JPS60240487A - プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンピュータの出力端末などに用いられるプ
リンタに関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、事務情報業務の繁忙に伴ない、コンピュータの出
力端末であるプリンタの使用頻度が多くなシ、特にトラ
ブルの多いリボンフィード機構で、信頼性の高いプリン
タが要求されてきている。

以下、従来のプリンタについて説明を行う。従来プリン
タのトラブルで常に上位を占めてきたものとして、印字
用リボンカセットのトラブル、中でもリボン送シネ良が
掲げられてきた。その代表的な例としては、 （１）　リボンカセット装着時プリンタのリボンフィー
ド軸にリボンカセット側が嵌合せずリボン送シをしない
。

（≧　何らかの原因で印字中リボン送りをしなくなった
のに気がつかないまま印字を行い、はなはだしい場合は
リボンフィルムを切断してしまう。

などの問題が頻発していた。プリンタはその性格上操作
する人が近くにいることはまれで、リボン送シネ良に気
がつかないまま印字を行い、後で印字されていないのに
気がつくというケースが多かった。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、リボン送
シネ良のない、即ち信頼性の高いプリンタを提供するこ
とを目的とする。

発明の構成 本発明は、リボンフィード機構にセンサ及びこのセンサ
にパルスを発生させるためのスリット板を設けたプリン
タであシ、リボンフィード軸が回転し、スリット板がセ
ンサを横切るときセンサに発生するパルスのパターンを
認識することによりリボンフィードが正常に行われてい
るかどうか確認することができるものである。

実施例の説明 第１図は本発明の一実施例におけるプリンタの印字ヘッ
ド部の斜視図を示すものである。ここで１はプラテン、
２は主軸、３は後方軸である。４はキャリッジベースで
主軸２及び後方軸３で支えられている。５は活字体、６
は印字ハンマ、７はリボンカセット、８はリボンカセッ
トを支えるだめの架台、９はリボンフィ・−トモ・−タ
、１０はモータ支持金具である。

第２図はリボンカセット７の内部を示す平面図　−であ
る。ここで１１はフィードローラ軸、１２はフィー　ト
ローラ、１３はフィルムリボン、１４はフィルムリボン
１３の供給リール、１５は巻取シリールである。

第３図、第４図、第６図はリボンフィード機構の要部断
面図であシ、その中で第３図はリボンカセット７を装着
していない状態、第４図はリボンカセット７を装着した
直後の状態、第５図はリボンカセット７が正しくリボン
フィードされている状態を示す。ここで１６はモータピ
ニオン、１７はリボンフィード軸、１８はサポートピン
、１９は付勢スプリングである。尚サポートビン１８は
架台１０に固定されている。リボンフィード軸１７は、
スリン）１７ｂをきったスリット板１７ａ及び前記モー
タピニオン１６の歯と螺合シフ、モータの回転を減速す
るだめのギア１７ｃを備えている。

２ｏはフォトインタラプタで、内部に発光窓２０ａ及び
受光窓２０ｂを備えている。

第６図は第５図の要部斜視図を示す。

ここで１１＆はフィードローラ軸１１に設けられた十字
大溝、また１７ｄは、リボンフィード軸１７の先端に設
けられた爪である。

ット７は架台８の上に取付けられ、そのフィルムリボン
１３の後部から活字体６が印字ノ・ンマ６を介してプラ
テン１へと押圧され、印字動作が行われる。

第２図においてフィルムリボン１３はフィードローラ軸
１１０回転によりフィードローラ１２が回転し、供給リ
ール１４から巻取シリール１５の方へと給送されていく
。

第３図はリボンカセット７が装着されてない状態の１）
ゼソ７、−）、’ｍ潜如９脩１てｌハス−とこで付勢ス
プリング１９のバネ力により’）ボンフィード軸１７は
上方へ押されている。そのため、フォトインタラプタ２
ｏには何も遮蔽するものがなく、フォトインタラプタ２
０の出力は「Ｈ］のままとなる。

第４図はリボンカセット７が装着された直後の状態を示
す。ここではリボンフィード軸１７の爪１７ｄがフィー
ドローラ軸１１の十字穴溝１１ａに嵌合していないため
、リボンフィード軸１７は下方へ押され、フォトインタ
ラプタ２０はスリット板１７２Ｌで遮蔽され、出力はＬ
のままとなる。

また、このままリボンフィード軸１７が回転を続けても
、先の爪１７ｄと十字穴溝１１ａが嵌合して正しくリボ
ンフィードを行うまではフォトインタラプタ２０の出力
はＬのままである。

第５図はリボンカセットγのリボンフィード系が正しく
嵌合した状態を示す。ここでリボンフィード軸１７の爪
１７ｄは数回転するうちフィードローラ軸１１の十字大
溝１１＆に嵌合し、フィードローラ軸１７は第４図の状
態に比べ若干上方へ移動する。このためフォトインタラ
プタ２０はスリット板１７２Ｌのスリット１７ｂにかか
る。リボンフィード軸１７が回転し、正常にリボンフィ
ードが行われていれば、フォトインタラプタ２０にはス
リット板１７ａのスリット、１７ｂが規則正しく通過す
るため、フォトインクラック２０の出力はり、Ｈの交互
の規則正しいものが得られる。若し何らかの原因、例え
ばリボンカセット７のフィルムリボン１３が正しく巻取
られずフィードローラ軸１Ｔの回転が不能になった等の
現象で、リボンフィードモータ９には規定の回転力が与
えられているのにもかかわらず、リボンフィード軸１７
が回転しなかった場合、フォトインタラプタ２０にはり
、Ｈ交互の信号が得られなくなる。この様に、リボンフ
ィードの指示がリボンフィードモータ９に与えられた場
合、フォトインタラプタ２０の出力のパターンによシ、
リボンフィード系が正常か異常か、異常な場合どの様な
異常なのか、を容易に知ることができる。それは即ち次
の様な判断ができる。

（１）　出力がり、Ｈ規則正しく現われるとき：正常な
リボン送シが行われている。

（２）　出力がＨのままのとき：リボンカセットが装着
されていない。

（３）　出力がＬのままのとき：リボンカセットのリボ
ンフィード系が正しく接続されていない。

（４）　出力がり、Ｈ交互に現われるが規則正しくない
とき：リボンフィード量が一定してい々い。

（５）　出力がり、Ｈ交互に現われていたのに途中から
Ｌ又はＨのままになったとき：リボンフィードが途中で
行ｔわれなくなった。即ちフィード系のロックが発生し
た。

以上の様に本実施例では、フォトインクラックの出力を
モニタすることによシリボンカセットを含めたリボンフ
ィード系の異常がないかどうか知ることが容易となる。

発明の効果 本発明は：プリンタのリボンフィード系に軸心方向に移
動可能なリボンフィード軸と、リボンフィード軸に設け
たスリット板と、スリソＹ板に隣接して取付けたセンサ
を設けることによシ、リボンカセットの装着の有無、リ
ボンカセットへの動力伝達系が正常かどうか、リボンフ
ィード及びフィード量が適正かどうかを知ることができ
、印字不良やリボンカセットを含めたリボンフィード系
の破壊等を未然に防ぐことができる、すぐれたプリンタ
を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すプリンタの印字ヘッド
部の斜視図、第２図はリボンカセットの内部を示す平面
図、第３図はリボンフィード機構の要部断面図、第４図
は第３図においてリボンカセットを装着した図、第６図
は第４図で正常なリボンフィードを行っている図、第６
図は第４図及び第６図の要部斜視図である。 ７・・・・・・リボンカセット、１１・・・・・・フィ
ードローラ軸、１１ａ・・・・・・十字穴溝、１７°°
・・・・リボンフィード軸、１７＆・・・・・・スリッ
ト板、１７ｂ・・・・・・スリット、１７（１・・・・
・・爪、１９・・・・・・付勢スプリング、２ｏ・・・
・・・フォトインタラプタ（光学的センサ）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 １３ 第４図 ５図 第６図　ｑ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インクリボンカセットに設けられ内部に収納したインク
   リボンの巻取シを行うフィードローラ軸の下面には大溝
   を形成し、一方すボンンイードモータにより回転駆動さ
   れ、弾性部材によシ上下動自在に設けられたリボンフィ
   ード軸の上面には前記フィードローラ軸に形成した大溝
   に嵌まり合う形状の爪を形成すると共に、前記リボンフ
   ィード軸の側面には一定間隙でスリットを形成したスリ
   ット板を設け、前記リボンフィード軸上に前記リボンカ
   セットを載置しない第１の状態と前記リボンカセットは
   載置してはいるが前記穴溝と前記爪が嵌まシ合っていな
   い第２の状態と、前記大溝と前記爪が嵌まシ合っている
   第３の状態のうち、前記第３の状態の時のみ前記スリッ
   ト板のスリットを検出するセンサを有するプリンタ。