JPS60240291A - ホワイトバランス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラービデオカメラのホワイトバランス調整に
関し、フリッカのある光で照明された被写体を撮影した
場合でも常に正しいホワイトバランス調整をする装置に
関するものである。

〔従来技術〕

カラービデオカメラは一般に、３，２００°にの色温度
で照明された被写体の色彩が正確に再現されるよりに調
整されているのを基本とするが色温度の異なるこのホワ
イトバランスの調整には光学的にレンズの前に色温度変
換フィルタ挿入する方法と、ビデオカメラの赤（８）信
号回路と青（Ｂ）信号回路の利得を緑（Ｇ）信号回路を
基準として調整する方法がある。

特忙後者の色信号回路による方法は一最適なカラーバラ
ンスを得るため、広範囲な被写体からの反射光を拡散板
を通して、赤（８）及び青（Ｂ）フィルタによって分蟹
し、それぞれの７オトセンサで受光し、電気信号に変換
して映像部に送り、カラーバランスを修正することによ
り、ホワイトバランス調整を行っている。そして各種照
明光に対しては、その色温度に対応してあらかじめ組み
込まれたホワイトバランス調整回路を切換スイッチによ
り選択する方法などが使用されている。

しかしこの方法は、自然光や白熱電球を照明光とする場
合には良いが、けい光灯のようなフリッカのある光源に
対しては誤動作をする。これは、例えば、けい光灯では
５０　Ｈｚ又は６０　Ｈ２で点滅しているため、光セン
サーの出力が交流となり、これを割算器を通してローパ
スフィルタ回路を通すと、その出力信号が低くなってし
まうため、正しいホワイトバランス調整を行わず、カラ
ーバランスの良くない映像を現再する結果となる。

〔発明の目的〕

本発明は上述したホワイトバランス調整に於ける誤動作
をなくし、フリッカ、のある照明光源の下で撮映しても
正しくホワイトバランス調査がなされ常にカラーバラン
スの良い映像を再現出来る装置を提供することを目的と
する。

〔発明の構成〕

上述の目的を達成するため、被写体からの反射光に関し
色温度の検出を行い、演算増幅器、即ち割算器により赤
０信号と青但）信号の比ジの信号に変換し、ローパスフ
ィルターを通してホワイトバランス調整用の信号とする
が、その色温度検出の信号の交流成分を抽出する回路を
もうけ、その抽出回路の出力に応じて色信号回路に適切
な信号を送るよう自動的に制御することによって、フリ
ッカのある照明光の下でも正しいホワイトバランス調整
を行う方法を提供するものである。

１つの具体的装置は、前記交流抽出回路の出力があらか
じめ設定した値以下の時は割算器の出力であるＲ／Ｂの
信号電圧を直接ローパスフィルタに送り、設定値以上の
時は照明光の色温度、例えばけい光灯であれば４，１０
０°Ｋに相当する電圧をローパスフィルタに送るよう自
動的に切換をする方法と、もう１つの具体的装置は割算
器のあとにもう１つの交流検出用ローパスフィルタと加
算器をもうけ、前記交流抽出回路の出力に対応した直流
電圧と、割算器の出力Ｒ／Ｈの信号のローパスフィルタ
を通して得られた直流成分とを加算で加えることにより
、適切なホワイトバランス調整を行う方法がある。

〔実施例〕

第１図は、従来使用されているホワイトバランス回路の
ブロック図であり、第２図及び第３図は本発明の方法を
示したブロック図である。なお同じ機能素子には、同一
の符号を付した。

被写体からの反射光１は、拡散板２を通過して拡散され
、赤フィルタ３により赤色光のみが、又青フィルタ４に
より青色光のみが選択され、それぞれ赤色受光素子５と
、青色受光素子６により赤（ト）と青い）の電気信号」
こ変換される。そしてその両侶号は、割算器７に加えら
れここで赤い）と青（ロ）の比、即ち、ＴＩ／Ｂの電気
信号となりこれをローパスフィルタ１１を通じてホワイ
トバランスのための色信号に使用するのが従来の方法で
ある。しかし前述したように、被写体から反射光にフリ
ッカがあると交流となってローパスフィルタで適切な信
号が得られないため、本発明は第２図に示すように割算
器７の出力をアナログゲート１０に入れるとともに一部
を交流増幅器８で交流信号のみを増幅し更にコンパレー
タ９に加える。

このコンパレータ９では、比較電圧端子１２にあらかじ
め設定した比較電圧ｖ１を印加しておくことによって、
交流信号電圧のレベルを設定出来る。

この交流信号電圧のレベルははフリッカのある光を主た
る照明光として使用し、ていることに対応している。従
って交流信号電圧がこの設定した比較電圧より、高いか
、又は低いかによってコンパレータ９の出力信号が、ア
ナログゲート１０の接続を切換える。

アナログゲート１０には、割算器７からの’Ｒ／Ｂ信号
をそのまま人力する端子１４と、フリッカのある照明光
の色温度に対応して設定した電圧を入力する端子１３が
あり、コンパレータ９の出力信号によって割算器７から
のＲ／Ｂ信号は、フリッカのない場合は、交流信号が検
出されないためアナログゲート１０の接続は、端子１４
と接続され、又フリッカのある場合、即ち、設定尋比較
電圧より高く、交原信号を含む場合は、あらかじめその
照明光の色温度に対して設定した電圧の端子１３と接続
するようにコンパレータ９の出力信号がアナログゲート
１０の接続を行う。そして、ローパスフィルタ１１に信
号を送り、ホワイトバランス調整信号信号回路へ送る。

例えば、照明光としてけい光灯では、５０Ｈｚ又は６０
Ｈｚで点滅しているため、Ｂ／Ｂ信号は交流となり、そ
の色温度４１００’Ｋに対応する電圧を端子１３に加え
ることで良好な永ワイドバランス調整が行われる。

このように、本発明は、けい光灯のように比較的使用ひ
ん度の高い、フリッカのある照明光で撮映する時でも、
又フリッカのない照明光で撮映する時でも、自動的に切
換えられて常に適切なホワイトバランスが調整される。

次に昼間室内には外から窓など通じて光が入っているが
、更にけい光灯で照明するような２種以上の照明光を同
時に使用する場合には、第３図に示すように、割算器７
の出力に交流検出用ローパスフィルタ１５を接続し、更
にその出力を加算器１６の端子１７に接続する。

このローパスフィルタ１５は、フリッカのない反射光か
らの信号、即ち、直流成分のみを通過させフリッカのあ
る反射光からの信４、即ち、交流成分は通過させないた
め、フリッカのない反射光からの信号のみ加算器１６に
入力される。

一方、割算器７の出力Ｐｉ／Ｂ信号の一部を交流増幅器
８に接続し、ここで交流成分のみを増幅し、更に、その
出力をピーク検出器１８に接続し、そこでピーク値を検
出しホールドして、その直流電圧を加算器１６の端子１
９に接続する。この加算器ではこのピーク値の信号と、
交流検出用ローパスフィルタ１５からの信号とが加算さ
れる。

これは外から入った光などフリッカのない反射光の色温
度に対応する信号と、けい光灯などフリッカのある反射
光の色温度に対応する信号とを加え合せローイくスフイ
ルタ１１を通してホワイトバランス調整の信号とするも
のである。

本発明はこのように、フリッカのない照明光とフリッカ
のある照明光など２種以上の照明光を同時に使用しても
、最適なカラーバランスの映像を再現することが出来る
。

又本発明に使用する拡散板及び赤、青フィルタは通常、
光学分野で使用されているもので良い、又フォトセンサ
は例えばフォトダイオード、又はフォトトランジスタな
どの光電置換素子で、それぞれ赤、青の波長感度がある
ものを使用する。割算器、交流増幅器、コンパレータ、
加算器ゲートアレイなどは、ＩＣ化された演算増幅器又
は、それぞれの機能を持らたＩＣ素子を使用して本発明
の回路を小型に製作出来、カメラ内部に組み込むことも
可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来行われているホワイトバランス調整回路の
ブロック図であり、 第２図及び第３図は、本発明によるホワイトバランス調
整回路のブロック図である。 ３・・・・　赤フィルタ　４・・・・　青フィルタ５　
・・・・　赤色受光素子　６　・・・・　青色受光素子
７・・・・・・・・割算器　８・・・・交流増幅器９・
・・・・・・・コンパレータ　１０・・・・アナログゲ
ート１１、１５・・・・・　ローパスフィルタ　１６・
・・・加算器１３、１４．１９・・・端子 １８・・・・・・・・　ピーク検出器 代理人　弁理士　野　１）義　親 第１図 第３５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｕ）色温度検出手段と該検出手段から交流成分を抽出す
   る回路とを備え、該抽出回路の出力によってホワイトバ
   ランス調整信号を色信号回路に送る回路を制御するよう
   にしたことを特徴とするホワイトバランス装置。 Ｃ）前記抽出回路の出力が設定値以上のときは色信号回
   路に特定の色温度信号を送るようにしたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のホワイトバランス装置。 Ｇ）前記色温度検出手段の直流成分に前記抽出回路の出
   力に対応した直流電圧を加算して、前記色信号回路に色
   温度信号を送るようにしたことを特徴とする特許許請求
   の範囲第１項又は、第２項に記載のホワイトバランス装
   置。