JPS60239958A - テ−プ停止検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テープレコーダ等の情報記録再生装置におけ
るオートストップ若しくはオートリバース等の制御を行
なうために、磁気テープの停止を検出するテープ停止検
出装置に関するものである。

〔従来技術の説明〕

従来よりテープレコーダ等では、オートストップ、オー
トリバース若しくはアンダムアクセス等の駆動制御を行
なうために、磁気テープの走行が停止したことを検出す
るテープ停止検出装置が用いられている。この従来のテ
ープ停止検出装置は磁気テープの巻き取り若し７くは供
給する軸の一方に、軸の回転数に応じたパルス信号を出
力するパルス発生手段を設け、このパルス信号の周期に
より停止検出回路で磁気テープの停止を判別するもので
あった。この停止検出回路は、例えば、パルス信号によ
ってリセットされるカウンタにクロック信号を与え、予
め定めた数のクロック信号を計数すると、すなわち予め
定めた周期以上に長い周期のパルス信号が入力されると
、テープ停止と判別して駆動制御回路にテープ停止信号
を与えるような構成となっている。

ところで、磁気テープが一方の軸に巻き取られたテープ
終端では、巻き取り側の軸の巻き径は大きく、供給側の
軸の巻き径は小となる。よって、一方の軸に設けられた
パルス発生手段は、磁気テープの走行方向により、テー
プ終端の際に出力されるパルス信号の周期は大きく相違
する。このために、停止検出回路では、パルス発生手段
が設けられた軸がテープ巻き取り側となる再生モードで
出力されるパルス信号の周期全基準としてテープ停止の
判別をしなければならなかった。

したがって、テープ停止から停止検出回路でテープ停止
信号が出力されるまでの期間が長くなり（従来装置では
判定のために３秒間必要としていた。）、駆動制御の切
り替えが遅くなり、捷たその間テープ走行機構に負荷が
加わるという欠点があった。

〔発明の概要〕

本発明は、上記のテープ停止検出装置をより一層改善す
べくなされたもので、磁気テープを巻き取る軸と、供給
する軸との両軸に、軸の回転数に応じた周期のパルス信
号を出力するパルス発生手段をそれぞれ設け、このそれ
ぞれのパルス発生手段より出力されるパルス１６号の周
期の短かい一方のパルス信号を信号選択回路で選択し、
この周期の短かい一方のパルス信号を停止検出回路に入
力するように構成して、短い判定時間でテープ停止の判
別を行なうことができるようにしたテープ停止検出装置
を提供することを目的とする。

〔実施例の説明〕

以下、本発明の実施例について、第１図ないし第４図を
参照して説明する。第１図は、本発明のテープ停止検出
装置の一実施例のブロック回路図であり、第２図（Ａ）
は、磁気テープが図中左の軸から右の軸に巻き取られた
テープ終端時の概略図であり、第２図（Ｂ）は、第２図
囚における左の軸と右の軸とにそれぞれ設けられたパル
ス発生手段から出力されるパルス信号を示す図であり、
第３図（ト）は、磁気テープが図中右の軸から左の軸に
巻き取られたテープ終端時の概略図であり、第３図（Ｂ
）は、第３図（４）における左の軸と右の軸とにそれぞ
れ設けられたパルス発生手段から出力されるパルス信号
を示す図であり、第４図は、第３図（５）のごとく図中
左の軸にすべて巻き取った状態から、磁気テープを左の
軸から右の軸にすべて巻き取ったときの左の軸と右の軸
とにそれぞれ設けら扛たパルス　３− 発生手段から出力されるパルス信号の変化を示す図であ
る。

図中、テープ停止検出装置１は、左右一対のリル軸に連
動する回転板２Ｒ、２Ｌが設けられ、この回転板２Ｂ　
＋　２Ｌには適宜にスリン）　３Ｂ　、　３ｔ、が形成
され、さらに回転板２Ｒｅ　２ｔ、　ｋ挾んでフォトダ
イオード４Ｒ。

４Ｌとフォトトランジスタ５Ｒｅ　５Ｌが配設されてパ
ルス発生手段６Ｒｔ　６ｔ、が構成されている。なお、
左右一対のリール軸は、磁気テープ７の走行方向により
巻き取り軸若しくは供給軸となる。

両パルス発生手段６Ｒ＋　６Ｌから出力されるパルス信
号は、第２図および第３図に示すごとく、磁気テープ７
が軸に巻かれている巻数によって太きく相違する。この
両パルス信号を信号選択回路８に与え、周期の短かい一
方のパルス信号を選択する。

第２図においては、左の軸に設けられたパルス発生手段
６Ｌのパルス信号が選択され、第３図においては、右の
軸に設けられたパルス発生手段６Ｒのパルス信号が選択
される。第４図にあっては、磁気テープ７０走行の前半
Ｔでは右の軸に設けられた　４− パルス発生手段軸のパルス信号が選択され、後半Ｔ′で
は左の軸に設けられたパルス発生手段６Ｌのパルス信号
が選択される。

ここで、信号選択回路８の構成の一例を簡単に説明すれ
ば、それぞれのパルス信号の周波数を直流電圧に変換（
−１この２つの電圧を比較器で比較して、周期（７〕短
かいパルス信号が与えられる一方のゲートヲ導通するよ
うに構成したものである。

この信号選択回路８で選択された周期の短かい一方のパ
ルス信号全停止検出回路９に与え、この停止検出回路９
よりテープ停止信号’ｋｌ、動制御回路１０に与える。

なお、停止検出回路９および駆動制御回路１０は、従来
のこの種装置と同様の構成である。

したがって、停止検出回路９に与えられるパルス信号の
同期は、磁気テープ７が左の軸と右の軸に同等に巻かれ
た再生モードにおける出力が最大である。よって、この
ときのパルス４ｇ号の周期を基準としてテープ停止の判
別をすればよく、テープ停止を判別するのに必要な期間
を従来のテープ停止検出装置の略半分とすることができ
る。

なお、録画・再生モードと早送り・巻き戻しモードでは
磁気テープ７の走行速度が異なり、パルス発生手段６，
６′から出力されるパルス信号の周期も相違する。そこ
で、駆動制御回路１０で設定される動作モードに合わせ
て停止検出回路９でテープ停止の判別のための期間を切
り替えれば、早送り・巻き戻しモードでより迅速にテー
プ停止を検出することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、上記構成になるテープ停止検出装
置によれば、磁気テープを巻き取る軸と、供給する軸と
の両軸に、パルス発生手段をそれぞれ設け、このパルス
発生手段より出力されるパルス信号の周期の短かい一方
のパルス信号を信号選択回路で選択して停止検出回路に
入力するよう構成したので、テープ停止を判別するに必
要な期間を短かくすることができ、テープ停止で迅速に
駆動制御を切り替えることができ、捷た、テープ走行機
構に与える負荷を軽減することができる等の　７− 路である０ 優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のテープ停止検出装置の一実施例のブ
ロック回路図であり、第２図（４）は、磁気テープが図
中左の軸から右の軸に巻き取られたテープ終端時の概略
図であり、第２図０３）は、第２図（４）における左の
軸と右の軸とにそれぞれ設けられたパルス発生手段から
出力されるパルス信号を示す図であり、第３図（Ａ）は
、磁気テープが図中布の軸から左の軸に巻き取られたテ
ープ終端時の概略図であり、第３図（Ｂ）は、第３図囚
における左の軸と右の軸とにそれぞれ設けられたパルス
発生手段から出力されるパルス信号を示す図であり、第
４図は、第３図（５）のごとく図中左の軸にすべて巻き
取った状態から、磁気テープを左の軸から右の軸にすべ
て巻き取ったときの左の軸と右の軸とにそれぞれ設けら
れたパルス発生手段から出力されるパルス信号の変化を
示す図である。 図中、１・・・テープ停止検出装置、６Ｒｐ　６Ｌ・・
・パルス発生手段、８・・・信号選択回路、９・・・停
止検出回　８− 特許出願人　赤井電機株式会社 代理人　弁理士　島　１）　登 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープを巻き取る軸と、供給する軸との両軸に、軸
   の回転数に応じた周期のパルス信号を出力するパルス発
   生手段をそれぞれ設け、このそれぞれのパルス発生手段
   より出力されるパルス信号の周期の短かい一方のパルス
   信号を信号選択回路で選択し、この周期の短かい一方の
   パルス信号を停止検出回路に入力するように構成したこ
   とを特徴とするテープ停止検出装置。