JPS60239594A - 抄紙機のウエブ形成脱水部 - Google Patents

抄紙機のウエブ形成脱水部

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JPS60239594A
JPS60239594A JP60089096A JP8909685A JPS60239594A JP S60239594 A JPS60239594 A JP S60239594A JP 60089096 A JP60089096 A JP 60089096A JP 8909685 A JP8909685 A JP 8909685A JP S60239594 A JPS60239594 A JP S60239594A
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wire
shoe
forming
roll
wires
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/02Complete machines for making continuous webs of paper of the Fourdrinier type
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抄紙機の改良に係り、特にツインワイヤを利
用した抄紙機のウェブ形成脱水部に関するものである。
従来の技術 商業的に実施可能なツインワイヤ抄紙機が1950年代
に出現して以来、ツインワイヤ抄紙機の利点は認識され
てきたが、この種の抄紙機を改善し、また既存の抄紙機
の欠点を回避するために引続き努力がなされてきた。ツ
インワイヤ抄紙機の利点には、機械床面積や設備を殆ん
ど必要としない比較的短い形成部を提供し得ることが含
まれる。また、ツインワイヤ抄紙機の実質的な利点は、
両面紙の望ましからざる特長を避けるのに役立つ両方向
脱水ができることである。当業者にとって周知の如く、
改良した抄紙機シートを得ることはできるし、捷だ仕上
ったシートが両面で同じ性質を持つとすれば同一品質を
備えた軽量紙を得ることもできる。これは、ツインワイ
ヤ抄紙機によって達成することができるが、高速度用に
準備をしたり処理中の紙料の種類が変化したりすること
によって、時には、連続した高品質の、非所望特性を回
避1−た両面紙を得ることが困難になることがある。
また、出力を増大し、品質を高めるため、更にツインワ
イヤ抄紙機の効率を改善するために、継続した努力がな
されてきた。二番目に考慮すべきことは、迅速に行なわ
なければならない機械の設置やワイヤ交換を行なう際或
は故障のない方法で機械を保守し清掃する際の利点が勿
論含まれるが、実際上の投資額を小さく維持するのに加
え別の目標がある。即ち、1つの目標は、細い合成ワイ
ヤを使用できるようにワイヤの摩耗を低く保つことであ
る。填料や微細物の均−分配並びにノートの最適平坦度
なども、原料供給、速度並びに坪量に関する実質的な多
様性と共に重要な目標である。
また、運転電力、即ち運転エネルギの消費が低いことも
大切であり、これはノートがプレス部を通過する際シー
トを迅速に効果的かつ完全脱水せしめて最適乾燥度を得
ることによって高めることができる。
発明の目的 従って、本発明の目的は、上述の目標を達成すると共に
、改善された地合いと脱水を力えてくれる精巧な構造の
改良したツインワイヤフォーマを提供することである。
本発明の他の目的は、改善されたシートが得られる脱水
と地合いが生づるように両ワイヤを独特の通路に通して
慣らし独特の方法で取扱う改良したツインワイヤフォー
マを提供することである。
本発明の更に別な総括目的は、ツインワイヤ抄紙機の改
良点と特徴を利用して紙品質を改善することができ、生
産性と効率を高めることができ、またエネルギ消費を低
くすることができるうえに、微細物や填料について高い
保持レベルを維持し、広範囲な種類の供給原料を使用で
き、捷た更に最低回収時間の低い投資額と設備費を達成
できる改良したツインワイヤフォーマを提供することで
ある。
発明の構成 すなわち、本発明は、抄紙機のウェブ形成脱水部におい
て、第1および第2のループ状の連続形成ワイヤと、紙
料を受入れるための収斂するスロートで始まる形成兼脱
水路に前記両ワイヤを案内する手段と、前記第2ワイヤ
が向けられて℃・て、前記スロートを形成する大径の開
放シューと、前記第1ワイヤを前記スロートに接近する
よう向かわせる導入ロールであって、前記第1ワイヤが
前記シュー上で前記第2ワイヤを巻回し、かつ前記両ワ
イヤが前記シュー上で前記紙料を前記両ワイヤを通じて
脱水するために緊張下にあるようにする導入ロールと、
前記第1ワイヤと密接走行関係におって前記シューに続
くオートスライス≠≠念であって、前記第1ワイヤを通
じその内に絞り出された水を受入れるオートスライスと
、前記シューの後に配置され、前記両ワイヤが前記シュ
ーの曲率とは反対の曲率で巻回している中央ロールと、
前記中央ロールに続くセイブオールであって、前記中央
ロールによって前記第1ワイヤから吸引された水を捕集
するセイブオールと、前記セイブオールに続き前記第2
ワイヤ用のザクジョン移行用と ボックスであって、前記ウェブ/前記第2ワイヤに移行
させるサクション移行用ボックスとから組合せて成るウ
ェブ形成脱水部を特徴とするものである。
なお、本発明のそ゛の他の目的、利点並びに特徴は、本
明細書、特許請求の範囲および図面に示す好ましい実施
例の開示と関連して、本発明の原理に関する教示によっ
て、より明らかなものとなるであろう。
発明の実施例 以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図に図示したように、第1の、即ち上側のループ状
多孔性形成ワイヤ10は第2の、即ち下側のループ状多
孔性形成ワイヤ11と脱水兼形成関係となるように設け
られている。図面に示す抄紙機はワイヤ10がトップワ
イヤにワイヤ11がボトムワイヤに当てはまるよう図示
の姿勢で作動することが好ましいが、ある状況の下では
、一方のワイヤが他方のワイヤの上にあることが好まし
い配置であるとしても、その一方のワイヤに操作が限定
されることのないように構造体の向きを別の姿勢に回転
させてもよいことは理解できるであろう。
これらのワイヤは、紙料を受入れるための収斂する形成
スロート12で始まる形成兼脱水路な通過するように案
内される。ここに用いる術語紙料とは、製紙業者が認識
しているように、ヘッドボックスからスロー′ト12へ
と進む水と繊維から成るスラリーであって、別の乾燥度
が達成される寸で形成ワイヤ間を運ばれて脱水され続け
るスラリーを指すものであり、それ故繊維の配向と微細
物や填料の移行が起り続ける限り、この混合物を引続き
紙料と称することができよう。
概して、紙料はヘッドボックスからスライス13を通っ
て供給され下側ワイヤ11上に付着する。
スライスは、一般に、スロート12のある距離前國 方にあって、長Iエレメント(図示せず)によるある程
度の予備脱水を行なうことができる。その後、部分脱水
された紙料はスロート12に進み更に脱水を受けるわけ
である。
図解の便宜上、スライス13は基本的にスロートの処に
示しである。
ウェブ形成用仕込量の紙料は、紙料がスロート12内の
、ワイヤが導入ロール18を去った後の位置で同時に両
ワイヤに係合するように、スロートに向けられたスライ
ス開口を有するスライス13によって、スロート12内
に向けられる。紙料は製紙業者の目的によって、ワイヤ
の速度で或はワイヤ速度より僅かに異なる速度でワ、イ
ヤ上に向は紙料のプールができるようになるが、これは
抄紙機の速度とスロートに配送される紙料の量とによっ
て制御できるものである。仮に、より上流側にスライス
を備えた極くありふれた装置を使用するとすれば、紙料
は下側ワイヤ11上のスロートに下側ワイヤ11は事前
のワイヤ案内手段(図示せず)からスロートに接近し、
上側ワイヤ10は導入ロール18によって方向づけられ
たスロートに接近する。導入ロールは矢印19で示すよ
うに下側ワイヤ11に対して垂直方向に調節できるよう
に構成されている。この調節を行なうために各科の機械
式装置を利用することができる、例えば図示したように
ロール18用の軸受ザポートをトラニオン20に設けれ
ば、ロールの垂直位置はジヤツキねじ21によって調節
することができる。
両ワイヤが巻回している湾曲シュー14は、ワイヤがシ
ュー上を走行する際両ワイヤ間の紙料を脈動させてその
脱水を助けるために横方向のブレード15を備えている
。水は、シュー14のプレート15間を適当な捕集手段
に向けて流下する。
う「そI 好−!LいI態においては、シュ一手段14はブレード
15の先頭に中実の、或はみそ付きの形成ボード■6を
包含していてもよい。みそ付き形成ボードは、初期に水
を下側ワイーヤを通じて下方に排出できるように、その
下側のサクション手段17に連結されている。
ワイヤは、ワイヤ緊張装置、例えば」二側ワイヤlOで
はロール39で示すように緊張装置によって緊張下に維
持されているが、下側ワイヤ11には同様の緊張装置が
設けである。
シューおよびスロート12上のワイヤの巻回の調節を補
助できるようにシュ一手段14を枢支(〜てもよ(・の
で、この目的のためにシュ一手段は一端25で枢着され
、かっシュ一手段14の旋回位置を位置決めする調節式
ジヤツキ26をシュ一手段の他方側に備えて示しである
第2図で示す装置では、形成ボード16は、ワイヤ10
aおよび1.1aが湾曲シュー14a上を走行していて
、符号16aで示すように中実である(穿孔されていた
り、みそ付けされている特長はない)。
第1図および第2図に示す装置両者ともに、形成ボード
に続く湾曲シューは横方向ブレード15aを有している
交替できる形成ボード16または16aいずれかによっ
て上側ワイヤ10を通りその中に絞り出された水は、オ
ートスライス22によって排出される。このオートスラ
イスは、上方に吸上げられた水を受入才するための開放
底部を有し、かつオートスライスブレード23を上側ワ
イヤ10の上面に密接走行して軽液或は触接する接触状
態で有している。ブレード23は、ワイヤ間の単位圧力
を制御する助けとして利用することもできる、例えばブ
レード23は、単位圧力を制御できるように半径200
インチ(490cIrL)のシュー上をワイヤが通過す
る場合、その幅を3インチ(7,3CTL)としてもよ
い。走行するワイヤの上部から水を掻取る際、オートス
ライスブレード23から水を吸引するためのサクション
手段24が設けである。1だ、シュ一手段14には、オ
ートスライスブレード23の位置を保持して密接走行の
接触状態を得るために、適当な手段(即ち、ジヤツキ2
6)が設けである。
オートスライスのあとには、図示の形態では、中実の円
筒ロールである中央ロール27がある。
このロールは、ロール27の外方走行側のポンプ作用に
よって、上側ワイヤ100表面を通じてこの表面から形
成ロール27のあとにあるセイプオール28の中に水を
吸引する傾向がある。また、セイブオールは、捕集した
水を吸引する水除去手段29を備えており、かかる場所
で形成されるミストな除去するための適当な送風機を有
するミスト出口30が付設されている。セイプオールは
、アーム32(これには中央ロール27とオートスライ
ス22が組込まれている)に据付けられていて、この全
体装置は、ワイヤ交換用のジヤツキセット33によりピ
ボット33aに枢着しである。調節可能な機械式ストッ
プ38aは、走行形状を確定するものである。リンク2
4aがオートスライス22とそのブレード23をアーム
32に連結しているので、ワイヤ交換時には中央ロール
27とセイブオール28と共にオートスライス22を引
っ込めることができる。ある場合には、オートスライス
とそのブレード23を別々に支持してこれらを個別に調
節できるようにすることが望ましいこともある。
セイブオール28のあとには、湾曲した上面を有し、ワ
イヤ10および11両者が巻回している一端35で枢着
されており、ボックスの反対側には垂直調節ジヤツキ3
6を備えている。ボックス34のあとには、上側ワイヤ
の移行用ボックス34に対する位置を確定する上側ワイ
ヤ用転向ロール37がある。ウェブは、移行用ボックス
34の処で、下側ワイヤ11上に移行され、それから抄
紙機プレス部を通るように移送手段に運ばれる。
T″。
ま11第3図に示す例では、第1の、即ち上側のループ
状形成ワイヤ40は、第2の、即ち下側のループ状多孔
性形成ワイヤ41と脱水兼形成関係にある。両ワイヤは
、紙料が例えばヘッドボックススライス43から配送さ
れる入口スロート42を形成して℃・る。下側ワイヤは
、適当な案内ロール(図示せず)によってスロート42
内に導入され、上側ワイヤは矢印64で示すように垂直
方向に調節可能な導入ロール65によって制御されてい
る。紙料は、ヘットボックスからスライス43できるが
、これをサクションボックス43aで図示する。ある程
度脱水された紙料は、スロート42に入り上側ワイヤ4
0と下側ワイヤ410間に挾持される。
スロート42のあとで、ワイヤはシュー45の湾曲した
上面で慣らされる。この犬、径の形成シューは、横方向
ブレードを複数重しており、水がブレード間で下側ワイ
ヤを通って排出する際、シューの基部44に水は捕集さ
れる。ワイヤは両者ともロール(図示せず)によって緊
張されているので、ワイヤが湾曲シュー上を一緒に通過
する際、ワイヤの圧力によって水はワイヤを通って上向
きに或は下向きにワイヤ内に進むことになる。シュー4
5の横方向ブレードは、脈動効果によって形成用紙料の
水分を除去する助けとなっている。所望の場合には、シ
ュー45は湾曲シューの先頭に形成ボードを備えた第1
図または第2図に示す形態をとることもできる。
シュー45の外方走行側には、オートスライス47が上
側ワイヤ4oと密接走行する接触状態にあって、上側ワ
イヤの表面上に沿って運ばれる水を除去している。この
オートスライスは、その入口に存在する水を圧力と遠心
力によって捕集するに充分に大きい開口を有している。
水はワイヤ間の圧力と7ユー45の湾曲面上を通過する
ワイヤの遠心力とによって紙料から除去されるため、オ
ートスライス47の入口に向かうことになる。更に、オ
ートスライスは、真空装置48によって低レベルの真空
となっている垂直上昇路を有していルカ、これは水分を
除去し、オートスライスーセイブオール全体機構46の
一部である捕集室49内にこれを捕集するよう働くもの
である。
両ワイヤはシュー45上を巻回した後、中央ロール、即
ち形成ロール50上を逆方向に巻回される。この中央ロ
ール50は、開放ロール、例えばロールの外面上を細か
いメツシュワイヤ或はスクリーンで覆われ、みぞ51を
備えて構成された開放ロールであることが好ましい。ワ
イヤが中央ロール50上を巻回するにつれて、ある量の
水が下側ワイヤ41を通じて押出されて下方に進み、安
定用そらせ板52によって偏向される。更に、上側ワイ
ヤ40からも水は押出されるが、この上向きの水分除去
は、ロール50のポンプ作用によって増長される。上側
ワイヤを上向きに通過した水ハ、ロール50の外方走行
側で飛ばされてセイブオール抽集室60によって捕えら
れる。捕集室6゜は、上側ワイヤ40に接近して走って
いるセイプオールブレード57を有しているので、水は
捕集室60内へと上向きに進むのである、捷だ捕集室6
0から水を除去するために低レベルの真空除去手段59
が設けである。
」二側の形成ロール50の外方走行側を清掃するために
、ニードル噴流ジャワ55が配置しである中央ロール5
0に続き、ワイヤはワイヤ巻回ロール56上に逆方向に
再び巻回される。これによって、幾分かの水分は上向き
方向に絞り出されて、セイブオール捕集室60によって
捕えられる。
所望の場合、安定用そらせ板ブレード53を開放中央ロ
ール50の外方走行側に配置して、ワイヤを支持すると
共にワイヤの開放走行による不利益な作用を防止するよ
うにしてもよい。そらせ板ブレード53は任意であるけ
れども、ある作業状況下では、これを省略することはワ
イヤの振動、即ちはためきを招くことになる。プレート
53に続いて、上側ワイヤ4o上で運ばれがちな水は直
線状に走行する傾向にあって、飛ばされてセイプオール
プレート57によって捕獲される。
ワイヤが巻回されるロール56に続いて、ワイヤはウェ
ブ移行用真空ボックス62の上を通される。コノボック
スは、多孔性の湾曲した上面61を有しているので、ボ
ックス62内の真空によって、ウェブは下側ワイヤ41
に移行され、その結果ウェブは下側ワイヤに乗って、ク
ーチロールおよびプレス部に運ばれることになる。一方
、上側ワイヤは、非駆動の転向ロール63によって位置
を決められ、下側ワイヤから引離されている。
次に、第1図を参照して運転について説明する。
紙料は、捷ず下側ワイヤに付着しある程度の脱水が起こ
る。ツインワイヤ1oおよび11は、−緒に、形成スロ
ート12に運ばれて、紙料を下側ワイヤで受けた後、大
径の湾曲シュー14」二を一緒に通過するので、緊張さ
れた両ワイヤ間の圧力によってウェブから水分を上向き
および下向き方向に押出すことに−なる。付言すれば、
ある量の遠心力は水を上向きに運ぶのを助けるが、下方
に進んだ水は形成シューのブレード間を移動する。上側
ワイヤを上向きに通過した水は、オートスライス機構2
2によって捕えられる。次いで、ワイヤは中央ロール2
7のまわりを逆方向に巻回され、ポンプ作用によって絞
り出された水は形成ロール27に続くセイブオール28
によって捕えられる。その後、ワイヤはウェブが下側ワ
イヤに追従するよう・に湾曲したサクション移行用ボッ
クス34を巻回する。
発明の効果 本発明の装置は、主に、ロール18および27で示すよ
うな転勤エレメント或は形成ボードJ6やオートスライ
ス22並びにウェブ移行用ポックj ス34のような低
真空エレメントを利用しCいて。
排水用シュー14のブレードのようす静止エレメントは
殆んど無い。従って、この構成により非常に経済的な運
転が可能になっている。仁こに開示したロールフォーマ
は、従来の長〆弐抄紙機のおよそ75%程或はそれ以下
のエネルギを使用する一ドと、駆動時に形成ワイヤに大
きな抗力を生ずる真空ボックスを6基はど使用(−てい
るが、これらの量がこのツインワイヤ装置により実質的
に低減されたことにある。
この設計は、弾力性があるので、広範囲の等級の紙や厚
紙に適応させるべく容易に変更することができる。これ
は、下側排水装置、即ちシュー14のブレードを時には
機械の実動中に迅速かつ容易に増やしたり減らしたりし
得ることに依るものである。更に、中実の形成ロール、
即ち中央ロール27は構造を過度に変更せずに第3図に
示す開放形成ロールに交換することもできる。また、導
入ロールを上昇または降下させて、重要な特徴である下
側排水装置14の圧力ばかりでなく、形成ワイヤ間の入
口スロートにおける所望の水たまりを造ったり制御する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理に従って構成し作動する抄紙機
形成部の一形態を示す立面図である。 第2図は、本発明の第1の形態を示す第1図の抄紙機の
一部分の部分立面図である。 第3図は、本発明の原理に従って構成し作動する、第1
図に示す構造とは別の形態を成すツインワイヤフォーマ
の立面図である。 10・・」−個形成ワイヤ、11・・下側形成ワイヤ、
12・・スロート、13・・スライス、14・・湾曲シ
ュー、15・・横方向ブレード、16・・形成ボード、
17・・サクション手段、18・・導入ロール、20・
・トラニオン、21・・ジヤツキねじ、22・・オート
スライス、23・・オートスライスブレード、24・・
吸込手段、26・・調節式ジヤツキ、27・・中央o 
−/l/、28・・セイプオール、29・・水除去手段
、30・・ミスト出口、32・・アーム、33・・ジヤ
ツキセット、34・・ウェブ移行用ボックス、36・e
垂直調節ジヤツキ、37・・転向ロール、38a・・機
械式ストップ、39・・ロール、40・・上(Jilt
形成ワイヤ、41・・下側形成ワイヤ、42・・スロー
ト、430・ヘッドボックススライス、3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 抄紙機のウェブ形成脱水部において、第1および第
    2のループ状の連続形成ワイヤと、 紙料を受入れるための収斂するスロートで始する形成兼
    脱水路に前記両ワイヤを案内する手段と、 前記第2ワイヤが向けられていて、前記スロートを形成
    する大径の開放シューと、 前記第1ワイヤを前記スロートに接近するよう向かわせ
    る導入ロールであって、前記第1ワイヤが前記シュー上
    で前記第2ワイヤを巻回し、かつ前記両ワイヤが前記シ
    ュー上で前記紙料を前記両ワイヤを通じて脱水するため
    に緊張下にあるようにする導入ロールと、 前記第1ワイヤと密接走行関係にあって前記シューに続
    くオートスライスであって、前記第■ワイヤを通じその
    内に絞り出された水を受入れるオートスライスと、 前記シューの後に配置され、前記両ワイヤが前記シュー
    の曲率とは反対の曲率で巻回している中央ロールと、 前記中央ロールに続くセイブオールであって、前記中央
    ロールによって前記第1ワイヤから吸引された水を捕集
    するセイブオールと、前記セイブオールに続き前記第2
    ワイヤ用のサクション移行用ボックスであって、前記ウ
    ェブを前記第2ワイヤに移行させるサクション移行用ボ
    ックスと、 から組合せて成るウェブ形成脱水部。
JP60089096A 1984-05-03 1985-04-26 抄紙機のウエブ形成脱水部 Granted JPS60239594A (ja)

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US606995 1984-05-03

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Country Status (6)

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EP (1) EP0160615A3 (ja)
JP (1) JPS60239594A (ja)
KR (1) KR880001124B1 (ja)
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