JPS60238042A - プレス加工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプレス加工装置に関し、特に複数種の打抜型
が並設されて多工程の打抜き加工を行う（１）ｏｎｌ プログレッシブ型のプレス加工装置に関する。

〔従来技術］ 原子炉内で燃料棒を支持する支持格子はマ）　ＩＪクス
状に配列された燃料棒を確実に保持する必要があり、通
常第１図に示すような形状の板材１を格子状に組合わせ
て構成する。このような板材１をプレス加工する際には
、打抜き形状が複雑なために、簡単な複数種の打抜き型
を並設した金型を用い、これら打抜型を所定の周期をも
って順次駆動するプログレッシブ型のプレス加工装置が
一般的に使われている。

第２図にこの種の一般的なＰ、Ｖｔ、の概略構成を示す
。

加工材料２は上部金型３と下部金型４との間を所定速度
で搬送される。上部金型３および下部金型４には複数種
の打抜型ｍ　Ｈ、ｒｎ　Ｈ’　、　ｍ　２　、　ｍ　２
’。

・・・が対をなして並設されており、これら打抜型は上
下に適宜設けられたプランジャｐ、、ｐ２・・・の周期
的な上下運動によって加工材料２を型に対応した形状に
せん断加工する。加工材料２はこれ（２） ら打抜型１こよるＷ数のプレス工程を経ることによって
例えば第１図に示したような加工製品となる。

かかる構成のプレス加工装置において、従来は第３図に
示すような加工工程を経ることによって第１図に示した
板材１を形成していた。以下、第３図および第４図を参
照して従来の加工工程を説明する。第４図は未加工板材
１０の各ブランク部を示すものである。

０第１プレノ巣加工板材１０にスリット１１を形成する
。

Ｑ第２プレスで穴１２を形成する。

０第３プレスで板１０の１３および１４部に凸部を形成
する。

０第４プレスで凸部１５．１６を形成する。

０菓５プレスで穴１７を形成する。

０第６プレスでスリット１８を形成する。

０第７プレスで穴１９を形成する。

０第８プレスで板１０の上端部２０を切断する。

０第９プレスで上端部２１を切断する。

０第１０プレスで板１０の左右端部２３および２４を切
断する。

Ｑ最終工程として下端部２５を切取ることによって複数
個に連なって送られてくる板１０を１枚ずつに分断する
。

このような工程が抜数回繰返されることにより、第１図
ζこ示した製品板材１が形成される。

ところで、以上概略を説明した従来のプレス加工装置に
おいては第１図に示すような製品板材を形成する際同一
形状から成る型を複数個列設したもので各プレス工程に
使用されるそれぞれの打抜型を構成し、これら打抜型を
製品板材の形状に対応して複数種並設することにより上
部および下部金型を構成するようにしていた。

このため、未加工板材の幅は少なくとも板材１の長手方
向の長さを必要とし、板材１が長くなるに伴って、これ
に対応した幅を持つ未加工板材を用意する必要があった
。また、各プレス工程に使用される打抜型も最終的な製
品の形状こと対応すべく同一形状から成る型を複数個列
設する必要があり、このため装置が大型化し、さらに各
プレス工程で多数個の型のプレスを行うために製品の歩
留りも一般的に悪かった。

［発明の目的］ この発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、未加
工材料幅を狭くすることができるとともに小型で高速打
抜ができかつ製品の精度および歩留りも良好なプレス加
工装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

この発明では上述したような板材を形成する場合、所定
のプレスパターンが繰返される長手方向に沿って板材を
順次形成していく。すなわち、板材を長手方向に沿って
複数個の基本区画に区分けした際の全ての基本区画に共
通する複数種の第１のプレスパターンにそれぞれ対応す
る第１の型と一部の基本区画にのみあられれる第２のプ
レスパターンにそれぞれ対応する第２の型とを連設する
ことによってプログレッシブ型の上下金型を構成し、前
記第１の型は前記板材の基本区画の移動周期で連続的に
駆動するととも一ζ前記第２の型は所定の周期で間欠的
に駆動するようにしている。

（発明の効果） したがって、この発明によれば、 １）未加工板材の幅は製品板材の短手方向に対応した長
さでよくなる。

２）同一ぜん断パターンが繰返されるようなせん新型を
必要としないため、上下金型の幅を狭くすることができ
、これによりプレス装置を小型化することができ、才た
プレス工程の高速化を図ることができる。

３）各プレス工程で多数個の型のプレスを行う必要がな
いため、製品の精度および歩留りが向上する。

等の優れた効果を奏する。

〔実施例〕

以下この発明にかかるプレス加工装置を添付図面に示す
実施例にしたがって説明する。

本実施例では第５図ζこ示すような金型を用いて第１図
に示した板材を製造する。なお、第５図社下部金型の概
略平面図であり、本実施例で用いられる上部金型もこれ
に対応した構造をしており図示は省略する。

第４図を参照して本実施例装置における金型を説明する
。

型に１は穴１２に対応しており、型に２は凸部１５に対
応しており、型に３は凸部１４に対応しており、型に４
は凸部１６に対応しており、型ＫＩｉは凸部１３−こ対
応しており、型に６はスリット１１に対応しており、型
に７は左右端部２２．２３の切抜き用の型であり、型に
８はスリット１８および穴１７．１９に対応しており、
型に９ｄ’、上端部２０．２１の切抜き用の型であり、
型ＫＩＯは端部２５切断用の型であり、型Ｋｌｌは上端
部２６の打抜き用の型であり、型ＫＩ２は左右端部２７
の切抜き用の型であり板１０の切断に用いられる。

次に、本プレス加工装置の全体的構成を第６図に示す。

上部金型３０および下部金型４０には第５図に示したよ
うな複数種の型に、乃至に１２が併設されており、これ
ら金型の間を加工材料２が搬送される。これら打抜型に
、乃至ＫＩ２は製品の形状に対応すべく上下に適宜設け
られたプランジャＰ１乃至ＰＩ２の上下運動によって未
加工材料２を型に対応した形に打抜く。

ところで、本プレス加工装置において七１］プランジャ
Ｐ１乃至Ｐ６　、ＰａおよびＰ９は板材２が１基本区ｉ
Ｉ！Ｉｉｌ！（第１図参照）移動する毎に１回部ｖＪさ
れるが、プシンジャＰ７　、およびＰＩ２は板材２が製
品板材１の全長り分移動する周期で１回駆動され、また
プランジャｐＨは板材１が２基本区画２１分移動する毎
に１回駆動される。このようなプシンジャの間欠駆ＩＭ
各プランジャにそれぞれ設けられた間欠駆動部５０乃至
５２の制御ににり行われている。

各間欠駆動部５０乃至５２は第７図に示すようζこ例え
ばカウンタ６０および比較部７０とによって構成されて
いる。

カウンタ６０には板材１が１基本区画ｌ移動する毎に１
つのパルス信号が入力される。カウンタ６０けこのパル
ス信号をカウントし、該カウント（７） 出力を比較部７０に入力する。ここで比較部７０は各比
較部にそれぞれ設定された所定の設定値Ｃと上記カウン
タ出力とを比較し、これらが一致したときのみにプラン
ジャを駆動するための信号Ｇとカウンタ６０のリセント
信号Ｒ８Ｔを出力する。

上記設定値は間欠駆動部５１の比較部では［２１であり
、間欠駆動部５０および５２の比較部では基本区画ｌの
繰返し数１１３」である。間欠駆動部５０．５２におけ
るカウンタの初期設定値はそれぞれ異っており、これに
よって未加工板材が最初に各間欠駆動部に到達した際の
時間的ズレを修正するようにしている。

次に、本プレス加工装置の具体的動作を加工工程に従っ
て説明する。

０才ず板材２が型に、の位置に到達するとプランジャＰ
、が駆動されて穴１２が形成される。この後、プランジ
ャＰ１は板材１０が基本区画１分搬送される度に１回駆
動され、これにより長手方向（Ａ−Ａ方向）に複数個並
列する穴１２が連続的に形成される。

（８） ０次に、板材２が型に２の位置に到達するとプランジャ
Ｐ２が駆動されて凸部１５が形成される。

この後、プランジャＰ２は前記同様基本区画ｌの周期で
連続駆動し、これにより複数個の並列する凸部１５が形
成される。

０型に３　、に４　、に５も同様に動作し、これにより
複数個の並列する凸部１４，１６．１３がそれぞれ連続
的に形成される。

０次に、板材２が型に６の位置に到達するとプランジャ
Ｐ６が駆動されてスリット１１が形成される。この後、
プランジャＰ６は基本区ｌ［１１ｉＩ！の周期で連続駆
動し、これにより複数個のスリット１１が形成される。

０次に板材２が型に７の位置に到達すると、間欠駆動部
５０から信号が出力され、これによりプランジャＰ７が
駆動されて、板材１０の左右の端部２３が切取られる。

この後、プランジャＰ７は間欠駆動部５０の制御によっ
て板拐１０の全長りの周期で駆動され、この周期で板材
］０の左右の端部２３が順次形成される。

０次に、板材２が型に８の位置に到達すると、プランジ
ャＰ８が駆動されてスリット１８および穴１７．１９が
形成される。この後、プランジャＰ８は基本区画ｌの周
期で連続駆動し、これにより複数個の並列するスリット
１８および穴１７，１９が連続的に形成される。

０次に、板材２が型に９およびＫＩＯの位置に到達する
と、プランジャＰ９が駆動）され、これにより上端部２
０．２１および下端部２５が切取られる。

この後、プランジャＰ、は基本区画ｌの周期で連続的に
駆動し、この結果上端部２０．２１および下端部２５が
順次切取られていく。

０次に、板材２が型Ｋｌ＋の位置に到達すると、プラン
ジャｐＨが駆動され、これにより上端部２６が切取られ
る。この後、プランジャＰ、は２基本区画２１の周期で
１回ずつ駆動され、上端部２６が一基本区画ｌおきに順
次切取られていく。

０最後に板材２が型ＫＩ２の位置に到達すると、プラン
ジャＰ１２か駆動され、板材２の右端部２７が切取られ
る。この後、プランジャＰ１２は製品板材１の全長りの
周期で駆動され、この結果、左右端部２７が切取られ、
順次送られてくる板材２を製品板材１の全長りに対応し
た長さごとに分断していく。

このようなプレス加工工程が検数間繰返されることによ
り製品板材１が長手方向に抜数枚順次形成される。

なお、本プレス加工装置によって第１図に示すような板
材を形成する場合、上述のプレス工程は概略を説明した
にすぎず、本来のプレス工程ではこの他に適宜の曲げ工
程、仕上げ工程等が施される。

また、本発明は第１図に示したような原子炉燃料棒の支
持格子に限らず、所定のせん断パターンが基本区画を周
期として繰返されかつ他のせん断パターンが該基本区画
の整数倍長を周期として繰返されるような板材であれば
、他のいかなる板材についても適用できることは勿峙で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は原子炉燃料の支持枠に用いられる板材を示す平
面図、第２図は一般的なプログレッシブ型のプレス加工
装置を概念的に示す図、第３図は従来のプレス加工装置
のプレス工程を示す説明図、第４図は未加工板材とブラ
ンク部との対応を説明するための説明図、第５図はこの
発明にかかるプレス加工装置に用いられる金型構造の一
実施例を示す平面図、第６図はこの発明にかかるプレス
加工装置の概念的構成例を示す図、第７図は間欠駆動部
の内部構成例を示すブロック図である。 １・・燃料棒支持格子板材、２・・未加工板材、３゜３
０・・・上部金型、４，４０・・・下部金型、５０，５
１゜５２・・間欠駆動部、６０・・・カウンタ、７０・
・・比較部、Ｐ・・・プランジャ。 ｆ　１リ　１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数種の型を連設した型構造を有し、板材の長手方向に
   繰返えされる所定のプレスパターンを形成するプレス加
   工装置において、前記型構造は前記板材を長手方向に沿
   って複数個の基本区画に区分けした際の全ての基本区画
   に共通する第１のプレスパターンに対応する第１の型と
   、一部の基本区画にのみ対応する第２の型とを連設する
   ことによって構成され、前記第１の型は前記板材の基本
   区画の移動周期で連続的に駆動するとともに前記第２の
   型は所定の周期で間欠的に駆動するよう１こしたことを
   特徴とするプレス加工装置。