JPS6023968Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS6023968Y2 JPS6023968Y2 JP13464979U JP13464979U JPS6023968Y2 JP S6023968 Y2 JPS6023968 Y2 JP S6023968Y2 JP 13464979 U JP13464979 U JP 13464979U JP 13464979 U JP13464979 U JP 13464979U JP S6023968 Y2 JPS6023968 Y2 JP S6023968Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- exterior film
- lead
- electrolytic capacitor
- exterior
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は金属フィルムの両面に合成樹脂フィルムをラミ
ネートした外装フィルムによりコンデンサ素子を密封外
装した電解コンデンサに関するもので、詳しくは良好な
電気絶縁性と密封性を有する電解コンデンサを提供する
ものである。
ネートした外装フィルムによりコンデンサ素子を密封外
装した電解コンデンサに関するもので、詳しくは良好な
電気絶縁性と密封性を有する電解コンデンサを提供する
ものである。
一般に、外装フィルムによりコンデンサ素子を密封外装
してなる電解コンデンサにおいて、外装フィルムに要求
される機能のうち主たるものとしては、(1)外部から
の有害な異物の侵入を阻止し、外温外気を遮断する、(
2)内部からの電解液成分の蒸発逸散を防止するとの点
があり、これらの機能を充分に満足させるために、外装
フィルムの一層には金属フィルムを使用する。
してなる電解コンデンサにおいて、外装フィルムに要求
される機能のうち主たるものとしては、(1)外部から
の有害な異物の侵入を阻止し、外温外気を遮断する、(
2)内部からの電解液成分の蒸発逸散を防止するとの点
があり、これらの機能を充分に満足させるために、外装
フィルムの一層には金属フィルムを使用する。
このため、コンデンサ素子から引出した外部引出しリー
ドを外装フィルムの熱圧着部分で挾持して外部に取出す
場合、その熱融着部分には熱と圧力のストレスが加わる
ため、引出しリードと金属フィルムとの間の電気絶縁性
が低下したり、引出しリードを折り曲げた場合に、フィ
ルム断面に露出した金属と引出しリードとが接触したり
することがある。
ドを外装フィルムの熱圧着部分で挾持して外部に取出す
場合、その熱融着部分には熱と圧力のストレスが加わる
ため、引出しリードと金属フィルムとの間の電気絶縁性
が低下したり、引出しリードを折り曲げた場合に、フィ
ルム断面に露出した金属と引出しリードとが接触したり
することがある。
本考案はこのような問題点を解決するものであり、以下
本考案の一実施例を示す第1図〜第3図の面を用いて説
明する。
本考案の一実施例を示す第1図〜第3図の面を用いて説
明する。
図において、1はコンデンサ素子であり、このコンデン
サ素子1は、陽極リード1aを接続したアルミニウムよ
りなる陽極箔と陰極リード1bを接続したアルミニウム
よりなる陰極箔とをサバレータを介して巻回することに
より構成された偏平形状であり、前記陽極リード1aお
よび陰極り−ド1bは前記コンデンサ素子1の同一端面
より同一方向に引出されている。
サ素子1は、陽極リード1aを接続したアルミニウムよ
りなる陽極箔と陰極リード1bを接続したアルミニウム
よりなる陰極箔とをサバレータを介して巻回することに
より構成された偏平形状であり、前記陽極リード1aお
よび陰極り−ド1bは前記コンデンサ素子1の同一端面
より同一方向に引出されている。
2はこのコンデンサ素子1を密封外装する金属フィルム
2aの両面に合成樹脂フィルム2bをラミネートした外
装フィルムであり、この外装フィルム2は、前記コンデ
ンサ素子1を包み込むように半分に折りたたみ、そして
重なり合った3箇所の周縁部を熱圧着することにより袋
状となるものであり、前記コンデンサ素子1の陽極リー
ド1aおよび陰極リード1bは、外装フ、fルム2の熱
圧着部分3により挾持されて外部に引出されている。
2aの両面に合成樹脂フィルム2bをラミネートした外
装フィルムであり、この外装フィルム2は、前記コンデ
ンサ素子1を包み込むように半分に折りたたみ、そして
重なり合った3箇所の周縁部を熱圧着することにより袋
状となるものであり、前記コンデンサ素子1の陽極リー
ド1aおよび陰極リード1bは、外装フ、fルム2の熱
圧着部分3により挾持されて外部に引出されている。
なお、外装フィルム2の内側の合成樹脂フィルム2bは
熱融着性を有するものを使用する必要があり、特に接着
性が良好でまた電解液に対する耐溶剤性の優れたものと
しては、アイオノマー樹脂が適している。
熱融着性を有するものを使用する必要があり、特に接着
性が良好でまた電解液に対する耐溶剤性の優れたものと
しては、アイオノマー樹脂が適している。
勿論、両面の合成樹脂フィルム2b両方共、アイオノマ
ー樹脂を用いてもよい。
ー樹脂を用いてもよい。
4は前記コンデンサ素子1の陽極リードla。
陰極リード1bそれぞれに被せた熱可塑性樹脂層からな
るチューブであり、このチューブは前記外装フィルム2
の端面より外側に一部が食み出す程度の長さであり、外
装フィルム2でコンデンサ素子1を密封外装した場合に
陽極リードla、陽極リード1bと外装フィルム2との
間に介在することになる。
るチューブであり、このチューブは前記外装フィルム2
の端面より外側に一部が食み出す程度の長さであり、外
装フィルム2でコンデンサ素子1を密封外装した場合に
陽極リードla、陽極リード1bと外装フィルム2との
間に介在することになる。
なお、このように陽極リードla、陰極リード1bの熱
圧着部分に配設する部材の形状としては、チューブ4に
限定されなく、単なるシートであってもよい。
圧着部分に配設する部材の形状としては、チューブ4に
限定されなく、単なるシートであってもよい。
上記構成から明らかなように本考案の電解コンデンサに
おいては、陽極リードla、陰極リード1bを挾持する
外装フィルム2の熱圧着部分3に外装フィルム2の端面
より外側に食み出るように熱可塑性樹脂よりなるチュー
ブ4を配設したものであるため、陽極リードla、陰極
リード1bと外装フィルム2の熱圧着部分3における金
属フィルム2aとの電気絶縁性は良好なものとなり、ま
た陽極リードla、陰極リード1bを折り曲げても金属
フィルム2aに接触するということもなくなる。
おいては、陽極リードla、陰極リード1bを挾持する
外装フィルム2の熱圧着部分3に外装フィルム2の端面
より外側に食み出るように熱可塑性樹脂よりなるチュー
ブ4を配設したものであるため、陽極リードla、陰極
リード1bと外装フィルム2の熱圧着部分3における金
属フィルム2aとの電気絶縁性は良好なものとなり、ま
た陽極リードla、陰極リード1bを折り曲げても金属
フィルム2aに接触するということもなくなる。
このように本考案によれば、リード引出し部分の電気絶
縁性が良好な電解コンデンサを得ることができるもので
ある。
縁性が良好な電解コンデンサを得ることができるもので
ある。
第1図は本考案の一実施例による電解コンデンサの外観
を示す斜視図、第2図は第1図のA−A′線で切断した
断面図、第3図は同コンデンサを一部切欠いて示す斜視
図である。 1・・・・・・コンデンサ素子、1a・・・・・・陽極
リード、1b・・・・・・陰極リード、2・・・・・・
外装フィルム、2a・・・・・・金属フィルム、2b・
・間合tcWlf脂フィルム、3・・・・・・熱圧着部
分、4・・・・・・チューブ。
を示す斜視図、第2図は第1図のA−A′線で切断した
断面図、第3図は同コンデンサを一部切欠いて示す斜視
図である。 1・・・・・・コンデンサ素子、1a・・・・・・陽極
リード、1b・・・・・・陰極リード、2・・・・・・
外装フィルム、2a・・・・・・金属フィルム、2b・
・間合tcWlf脂フィルム、3・・・・・・熱圧着部
分、4・・・・・・チューブ。
Claims (2)
- (1)周縁部を熱圧着することにより袋状となりかつ金
属フィルムの両面に少なくとも内側に熱融着性の合成樹
脂フィルムをラミネートして構成した外装フィルムと、
この外装フィルムにより密封外装されかつ引出しリード
を熱圧着部分で挾持して外部に引出したコンデンサ素子
とを有し、前記外装フィルムの熱圧着部分の前記引出し
リードを挾持する部分に熱可塑性樹脂よりなる保護部材
を前記外装フィルムの端面から外側に一部が食み出し、
かつリードのまわりを被覆するように配設してなる電解
コンデンサ。 - (2)外装フィルムの合成樹脂フィルムとしてアイオノ
マー樹脂を用いてなる実用新案登録請求の範囲第1項に
記載の電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13464979U JPS6023968Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13464979U JPS6023968Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5653352U JPS5653352U (ja) | 1981-05-11 |
JPS6023968Y2 true JPS6023968Y2 (ja) | 1985-07-17 |
Family
ID=29366208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13464979U Expired JPS6023968Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023968Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-28 JP JP13464979U patent/JPS6023968Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5653352U (ja) | 1981-05-11 |
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