JPS60240468A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明は印刷装置、特にインク転写によるノンインパク
ト方式で普通紙に印刷することができ、かつ従来の転写
方式より高速度でランニングコストが低減される放電乞
利用した印刷装置に関する。

（ｂｌ　技術の背景 印刷装置は社会の情報化の浸透に伴なりて質量ともに急
速な発展ン続けている。印刷装置のうちでノンインパク
トプリンタは騒音が少なく、安価で信頼度が高いことか
ら、オフィス用シリアルプリンタに適するばかりでなく
、高速のラインプリンタとして多フォントの高品質印字
が可能であって、既に多様な方式が実施されているが更
に今後の発展が期待されている。

（ｃｌ　従来技術と問題点 ノンインパクトプリンタはインパクトプリンタと比較し
て、（イ）低騒音である、（ロ）高速記録が可能である
。（／−１記録の融通性に優れ、漢字、図形成いは任意
の大きさの文字の印刷に適合する、などの利点がある。

しかしながら、（イ）同時複写２取ることが一般に困難
である、（ｃＩ１画素形印手のため一般に印字品質が劣
る、（ハ）特殊用紙ン必貴とする場合がある、などの欠
点を伴なっている。この特殊用紙を必要とする欠点に対
してはこれに代替し得る普通紙を用いる印刷方式が開発
されている例があり、この例として感熱紙ン用いる感熱
式に対して普通紙ケ用いる感熱転写式ンあげることがで
きる。

感熱転写方式では普通紙とインクフィルムとン重ねて加
熱融解したインク７紙に転写するが、特殊用紙ケ必要と
せずかつ機構的にも容易であるために急速に普及してい
る。しかしながらこの方式はインクフィルムの加熱が熱
拡散によって行なわれるために記録速度及びインクフィ
ルムのベース厚さが制限され、また紙の背後からの加熱
は困雅である。更にインクフィルムは１回限りの使い捨
てであってランニングコストが高くなり、またインクフ
ィルムの交換が頻繁に必要となって操作が煩雑である。

インクフィルムについては複数回使用でＮるフィルムの
開発やインク塗布機能７有する装置の検討がなされてい
るが、前者は使用可能回数かせいぜい数回であって本質
的解決とはならす、また後者は、先に述べた如く感熱転
写方式では本質的に非常に薄いベースフイルムヶ使用し
なければならないために、フィルムの耐久性が問題とな
る。

以上説明した如く感熱転写方式にはなお問題点が多（残
されており、その利点ン生かし、かつ記録速度、操作性
及び経済性乞向上することができる印刷装置が要望され
ている。

［ｄｌ　発明の目的 本発明は、従来の感熱転写方式の欠点である記録速度、
操作性及び経済性が改善される、インク転写方式の印刷
装＠ン提供することケ目的とする。

ｔｅｌ　発明の構成 本発明の前記目的は、導電性基体と、該基体近傍に該基
体から離隔して配設された電極とン備えて、該基体上に
インク層を設け、かつ該インク層近傍に記録紙ｔ′配装
して、該電極と該基体との間の放電によって該インク層
ン選択的に融解し、該融解したインクの少なくとも一部
乞該記録紙に付着させて記録ン行なう印刷装置により達
成される。

特に前記導電性基体又は他のインク層支持部材にインク
ン被着して前記インク層乞設ける手段７倫えることによ
って経済性及び操作性が大きく改善される。

すなわち本発明においてはプラテン等の導電性基体と電
極との間で放電、特に火花放電ヲ発生させ、そのエネル
ギーによって該基体上に設けられた通常ワックス状のイ
ンク乞融解して普通紙に転写することによって印刷が行
なわれる。

ｆｆｌ　発明の実施例 以下本発明乞実施例により図面ン参照して具体部の実施
例７示す模式図、第４図はインクワックスの塗布被着機
構を含む実施例の模式図である。

第１図参照 本実施例においては、プラテンは少なくともその外周部
分が金用であって導電性基体１として通常は接地される
。この外周面上にインクワックスる。更に電極４がプラ
テンに近接して配設されるが、電極４は通常複数であり
、本実施例においてはプラテンとの間にインクワックス
層２及び紙３を介して、プラテンの軸乞通る平面上に配
設している０ 導電性基体１と電極４との間に電源５によって電圧乞印
加し火花放電ン発生させて、その発熱によって融解した
インクワックス２Ｚ普通紙３に転写してドツト６ン形成
することによって記録が行なわれる。

第２図参照 本実施例においては、プラテンの外周に設けられた導電
性基体１１は図に示す如く分割され、絶縁部材１１Ａ乞
介して配列され、また電極１４はプラテンの軸に平行で
この軸ン通らない平面上に配設される。インクワックス
ｆｆＪ１２は前記実施例と同様であるか、普通紙１３は
例えばローラー１７などによって電極１４の外側からイ
ンクワックス層１２上に配置される。

分割された導電性基体１１のうち記録（印字）位置に来
たもののみχ電源１５に接続して、この位置の基体１１
と電極１４との間に火花放電ケ発生させインクワックス
層１２から普通紙１３への転写によってドツト１６ン形
成する。

第３図参照 本実施例においては導電性基体２１は回転せず、プラテ
ン外周面の内側で記録位置に設けられる。

プラテンの外周面はインク層支持部材２３で構成されて
これにインクワックス２２か支持される。

本実施例のインク層支持部材２３は絶縁材料からなる断
面形状が台形乃至三角形の線が平行に配列されており、
線間の間隙にインクワックス２２が充填される。

その他の部分は前記実施例と同様であって、６朴 ′酸性基原２１上で記録が行なわれる。

なお前記インク層支持部材２３は網状又は海綿状などと
することも可能である。更に前記紀１及面乞粗面化して
インクワックスの旬看性Ｚ改善することかできる。

以上説明しに実施例の如き放電によるインクワックスの
融解、転写法では、放電時間は１０〜５０μｓ程度とす
ることができ、記録の紗り返し周波数は５〜１０　ＫＨ
ｚ程度が得られる。先に述べた感熱転写法ではｌＫＨ２
程度であって記録速度が太幅に増大される。また印加エ
ネルギーによって転写されろインクの量７制御すること
ができ、−ノド面積変調型の中間調記録が可能である。

なお前記実施例のうち、第２及び第３の実施例は放電間
隙内に紙Ｙ含まず、第１の実施例より放電電圧を低下す
ることが可能である。

第４図１参照 インクワックス乞倹布′＃着する機構ン備えた本発明の
実施例〉第４図に示す。図において、３１はプラテン外
周の導電、性基体、３２はインクワックス層、３３は記
録紙、３４は電極の１例乞示し、プラテンは矢印方向に
回転する。

３５はインクワックス容器であって、後に例示する如き
インクワックス３２ＡＹ例えばはね３６等によってプラ
テンに圧着する。プラテン内のインクワックス容器３５
に対向する位置に（言ヒーター３８が設けられており、
圧着されたインクワックス３２ＡＹ融解して導電性基体
３１上に被着する。この被着したインクワックスはブレ
ード３７によって例えば５〜５０μｍ程度の範囲で所定
の厚さにｌｌｉ＋Ｆ刊されてインクワックス−磨３２と
、ハる。

インク“２ツクスとしては、例えば融点が５０乃至６０
　’Ｏ；呈聞のポリエチレングリコール乞ベースとし、
その１００９に対してカーボンブラック１０．９及びニ
グロシン系の染料５．９Ｙ混和したものを使用したが、
混和材料及びその１＆Ｙ選択することによってインクワ
ックスの導電率ン制御することができ、放電条件制御の
一要素とすることかできる。

またベヒクルとしてはポリエチレングリクールの他、カ
ルナバワックスやアミノワックスなど多くのワックスが
使用可能である。

ｔｇ＋　発明の効果 以−ヒ説明した如く本発す［１によれは、従来の感熱転
写式より嬶に高速度のインク転写が町有ヒであり、更に
インクフィルムＺ用いないインク供１＠が可能であって
、普通紙に記録することができランニングコストが安く
、かつ高性能のノンインパクトブリ二ノクケ提供するこ
とかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図はそれぞれ本発明による記録部の実施
例〉が１１＾式図、第４図はインク被着機構を含む実施
例の模式図である。 図ｅこおいて、１，１１．２”ｌ及び３１は導電性基体
、ＩＩＡは絶縁部材、２，１２．２２及び３２はインク
ワックスＪｉ、３，２Ａはインクワックス、３．１３及
び３３は普通紙、４，１４及θＩＩＮ及び３４は電極、
５及び１５は電源、６及び１６はドツト、１７はローラ
、２８はインク支持部材、３５はインクワックス容器、
３６はばね、３７はブレード、３８はヒータχ示す。 箒　Ｉ　Ｋ 茅　２　目 茅　３　敬 ５ 茶　４　同

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 導電性基体と、該基体近傍に該基体から離隔して配設さ
   れた電極とン備えて、該基体上にインク層ン設け、かつ
   該インク層近傍に記録紙ン装置して、該電極と該基体と
   の間の放電によって該インク層を選択的に融解し、該融
   解したインクの少なくとも一部を該記録紙に付着させて
   記録を行なうことン特徴とする印刷装置。