JPS6023892B2 - 厚肉鋼管製造方法 - Google Patents

厚肉鋼管製造方法

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JPS6023892B2
JPS6023892B2 JP54062245A JP6224579A JPS6023892B2 JP S6023892 B2 JPS6023892 B2 JP S6023892B2 JP 54062245 A JP54062245 A JP 54062245A JP 6224579 A JP6224579 A JP 6224579A JP S6023892 B2 JPS6023892 B2 JP S6023892B2
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thick
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忠明 平
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C37/00Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
    • B21C37/06Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
    • B21C37/08Making tubes with welded or soldered seams
    • B21C37/0815Making tubes with welded or soldered seams without continuous longitudinal movement of the sheet during the bending operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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    • B21C37/0822Guiding or aligning the edges of the bent sheet

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋼管製造法とりわけ管厚/管外径が2%以上
というような厚肉鋼管の製造法に関する。
溶接鋼管の製造法の一例として、従来UOE方式による
鋼管製造法が知られている。
この方法は一般に、鋼板の緑部を開先加工し、ついで、
クリンピングプレスにより鋼板緑部にいわゆる鼻曲げ加
工を施し、ついで鋼板をUプレスによりU字状に成形し
、それから0プレスにより円形状となるように成形し、
0成形素材の突合せ部の仮付け溶接後、内面溶接及び外
面溶接を行い、それからメカニカルエキスパンダー等で
拡管することにより鋼管を製造するものである。このU
OE方式は、上記工程の特性から大蓬鋼管の製造法とし
て利用されているが、深海用ラインパイプや構造用鋼管
など高い強度が要求され、その管厚/管外径が2%以上
というような大径厚肉鋼管をこのUOE方式で製造する
場合には大きな問題がある。
即ち、その問題はピーキングの発生を避けられないとい
うことである。しかしてピーキングとは、鋼管の関先突
合せ部の外径からのズレ、つまり第1図の6で示すよう
な栗型の程度(真円Qからの突出度)をいうものである
このピーキングは、0プレス後の溶接時に接合面の不安
定化をもたらして溶接欠陥の発生原因となり、更に熔接
後に残留したピーキングは、拡管工程でシーム溶接部に
大きな角変形をもたらしていわゆる拡管割れを発生させ
、更に製品となった後も使用時の内圧負荷により応力集
中をきたし破壊の原因となりやすいという問題を生む。
従って、UOE方式による造管工程においては、溶接前
に開先突合せ部のピーキングをできるだけ減少させるこ
とが必要となる。
このようなピーキングを減少させる技術としては、まず
前述したクリンピングプレスによる鼻曲げ加工を利用す
る方法が考えられる。だが、この鼻曲げ加工は、第2図
のように、2点F,F間の曲げモーメントM=FIによ
って行われるものであり、従ってピーキングを減少させ
るべく鋼板の緑近くを曲げるには、1→0となり、この
ことから曲げに必要な力Fは無限大となる。そのため、
一般に鋼板の縁から1.0〜1.5t(tは板厚)は、
どうしても未加工状態つまり直線状のままとなる。第3
図は実際に1500トンのクリンピングプレスで鼻曲げ
加工を行った鋼板の、外径24ィン升こ○プレス後のピ
ーキング実績を示すものであるが、この第3図から明ら
かな如く、板厚及び材料強度(表中のX65,X42は
いずれも材料名)が高くなるほどピーキング量が著しく
大きくなっており、従ってクリンピングブレスだけでは
厚肉鋼管のピーキング減少効果は充分とはいえない。
ピーキングを減少させる方法として次に考えられるのは
○プレスによる鼻曲げ加工である。
この方法によれば鋼板に対し上ダイスAと下ダイスBに
より成形時に周方向圧縮歪を与えるので、該圧縮過程で
ピーキングは若干軽減はされる。しかし、この0プレス
による鼻曲げ加工は、第4図に示す如く、一種の座屈現
象であって、モーメントを与える支点間距離1が小さく
、極めて効率が悪いものである。従って、この0プレス
自体でピーキング減少を図るには、極めて大きなプレス
荷重を必要とし、たとえばAPIグレードX65,t/
D>5%,管長12肌の鋼管のピーキングを減少させる
には、数万トン以上の○プレスパワーが必要となり、こ
のようなパワーを発生できる装置は大がかりとなって設
備的にも不可能となり、また非常に高価となる。本発明
は上記したような従来の○プレスを用いる厚肉鋼管製造
上の問題点を除去し、溶接前の関先突合せ部のピーキン
グを極少にコントロールし得る方法を提供せんとするも
のである。
しかして、この目的を達成するため、本発明は、熔接前
の成形工程として、特殊なシュリンカーダィスを備えた
アプセツトシユリンカ山を用いてシュリンク加工を行う
ようにしたものである。
詳述すると本発明は、0プレスにより予め丸く成形され
た素材を、アプセツトシユリンカ−により溶接後の拡管
工程とは逆に外面から加圧して縮管することを基本的内
容とする。かくすれば○形素材に対する周方向の圧縮作
用で開先突合せ付近が鼻曲げされ、ピーキング減少が可
能となる。そして、このようなシュリンク加工方式を採
用した場合、一度に縮督される量は一般にパイプ長で1
の程度である。そのため○プレスのように全長にわたり
一度に圧縮する方式に〈らべ成形荷重は少なくて済むメ
リットがある。だが、こうしたアプセツトシュリンカ一
によるピーキング減少機構そのものは、前記第4図の○
プレスによる座屈現象と本質的に変わらない。
そのため、単にアプセットシュリンカ一で縮管するだけ
では、やはりピーキング減少の効率が充分でなく、かつ
またピーキング減少のために過大な圧縮塑性変形をパイ
プ全体に与え、バウシンガ−効果による強度低下及び塑
性変形による靭性劣化をまねくことになる。そこで、本
発明は、0プレス後アプセツトシュリンカ一によりシュ
リンク加工するに際し、特にシュリンカーダィスを、複
数個の縮管用ダイスと、0成形素材の開先部に対応する
カリバー面に断面逆R状の曲率又は直線状の異形部材を
設けた関先部用のシュリンカーダィスとで構成し、前記
線管用シュリンカ−ダイスにより○成形素材に周方向の
圧縮を加えると同時か、またはこれと独立して異形部を
有するシュリンカーダィスにより○成形素材の開先部を
半径方向で内方に押圧し、これにより主として関先部の
みを効果的に曲げ変形させ、残余の○成形素材部分には
適度な圧縮塑性変形を与えないようにしたものである。
以下本発明を添付図面に基づいて説明すると、厚肉鋼管
を製造するにあたっては、造管すべき厚肉鋼板をエッジ
プレーナーで閥先加工し、ついで厚肉鋼板の緑部をクリ
ンピングプレスの如きにより全長にわたり鼻曲げ加工し
、それからUプレスにより厚肉鋼板をU字形に成形した
後、0プレスに移送し、ここで○字形に成形する。
このような工程までは従来の造管方法と同様であるが、
本発明は、0プレスにより丸められた○形素材を、つい
で溶接前にアプセットシュリンカーダィスによりシュリ
ンク加工し、しかも該シュリンク加工に際し、アプセツ
トシュリンカーダィスとして特殊構造のものを用い、こ
れで○成形素材の開先突合せ部を曲げ加工するものであ
る。
第5図ないし第8図は上記本発明で特徴とするアプセッ
トシュリンカ‐及びこれによる加工状況を示すもので、
これら図面において1は○成形素材、11,11は○成
形素材1の閥先突合せ部、2は本発明によるアプセツト
シュリンカ‐である。しかして、上記アプセットシュリ
ンカ一は、図示しないベースにより固定された外筒3と
、この外筒3の内側に配置され後端部周方向に数個所連
結した縦管用シリンダー5により外筒3の管軸方向に摺
動自在となった内筒4と、この内筒4の周方向複数個所
(たとえば10〜12個所)から内方に突出するシュリ
ンカーダイス6,6′とを備えているが、前記シュリン
カーダイス6,6′のうち○成形素材1の開先突合せ部
11,11に対応しない各シュリンカーダィス6は、そ
の外面長手方向に勾配が形成され断面が台形状をなすと
共にその外面に、あり61が形成され、一方内筒4の内
面からこれと一体又は一体的に突設したテーパセグメン
ト7の内面も長手方向に勾配配が形成されると共にその
勾配面に、あり溝71が形成され、このあり溝71に前
記あり61を鉄袋させることで、各シュリンカーダィス
6は内筒4内に保持され、かつ前記縮管用シリンダー5
の作動による内筒4及びテーパセグメント7の移動によ
り、あり溝71の勾配分下降(内筒求心方向へ移動)す
るようになっている。
一方、前記○成形素材1の関先突合せ部11,11に対
応するシュリソカーダィス6′は、前述した縞管用のシ
ュリンカーダィス6とカリバー形状が異なり、かつ縮管
用のシュリンカーダィス6と切り離され単独で作動し得
るようになっている。即ち、前記関先突合せ部用のシユ
リンカーダィス6′は、そのカリバー面62に、第8−
a図に示す如く、断面逆R状の曲率をもつ異形部材63
又は第8一b図に示すように直線状の異形部材631を
ダイス長手方向にわたり突設した構造となっているもの
であり、かっかかるシユリンカーダィス6′を単独で作
動させるため、第6図と第7図のように前記内筒4の一
部に筒軸万向に沿ったガイド溝41を形成し、このガイ
ド溝41に摺動ブロック9を擬装すると共に、該摺動ブ
ロック9の一端に外筒3等の適当な固定物に固定された
開先部用シリンダー10の作動ロッド101を連結し、
そのような摺動ブロック9の内側にテーパセグメント7
′を固定し、該セグメント7′の内面にセグメント長手
方向に沿った勾配を設けると共にこの勾配面に、あり溝
71′を設け、前記あり溝71′に、閥先部用の前記シ
ュリンカーダィス6′の外面長さ方向に設けたあり61
′を鉄装させ、これによ前記シュリンカーダィス6′を
、内筒4中で突出状態に保持すると共に、開先部用シリ
ンダー10の作動による摺勢ブロック9及びテーパセグ
メント7′の移動によりシュリンカーダイス6′を下降
させるようにしている。そして、前記シュリンカーダィ
ス6′の下降を円滑に行わせるため、摺敷ブロック9の
長さ方向一端に案内板12を延設し、また摺動ブロック
9の長さ方向他端には固定ボルト14により別の案内板
13を固定し、それら各案内板12,13を、0成形素
材1を外囲する固定台15,16の表面に沿って摺動さ
せるようになし、更に前部側の固定台16にシュリンカ
ーダィス6′の先端面と当俵し得るストッパー161を
設けている。
なお、前記開先突合せ部用のシュリンカーダィス6′に
おける異形部材63は、シュリンク加工後、素管がスプ
リングバックした際に所定の曲率の関先突合せ部11,
11となるよう、鋼板の板厚、材料強度等を考慮してカ
リバー面62からの高さhと幅bを設定すべきであり、
そしていずれの場合にも異形部材の頂点と両側とをなめ
らかな曲線でつなぐものである。しかして、0プレスを
終えた0成形素材1を図示しない移送手段により内筒4
中に送り込み、この状態で縮管用のシリンダー5を作動
させる。
かくすれば、内筒4が外筒3内を超動し、それにより内
筒4の周方向に複数個配されているテーバセグメント7
も摺動するので、このテーパセグメント7に鞍菱されて
いる各縮管用のシュIJンカーダイス6は、テーパセグ
メント7とでなす勾配面により下降し、各シュリンカー
ダィス6のカリバ一面で仮想形成される円周が縮少する
。そのため内筒4中に装入されている○成形素材1はそ
の外圧により周方向の圧縮力を加えられ縮管し、次に再
び縮管用のシリンダー5を作動させて内筒4を逆進させ
れば○成形素材1の負荷が消失するから、次に○成形素
材1を所要長さ移動させ、それから再び縮管用のシリン
ダー5によりシュリンカーダィス6を下降させて次の縮
管を行い、以下このような動作を反復することで○成形
素材1の全長にわたり縮管を実施するものである。以上
はアプセットシュリンカ一による通常のシュリンク加工
であるが、本発明は、瀦管用のシリンダー5と関先部用
のシリンダー10及びシュリンカーダィス6,6′によ
り○成形素材1を所要長さあてずつ順次開先突合せ部1
1,11を含む全周同時に縞管するか、又は前記縮管用
のシリンダー5及びシュリンカーダィス6にて続菅後に
単独で開先部用のシリンダー1川こより関先突合せ部1
1,11のみをシュリンカーダイス6′にて押し曲げす
るものである。
即ち、縮管用シリンダー5の作動と同時に開先部用のシ
リンダー10を作動させれば、摺敷ブロック9が内筒4
と共に移動(第6図で右方から左方へ)し、これにより
テーパセグメント7′も同方向へ同量移動し、該テーパ
セグメント7′のあり溝71′と鉄袋する関先部用のシ
ュリンカーダィス6′は、互いの勾配面により前記縮管
用のシュリンカーダィス6と同様に下降する。
だが、関先部用のシュリンカーダイス6′のカリバー面
62から断面逆R状の曲率をもつ異形部村63が突出し
ているので、0成形素材1の開先突合せ部11.11は
、第7図のように前記異形部材63によりその高さh分
だけ板厚方向に曲げモーメントが付加され、これにより
関先突合せ部11,11は逆に内向き気味に巻き込まれ
るかたちに変形され、続いて加圧の解放によるスプリン
グバックで所定の曲率に復元するものである。しかして
このような加工は、0プレス及び単なるシュリンク加工
のようなパイプの周方向に伝達される力による圧縮座屈
で行われるのでないため極めて効率がよいものとなる。
一方、0成形素材1の材料強度や板厚等によっては、上
記同時加工により逆にマイナスのピーキングが生ずるケ
ースや、あるいはいまだピーキングが残るケースもある
このような場合は開先部用のシュリンカーダィス6′を
縮管用のシュリンカーダィス6と切り離し単独作動させ
る。即ち、前者のようにマイナスのピーキングが生ずる
おそれのあるような場合には、糠管用のシリンダー5と
同時には開先部用のシリンダー10を作動させず縦管用
のシリンダー5の作動後に開先部用のシリンダー10だ
けを作動させる。かくすれば、第6図において内筒4が
静止したままその内側で摺動ブロック9が移動し、それ
によりテーパセグメント7′を介して開先用のシュリン
カーダィス6′が下降し、異形部材63により開先突合
せ部11,11が加圧される。このときには縮管用のシ
ュリンカーダィス6による縮管つまり圧縮座屈作用が加
わらず、関先突合せ部11,11だけに効果的に押し変
形力が働く。故に関先部用のシリンダー10のストロー
クを調整すれば前記シュリンカーダィス6′の下降量が
変化し、これで関先部の押込み量が変わるので、ピーキ
ング量をマイナスとならぬよううまくコントロールする
ことが可能である。また、前記した縮管用のシリンダー
5と閥先部用のシリンダー10を同時作動させてもなお
関先突合せ部11,11の突出が残る場合には、縞管用
シリンダー5を作動させている状態で更に関先部用のシ
リンダー10のストロークを増し、シュリンカーダィス
6′の下降量を増加させる。
かくすれば関先突合せ部11,11に対する異形部材6
3の押込み量が増すため関先突合せ部11,11は確実
に押圧変形され、ピーキング量を極少にすることが可能
となる。なお、本発明においては、関先部用のシュリン
カーダイス6′が他のダイスと独立し、かつテーパセグ
メント7′とあり溝により着脱可能になっている。
そのため前述したシリンダー5,10の作動タイミング
、ストローク量に加え、異形部材63の高さの異なった
シュリンカーダィス6′と交換することによっても、前
述したピーキングのコントロールが可能である。そして
、前記のようなシュリンク加工を行った後、素管の開先
部を仮付溶接し、更に内外面をシーム溶接し、その後拡
管機により拡管して製品とする。
これらの工程については従前の鋼管製造法と同様である
。なお、以上は本発明法をUOE方式に適用した場合を
例にとって説明したが、本発明は単にかかるUOE方式
に限定されるものではなく、最終部工程で○プレスを行
なった後アプセットシュリンカ一を用いる全ての鋼管製
造方法に適用することが可能である。
次に、本発明による厚肉鋼管製造法の具体的な実施例を
示すと下記の通りである。
実施例 1直径24インチで板厚が4種(0.5インチ
,1インチ,1.5インチ及び2インチ)、グレードが
X42及び×65の厚肉鋼管を製造するにあたり、厚肉
鋼板をUプレス及び○プレスし、次にその0成形素材を
、第5図ないし第8−a図に示す如く、縮管用シュリン
カーダィスと断面逆R状の曲率の異形部材のある関先部
用シュリンカーダィスを備えたアプセツトシユリンカ一
によりシユリンク加工した。そしてこの本発明法と比較
するため、縦管用シュリンカーダイスだけによりシユリ
ンク加工を実施した。それらによる加工を行った場合の
ピーキング減少効果を示すと、第9図の如くである。
この第9図から明らかなように、断面逆R状の異形部材
を有するダイスを用いた本発明法によれば、ピーキング
量を著しく減少できることがわかる。実施例 2 直径24インチ、板厚1.5インチ、グレードX65の
厚肉鋼管を得るにあたって、異形部材を有するシュリン
カーダィスの関先突合せ部に対する押し込み量Wを種々
変化させてシュリンク加工を行った。
その場合の押し込み量とピーキング量の関係を示すと第
10図の如くである。この第10図から明らかなように
、シユリソカーダィスおける異形部材の押し込み量1を
大きくすればピーキングは減少するが、余り押し込み量
を大きくするとスプリングバック後でもマイナスのピー
キングとなる。
しかし本発明では関先部用の独立したシリンダーがある
ためこの開先部用のシリンダーにより押し込み量を適当
に調整するだけでピーキングの小さい良好な形状の厚肉
鋼管が得られることがわかる。なお、上記試験に際し異
形部材の幅も80〜200肋と種々変化させてみたが、
ピーキングへの影響は少なかった。
以上はシュリンカーダィスとして第8−a図に示したカ
リバ一面に断面逆R状の異形部村を有するものを例にと
って説明したが、第8−b図に示したカリバー面に直線
状の異形部材を有するシュリンカーダィスであってもそ
の作用効果は基本的には同じである。
以上のように本発明によるときには、造管すべき鋼板を
最終部工程の0プレスの後アプセットシユリンカ‐でシ
ユリンク加工し、しかもこのとき特に関先部に対応する
ダイスだけに断面逆R状の曲率又は直線状の異形部材を
設けた複数個のシュリンカーダィスを用い、この異形部
材を有するシュリンカーダイスを他のシュリンカーダイ
スによる縮管動作と同時かまたは独立して動作させ、0
成形素材の開先突合せ部を押圧変形させるようにしたの
で、過大な圧縮塑性変形を素材全体に与えることなく、
また小さな成形荷重でピーキングを著しく減少させるこ
とができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は鋼管突合せ部のピーキングを示す説明図、第2
図は厚肉鋼管製造時の鋼板鼻曲げ加工を原理的に示す説
明図、第3図は鼻曲げ加工を行った後0プレスを実施し
た場合の板厚とピーキング量の関係を示すグラフ、第4
図は○プレスによる鼻曲げ加工を原理的に示す説明図、
第5図は本発明厚肉鋼管製造法に用いるアプセットシュ
リンカ一の説明図、第6図は本発明方法における関先部
用のシュリンカーダイス及びこれによる加工状態を示す
半断側面図、第7図は第6図皿一皿線に沿う断面図、第
8−a図及び第8−b図は本発明における開先部用のシ
ュリンカーダィスの縦断面図、第9図は本発明方法によ
るピーキング減少効果を単なるシュリンク加工法と比較
して示すグラフ、第10図は本発明方法において関先突
合せ部の異形部材押し込み量を種々変えた場合のピーキ
ング量を示すグラフである。 図において、1は○成形素材、2はアプセットシュリン
カ一、5は縞管用シリンダー、6は縦管用のシユリンカ
ーダイス、6′は関先部用のシユリンカーダイス、10
は開先部用のシリンダー、11,11は開先突合せ部、
62……カリバ−面、63は断面逆R状の異形部材、6
31は直線状の異形部材を各示す。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第8‐o図 第8‐b図 第10図 第6図 第7図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 造管すべき鋼板を最終部工程のOプレスによりO成
    形し、ついでアプセツトシユリンカーによりO成形素材
    を縮管加工するに際し、シユリンカーダイスとして複数
    個の縮管用のダイスと、O成形素材の開先部に対応する
    カリバー面に異形部材を有しかつ前記縮管用のダイスと
    独立して作動し得る開先部用のダイスとを備えたアプセ
    ツトシユリンカーを用い、O成形素材に周方向の圧縮を
    加えると同時か、またはこれと独立して前記異形部を有
    するダイスによりO成形素材の開先部を押圧変形させる
    ことを特徴とする厚肉鋼管製造方法。 2 前記第1項において、異形部材を断面逆R状とした
    ことを特徴とする厚肉鋼管製造方法。 3 前記第1項において、異形部材の鋼管開先部との接
    触部を直線状としたことを特徴とする厚肉鋼管製造方法
JP54062245A 1979-05-22 1979-05-22 厚肉鋼管製造方法 Expired JPS6023892B2 (ja)

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