JPS60237256A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPS60237256A
JPS60237256A JP9107284A JP9107284A JPS60237256A JP S60237256 A JPS60237256 A JP S60237256A JP 9107284 A JP9107284 A JP 9107284A JP 9107284 A JP9107284 A JP 9107284A JP S60237256 A JPS60237256 A JP S60237256A
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JP
Japan
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speed
valve
oil
oil pressure
control device
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Application number
JP9107284A
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English (en)
Inventor
Kagenori Fukumura
福村 景範
Seiichi Nishikawa
誠一 西川
Hideki Yasue
秀樹 安江
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動変速機の油圧制御装置に関し、特に変速
制御に関する。
従来技術 低速段を油圧式摩擦係合装置の係合状態により得る自動
変速機では、この摩擦係合装置がエンジンブレーキを働
かす際にも利用できるので、この摩擦係合装置と並列に
配置される一方向クラッチおよび他の油圧式摩擦係合装
置から成る直列回路を省略して、自動変速機の軸線方向
寸法を短縮できるという利点があるが、アップシフトお
よびダウンシフト時の変速衝撃を緩和するための制御が
複雑になる。
すなわちアップシフト時では機関回転速度が吹きあがる
ことを防出するために低速段用摩擦係合装置と高速段用
摩擦係合装置とを同時に係合状態に保持するオーバラッ
プ期間の長さを正確に制御する必要があり、ダウンシフ
ト時では機関回転速度を適当に上昇させるために低速段
用摩擦係合装置と高速段用摩擦係合装置とを同時に解放
状態に保持するアンダラツプ期間の長さを正確に制御す
る必要がある。
例えば特公昭58−25175号公報の油圧制御装置で
は油圧に応動するスプール弁形式の制御弁を設けて、ア
ップシフトおよびダウンシフト時の変速衝撃を緩和する
油圧制御を行なっているが、このような制御弁は油圧制
御回路を複雑にするとともに、制御弁に作用させる制御
圧の時間的ばらつきなどのために高いM御精度が得られ
なかった。
そこで本出願人は電磁弁を用いてアップシフト時のオー
バラップ期間をMsする油圧制御装置と、電磁弁を用い
てダウンシフト時のアンダラツプ期間を制御する油圧制
御装置とを別々に、かつ別個の出願(本代理人による昭
和59年4月27日付特許願(1)号および昭和59年
5月2日付特許願)で開示した。
しかし、アップシフト時とダウンシフト時とにおいて別
々の電磁弁を使う場合にはスペースおよびコスト上、不
利である。
発明の目的 本発明の目的は、電磁弁を用いてアップシフト時および
ダウンシフト時のオーバラップ期間およびアンダラップ
期間を制御する自動変速機の油圧制御装置において、共
通の電磁弁によりアップシフト時およびダウンシフト時
の制御を行なうことである。
発明の目的を達成するための手段 この目的を達成するために本発明によれば、自動変速機
の油圧制御装置は、 第1の変速段において係合状態に保持される第1の摩擦
係合装置、 第1の変速段より1つだけ高速段側の第2の変速段にお
いて係合状態に保持される第2の摩擦係合装置、 第1の摩擦係合装置へ第1の油路を介して油圧媒体を導
きかつ第2の摩擦係合装置をドレンへ接続する低速段側
の位置と、オリフィスを設けられているドレン油路へ第
1の油路を接続し第2の摩擦係合装置へ油圧媒体を導く
高速段側の位置とを有するシフトバルブ、 第1の油路から分岐してドレンへ接続されている第2の
油路、 第2の油路を開閉する電磁開閉弁、 第2の摩擦係合装置のサーボ油圧を検出する油圧センサ
、 シフトバルブが低速段側から高速段側の位置へ切換わっ
た場合に油圧センサによる検出油圧が基準油圧に達する
まで電磁開閉弁を開状態に保持し、基準油圧に達した後
は電磁開閉弁を開状態にする第1の手段、および シフトバルブが高速段から低速段側の位置へ切換ねって
から所定時間内は電磁開閉弁を開状態に保持し所定時間
経過後は電磁開閉弁を閉状態にする第2の手段、 を備えている。
作用 アップシフト時ではシフトバルブが低速段側の位置から
高速段側の位置へ切換わり、第2の摩擦保合装置は油圧
媒体を供給されて係合し始める。これに対し電磁開閉弁
はシフトバルブの切換わり後もなお第2の油路を閉じて
いるので、第1の摩擦係合装置の油圧媒体はオリフィス
付きのドレン油路を介して排出され、第1の摩擦係合装
置はなお係合状態に保持される。これにより、オーバラ
ップ期間が生じ、機関回転速度はこのオーバラップ期間
において、吹きあがることが防止される。第2の摩擦係
合装置の油圧が基準油圧に達すると、電磁開閉弁は第2
の油路を開くので、第1の摩擦係合装置の油圧媒体は第
2の油路からも排出され、第1の摩擦係合装置は速やか
に解放状態となって自動変速機は第2の変速段へ変速が
開始される。
ダウンシフト時ではシフトバルブが高速段側の位置から
低速段側の位置へ切換わり、第2の摩擦係合装置はドレ
ンを介して油圧媒体を排出されて解放状態となる。これ
に対し電磁開閉弁はシフトバルブの切換わり後もなお第
2の油路を開いているので、油圧媒体は第1の摩擦係合
装置へ導かれることなく第2の油路を介して排出され、
第1の摩擦係合装置はなお解放状態に保持される。これ
によりアンダラツプ期間が生じ、機関回転速度はこのア
ンダラツプ期間において適切に上昇する。所定時間が経
過すると、電磁開閉弁は第2の油路を閉じるので、第1
の摩擦係合装置は第1の油路を介して油圧媒体を導かれ
、第1の摩擦係合装置は速やかに係合状態となって自動
変速機は第1の変速段となる。
発明の効果 このように本発明によれば電磁開閉弁による第2の油路
の開閉によりアップシフトおよびダウンシフト時のオー
バラップ期間およびアンダラツプ期間を制御することが
できるので、オーバラップ期間およびアンダラツプ期間
の制御のために個々に電磁弁を設ける必要がなく、スペ
ースおよびコスト上、有利となる。
必要なオーバラップ期間およびアンダラツプ期間はそれ
ぞれ吸気スロットル開度および車速あるいは機関回転速
度、さらには油圧媒体の温度に関係するので、好ましい
実施態様では基準油圧は吸気スロットル開度、機関回転
速度(あるいは車速)、油圧媒体の温度、また所定時間
は車速、スロットル開度、油圧媒体の温度の関数とする
実施例 本発明を図面の実施例について説明する。
第1図においてオイルポンプlOは、オイルパン12内
のオイルを吸込み、加圧して吐出する。その他の油圧制
御回路14はプライマリレギュレータバルブなどの要素
を含み、プライマリレギュレータバルブは油路16にラ
イン圧Plを生成す把。2−3シフトバルブ20は、供
給圧油路としてのライン圧油路16へ接続されているボ
ート22,24、ドレン26、ドレン油路27へ接続さ
れているボート28、およびその他のボート30.32
を有し、車速■とスロットル開度θとに関係してボート
およびドレン22,24,26゜28.30.32間の
接続を制御する。なおドレン油路27にはオリフィス3
3が設けられている。第3連用クラツチ34は、第3速
において係合状態に保持され、油路36を介してボート
30へ接続されている。アキュムレータ38は油路36
へ接続され、油路36の途中にはオリフィス40と逆止
め弁42とが互いに並列に設けられている。
逆止め弁42は第3速用クラツチ34のオイルをボート
30の方へ流す際に開く。第2速用ブレーキ44は、第
2速において係合状態に保持され、油路46を介してボ
ート32へ接続されている。アキュムレータ48は油路
46へ接続され、m路46の途中にはオリフィス5oと
逆止め弁52とが互いに並列に設けられている。逆止め
弁52は第2速用ブレーキ44のオイルをボート32の
方へ流す際に開く。排出油f1ij54は、ボート32
とオリフィス50との間において油路46から分岐し、
油路46をドレンへ接続する。油圧センサ60は第3連
用クラツチ34のサーボ油圧Pcを検出し、車速センサ
62は車速を検出し、スロットル開度センサ64は吸気
スロットル開度θを検出し、シフトポジションセンサ6
6は運転者により選択されたD(ドライブ)、R(リバ
ース)などのシフトポジションを検出し、パターンセレ
クトスイッチ68は運転者により選択されたエコノミ(
経済走行)、パワ(出力走行)などの運転パターンを検
出し、油温センサ7゜はオイルパン】2内のオイルの温
度Tを検出する。CPU 76はセンサあるいはスイッ
チ50,62゜64.66.68.70からの入力信号
に基づいて電磁弁としてのソレノイド弁78を電気信号
で割部する。ソレノイド弁78はソレノイド80.およ
びソレノイド80に関係して排出油路54を開閉する弁
体82を有している。
第2図を参照してCPU 76によって行なわれるアッ
プシフト時の制御について説明する。なお第2図におい
て、PCは第3連用クラツチ34のサーボ油圧、Pbは
第2速用ブレーキ44のサーボ油圧である。
時刻t1以前では2−3シフトバルブ20は低速段側の
位置に保持されており、ボート30はドレン26に接続
され、ボート32はボート24に接続されている。この
結果、第3適用クラツチ34のオイルは排出されていて
第3連用クラツチ34は解放状態に保持され、また第2
連用ブレーキ44へはライン圧油路16からライン圧P
lのオイルが供給されていて第2速用ブレーキ44は係
合状態に保持されている。
時刻t1において2−3シフトバルブ20は低速段側の
位置から高速段側の位置へ切換えられる。この切換は、
2−3シフトバルブ20のスプールに作用するスロット
ル圧pthとガバナ圧Pgo (車速に関係する。)と
の関係により、あるいは2−3シフトバルブ20のスプ
ールに作用する制御圧を図示していないソレノイド弁に
よりMWすることにより、実流される。この切換により
、ボート30はボート22へ接続され、・ボート32は
ボート28へ接続される。この結果、第3速用クラツチ
34はオリフィス40を介してライン圧油路16からオ
イルが導入され、サーボ油圧Pcは上昇する。また時刻
tl後もソレノイド弁78は、サーボ油圧Pcが基準油
圧Pcxに達するまでは排出油路54を閉じているので
、第2速用ブレーキ44のオイルはオリライス33付き
のドレン油路27を介して排出され、サーボ油圧pbは
緩やかに低下し、この結果、第2速用ブレーキ44はな
お保合状態にあって、オーバラップ期間が生じる。
時刻t2においてサーボ油圧Pcが上昇し、第3速用ク
ラツチ34が係合し始めるので、自動変速機の出力軸ト
ルクは低下し始める。しかしサーボ油圧P’cが低いた
め、変速するに十分なトルク伝達はなお生じず、この時
にサーボ油圧Pbを低下させると第3連用クラツチ34
は滑ってしまい、機関が吹き上がってしまう。
時mt3においてサーボ油圧Pcが基準油圧Pcxに達
すると、すなわち第3連用クラツチ34における係合力
が十分になると、ソレノイド弁78は排出油路54を開
く。これにより第2速用ブレーキ44のオイルは排出油
路54を介して排出されるので、サーボ油圧Pbは速や
かに低下して第2連用ブレーキ44は解放状態となる。
第3図は時刻t3を決定するためのサーボ油圧Pcの基
準油圧Pcxを示している。スロットル開度θが大きい
場合のアップシフト程、第3速用クラツチ34にかかる
トルクが増大し、第3連用クラツチ34が適当に係合す
るためのサーボ油圧Pcは増大するので、Pcxは、す
なわち第3速用クラツチ34が適当に係合して第2速用
ブレーキ44を解放すべき時刻t3のサーボ油圧Pcは
増大する。PcがPcxに達する前に第2速用ブレーキ
44が解M3態になると、機関の吹き上がりが発生し、
PC′iJ′5PCXより高くなってかうも第2速用ブ
レーキ44が係合状態に保持されていると変速8Jsが
増大する。またオイルの温度Tが低くなるに連れ、オイ
ルの粘性が大きくなり、第2速用ブレーキ44のオイル
の排出速度が低下するので、基準油圧Pcxはオイル温
度Tが低くなるに連れて低い値に設定して、オイル温度
Tに因る第2連用ブレーキ44の解放時期のずれを補償
することができる。またパターンセレクトスイッチ68
により選択された走行パターンに関係して変速点が変化
するので、基準油圧Pcxを走行パターン、したがって
車速あるいは機関回転速度の関数としても設定するのが
好ましい。
第4図を参照してCPU 76によって行なわれるダウ
ンシフト時の制御について説明する。Pc。
Pbは第2図の場合と同様に第3速用クラツチ34およ
び第2連用ブレーキ44のサーボ油圧である。
時刻tl+以前では2−3シフトバルブ20は高速段側
の位置に保持されており、ボー1−30はボート22へ
接続され、ボート32はドレン油路27へ接続されてい
る。これにより第3速用クラツチ34はライン圧油路1
6からライン圧Plを供給されて保合状態に保持され、
また、ソレノイド弁78は排出油路54を開いているの
で、第2速用ブレーキ44のオイルはドレン油路27お
よび排出油路54を介して排出されており、第2速用ブ
レーキ44は解放状態に保持され、この結果、自動変速
綴は第3速の状態にある。
時刻telにおいて2−3シフトバルブ20は高速段側
の位置から低速段側の位置に切換えられる。この切換は
、2−3シフトバルブ20のスプールに作用するスロッ
トル圧(吸気スロットル開度に対応する。)とガバナ圧
(車速に対応する。)との関係により、あるいは2−3
シフトバルブ20のスプールに作用する制御圧を図示し
ていないソレノイド弁により制御することにより、実施
される。この切換によりボート30はドレン26へ、ボ
ート32はボート24へ、それぞれ接続されるので、サ
ーボ油圧Pcは時刻tl+から低下して行く。ソレノイ
ド弁78は2−3シフトバルブ20の切換わり後も所定
時間Ta内は排出油路54を開いているので、ボート3
2ヘライン圧油路16のライン圧PJが導かれるにもか
かわらず、サーボ油圧pbは零に保持され、第2連用ブ
レーキ44の保合は阻止される。
時刻tl+から所定時間Taが経過した時刻t12にお
いて、ソレノイド弁78は排出油路54を閉じる。これ
によりサーボ油圧pbは、時刻t12から上昇して行き
、時刻t12から時刻Tbの経過後の時刻t13におい
て所定油圧に達し、第2連用ブレーキ44は半係合状態
となって機関動力が第2速用ブレーキ44を介して伝達
し始める。
サーボ油圧Pcが適当に低下してから時刻t13までは
第3連用クラツチ34および第2速用ブレーキ44がと
もに解放状態にあるアンダラツブ期間であるので、機関
は円滑に吹き上がることができる。
第5図は所定時間Taの特性を示している。
車速Vが高くなるに連れてダウンシフトの際に必要な機
関の吹き上がり量は増大するので、アンダラツプ期間を
長くするための所定時間Taも増大する。第3図によっ
て定義されている所定時間Taより短い時間後にソレノ
イド弁78が閉状態になると、機関の吹上がりが不十分
となり、所定時間Taより長い時間後にソレノイド弁7
8が閉状態になると、機関の吹上がりが過大となり、ど
ちらの場合も変速衝撃が増大する。
さらにスロットル開度θが小さい場合程(Ol<02)
、機関が吹き上がる速度が低くなるため、所定時間Ta
を増大させる。またオイルの温度Tが高くなるに連れ、
オイルの粘性が小さくなり、第2連用ブレーキ44への
オイルの供給速度が高くなるので、所定時間Taはオイ
ル温度Tが高くなるに連れて長い値に設定して、オイル
温度Tに因るアンダラツプ期間のずれを補償することが
できる。
第6図は第2図および第4図で説明した制御に従う変速
制御ルーチンのフローチャー1〜である。初期化として
、フラグFl、F2がリセットされ(ステップ100)
、経過時間T1を測定するタイマがリセットされる(ス
テップ]02)。フラグF1は指示変速段が第2速から
第3速ヘアツブジフトしたことを示し、フラグF2は指
示変速段が第3速から第2速へダウンシフトしたことを
示す。メインルーチンでは(ステップ1o4)、吸気ス
ロットル開度θおよび車速Vなどに基づいて自動変速機
の指示変速段が計算され、次にこの指示変速段に基づい
て変速段制御用ソレノイド弁の駆動制御(オン、オフ制
御)が行なわれ(ステップ106)、この結果、各シフ
トバルブは指示変速段に対応した位置になる。第2速か
ら第3速へのアップシフトおよび第3速から第2速への
ダウンシフトがない場合には(ステップ108の判定が
pl、=Q、ステップ+10の判定がNO、ステップ1
16の判定がF2’=0.ステップ118の′#定がN
00)、再びメインルーチン(ステップ104)が実行
される。第2速から第3速へのアップシフトがある場合
には(ステップ110の判定がYES)、フラグF1が
セットされてから(ステップ+12)、アップシフトル
ーチン(ステップ1]4)が実行される。第3速から第
2速へのダウンシフトがある場合には(ステップ1]8
の判定がYES )、フラグF2がセットされかつタイ
マによる経過時間TIの計数が開始されてから(ステッ
プ120.122 )、ダウンシフトルーチン(ステッ
プ124)が実行される。
第7図はアップシフトルーチンの詳細なフローチャー1
〜である。サーボ油圧Pc 、吸気スロットル開度0、
オイル温度T1および機関回転速度Neが読込まれ(ス
テップ126.128.130.132)、θ+ Ti
 Neに基づいて基準油圧Pcxが計算される(ステッ
プ134)。サーボ油圧Pcと基準油圧Pcxとを比較
しくステップ136)、Pc<Pcxであれば、すなわ
ちサーボ油圧Pcがまだ基準油圧Pcxに達していなけ
れば過渡時制御用ソレノイド弁78をオフにして排出油
路54を閉じておく(ステップ138)。Pc≧Pcx
であれば、すなわちサーボ油圧Pcが基準油圧Pcxに
達した後であれば、過渡時制御用ソレノイド弁78をオ
ンにして排出油路54を開くとともに(ステップ14O
LフラグPIをリセットする(ステップ142)。ソレ
ノイド弁78のオンは所定時間だけ、あるいはPcxよ
り適当に高い値にサーボ油圧Pcが達するまで行なわれ
る。
第8図はダウンシフトルーチンのフローチャートである
。車速v1オイル温度T1および吸気スロットル開度θ
が読込まれ(ステップ148゜150、152 )、こ
れらV、T、θに基づいて所定時間Taが計算される(
ステップl54)。2−3シフトバルブ20が切換わっ
た時からの経過時間Tiと所定時間Taとを比較し、T
i<Taであれば、すなわち所定時間Ta内であれば、
過渡時制御用ソレノイド弁78をオンにして排出油路5
4を開く。Ti≧Taであれば、すなわち所定時間Ta
が経過していれば、過渡時薊御用ソレノイド弁78をオ
フにして排出油路54を閉じるとともに(ステップ16
0)、フラグF2およびタイマをリセットする(ステッ
プ162,164)。
実施例は第2速と第3速との間の変速制御であるが、そ
の他の変速制御にも本発明が適用できることは言うまで
もない。
本発明を実施例について説明したが、本発明の精神を逸
脱しない範囲において種々の修正が可能であることは当
業者にとって明らかだろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成図、第2図は第1図のC
PUによって実施されるアップシフト制御を説明する図
、第3図はシフトバルブが高速段側の位置へ切換わった
後にソレノイド弁を開状態へ切換える時の第3速用クラ
ツチのサーボ油圧の基準油圧の特性を示す図、第4図は
シフトバルブが第1図のCPHによって実施されるダウ
ンシフト制御を説明する図、第5図はシフトバルブが低
速段側の位置へ切換わった後にソレノイド弁が開状態に
保持される所定時間の特性を示す図、第6図は第2図お
よび第4図で説明した制御に従う変速制衡ルーチンのフ
ローチャート、第7図および第8図はそれぞれアップシ
フトルーチンおよびダウンシフトルーチンの詳細なフロ
ーチャートである。 20・・・2−3シフトバルブ、26・・・ドレン、2
7・・・ドレン油路、33・・・オリフィス、34・・
・第3速用クラツチ、44・・・第2連用ブレーキ、4
6・・・油路、54・・・排出油路、60・・・油圧セ
ンサ、76・・・CPU、78・・・ソレノイド弁。 第2図 □時間を 第3図 一−スロットル開度θ 第4図 時 間 を 踏要砦ざε

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 第1の変速段において係合状態に保持される第1の
    摩擦係合装置、 第1の変速段より1つだけ高速段側の第2の変速段にお
    いて係合状態に保持される第2の摩擦係合装置、 第1の摩擦係合装置へ第1の油路を介して油圧媒体を導
    きかつ第2の摩擦係合装置をドレンへ接続する低速段側
    の位置と、オリフィスを設けられているドレン油路へ第
    1の油路を接続し第2の摩擦係合装置へ油圧媒体を導く
    高速段側の位置とを有するシフトバルブ、第1の油路か
    ら分岐してドレンへ接続されている第2の油路、 第2の油路を開閉する電磁開閉弁、 第2の摩擦係合装置のサーボ油圧を検出する油圧センサ
    、 シフトバルブが低速段側から高速段側の位置へ切換ねっ
    た場合に油圧センサによる検出油圧が基準油圧に達する
    まで電磁開閉弁を閉状態に保持し、基準油圧に達した後
    は電磁開閉弁を開状態にする第1の手段、およびシフト
    バルブが高速段から低速段側の位置へ切換わってから所
    定時間内は電磁開閉弁を開状態に保持し所定時間経過後
    は電磁開閉弁を閉状態にする第2の手段、 を備えていることを特徴とする、自動変速機の油圧制御
    装置。 2 基準油圧を吸気スロットル開度の関数とすることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の油圧制御装置。 3 基醇油圧を機関回転速度、車速、あるいはパターン
    セレクト信号の関数とすることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項あるいは第2項記載の油圧制御装置。 4 基準油圧を油圧媒体の油温の関数とすることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項、第2項、あるいは第3項
    記載の油圧制御装置。 5 所定時間を車速の関数とすることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の油圧
    制御装置。 6 所定時間を吸気スロットル開度の関数とすることを
    特徴とする特許請求の範囲第1−項ないし第5項のいず
    れかに記載の油圧制御装置。 7 所定時間を油圧媒体の温度の関数とすることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに
    記載の油圧制御装置。
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