JPS60238460A - 超塑性アルミニウム合金の製造方法 - Google Patents
超塑性アルミニウム合金の製造方法Info
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- JPS60238460A JPS60238460A JP9417684A JP9417684A JPS60238460A JP S60238460 A JPS60238460 A JP S60238460A JP 9417684 A JP9417684 A JP 9417684A JP 9417684 A JP9417684 A JP 9417684A JP S60238460 A JPS60238460 A JP S60238460A
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- aluminum alloy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は超塑性アルミニウム合金の製造方法に関し、さ
らに詳しくは、Al−Mg系の超塑性アルミニウム合金
の製造方法に関する。
らに詳しくは、Al−Mg系の超塑性アルミニウム合金
の製造方法に関する。
本発明に係る超塑性アルミニウム合金の製造方法におい
て、超塑性とは、ある外的条件0下で材料がくびれ(n
ecking)なしに数百%〜千%というような巨大な
伸びを生じる現象をいうのであり、そして、恒温変態を
利用した変態超塑性と微細結晶粒材料で見られる微細粒
超塑性(構造超塑性)とに大別される。因に、本発明は
微細結晶粒超塑性アルミニウム合金の製造方法である。
て、超塑性とは、ある外的条件0下で材料がくびれ(n
ecking)なしに数百%〜千%というような巨大な
伸びを生じる現象をいうのであり、そして、恒温変態を
利用した変態超塑性と微細結晶粒材料で見られる微細粒
超塑性(構造超塑性)とに大別される。因に、本発明は
微細結晶粒超塑性アルミニウム合金の製造方法である。
[従来技術1
一般に、微細結晶粒超塑性を起させるためには、その材
料の結晶粒径を微細に制御することが必須でメる。
料の結晶粒径を微細に制御することが必須でメる。
また、一般にAl−Mg系アルミニウム合金は、鋳造後
鋳塊を400〜550°Cの温度で均質化熱処理を行な
い、次いで、300〜550℃の温度で熱間加工および
冷間加工を行なって、所望の材料を製造するのであるが
、このような通常の工程では結晶粒は30〜100μm
と大きくなってしまい、高温において変形してもアルミ
ニウム合金には目的とする超塑性(伸び)を付与するこ
とはできない。
鋳塊を400〜550°Cの温度で均質化熱処理を行な
い、次いで、300〜550℃の温度で熱間加工および
冷間加工を行なって、所望の材料を製造するのであるが
、このような通常の工程では結晶粒は30〜100μm
と大きくなってしまい、高温において変形してもアルミ
ニウム合金には目的とする超塑性(伸び)を付与するこ
とはできない。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は上記に説明したようにA1−Mg系のアルミニ
ウム合金は従来超塑性を得ることが困難であったが、本
発明者の研究の結果、微細結晶組織を有する超塑性アル
ミニウム合金の製造方法を完成したのである。
ウム合金は従来超塑性を得ることが困難であったが、本
発明者の研究の結果、微細結晶組織を有する超塑性アル
ミニウム合金の製造方法を完成したのである。
[問題点を解決するための手段1
本発明に係る超塑性アルミニウム合金の製造方法は、
(1) M82−7wt%
を含有し、さらに、
Mn 0.05−]、5iut%、Cr O,05−0
,5wt%、Zr O,05−0,5wt%、V O,
05−0,5u+L%、Ti0,15u+t%以下 の中から選んだ1種または2種以上 を含有し、残部A1および不純物からなるAl−Mg系
合金鋳塊を、400〜550℃の温度で均質化熱処理を
行ない、次いで、300〜550’Cの温度で熱間加工
後、350〜550℃の温度に加熱保持し、100℃/
Hr以上の冷却速度で冷却した後、少なくとも30%以
上の冷開加工を行なうことを特徴とす超塑性アルミニウ
ム合金の製造方法を第1の発明とし、 (2)Mg2〜71% を含有し、さらに、 Mn 0.05−1.5u+t%、Cr 0.05−0
.5wt%、Zr 0.05−0,5u+t%、V O
,05−0,5ut%、Ti O,15u+t%以下 の中から選んだ1種または2種以上 を含有し、残部A1および不純物からなるAI−MiI
系合金鋳塊を、400〜550℃の温度で均質化熱処理
を行ない、次いで、300〜550℃の温度で熱間加工
後、350〜550°Cの温度に加熱保持し、100℃
/Hr以上の冷却速度で冷却した後、20〜60%の冷
間加工を行ない、続いて300℃以下の低温軟化焼鈍と
冷間加工を1回以上行なうことを特徴とする超塑性アル
ミニウム合金の製造方法を第2の発明とし、 (3)Mg2〜7u+t% を含有し、さらに、 Mn 0.05−1.5ult%、Cr O,05−0
,5u+t%、Zr O,05−0,5u+t%、V
O,05−0,5u+L%、Ti 0.15iut%以
下 の中から選んだ1種または2種以上 を含有し、残部A1および不純物からなるAl−Mg系
合金鋳塊を、400〜550°Cの温度で均質化熱処理
を行ない、次いで、300〜550℃の温度で熱間加工
後、350〜550℃の温度に加熱保持し、100℃/
Hr以上の冷却速度で冷却した後、少なくとも30%以
上の冷間加工を行なうか、或いは、20〜60%の冷間
加工を行ない、続いて300℃以下の低温軟化焼鈍と冷
間加工を1回以」1行ない、さらに、100℃/Hr以
上の加熱速度で350〜550°Cの温度に加熱軟化す
ることを特徴とする超塑性アルミニウム合金の製造方法
を第3の発明とする3つの発明よりなるものである。
,5wt%、Zr O,05−0,5wt%、V O,
05−0,5u+L%、Ti0,15u+t%以下 の中から選んだ1種または2種以上 を含有し、残部A1および不純物からなるAl−Mg系
合金鋳塊を、400〜550℃の温度で均質化熱処理を
行ない、次いで、300〜550’Cの温度で熱間加工
後、350〜550℃の温度に加熱保持し、100℃/
Hr以上の冷却速度で冷却した後、少なくとも30%以
上の冷開加工を行なうことを特徴とす超塑性アルミニウ
ム合金の製造方法を第1の発明とし、 (2)Mg2〜71% を含有し、さらに、 Mn 0.05−1.5u+t%、Cr 0.05−0
.5wt%、Zr 0.05−0,5u+t%、V O
,05−0,5ut%、Ti O,15u+t%以下 の中から選んだ1種または2種以上 を含有し、残部A1および不純物からなるAI−MiI
系合金鋳塊を、400〜550℃の温度で均質化熱処理
を行ない、次いで、300〜550℃の温度で熱間加工
後、350〜550°Cの温度に加熱保持し、100℃
/Hr以上の冷却速度で冷却した後、20〜60%の冷
間加工を行ない、続いて300℃以下の低温軟化焼鈍と
冷間加工を1回以上行なうことを特徴とする超塑性アル
ミニウム合金の製造方法を第2の発明とし、 (3)Mg2〜7u+t% を含有し、さらに、 Mn 0.05−1.5ult%、Cr O,05−0
,5u+t%、Zr O,05−0,5u+t%、V
O,05−0,5u+L%、Ti 0.15iut%以
下 の中から選んだ1種または2種以上 を含有し、残部A1および不純物からなるAl−Mg系
合金鋳塊を、400〜550°Cの温度で均質化熱処理
を行ない、次いで、300〜550℃の温度で熱間加工
後、350〜550℃の温度に加熱保持し、100℃/
Hr以上の冷却速度で冷却した後、少なくとも30%以
上の冷間加工を行なうか、或いは、20〜60%の冷間
加工を行ない、続いて300℃以下の低温軟化焼鈍と冷
間加工を1回以」1行ない、さらに、100℃/Hr以
上の加熱速度で350〜550°Cの温度に加熱軟化す
ることを特徴とする超塑性アルミニウム合金の製造方法
を第3の発明とする3つの発明よりなるものである。
本発明に係る超塑性アルミニウム合金の製造方法につい
て以下詳細に説明する。
て以下詳細に説明する。
先ず、本発明に係る超塑性アルミニウム合金の製造方法
において使用するアルミニウム合金の含有成分および成
分割合について説明する。
において使用するアルミニウム合金の含有成分および成
分割合について説明する。
Mgは2u+t%未満では充分な強度が得られず、また
、7u+t%を越えて含有されると熱間加工性が著しく
低下する。よって、Mg含有量は2〜7wt%とする。
、7u+t%を越えて含有されると熱間加工性が著しく
低下する。よって、Mg含有量は2〜7wt%とする。
Mn、Cr5Zr、■は含有量が0.05u+L%未満
では後述するように微細な結晶粒が得られず、また、M
n 1,5wt%、Cr、 Zr1.−V O,5+u
t%およびTiO,15u+t%を越えて含有されると
鋳造時に充分な固溶痴得られず、巨大化合物の発生を招
き充分な伸びが得られない。よって、Mn含有量は0.
05〜1.5u+t%、Cr含有量は0.05−0.5
wt%、Zr O,05〜0.5u+t%、V 000
5〜0,5wt%、Ti含有量、は0.15u+t%以
下とする。
では後述するように微細な結晶粒が得られず、また、M
n 1,5wt%、Cr、 Zr1.−V O,5+u
t%およびTiO,15u+t%を越えて含有されると
鋳造時に充分な固溶痴得られず、巨大化合物の発生を招
き充分な伸びが得られない。よって、Mn含有量は0.
05〜1.5u+t%、Cr含有量は0.05−0.5
wt%、Zr O,05〜0.5u+t%、V 000
5〜0,5wt%、Ti含有量、は0.15u+t%以
下とする。
なお、不純物として含有されるFeおよびSiはその含
有量が0.25u+t%を越えると不溶出の晶出物が生
成し、伸びの低下が着しくなるので、FeおよびSiの
含有量は極力抑制する必要がある。
有量が0.25u+t%を越えると不溶出の晶出物が生
成し、伸びの低下が着しくなるので、FeおよびSiの
含有量は極力抑制する必要がある。
次に、本発明に係る超塑性アルミニウム合萱の製造方法
における熱処理法について説明する。
における熱処理法について説明する。
上記に説明した含有成分および成分割合のアルミニウム
合金を鋳造して得られた鋳塊は、鋳塊内に不均質に分布
する主要元素の均質化および熱間加工性の向上のために
、400〜550°Cの温度で充分な時間均質化熱処理
を行ない、続いて、300〜550°Cの温度における
熱間加工により所定の板厚まで加工され、粗い鋳造組織
は熱間ファイバー組織となると同時に!ll円内Mg等
の析出物およびMn、’ Cr、Zr、V、Ti等の遷
移元素の一部が部分析出する。さらに、熱間加工後、好
ましくは30%以上の冷間加工を行なうとさらに微細粒
となり超塑性伸びが大トくなる。次に、この熱間加工後
に350〜550℃の温度で0.5〜20Hr加熱保持
してか呟 100’C/Hr以上の冷却速度で冷却して
固溶元素の強制固溶を図る。
合金を鋳造して得られた鋳塊は、鋳塊内に不均質に分布
する主要元素の均質化および熱間加工性の向上のために
、400〜550°Cの温度で充分な時間均質化熱処理
を行ない、続いて、300〜550°Cの温度における
熱間加工により所定の板厚まで加工され、粗い鋳造組織
は熱間ファイバー組織となると同時に!ll円内Mg等
の析出物およびMn、’ Cr、Zr、V、Ti等の遷
移元素の一部が部分析出する。さらに、熱間加工後、好
ましくは30%以上の冷間加工を行なうとさらに微細粒
となり超塑性伸びが大トくなる。次に、この熱間加工後
に350〜550℃の温度で0.5〜20Hr加熱保持
してか呟 100’C/Hr以上の冷却速度で冷却して
固溶元素の強制固溶を図る。
また、上記の加熱保持を急速冷却、急速加熱が可能な連
続焼鈍炉により、400〜550℃の温度で10sec
〜10m1n間行なっても上7 この加熱保持によりM
gは固溶され、一方、遷移元素のMn、Cr、Zr等は
A1と金属間化合物MnAl−1MnAl−1Cr2、
ZrAl3等を析出して、次の冷開加工後超塑性温度域
への加熱によって、材料中に生成される微細粒組織によ
り超塑性が得られ伸びが大きくなる。また、この加熱保
持により熱間ファイバー組織を形成していた転位の下部
組織は回復、再−結晶により歪エネルギーが低減され、
続く冷開加工により転位が導入され易くなる。この加熱
保持後の冷却速度が100℃/Hr未満では超塑性が得
られず伸びが出にくくなる。
続焼鈍炉により、400〜550℃の温度で10sec
〜10m1n間行なっても上7 この加熱保持によりM
gは固溶され、一方、遷移元素のMn、Cr、Zr等は
A1と金属間化合物MnAl−1MnAl−1Cr2、
ZrAl3等を析出して、次の冷開加工後超塑性温度域
への加熱によって、材料中に生成される微細粒組織によ
り超塑性が得られ伸びが大きくなる。また、この加熱保
持により熱間ファイバー組織を形成していた転位の下部
組織は回復、再−結晶により歪エネルギーが低減され、
続く冷開加工により転位が導入され易くなる。この加熱
保持後の冷却速度が100℃/Hr未満では超塑性が得
られず伸びが出にくくなる。
この加熱保持、冷却後の冷間加工は30%以上の加工率
とする必要があり、この冷間加工により組織が微細粒と
なって超塑性が得られ、そして、30%未満の加工率で
は充分微細な結晶粒を得ることができない。
とする必要があり、この冷間加工により組織が微細粒と
なって超塑性が得られ、そして、30%未満の加工率で
は充分微細な結晶粒を得ることができない。
また、この冷間加工は先ず20〜60%の冷間加工を行
ない、引続き300℃以下の低温軟化焼鈍を1回以上行
なってもよく、そして、このように冷開加工後に低温焼
鈍を導入することにより結晶粒はさらに微細化される。
ない、引続き300℃以下の低温軟化焼鈍を1回以上行
なってもよく、そして、このように冷開加工後に低温焼
鈍を導入することにより結晶粒はさらに微細化される。
このように、冷間加工された材料には、高い歪エネルギ
ーを有する転位の下部組織が高密度に形成されている。
ーを有する転位の下部組織が高密度に形成されている。
この材料を引き続外通常0.5TJTmは材料の融点(
絶対温度))以上の超塑性温度域(アルミニウム合金で
は400℃以上)に加熱すると、高密度の転位組織を起
点として新しい結晶粒が形成され、従って、転位組織は
高密度である程微細粒組織が得られ超塑性となり伸びが
大きくなる。しかして、一度再結晶が完了すると結晶粒
界のエネルギーが減少するため転位が移動して結晶粒が
粗大化し、そして、この粗大化した組織が超塑性変形を
阻害゛□ することになる。
絶対温度))以上の超塑性温度域(アルミニウム合金で
は400℃以上)に加熱すると、高密度の転位組織を起
点として新しい結晶粒が形成され、従って、転位組織は
高密度である程微細粒組織が得られ超塑性となり伸びが
大きくなる。しかして、一度再結晶が完了すると結晶粒
界のエネルギーが減少するため転位が移動して結晶粒が
粗大化し、そして、この粗大化した組織が超塑性変形を
阻害゛□ することになる。
従って、本発明に係る熱処理法においては、熱間圧延後
の加熱保持により形成されたMnAl6、Cr2Mg+
AI+a、ZrAl3等の析出物の寸法と分布とを制御
することにより転位の移動を阻止して微細粒組織を保持
しているのである。即ち、析出物寸法が小さ過ぎたり、
析出粒子間隔力伏き過ぎると転位移動阻止効果が得られ
ない。
の加熱保持により形成されたMnAl6、Cr2Mg+
AI+a、ZrAl3等の析出物の寸法と分布とを制御
することにより転位の移動を阻止して微細粒組織を保持
しているのである。即ち、析出物寸法が小さ過ぎたり、
析出粒子間隔力伏き過ぎると転位移動阻止効果が得られ
ない。
また、本発明に係る超塑性アルミニウム合金の製造方法
により製造された材料は、冷間加工したままの状態で超
塑性の加工を行なってもよいが、冷間加工後、100℃
/Hr以上の加熱速度で加熱し、350〜550℃の温
度で軟化して超塑性加工を行なってもよい。
により製造された材料は、冷間加工したままの状態で超
塑性の加工を行なってもよいが、冷間加工後、100℃
/Hr以上の加熱速度で加熱し、350〜550℃の温
度で軟化して超塑性加工を行なってもよい。
一本発明に係る超塑性アルミニウム合金の製造方法によ
り製造された微細粒超塑性材料は、適切な温度(通常4
00℃以上)においてくびれ(局所伸び)が発生するこ
となく、500%以上の超塑性加工を行なうことができ
る。
り製造された微細粒超塑性材料は、適切な温度(通常4
00℃以上)においてくびれ(局所伸び)が発生するこ
となく、500%以上の超塑性加工を行なうことができ
る。
[実施例1
本発明に係る超塑性アルミニウム合金の製造方法の実施
例を説明する。
例を説明する。
実施例I
Mg 2.5w+、%、Cr O,15uit%、Zr
O,15u+t%、Ti 0.02u+t%、残部A
I(合金1)、Mg5.6u+t%、Cr 0.1ul
t%、Mn 0.1u+t%、Ti O,02u+t%
、残部AI(合金2)およびMg 4,5wt%、Zr
0.2u+t%、Mn 0.1u+t%、V O,0
5iIlt%、Ti O,02wt%、残部AI(合金
3)からなる厚さ400mm鋳塊を通常のDC鋳造法で
鋳造後、510’Cの温度で12Hrの均質化熱処理後
、450〜300℃の温度における熱間圧延により4.
Ommの板に加工し、450’Cで108rの加熱保持
を行ない、約100℃/Hrの冷却速度で冷却し、冷間
圧延で厚さ1.5■の板(冷間加工率63%)の板を製
遺し、550℃にて、歪速度2 X 10−3/see
で変形した。
O,15u+t%、Ti 0.02u+t%、残部A
I(合金1)、Mg5.6u+t%、Cr 0.1ul
t%、Mn 0.1u+t%、Ti O,02u+t%
、残部AI(合金2)およびMg 4,5wt%、Zr
0.2u+t%、Mn 0.1u+t%、V O,0
5iIlt%、Ti O,02wt%、残部AI(合金
3)からなる厚さ400mm鋳塊を通常のDC鋳造法で
鋳造後、510’Cの温度で12Hrの均質化熱処理後
、450〜300℃の温度における熱間圧延により4.
Ommの板に加工し、450’Cで108rの加熱保持
を行ない、約100℃/Hrの冷却速度で冷却し、冷間
圧延で厚さ1.5■の板(冷間加工率63%)の板を製
遺し、550℃にて、歪速度2 X 10−3/see
で変形した。
超塑性変形による伸びについて第1表に示すが、本発明
に係る超塑性アルミニウム合金の製造方法による材料の
方が、通常法による比較材に比べて、超塑性伸びは2倍
以上と格段に優れていることがわかる。
に係る超塑性アルミニウム合金の製造方法による材料の
方が、通常法による比較材に比べて、超塑性伸びは2倍
以上と格段に優れていることがわかる。
第1表
実施例2
通常のDC鋳造法で鋳造した実施例10合金3(厚さ4
00mm)を、510℃の温度で12Hrの均質化熱処
理後、450〜300℃の熱間圧延により厚さ7 、5
mmの板に加工し、450℃の温度で10Hrの加熱
保持を行ない、約100℃/Hrの冷却速度で冷却し、
第2表に示す冷間圧延および低温軟化焼鈍により厚さ1
.5■の材料を作製し、550℃に加熱後、歪速度2
X 10 ”’/seeで変形した。本発明に係る超塑
性アルミニウム合金の製造方法により製造された材料は
超塑性伸びが、低温軟化焼鈍を行なわないものに比して
格段に優れていることがわかる。
00mm)を、510℃の温度で12Hrの均質化熱処
理後、450〜300℃の熱間圧延により厚さ7 、5
mmの板に加工し、450℃の温度で10Hrの加熱
保持を行ない、約100℃/Hrの冷却速度で冷却し、
第2表に示す冷間圧延および低温軟化焼鈍により厚さ1
.5■の材料を作製し、550℃に加熱後、歪速度2
X 10 ”’/seeで変形した。本発明に係る超塑
性アルミニウム合金の製造方法により製造された材料は
超塑性伸びが、低温軟化焼鈍を行なわないものに比して
格段に優れていることがわかる。
実施例3
通常のDC鋳造法により鋳造した実施例1の合金3(厚
さ400mm)を510℃の温度で128rの均質化処
理後、450〜300℃の温度で熱間圧延を行なって厚
さ4.0闘の板に加工し、450℃の温度で108rの
加熱保持を行なった後、約100℃/Hrの冷却速度で
冷却後、冷開圧延で1.5mm厚の板に加工し、第3表
に示す加熱速度で530℃の温度で加熱軟化処理を行な
い、550°Cの温度で歪速度2X10−’/secで
変形をした。
さ400mm)を510℃の温度で128rの均質化処
理後、450〜300℃の温度で熱間圧延を行なって厚
さ4.0闘の板に加工し、450℃の温度で108rの
加熱保持を行なった後、約100℃/Hrの冷却速度で
冷却後、冷開圧延で1.5mm厚の板に加工し、第3表
に示す加熱速度で530℃の温度で加熱軟化処理を行な
い、550°Cの温度で歪速度2X10−’/secで
変形をした。
第3表
本発明に係る超塑性アルミニウム合金の製造方法におけ
る加熱速度が100°C/Hr以下である合金3では超
塑性伸びが約1/2以下となっている。
る加熱速度が100°C/Hr以下である合金3では超
塑性伸びが約1/2以下となっている。
L発明の効果J
以上説明したように、本発明に係る超塑性アルミニウム
合金の製造方法は上記の構成を有しているものであるか
ら、適切な温度においてくびれ(necking)の局
所伸び等がない、優れた超塑性伸びを有する材料が得ら
れるという効果がある。
合金の製造方法は上記の構成を有しているものであるか
ら、適切な温度においてくびれ(necking)の局
所伸び等がない、優れた超塑性伸びを有する材料が得ら
れるという効果がある。
Claims (3)
- (1)Mg2〜7田t% を含有し、さらに、 Mn 0.05−1,5u+t%、 Cr O,05’
−0,5mt%、Zr O,05−0,5+ut%、V
O,05−0,5u+t%、Ti O,15wt%以
下 の中から選んだ1種または2種以上 を含有し、残部A1および不純物からなるAl−Mg系
合金鋳塊を、400〜550°Cの温度で均質化熱処理
を行ない、次いで、300〜550℃の温度で熱間加工
後、350〜550℃の温度に加熱保持し、100℃/
Hr以上の冷却速度で冷却した後、少なくとも30%以
上の冷間加工を行なうことを特徴とする超塑性アルミニ
ウム合金の製造方法。 - (2)Mg2〜7u+t% を含有し、さらに、 Mn O,05−1,5u+t%、Cr O,05−0
,5u+t%、Zr O,05−0,5u+L%、V
O,05−0,5+ut%、Ti O,151%以下 の中から選んだ1種または2種以上 を含有し、残部A1および不純物からなるAl−Mg系
合金鋳塊を、400〜550℃の温度で均質化熱処理を
行ない、次いで、300〜550°Cの温度で熱間加工
後、350〜550°Cの温度に加熱保持し、100℃
/Hr以上の冷却速度で冷却した後、20〜60%の冷
間加工を行ない、続いて300℃以下の低温軟化焼鈍と
冷間加工を1回以上行なうことを特徴とする超塑性アル
ミニウム合金の製造方法。 - (3)Mg2〜7iut、% を含有し、さらに、 Mn 0.05−1,5u+t%、Cr O,05−0
,5u+t%、Zr O,05〜0.5111t%、V
O,05−0,5u+t%、Ti O,15u+t%
以下 の中から選んだ1種または2種以上 を含有し、残部AIおよび不純物からなるA1−Mg系
合金鋳塊を、400〜550℃の温度で均質化熱処理を
行ない、次いで、300〜550℃の温度で熱間加工後
、350〜550℃の温度に加熱保持し、100℃/H
r以上の冷却速度で冷却した後、少なくとも30%以上
の冷間加工を行なうか、或いは、20〜60%の冷間加
工を行ない、続いて300℃以下の低温軟化焼鈍と冷間
加工を1回以上行ない、さらに、100℃/Hr以上の
加熱速度で350〜550℃の温度に加熱軟化処理する
ことを特徴とする超塑性アルミニウム合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9417684A JPS60238460A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 超塑性アルミニウム合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9417684A JPS60238460A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 超塑性アルミニウム合金の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60238460A true JPS60238460A (ja) | 1985-11-27 |
JPH039183B2 JPH039183B2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=14103029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9417684A Granted JPS60238460A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 超塑性アルミニウム合金の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60238460A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5540791A (en) * | 1993-07-12 | 1996-07-30 | Sky Aluminum Co., Ltd. | Preformable aluminum-alloy rolled sheet adapted for superplastic forming and method for producing the same |
US5573608A (en) * | 1993-01-27 | 1996-11-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Superplastic aluminum alloy and process for producing same |
US6261391B1 (en) | 1994-05-11 | 2001-07-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Aluminum alloy plate for super plastic molding capable of cold pre-molding, and production method for the same |
JP2006307285A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Furukawa Sky Kk | 高温成形用アルミニウム合金押出材 |
CN105200285A (zh) * | 2015-10-26 | 2015-12-30 | 东北轻合金有限责任公司 | 一种具有超塑性的铝合金板材及其制造方法 |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP9417684A patent/JPS60238460A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5573608A (en) * | 1993-01-27 | 1996-11-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Superplastic aluminum alloy and process for producing same |
US6056835A (en) * | 1993-01-27 | 2000-05-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Superplastic aluminum alloy and process for producing same |
US5540791A (en) * | 1993-07-12 | 1996-07-30 | Sky Aluminum Co., Ltd. | Preformable aluminum-alloy rolled sheet adapted for superplastic forming and method for producing the same |
US6261391B1 (en) | 1994-05-11 | 2001-07-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Aluminum alloy plate for super plastic molding capable of cold pre-molding, and production method for the same |
JP2006307285A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Furukawa Sky Kk | 高温成形用アルミニウム合金押出材 |
CN105200285A (zh) * | 2015-10-26 | 2015-12-30 | 东北轻合金有限责任公司 | 一种具有超塑性的铝合金板材及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039183B2 (ja) | 1991-02-07 |
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