊環状モノマーを
使用するためコストが高くなり、また共重合体中の環状
モノマーセグメントが高い溶融温度であるため、得られ
た共重合体の成形加工性も悪いなどの問題があった。
ロンモノマーの共縮合重合により製造されており（例え
ば特開昭５１−１１９７９４、西独間公開公報２７４３
５１５参照）、ナイロン本来の優れた耐薬品性をも保持
しているため一般の透明性樹脂（例えば、ポリメチルメ
タクリレートポリカーボネートなと）が、通常の有機薬
品で失透したりクラックが発生したりして適用できない
分野に使用されつつある。ただし、特殊環状モノマーを
使用するためコストが高くなり、また共重合体中の環状
モノマーセグメントが高い溶融温度であるため、得られ
た共重合体の成形加工性も悪いなどの問題があった。
そこで本発明は、上述した欠点を解決すべく鋭意努力し
た結果、ポリアミド樹脂と特定の添加剤の組合せにより
、安価で成形加工性が良好で、しかもポリアミド樹脂本
来の優れた機械的、化学的性質を保持した透明ナイロン
が製造できることを見出し、本発明に到達した。
た結果、ポリアミド樹脂と特定の添加剤の組合せにより
、安価で成形加工性が良好で、しかもポリアミド樹脂本
来の優れた機械的、化学的性質を保持した透明ナイロン
が製造できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明はナイロン６．６樹脂１００重量部に
ハロゲン化マグネシウムを、マグネシウムとして０．０
１重量部以上２．６重量部未満、好ましくは０．０２重
量部以上２．６重量部未満配合してなる透明ナイロン樹
脂組成物を提供するものである。
ハロゲン化マグネシウムを、マグネシウムとして０．０
１重量部以上２．６重量部未満、好ましくは０．０２重
量部以上２．６重量部未満配合してなる透明ナイロン樹
脂組成物を提供するものである。
本発明で使用されるナイロン樹脂はナイロン６．６に限
定される。
定される。
また、本発明における添加剤成分であるハロゲン化マグ
ネシウムのなかで、フッ化マグネシウム、ヨウ化マグネ
シウム、臭化マグネシウムなども効果があるが、特に効
果があるのは塩化マグネシウムである。
ネシウムのなかで、フッ化マグネシウム、ヨウ化マグネ
シウム、臭化マグネシウムなども効果があるが、特に効
果があるのは塩化マグネシウムである。
本発明で使用するハロゲン化マグネシウムの添加量は、
ナイロン６．６樹脂に対し、マグネシウムとして０．０
１重量部以上２．６重量部未満、好ましくは０．０２重
量部以上２，６重量部未満であり、０．０１重量部以下
では十分な透明性が得られず、２．６重量部以上では、
ハロゲン化マグネシウム自体が固体粒子としてナイロン
樹脂中に分散してしまい、透明性は急激に低下してしま
うため好ましくない。
ナイロン６．６樹脂に対し、マグネシウムとして０．０
１重量部以上２．６重量部未満、好ましくは０．０２重
量部以上２，６重量部未満であり、０．０１重量部以下
では十分な透明性が得られず、２．６重量部以上では、
ハロゲン化マグネシウム自体が固体粒子としてナイロン
樹脂中に分散してしまい、透明性は急激に低下してしま
うため好ましくない。
本発明におけるナイロン樹脂へのハロケン化マグネシウ
ムの添加方法は特に限定されず、ハロゲン化マグネシウ
ム水溶液にナイロンペレットまたは粉末を浸漬する方法
、ハロゲン化マグネシウムとナイロンペレットまたは粉
末を混合後、押出機で溶融混練する方法、ナイロンの重
合段階で添加する方法など、任意の方法が実施できる。
ムの添加方法は特に限定されず、ハロゲン化マグネシウ
ム水溶液にナイロンペレットまたは粉末を浸漬する方法
、ハロゲン化マグネシウムとナイロンペレットまたは粉
末を混合後、押出機で溶融混練する方法、ナイロンの重
合段階で添加する方法など、任意の方法が実施できる。
本発明のハロゲン化マグネシウムを含有する透明ナイロ
ン樹脂組成物には、常用の樹脂添加物、例えば酸化安定
剤、防災剤、紫外線安定剤、熱安定剤等を配合してもよ
い。
ン樹脂組成物には、常用の樹脂添加物、例えば酸化安定
剤、防災剤、紫外線安定剤、熱安定剤等を配合してもよ
い。
こうして得られた本発明の透明ナイロン樹脂組成物は、
きわめて良好な透明性、良好な加呈性および機械的性質
、きわめて良好な耐有機薬品性を有する。
きわめて良好な透明性、良好な加呈性および機械的性質
、きわめて良好な耐有機薬品性を有する。
以下に実施例及び比較例を示して本発明の詳細な説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
実施例１
ナイロン６６（東し製ＣＭ３００１）１００重量部に対
し、無水塩化マグネシウム（平井化学薬品製特級）を、
マグネシウムとして１，０重量部配合し、ヘンシェルミ
キサーを用いて混合してから押出機により溶融混練した
後、ペレタイザーによりペレット化した。このペレット
から圧縮成形により、厚さ約０．５ ｍｍのシートを作
成したところ、透明性の良好なものが得られた。
し、無水塩化マグネシウム（平井化学薬品製特級）を、
マグネシウムとして１，０重量部配合し、ヘンシェルミ
キサーを用いて混合してから押出機により溶融混練した
後、ペレタイザーによりペレット化した。このペレット
から圧縮成形により、厚さ約０．５ ｍｍのシートを作
成したところ、透明性の良好なものが得られた。
この透明性は、゛アセトン、エタノールなどの有機薬品
に浸漬しておいても低下しなかった。
に浸漬しておいても低下しなかった。
実施例２
実施例１において、無水塩化マグネシウムの量をマグネ
シウムとして２．５重量部添加すること以外は実施例１
と全く同様の方法で厚さ約０．５ ｍｍのシートを作成
したところ透明性は良好であった。
シウムとして２．５重量部添加すること以外は実施例１
と全く同様の方法で厚さ約０．５ ｍｍのシートを作成
したところ透明性は良好であった。
実施例３
実施例１において無水塩化マグネシウムのｉをマグネシ
ウムとして０．２重量部添加すること以外は実施例１と
全く同様の方法で厚さ約０．５ ｍｍのシートを作成し
たところ、透明性は良好であった。
ウムとして０．２重量部添加すること以外は実施例１と
全く同様の方法で厚さ約０．５ ｍｍのシートを作成し
たところ、透明性は良好であった。
実施例４
実施例３において、無水塩化マグネシウムを塩化マグネ
シウム六水塩にすること以外は実施例３と全く同様の方
法で厚さ約０．５ ｍｍのシートを作成したところ、透
明性の良好なものであった。
シウム六水塩にすること以外は実施例３と全く同様の方
法で厚さ約０．５ ｍｍのシートを作成したところ、透
明性の良好なものであった。
実施例５
宙施ｆＡ＋ １に松いて一儒十憔イにマグ±ｓ７＾人尤
マグネシウムとして０，０２重量部添加すること以外は
実施例１と全く同様、の方法で厚さ約０．５ ｍｍのシ
ートを作成したところ、透明性の良好なものであった。
マグネシウムとして０，０２重量部添加すること以外は
実施例１と全く同様、の方法で厚さ約０．５ ｍｍのシ
ートを作成したところ、透明性の良好なものであった。
比較例１
実施例１において、無水塩化マグネシウムを、マグネシ
ウムとして３重量部添加すること以外は、実施例１と全
（同様の方法で厚さ約０．５ ｍｍのシートを作成した
ところ、シート自体は透明なものであったが、塩化マグ
ネシウムの粒子がシート内−面に分散しており、また、
このものを水に浸漬しておくと、塩化マグネシウム粒子
がナイロン中を拡散してきた水に溶解して外観が著しく
悪くなってしまった。
ウムとして３重量部添加すること以外は、実施例１と全
（同様の方法で厚さ約０．５ ｍｍのシートを作成した
ところ、シート自体は透明なものであったが、塩化マグ
ネシウムの粒子がシート内−面に分散しており、また、
このものを水に浸漬しておくと、塩化マグネシウム粒子
がナイロン中を拡散してきた水に溶解して外観が著しく
悪くなってしまった。
比較例２
実施例１において、無水塩化マグネシウムの添加量が、
マグネシウムとしてＯ，ＯＯ５重量部であること以外は
実施例１と全く同様の方法で厚さ約０．５Ｍのシートを
作成したところ、乳白色になり全く透明性は発現しなか
った。
マグネシウムとしてＯ，ＯＯ５重量部であること以外は
実施例１と全く同様の方法で厚さ約０．５Ｍのシートを
作成したところ、乳白色になり全く透明性は発現しなか
った。
Claims (1)
- ナイロン６．６樹脂１００重量部に、ハロゲン化マグネ
シウムをマグネシウムとして０．０１重量部以上２６重
量部未満配合してなる透明ナイロン樹脂組成物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9568984A JPS60240758A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 透明ナイロン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9568984A JPS60240758A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 透明ナイロン樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60240758A true JPS60240758A (ja) | 1985-11-29 |
Family
ID=14144457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9568984A Pending JPS60240758A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 透明ナイロン樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60240758A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50148461A (ja) * | 1974-05-21 | 1975-11-28 | ||
| JPS57185349A (en) * | 1981-04-13 | 1982-11-15 | Toray Ind Inc | Polyamide film for packing |
| JPS5962631A (ja) * | 1982-08-12 | 1984-04-10 | 東洋ナイロン株式会社 | 透明性を向上させたポリアミド組成物 |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP9568984A patent/JPS60240758A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50148461A (ja) * | 1974-05-21 | 1975-11-28 | ||
| JPS57185349A (en) * | 1981-04-13 | 1982-11-15 | Toray Ind Inc | Polyamide film for packing |
| JPS5962631A (ja) * | 1982-08-12 | 1984-04-10 | 東洋ナイロン株式会社 | 透明性を向上させたポリアミド組成物 |
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