JPS60240661A - 隠し表示マ−ク付きキヤツプの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、懸賞の当り外れ等の表示マークを隠蔽して
設けた隠し表示マーク付きキャップの製造方法に関する
。

従来よりこのような隠し表示マーク付きキャップを製造
する方法としては、例えば、キャップのシェルの頂板内
面に表示マークを印刷等により設け、この後溶融された
合成樹脂等をシ、［ルに流し込み、これを型押してガス
ケットとする製造方法（インシェルモールド法）がある
。

しかしながら、この製造方法にあっては、合成樹脂を溶
融し所定量ずつ各シェルに高速で供給する特殊な押出装
置が必要となるので、この製造方法により隠し表示マー
ク付きキャップを製造するには多額の設備費用を要する
難があった。

また、このインシェルモールド法では、型押し時、溶融
された合成樹脂が金型とギャップシェルとの間の隙間か
ら漏れ出るのを防ぐ１＝めに、キャップシェル内にその
筒部の内面に沿ってガスケットの外周を囲む型を挿入す
る必要があった。このため、この方法では、キャップシ
ェルの頂板の外周にガスケット、の形成されない部分が
生じる欠点があり、この方法で製造されたキャップは密
封性に若干不安があるため、このキャップが装着される
瓶の口部には工夫が必要であるといった不都合があった
。

この発明は、上記の事情に鑑みてなされたちのぐ、安価
な設備で隠し表示マーク付きキ亀・ツブを製造できると
共に、キャップシェルの頂板の全面にガスケットを形成
し得る新規な製造方法を提供することを目的とし、その
特徴とするどころは、キ１１ツブシエルの頂板内面の中
央部あるいは略円板状のシートの裏面中央部に表示マー
クを設けた後、シェルの頂板内面にシートの裏面が接す
るようにシートをシェル内に収め、ついでシートを加熱
軟化せしめて型押しし、シートにぞの中央部を囲む弱化
線を形成すると共に、シートをシェルに貼着してガスケ
ットとする点にある。

以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。

第１図ないし第３３図は、この発明の隠し表示マーク（
＝Ｉきキレツブの製造方法の一実施例を示すものぐ、図
中符号１はキャップシェル（以下、シェルと略称する）
、符号２はシ〜１−て゛ある。

シ［ル１は、ｉｌルミニウム等の金属を深絞り等の加−
［方法により有底円筒状に成形することで製造されたも
ので、右底円筒状の底部が頂板３、周壁部が筒部４とさ
れでいる。また、シート２は、軟質塩化ビニル樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂等の熱可塑
性の軟質材料からなるものである。このシート２は上記
熱可塑性軟質材料からなるシート状部材を打ち抜ぎ加工
等で、上記シェル１の頂板３内面と略等しい大きさの円
板状に加１す゛ることにより製造する。

この実施例にあっては、まずシェル１の頂板３の内面に
表示マーク５を形成り−る１、第４図に示１ものはシェ
ル１の頂板３の部分の断面である。シェル１は、アルミ
ニウム等からなる金属層１ａに複数層の被覆が施されて
なるものであって、金属層１ａ上には、ま４゛金属１ａ
をイ２護するべ〜フコ−１・層１ｂが形成されている。

ついで、このベース−１−ト層１１）」−には、頂板３
の中央部に位置するように剥離印刷層１ｃが剥Ｎ１イン
キを印刷することにより形成されている。剥離インキは
次に述べる剥ｌ！ｌｌｌ塗利との接着力が低く、Ｕいの
間が容易に剥１１１１ｒＪるものＣある。そして、この
剥離印刷層１Ｃは、後述するガスケツ１〜の弱化線に囲
まれた剥１ｉｉｌ＋可能部にほぼ対応する位置に形成さ
れる。

次に、ベースコー目１１）と剥離印刷層１ｃとの上には
、剥離コート層１ｄが形成されている。剥離コート層１
ｄは、上記剥離インキとの接着力が低い塗料を塗布する
ことにより形成されている。

この剥離コート層１ｄ上には、上記表示マー９５が形成
されている。この表示マーク５は上記剥離印刷層１Ｇの
上方に設（プられている。この表示マーク５の形成方法
としては、印刷、ホラ１へスタンプ等種々の方法が行な
われる。この表示ｌ−り５および剥離ロー１〜層１ｄの
十には接着用コー１〜ｍｌｅが形成されている。この接
着用−］−１・層１ｅはシート２との接着性が良好な接
着剤を塗布することで形成される。

この例の製造方法にあっては、以−１のようにしてシ、
［ル１に表示マーク５を設けた後、このシー［ル１に表
示マーク５を隠蔽するためのシ〜１・２を頂板３内面に
当接するように収容′し、ついでこの収容１）！、ニシ
ート２を加熱し軟化する。シー１−２の加熱軟化（、Ｌ
、第２図に示すように、所定温度に保たれたホットプレ
ート６」二にシー１−２が収められたシェル１を乗せる
ことにより、シェル１を介して伝熱される熱でシート２
を軟化Ｊる７５沫により好ましく行われる。

次に、以上のようにして軟化されたシート２を金型７で
型押しして、シェル１に貼着しガスケット８とする。こ
の時、金型７の温度は、加熱軟化されたシートライナー
２よりも低い温度に保たれる。

金型７の形状は、第５図に示すように、シェル１に内接
する円柱状のものであって、その先端面には、弱化線形
成用リブ９と、シート貼着用リブ１０と、剥離用突起成
形用の穴１１とが設（〕られている。弱化線形成用リブ
９は、リング状リブ９ａとこれにつながる鉤状リブ９　
ｂとからなるしのである。シート貼着用リブ１０は、リ
ング状リブ９ａよりも一段低くこのリング状リブ９ａの
外周に連続して設りられている。また、リング状リブ９
ａの内側は、シート貼着用リブ１０の外側よりも高く形
成され−（おり、これによりシー［−２を型押しりる際
、リング状すノ９ａの内側Ｇ、ｔシート２を強ＬＥ　ｂ
これを薄肉化し１！′７るようにされ（いる。

；Ｕ　７．：、シート貼着用り１１０の外側と弱化線形
成用り７　ｇどの高さの差は、型押１１１シート貼肴用
り１１０の外側がシート２を押１１゛けり“シート２の
厚さを変化さＵることが＜【いように、シー１〜２の厚
さと略同−かくれＬＩＩのＳ１法と（＼れイ）ことが望
３Ｌ１、い、ｌ記突起形成用の穴１１は、１記鉤状りｆ
９１１の１４′１部の内側に形成２きれ（おり、金型７
の外部と連通（）るξ′１通孔どされＣいる。１１．の
１１、）イｉ金！￥す７（・軟化状態のシート２を押ｆ
１・；イ）と、シート２４．Ｌ金型７の先端面の形状に
従っ（成形されると共にシェル１に貼着され（カスケラ
トＥ１どなる。１ ま・１゛、シート２の金型７の弱化線形成用リブ９（、
゛より押１１され！、冒事分は、最も強り；■、縮され
て薄肉化され、切り離し容易な弱化ＦｉＡ１２と４【る
。弱化線１２は、リング状リブ９ａに対応−４るリング
状弱化線１２ａど、鉤状リブ９ｂに対応りる鉤状弱化線
１２ｂどからなる。この弱化線１２によっ−（ガスグツ
ト８　ＬＬ　、リング状弱化線１２ａの外側のがスクッ
ト部１３ど、内側の剥Ｍｌ　ｉり曲部１４とに分ｔノら
れ、またこの剥離可能部１４中には鉤状弱化線１２１）
に囲まれたにハ部１Ｆ５が形成される１゜剥１１１１１
ｒす曲部１４Ｊ３よび舌片部１５は、弱化線１２につい
ぐ強＜ｎ縮された部分で、弱化線１２についで薄肉化さ
れている。そして、薄肉化されることにより余分と＜ｒ
−）だシート２の材料は、金型７の穴１１に流入１Ｊる
ので、ガスケット８の舌片部１５には突起１６が形成さ
れる。この際、金型７の穴１１は金型７の外部と連通し
Ｃいるので、穴１１内に空気が溜ることがなく、突起１
６は容易に形成され、かつ突起１６の高さを高くするこ
とができる１、また、上記剥離可能部１／Ｉは、金型７
で強１１−されることによりシェル１の接るｍ−１−１
・層１Ｃどしっかりと接老されている。

リング状弱化線１２ａの外側の−１記ガスケツト部１３
は、金型７のリング状リブ９ａの外周に設けられたシー
１へ貼着用リブ１０　ＣＪｌｌｌ　１４された貼る”部
１７を介してシェル１に貼着保持されＣいる。。

貼ｊ゛３部１　’ｌは金ＱＩ＋　７のシート貼ｊ１川り
１１０ぐ押丹され（名１薄肉化されるど」Ｌにシェル１
の接猫＋−ｌ一層１０とｌ）つかりとｊ容ン１（）れる
１、まｌこ、ガス９７１〜部１３３の貼着部１７を除く
部分は、金型７の弱化線形成用りｌ≦）どの高さのイを
シート２のｊ９さど略同−がそれ以」−とされた外周縁
部（゛形成（きれるの（・′、シート２の初めのｔＦ／
さがぞのまま保たれる。

このようにしＣ（ｑられｌｃ隠し表示！−クイｑｕ　４
Ｖ・ツブ１８は、主１１ツピングマシンにＪ、って、瓶
＋−＋に被杓され、瓶［１周面のねじ１１１に合ｆ！ｊ
、ハノるねし部を転造されて瓶口に取り付けられる。

でしく、この−１−ヤップ１８が取りイ・Ｈ）られた瓶
製品を購入した顧客は、キャップ１８を瓶］−１から取
り外した後、ガスケット８の突起１６を指（゛こじり、
弱化線１２に沿って、まずガスグツト８の占ハ部１５５
を、ついで剥離可能部１４仝体をシェルＩ　ｈ日ら剥離
し表示マーク５を確認し懸゛６の当り外れを判断りるこ
とができる。この際、表示ン一り：＞　Ｌ；Ｌ、シェル
１の剥１１１印刷層１ｃと剥１１：］　−＋−Ｉｆ！！
ｉｌｄどの間が剥１１１りることにより、接省用二１−
ト￥４１（）ど共にガスケツ［・８の剥１１１１　ｉｊ
Ｊ　ｔ＋ｈ部１／Ｉの裏面にｆＪ　名してくる。Ｆｋ　
／ζ、ガスクツｌ−ε３のガスケツｉ一部゛１３は、こ
の内周縁部の貼着部１７によリシ」ル１の頂板３に保持
され残るの（、この−１゛１１ツブ１８はｉＱび瓶１］
のＪｌｌ　、＋ｔに用いることがでさるものとなる。１ この３１、うイ「隠し人小ンーク付さ、ＩＩ・ツ／の製
造方ン六にあっては、シ丁）し１にシート２を収め、こ
れを１甲月しくシ、ｌル１に貼り付【Ｊガスクツ１−〇
と１Ｊるので、溶融された合成樹脂を型押ししくガスグ
ツトＥ３を形成づる従来の方法の場合に用いられる、合
成樹脂相別を溶融すると共にこれを所定部に：ｔ　ｅｒ
ｌ、　Ｌ、てシ「ル１に供給づる’４”：＋　’Ａ　イ
ｒ押出装置が不必要と４「る１、従ってキ鵞？ツーｆを
製ｊ１５りるのに必用な設備が簡易イｆ６のどイ１す、
設（＋ｉＭ費の低減が図られる。

よｌこ、−１Ａ１ツｆに３１、すｔｌ１４１’−１を完
令に月１１−りるためには、瓶［ｌの１−１喘とｌｉ！
ｉ接接づる刀ス／７ツト部１３の厚みが均−ｒなければ
ｈら／ｉいが、このＴｊＪｉ’Ｍ方法にあっＣは、予め
均一な厚みに押出成形されＩＣシート状部材から打ち抜
き加工等によってシート２を形成しでいるので、シート
２は初めからＰノみが均一であり、またガスケット部１
３がシート２を強く押圧す“ることなく形成、−＞れる
ので、ガスリット部１３の厚みはシート２の厚みにより
定まり、容易に均一に形成される。従って、従来の製ｊ
４ｂ法のように型押しする際、シェルと金曇りどの水平
がずれる＜１どしてガスグツトの即みが不均一（・、完
全な瓶］］の封１Ｆかできないキャップを製造するとい
った恐れが４にく、瓶［１の封仕をＬり好に成シ１７る
キ【？ツブ１８を容易に生＃づることができる。

８らに、この製造方法では、加熱軟化さ−れたシートを
型押しづるので、型押し時、金へ１７とシ」ル１の隙間
からシート２が漏れ出るといったことＧＥＬない。従っ
て、型押し時キャップシェル１内にガスリツ１−８の外
周を囲む型を抑入りる必要が４ｒく、よって、この製造
方法によればガスケット８が偵＆３の外周縁部にまで形
成された密封性の良いキｔ・ツノを容易に製造すること
が（゛さ゛る。

なお、以上の説明においては、表示マーク５）をシェル
１にｂ９．けたが、この表示ン一り５　ｃ、ｔシート２
の裏面に設Ｕてもｎい。

また、表示マーク５をシェル１に設（りた場合、必ずし
もこのマークりがガスグツト８の剥離可能部１４側に転
写される必要はなく、！ｉ！ｌ＋　１１１１１　′ｉｉ
７能８１！７４を剥し！ζ際、表示マーク５はシェル１
側に残ついて−６良い。この場合シェル１に設りた剥１
１ｉｆｔ印刷ｆＦ１１ｃや剥離シー１へ層１ｄ＜【ど（
３１不要となる。

さらに、シー）−２の加熱軟化にｌ；ｉ　、小ツ１〜ル
−ト６を用いる方法以外に、電磁誘導加熱、誘電加熱−
゛）周波加熱などの他の１ｊ法を用いることもハ」能で
ある。

まＩＣ１上記の実施例にあっては、２Ｌす゛シー１−２
を加熱軟化し、ついでこのシート２を”　（’Ｉ’　Ｌ
／　７）−ることとしたが、シート２の型押しど加熱軟
化どを同時に１：Ｊっても良いことは勿論Ｃある。

またさらに、１記実施例において、ガスケット８の貼名
部１７を除（ガスグツト部１３は、シ１ル１に貼着され
る必要がないので、シェル１のこれに対応する部分の、
ベースシート層１ｂ上あるいは接着用シー１一層１ｅ上
には、接着力のない塗料、インク等を塗布しても良い。

さらにまた、上記実施例では、型押しに用いる金型７に
シート貼着用リブ１ｏを設け、こ゛れによりシート２に
貼着部１７を形成するようにしたが、必ずしも金型７に
シート貼着用リブ１ｏを設ける必要はない。シー１〜貼
着用リブ１０の無い金型７でシート２を押圧した場合に
も、金型７のリング状リブ９ａに対応する部分のシーｉ
〜２が強く押し込まれることによりその周辺部のシート
２は弾性変形して、シェルフの頂板３に強く押圧される
から、金を７のリング状リブ９ａの外周部に対１＋６　
（Ｊる部分のシート２はシェル１の頂板ζ３に充分強く
１１＋’＋着され得る。

以Ｉ−説明したように、この発明の隠し表示マーク付き
キャップの製造方法は、キャップシェルのｗｉ板内面の
中央部あるいは略円板状のシートの裏面中央部に表示マ
ークを設けた後、シェルの頂板内面にシー］・の裏面が
接するようにシートをシェル内に収め、ついでシートを
加熱軟化上しめて型押しし、シートにその中央部を囲む
弱化線を形成すると共に、シートをシェルに貼るしてガ
スケットとする方法なので、従来の製造方法のようにガ
スケットを形成する材料を溶融すると共にこれを所定量
づつシェルに供給する特殊な押出機等の装置を用いずに
、表示マーク付きキャップを製造することができる。従
って、キャップを製造するための設備が簡易なものとな
り、設備費の低減を図ることができる。また、ガスケッ
トの瓶口の口端と１ａ接接りる部分（ガスケット部）の
厚さを、シートの厚みにより定めることができるので、
厚みの均一４１がスクット部を容易に形成することがで
き、しかし、ガスグツトを頂板の全面に形成することが
でき、よって、どのような瓶［］の封止をも確実になし
得る密封性の良いキャップを容易に製造することができ
る等、種々の利点を右する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図はこの発明の製造ｌｉ法の−実施例
を■稈順に示゛す説明図、第４図は第３図のΔ部を承り
拡大図、第５図はこの弁明の製造ｌｊ法に用いられる金
型の一例を示り°要部の斜視図、第６図は製造されたキ
ャップの一例を示す斜視図である。 １・・・・・・二１１？・ン１シェル、２・・・・・・
シート、３・・・・・・頂板、５・・・・・・表示マー
ク、６・・・・・・ボッミープレー１−１７・・・・・
・金型、８・・・・・・ガスケット、１２・・・・・・
弱化線、１８・・・・・・キャップ。 第１図 第２図　第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キャップシェルの頂板内面の中央部あ払′いは略円板状
   のシートの裏面中央部に表示マークを設けた後、シェル
   の頂板内面にシートの裏面が接するようにシートをシェ
   ル内に収め、ついでシートを加熱軟化Ｖしめて型押しし
   、シートにその中央部を囲む弱化線を形成すると共に、
   シートをシェルに貼着してガスケットとすることを特徴
   とする隠し表示マーク付きキャップの製造方法。