JPS60237253A - 自動変速機搭載車両のクリ−プ防止装置 - Google Patents
自動変速機搭載車両のクリ−プ防止装置Info
- Publication number
- JPS60237253A JPS60237253A JP9419984A JP9419984A JPS60237253A JP S60237253 A JPS60237253 A JP S60237253A JP 9419984 A JP9419984 A JP 9419984A JP 9419984 A JP9419984 A JP 9419984A JP S60237253 A JPS60237253 A JP S60237253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- pressure
- range
- creep
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
一仁上上」υL九!一
本発明は自動変速機搭載車両のクリープ防止装置に関す
るものである。
るものである。
(2)従来技術
自動変速機は、例えばエンジンからの動力をギヤ位置に
応じ変速して出力し、この変速動力により車両を走行さ
せるのに使用する。
応じ変速して出力し、この変速動力により車両を走行さ
せるのに使用する。
しかして自動変速機は、動力伝達不能な中立(N)レン
ジから前進走行(D、II又は工)レンジ或いは後退走
行(R)レンジの走行レンジにマー・茅ルバルブを操作
す°ると、兎に自動力伝達可能な状態になり、アクセル
ペダルを釈放したエンジンのアイドリング運転中は動力
伝達系にトルクコンバータがあるため、大きなトルクを
出力しないものの、出力トルクを零にはなし得ず、クリ
ープを免れない。従って、エンジンのアイドリング運転
中も車両は上記の走行レンジで微速走行する。
ジから前進走行(D、II又は工)レンジ或いは後退走
行(R)レンジの走行レンジにマー・茅ルバルブを操作
す°ると、兎に自動力伝達可能な状態になり、アクセル
ペダルを釈放したエンジンのアイドリング運転中は動力
伝達系にトルクコンバータがあるため、大きなトルクを
出力しないものの、出力トルクを零にはなし得ず、クリ
ープを免れない。従って、エンジンのアイドリング運転
中も車両は上記の走行レンジで微速走行する。
このため自動変速機搭載車両では、走行レンジで停車を
行なうためにフートブレーキ又はパーキングブレーキを
作動させておく必要があり、この停車中もエンジンにク
リープ分の負荷がかかることから、振動及び燃費の悪化
を招く。
行なうためにフートブレーキ又はパーキングブレーキを
作動させておく必要があり、この停車中もエンジンにク
リープ分の負荷がかかることから、振動及び燃費の悪化
を招く。
そこで従来特開昭50−54764号公報に示されてい
るように、走行レンジで締結されるべき自動変速機の摩
耗要素を停車中締結力が零になるよう制御し、これによ
りクリープを防止する技術が提案された。
るように、走行レンジで締結されるべき自動変速機の摩
耗要素を停車中締結力が零になるよう制御し、これによ
りクリープを防止する技術が提案された。
しかしこの技術では、クリープ防止中上記摩擦要素を完
全非作動状態に保つため、発進時この摩耗要素が完全作
動状態となるまでに相当の時間を要し、この間にエンジ
ンが空吹けすることからこれにともなう発進ショックを
免れない。
全非作動状態に保つため、発進時この摩耗要素が完全作
動状態となるまでに相当の時間を要し、この間にエンジ
ンが空吹けすることからこれにともなう発進ショックを
免れない。
そこで本願出願人は、特開昭58’−1285!52号
により、上記摩耗要素を締結直前(半締結)状態にして
クリープを防止する装置を提案流である。
により、上記摩耗要素を締結直前(半締結)状態にして
クリープを防止する装置を提案流である。
しかして自動変速機を中立レンジから走行レンジに切換
えた当初は、上記摩擦要素を作動するための油圧が不安
定であるため、その半締結状態を所定通りに得ることが
できず、当該摩耗要塞の締結力が設定値から外れる。こ
れがため、かかるクリープ防止装置では、上記のレンジ
切換時締結力が設定値より大きくてクリープを十分防止
しきれなかったり、締結力が設定値より小さくて尚、前
記の発進ショックを生じたりし、制御が不安定になり勝
ちであった。
えた当初は、上記摩擦要素を作動するための油圧が不安
定であるため、その半締結状態を所定通りに得ることが
できず、当該摩耗要塞の締結力が設定値から外れる。こ
れがため、かかるクリープ防止装置では、上記のレンジ
切換時締結力が設定値より大きくてクリープを十分防止
しきれなかったり、締結力が設定値より小さくて尚、前
記の発進ショックを生じたりし、制御が不安定になり勝
ちであった。
(3)発明の目的
本発明は上記のレンジ切換当初、上記の油圧が安定する
まではクリープ防止制御を中止しておくことにより上述
の問題を解決することを目的とする。
まではクリープ防止制御を中止しておくことにより上述
の問題を解決することを目的とする。
(4)発明の構成
この目的のため本発明クリープ防止装置はその概念を示
す第1図の通り、自動変速機を具え、該自動変速機の動
力伝達不能な中立レンジで非作動にされ、動力伝達可能
な走行レンジでの停車中自動変速機のクリープトルクを
クリープ防止上必要な目標値に保つクリープトルク制御
手段を設けた自動変速機搭載車両において、中立レンジ
から走行レンジへの切換えを検出するレンジ切換検出手
段と、該レンズ切換時前記クリープトルク制御手段の作
動開始を遅らせる遅延手段とを設けてなることを特徴と
する。
す第1図の通り、自動変速機を具え、該自動変速機の動
力伝達不能な中立レンジで非作動にされ、動力伝達可能
な走行レンジでの停車中自動変速機のクリープトルクを
クリープ防止上必要な目標値に保つクリープトルク制御
手段を設けた自動変速機搭載車両において、中立レンジ
から走行レンジへの切換えを検出するレンジ切換検出手
段と、該レンズ切換時前記クリープトルク制御手段の作
動開始を遅らせる遅延手段とを設けてなることを特徴と
する。
土J
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明クリープ防止装置を具えた自動変速機の
動力伝達歯車列を模式的に示し、この動力伝達歯車列は
トルク・コンバータ1、インプットシャフト7、フロン
ト・クラッチ104、リア・クラッチ(前進用摩擦要素
)105、セカンド・ブレーキ106、〇−・リバース
・ブレーキ107、一方向ブレーキ108、中間シャフ
ト 109、第1遊星歯車群110、第2遊星歯車群1
11、アウトプットシャフト112、第1ガバナー弁1
13、第2ガバナー弁114、オイル・ポンプ13より
構成される。トルク・コンバータ1はポンプ翼車3、タ
ービン翼車8、ステータ翼車9より成り、ポンプ翼車3
はエンジン4のクランクシャフト4aにより駆動され、
内部トルク・コンバータ作動油を回しインプットシャフ
ト7に固定されたタービン翼車8にトルクを与える。ト
ルクは更にインプットシャフト7によって変速歯車列に
伝えられる。ステータ翼車9はワンウェイクラッチ10
を介してスリーブ12上に置かれる。ワンウェイクラッ
チ10はステータ翼車9にクランクシャフト4aと同方
向の回転すなわち矢印方向の回転(以下1癲と略称する
)は許すが反対方向の回転(以下逆転と略称する)は許
さない構造になっている。第1遊星歯車群110は中間
シャフト 109に固定される内歯歯車117、中空伝
導シャフト118に固定される太陽歯車119、歯車1
17および太陽歯車119のそれぞれに噛み合いながら
自転と同時に公転し得る2個以上の小歯車から成る遊星
歯車120、アウトプットシャフト112に固定され遊
星歯車120を支持する遊星歯車支持体121から構成
され、第2遊星歯車群111はアウトプットシャフト
112に固定される内歯歯車122、中空伝導シャフト
118に固定される太陽歯車123、内歯歯車122お
よび太陽歯車123のそれぞれに噛み合いながら自転と
同時に公転し得る2個以上の小歯車から成る遊星歯車1
24、遊星歯車124を支持する遊星歯車支持体125
より構成される。フロント・クラッチ104はタービン
翼車8により駆動されるインプットシャフト7と両太陽
歯車119.123と一体になって回転する中空伝導シ
ャフト 118とをドラム126を介して結合し、リア
・クラッチ105は中間シャフト 109を介してイン
プットシャフト7と第1遊星歯車群110の内歯歯車1
17とを結合する働きをする。セカンド・ブレーキ10
6は中空伝導シャフト118に固定されたドラム126
を巻いて締付けることにより、両太陽歯車119,12
3を固定し、ロー・リバース・ブレーキ107は第2遊
星歯車群111の遊星歯車支持体125を固定する働き
をする。一方向ブレーキ108は遊星歯車支持体125
に正転は許すが、逆転は許さない構造になっている。第
1ガバナー弁113および第2ガバナー弁114はアウ
トプットシャフト112に固定され車速に応じたガバナ
ー圧を発生する。
動力伝達歯車列を模式的に示し、この動力伝達歯車列は
トルク・コンバータ1、インプットシャフト7、フロン
ト・クラッチ104、リア・クラッチ(前進用摩擦要素
)105、セカンド・ブレーキ106、〇−・リバース
・ブレーキ107、一方向ブレーキ108、中間シャフ
ト 109、第1遊星歯車群110、第2遊星歯車群1
11、アウトプットシャフト112、第1ガバナー弁1
13、第2ガバナー弁114、オイル・ポンプ13より
構成される。トルク・コンバータ1はポンプ翼車3、タ
ービン翼車8、ステータ翼車9より成り、ポンプ翼車3
はエンジン4のクランクシャフト4aにより駆動され、
内部トルク・コンバータ作動油を回しインプットシャフ
ト7に固定されたタービン翼車8にトルクを与える。ト
ルクは更にインプットシャフト7によって変速歯車列に
伝えられる。ステータ翼車9はワンウェイクラッチ10
を介してスリーブ12上に置かれる。ワンウェイクラッ
チ10はステータ翼車9にクランクシャフト4aと同方
向の回転すなわち矢印方向の回転(以下1癲と略称する
)は許すが反対方向の回転(以下逆転と略称する)は許
さない構造になっている。第1遊星歯車群110は中間
シャフト 109に固定される内歯歯車117、中空伝
導シャフト118に固定される太陽歯車119、歯車1
17および太陽歯車119のそれぞれに噛み合いながら
自転と同時に公転し得る2個以上の小歯車から成る遊星
歯車120、アウトプットシャフト112に固定され遊
星歯車120を支持する遊星歯車支持体121から構成
され、第2遊星歯車群111はアウトプットシャフト
112に固定される内歯歯車122、中空伝導シャフト
118に固定される太陽歯車123、内歯歯車122お
よび太陽歯車123のそれぞれに噛み合いながら自転と
同時に公転し得る2個以上の小歯車から成る遊星歯車1
24、遊星歯車124を支持する遊星歯車支持体125
より構成される。フロント・クラッチ104はタービン
翼車8により駆動されるインプットシャフト7と両太陽
歯車119.123と一体になって回転する中空伝導シ
ャフト 118とをドラム126を介して結合し、リア
・クラッチ105は中間シャフト 109を介してイン
プットシャフト7と第1遊星歯車群110の内歯歯車1
17とを結合する働きをする。セカンド・ブレーキ10
6は中空伝導シャフト118に固定されたドラム126
を巻いて締付けることにより、両太陽歯車119,12
3を固定し、ロー・リバース・ブレーキ107は第2遊
星歯車群111の遊星歯車支持体125を固定する働き
をする。一方向ブレーキ108は遊星歯車支持体125
に正転は許すが、逆転は許さない構造になっている。第
1ガバナー弁113および第2ガバナー弁114はアウ
トプットシャフト112に固定され車速に応じたガバナ
ー圧を発生する。
上記自動変速機は、トルクコンバータ1を経て前述の如
くインプットシャフト7に入力されたエンジンクランク
シャフト4aからの動力を、選速桿21による選速弁1
30(後述する)の前進自動変速走行(D)位置選択(
運転者が操作する)時、以下の如く自動選択したギヤ位
置、即ち前進第1速乃至第3速に応じ変速してアウトプ
ットシャツ1−112に出力し、この変速動力で駆動車
輪を回転して車両を走行させる。
くインプットシャフト7に入力されたエンジンクランク
シャフト4aからの動力を、選速桿21による選速弁1
30(後述する)の前進自動変速走行(D)位置選択(
運転者が操作する)時、以下の如く自動選択したギヤ位
置、即ち前進第1速乃至第3速に応じ変速してアウトプ
ットシャツ1−112に出力し、この変速動力で駆動車
輪を回転して車両を走行させる。
D位置では先ず前進入力クラッチであるリア・クラッチ
105のみが締結される。エンジン4からトルク・コン
バータ1を経た動力は、インプットシャフト7からリア
・クラッチ105を通って第1遊星歯車群110の内歯
歯車111に伝達される。内歯歯車117は遊星歯車1
20を正転させる。従って太陽歯車119は逆転し、太
陽歯車119と一体になって回転する第2遊星歯車群1
11の太陽歯車123を逆転させるため第2遊星歯車群
111の遊星歯車124は正転する。一方向ブレーキ1
08は太陽歯車123が遊星歯車支持体125を逆転さ
せるのを阻止し、前進反力ブレーキとして働く。このた
め第2遊星歯車群111の内歯歯車122は正転する。
105のみが締結される。エンジン4からトルク・コン
バータ1を経た動力は、インプットシャフト7からリア
・クラッチ105を通って第1遊星歯車群110の内歯
歯車111に伝達される。内歯歯車117は遊星歯車1
20を正転させる。従って太陽歯車119は逆転し、太
陽歯車119と一体になって回転する第2遊星歯車群1
11の太陽歯車123を逆転させるため第2遊星歯車群
111の遊星歯車124は正転する。一方向ブレーキ1
08は太陽歯車123が遊星歯車支持体125を逆転さ
せるのを阻止し、前進反力ブレーキとして働く。このた
め第2遊星歯車群111の内歯歯車122は正転する。
従って内歯歯車122と一体回転するアウトプットシャ
フト 112も正転し、前進第1速の減速比が得られる
。この状態において車速が上がりセカンド・ブレーキ1
06が締結されると第1速の場合と同様にインプットシ
ャフト7からリア・クラッチ105を通った動力は内歯
歯車111に伝達される。セカンド・ブレーキ106は
ドラム126を固定し、太陽歯車119の回転を阻止し
前進反力ブレーキとして働く。このため静止した太陽歯
車119のまわりを遊星歯車120が自転しながら公転
し、従って遊星歯車支持体121およびこれと一体にな
っているアウトプットシャフト112は減速されてはい
るが、第1速の場合よりは速い速度で正転し、前進第2
速の減速比が得られる1更に車速が上がりセカンド・ブ
レーキ106が解放されフロント・クラッチ104が締
結されると、インプットシャフト7に伝達された動力は
、一方はリア・クラッチ105を経て内歯歯車117に
伝達され、他方はフロント・クラッチ104を経て太陽
歯車119に伝達される。従って内歯歯車117、太陽
歯車119はインターロックされ、遊星歯車支持体12
1およびアウトプットシャフト112と共にすべて同一
回転速度で正転し前進第3速が得られる。この場合、入
力クラッチに該当するものはフロント・クラッチ104
およびリア・クラッチ105であり、遊星歯車によるト
ルク増大は行われないため反力ブレーキは作用しない。
フト 112も正転し、前進第1速の減速比が得られる
。この状態において車速が上がりセカンド・ブレーキ1
06が締結されると第1速の場合と同様にインプットシ
ャフト7からリア・クラッチ105を通った動力は内歯
歯車111に伝達される。セカンド・ブレーキ106は
ドラム126を固定し、太陽歯車119の回転を阻止し
前進反力ブレーキとして働く。このため静止した太陽歯
車119のまわりを遊星歯車120が自転しながら公転
し、従って遊星歯車支持体121およびこれと一体にな
っているアウトプットシャフト112は減速されてはい
るが、第1速の場合よりは速い速度で正転し、前進第2
速の減速比が得られる1更に車速が上がりセカンド・ブ
レーキ106が解放されフロント・クラッチ104が締
結されると、インプットシャフト7に伝達された動力は
、一方はリア・クラッチ105を経て内歯歯車117に
伝達され、他方はフロント・クラッチ104を経て太陽
歯車119に伝達される。従って内歯歯車117、太陽
歯車119はインターロックされ、遊星歯車支持体12
1およびアウトプットシャフト112と共にすべて同一
回転速度で正転し前進第3速が得られる。この場合、入
力クラッチに該当するものはフロント・クラッチ104
およびリア・クラッチ105であり、遊星歯車によるト
ルク増大は行われないため反力ブレーキは作用しない。
なお、エンジン4はアクセルペダル20の踏込みにより
動力を増大され、このエンジン動力により前述の如くに
車両は走行され、この間動力伝達歯車列は上述の如くに
自動変速されるが、本発明においては、アクセルペダル
20の踏込量に対応した信号STHを出力するアクセル
開度センサ23及び選速弁130の選択レンジに対応し
た信号SLを出力するレンジスイッチ24を設ける。本
発明においては更に、クランクシャフト4aの回転数(
エンジン回転数>NEを検出するエンジン回転数センサ
25、インプットシャフト7の回転数(タービン8の回
転数)NT を検出するタービン回転数センサ26、及
びアウトプットシャフト112の回転数N。
動力を増大され、このエンジン動力により前述の如くに
車両は走行され、この間動力伝達歯車列は上述の如くに
自動変速されるが、本発明においては、アクセルペダル
20の踏込量に対応した信号STHを出力するアクセル
開度センサ23及び選速弁130の選択レンジに対応し
た信号SLを出力するレンジスイッチ24を設ける。本
発明においては更に、クランクシャフト4aの回転数(
エンジン回転数>NEを検出するエンジン回転数センサ
25、インプットシャフト7の回転数(タービン8の回
転数)NT を検出するタービン回転数センサ26、及
びアウトプットシャフト112の回転数N。
を検出するアウトプットシャフト回転数センサ27を付
加し、これらセンサ25〜27の検出値をセンサ23及
びスイッチ24からの信号S、□、SLと共に第4図中
40で示すコントローラに供給する。なお、センサ23
はポテンショメータ等で構成し、アクセル開度に応じた
電圧を出力するものとし、スイッチ24はNレンジとD
レンジとを検出してオン・オフするものとし、センサ2
5〜27は夫々回転数に対応したパルス信号を発するも
のとする。
加し、これらセンサ25〜27の検出値をセンサ23及
びスイッチ24からの信号S、□、SLと共に第4図中
40で示すコントローラに供給する。なお、センサ23
はポテンショメータ等で構成し、アクセル開度に応じた
電圧を出力するものとし、スイッチ24はNレンジとD
レンジとを検出してオン・オフするものとし、センサ2
5〜27は夫々回転数に対応したパルス信号を発するも
のとする。
第3図は第1図における動力伝達部を自動変速する変速
制御油圧回路で、オイル・ポンプ13、ライン圧調整弁
128、増圧弁129、トルク・コンバータ1、変速弁
130、第1ガバナー弁113、第2ガバナー弁114
.1−2シフト弁131.2−3シフト弁132、スロ
ットル減圧弁133、カット・ダウン弁134、セカン
ド・ロック弁135.2−3タイミング弁136、ソレ
ノイド・ダウン・シフト弁131、スロットル・バック
・アップ弁138、バキューム・スロットル弁139、
バキューム・ダイヤフラム140、フロント・クラッチ
104、リア・クラッチ105、セカンド・ブレーキ1
06、サーボ141、ロー・リバース・ブレーキ107
および油圧回路網よりなる。オイル・ポンプ13は原動
機によりクランクシャフト4aおよびトルク・コンバー
タ1のポンプ翼車3を介して駆動され、エンジン作動中
は常にリザーバ142からステレーナ143を通して有
害なゴミを除去した油を吸いあげライン圧回路144へ
送出する。
制御油圧回路で、オイル・ポンプ13、ライン圧調整弁
128、増圧弁129、トルク・コンバータ1、変速弁
130、第1ガバナー弁113、第2ガバナー弁114
.1−2シフト弁131.2−3シフト弁132、スロ
ットル減圧弁133、カット・ダウン弁134、セカン
ド・ロック弁135.2−3タイミング弁136、ソレ
ノイド・ダウン・シフト弁131、スロットル・バック
・アップ弁138、バキューム・スロットル弁139、
バキューム・ダイヤフラム140、フロント・クラッチ
104、リア・クラッチ105、セカンド・ブレーキ1
06、サーボ141、ロー・リバース・ブレーキ107
および油圧回路網よりなる。オイル・ポンプ13は原動
機によりクランクシャフト4aおよびトルク・コンバー
タ1のポンプ翼車3を介して駆動され、エンジン作動中
は常にリザーバ142からステレーナ143を通して有
害なゴミを除去した油を吸いあげライン圧回路144へ
送出する。
油はライン圧調整弁128によって所定の圧力に調整さ
れて作動油圧としてトルク・コンバータ1および選速弁
130へ送られる。ライン圧調整弁128はスプール1
12とばね173よりなり、スプール172にはばね1
73を介して回路165のスロットル圧と回路156の
ライン圧が作用し、スプール172の上方に回路144
からオリフィス175を通して作用するライン圧および
回路116から作用する圧力に対抗している。トルク・
コンバータ1の作動油圧は回路144からライン圧調整
弁128を経て回路145へ導入された油がトルク・コ
ンバータ1への通流後保圧弁146を開く時に・生じ、
該保圧弁によっである圧力以内に保たれている。ある圧
力以上では保圧弁146は開かれて油はさらに回路14
7から動力伝達機構の後部潤滑部に送られる。
れて作動油圧としてトルク・コンバータ1および選速弁
130へ送られる。ライン圧調整弁128はスプール1
12とばね173よりなり、スプール172にはばね1
73を介して回路165のスロットル圧と回路156の
ライン圧が作用し、スプール172の上方に回路144
からオリフィス175を通して作用するライン圧および
回路116から作用する圧力に対抗している。トルク・
コンバータ1の作動油圧は回路144からライン圧調整
弁128を経て回路145へ導入された油がトルク・コ
ンバータ1への通流後保圧弁146を開く時に・生じ、
該保圧弁によっである圧力以内に保たれている。ある圧
力以上では保圧弁146は開かれて油はさらに回路14
7から動力伝達機構の後部潤滑部に送られる。
この潤滑油圧が高すぎる時はリリーフ弁148が開いて
圧力は下げられる。一方動力伝達機構の前部潤滑部には
回路145から前部潤滑弁149を開いて潤滑油が供給
される。選速弁130は手動による流体方向切換弁で、
スプール150によって構成され、選速稈(図示せず)
にリンケージを介して結ばれ、各選速操作によってスプ
ール150が動いてライン圧回路144の圧送通路を切
換えるものである。第3図に示されている状態はN(中
立)位置にある場合でライン圧回路144はポートdお
よびeに開いている。第1ガバナー弁113および第2
ガバナー弁114は前進走行の時に発生したガバナー圧
により1−2シフト弁131、および2〜3シフト弁1
32を作動させて自動変速作用を行い、又ライン圧をも
制御するもので選速弁130がり、IIおよび■の各位
置にある時、油圧はライン圧回路144から選速弁13
0のポートCを経て第2ガバナー弁114に達し、車が
走行すれば第2ガバナー弁114によって調圧されたガ
バナー圧は回路157に送り出され第1ガバナー弁11
3に導入され、ある車速になると第1ガバナー弁113
のスプール117が移動して回路157は回路15Bと
導通してガバナー圧が発生し回路158よりガバナー圧
は1〜・−2シフト弁131.2−3シフト弁132お
よびカットダウン弁134の各端面に作用しこれらの合
弁を右方に押しつけているそれぞれのばねと釣合ってい
る。又、選速弁130のポートCから回路153、回路
161および回路162を経てセカンド・ブレーキ10
6を締めつけるサーボ141の締結側油圧室169に達
する油圧回路の途中に1−2シフト弁131とセカンド
・ロック弁135を別個に設は更に選速弁130のボ−
トbからセカンド・ロック弁135に達する回路152
を設ける。
圧力は下げられる。一方動力伝達機構の前部潤滑部には
回路145から前部潤滑弁149を開いて潤滑油が供給
される。選速弁130は手動による流体方向切換弁で、
スプール150によって構成され、選速稈(図示せず)
にリンケージを介して結ばれ、各選速操作によってスプ
ール150が動いてライン圧回路144の圧送通路を切
換えるものである。第3図に示されている状態はN(中
立)位置にある場合でライン圧回路144はポートdお
よびeに開いている。第1ガバナー弁113および第2
ガバナー弁114は前進走行の時に発生したガバナー圧
により1−2シフト弁131、および2〜3シフト弁1
32を作動させて自動変速作用を行い、又ライン圧をも
制御するもので選速弁130がり、IIおよび■の各位
置にある時、油圧はライン圧回路144から選速弁13
0のポートCを経て第2ガバナー弁114に達し、車が
走行すれば第2ガバナー弁114によって調圧されたガ
バナー圧は回路157に送り出され第1ガバナー弁11
3に導入され、ある車速になると第1ガバナー弁113
のスプール117が移動して回路157は回路15Bと
導通してガバナー圧が発生し回路158よりガバナー圧
は1〜・−2シフト弁131.2−3シフト弁132お
よびカットダウン弁134の各端面に作用しこれらの合
弁を右方に押しつけているそれぞれのばねと釣合ってい
る。又、選速弁130のポートCから回路153、回路
161および回路162を経てセカンド・ブレーキ10
6を締めつけるサーボ141の締結側油圧室169に達
する油圧回路の途中に1−2シフト弁131とセカンド
・ロック弁135を別個に設は更に選速弁130のボ−
トbからセカンド・ロック弁135に達する回路152
を設ける。
従って、選速桿21(第2図参照)をD位置に設定する
と、選速弁130のスプール150が動いてライン圧回
路144はポートa、bおよびCに通じる。
と、選速弁130のスプール150が動いてライン圧回
路144はポートa、bおよびCに通じる。
油圧はポートaからは回路151を通り一部はセカンド
・ロック弁135の下部に作用して、ばね179により
上に押付けられているスプール178がポートbから回
路152を経て作用している油圧によって下げられるこ
とにより導通している回路161および162が遮断さ
れないようにし、一部はオリフィス 166を経て回路
167から2−3シフト弁132に達し、ポートCから
は回路153を通り第2ガバナー弁114、リア・クラ
ッチ105(リア・クラッチ105へのライン圧供給路
153中に後述の本発明クリープ防止装置30を設ける
)および1−2シフト弁131に達して変速機は前進第
1速の状態になる。この状態で発進し、車速がある速度
になると回路158のガバナー圧により、ばね 159
によって右方に押付けられている1−2シフト弁131
のスプール160が左方に動いて前進第1速から第2速
への自動変速作用が行われ回路153と回路161が導
通し油圧はセカンド・ロック弁135を経て回路162
からサーボ141の締結側油圧室169に達し、セカン
ド・ブレーキ106を締結し、変速機は前進第2速の状
態になる。この場合、1−2シフト弁131は小型化し
ているため、変速点の速度は上昇することなく所要の速
度でスプール160は左方に動き前進1速から第2速へ
の自動変速用が行われる。更に車速か上がりある速度に
なると回路158のガバナー圧がばね163に打勝って
2−3シフト弁12のスプール164を左方へ押しつけ
て回路167と回路168が導通し、油圧は回路168
から一部はサーボ141の解放側油圧至1問に達してセ
カンド・ブレーキ106を解放し、一部はフロント・ク
ラッチ104に達してこれを締結し、変速機は前進第3
速の状態になる。選速桿を■(前進第2速固定)位置に
設定すると選速弁130のスプール150は動いてライ
ン圧回路144はポートb、cおよびdに通じる。油圧
はポートbおよびCからはDの場合と同じ場所に達し、
リア・クラッチ105を締結し、一方セカント・ロック
弁135の下部にはこの■の場合は油圧が来ていないた
めとスプール178の回路152に開いて油圧が作用す
る部分の上下のランドの面積は下の方が大きいため、セ
カンド・ロック弁135のスプール178はばね179
の力に抗して下に押し下げられて回路152と回路16
2が導通し、油圧はサーボ141の締結側油圧室169
に達しセカンド・ブレーキ106を締結し変速機は前進
第2速の状態になる。ポートdからは油圧は回路154
を通りソレノイド・ダウン・シフト弁137およびスロ
ットル・バック・アップ弁138に達する。選速弁13
0のポートaとライン圧回路144との間は断絶してい
て、回路151から2−3シフト弁132には油圧が達
していないため、セカンド・ブレーキ106の解放とフ
ロント・クラッチ104の締結は行われず変速機は前進
第3速の状態になることはなく、セカンド・ロック弁1
35は選速弁130と相俟って変速機を前進第2速の状
態に固定しておく働きをする。選速桿を■(前進第1速
固定)位置に設定するとライン圧回路144はポートc
、dおよびeに通じる。油圧はポートCおよびdからは
■の場合と同じ場所に達し、リア・クラッチ105を締
結し、ポートeからは回路155より1−2シフト弁1
31を経て、回路171から一部ロー・リバース・ブレ
ーキ107に達して、前進反力ブレーキとして働くロー
・リバース・ブレーキ107を締結し、変速機を前進第
1速の状態にし、一部は1−2シフト弁131の左側に
達してばね159と共にスプール160を右方に押しつ
けておくように作用し、前進第1速は固定される。
・ロック弁135の下部に作用して、ばね179により
上に押付けられているスプール178がポートbから回
路152を経て作用している油圧によって下げられるこ
とにより導通している回路161および162が遮断さ
れないようにし、一部はオリフィス 166を経て回路
167から2−3シフト弁132に達し、ポートCから
は回路153を通り第2ガバナー弁114、リア・クラ
ッチ105(リア・クラッチ105へのライン圧供給路
153中に後述の本発明クリープ防止装置30を設ける
)および1−2シフト弁131に達して変速機は前進第
1速の状態になる。この状態で発進し、車速がある速度
になると回路158のガバナー圧により、ばね 159
によって右方に押付けられている1−2シフト弁131
のスプール160が左方に動いて前進第1速から第2速
への自動変速作用が行われ回路153と回路161が導
通し油圧はセカンド・ロック弁135を経て回路162
からサーボ141の締結側油圧室169に達し、セカン
ド・ブレーキ106を締結し、変速機は前進第2速の状
態になる。この場合、1−2シフト弁131は小型化し
ているため、変速点の速度は上昇することなく所要の速
度でスプール160は左方に動き前進1速から第2速へ
の自動変速用が行われる。更に車速か上がりある速度に
なると回路158のガバナー圧がばね163に打勝って
2−3シフト弁12のスプール164を左方へ押しつけ
て回路167と回路168が導通し、油圧は回路168
から一部はサーボ141の解放側油圧至1問に達してセ
カンド・ブレーキ106を解放し、一部はフロント・ク
ラッチ104に達してこれを締結し、変速機は前進第3
速の状態になる。選速桿を■(前進第2速固定)位置に
設定すると選速弁130のスプール150は動いてライ
ン圧回路144はポートb、cおよびdに通じる。油圧
はポートbおよびCからはDの場合と同じ場所に達し、
リア・クラッチ105を締結し、一方セカント・ロック
弁135の下部にはこの■の場合は油圧が来ていないた
めとスプール178の回路152に開いて油圧が作用す
る部分の上下のランドの面積は下の方が大きいため、セ
カンド・ロック弁135のスプール178はばね179
の力に抗して下に押し下げられて回路152と回路16
2が導通し、油圧はサーボ141の締結側油圧室169
に達しセカンド・ブレーキ106を締結し変速機は前進
第2速の状態になる。ポートdからは油圧は回路154
を通りソレノイド・ダウン・シフト弁137およびスロ
ットル・バック・アップ弁138に達する。選速弁13
0のポートaとライン圧回路144との間は断絶してい
て、回路151から2−3シフト弁132には油圧が達
していないため、セカンド・ブレーキ106の解放とフ
ロント・クラッチ104の締結は行われず変速機は前進
第3速の状態になることはなく、セカンド・ロック弁1
35は選速弁130と相俟って変速機を前進第2速の状
態に固定しておく働きをする。選速桿を■(前進第1速
固定)位置に設定するとライン圧回路144はポートc
、dおよびeに通じる。油圧はポートCおよびdからは
■の場合と同じ場所に達し、リア・クラッチ105を締
結し、ポートeからは回路155より1−2シフト弁1
31を経て、回路171から一部ロー・リバース・ブレ
ーキ107に達して、前進反力ブレーキとして働くロー
・リバース・ブレーキ107を締結し、変速機を前進第
1速の状態にし、一部は1−2シフト弁131の左側に
達してばね159と共にスプール160を右方に押しつ
けておくように作用し、前進第1速は固定される。
次に本発明クリープ防止装置30を詳述するに、本発明
においては選速弁130を中立(N>位置から全ての前
進走行位置(D、Il、I>に切換える時ライン圧を供
給されるようになって締結する前進用摩擦要素(リア・
クラッチ)105へのライン圧供給路153中にクリー
プ防止用減圧弁31を挿入する。この減圧弁31はばね
31aで図中下向きに付勢されたスプール31bを具え
、ばね31aと反対のスプール31bの端面を室31c
に臨ませる。スプール31bは回路153を一切遮断す
ることのないものであるが、室31c内の制御圧Ps
に応じこれとばね31aとがバランスする位置にストロ
ークし、図中右半部位置の時回路153をドレンポート
31dに最大限通じさせて、該ドレンポート中のオリフ
ィス31eにより回路153内の圧力、即ちリア・クラ
ッチ105への供給圧を、これが締結直前の状態にされ
る値にするものとする。スプール31bが制御圧P8
の上昇により図中右半部位置から上昇するにつれ、回路
153及びドレンポート31dとの連通は漸減され、こ
れにより回路153内の圧力が漸増することによってリ
ア・クラッチ105は締結力を次第に増大し、スプール
31bが図中左半部位置になってドレンポート31dを
塞ぐ時、回路153内の圧力はライン圧となってリア・
クラッチ105を完全締結することができる。
においては選速弁130を中立(N>位置から全ての前
進走行位置(D、Il、I>に切換える時ライン圧を供
給されるようになって締結する前進用摩擦要素(リア・
クラッチ)105へのライン圧供給路153中にクリー
プ防止用減圧弁31を挿入する。この減圧弁31はばね
31aで図中下向きに付勢されたスプール31bを具え
、ばね31aと反対のスプール31bの端面を室31c
に臨ませる。スプール31bは回路153を一切遮断す
ることのないものであるが、室31c内の制御圧Ps
に応じこれとばね31aとがバランスする位置にストロ
ークし、図中右半部位置の時回路153をドレンポート
31dに最大限通じさせて、該ドレンポート中のオリフ
ィス31eにより回路153内の圧力、即ちリア・クラ
ッチ105への供給圧を、これが締結直前の状態にされ
る値にするものとする。スプール31bが制御圧P8
の上昇により図中右半部位置から上昇するにつれ、回路
153及びドレンポート31dとの連通は漸減され、こ
れにより回路153内の圧力が漸増することによってリ
ア・クラッチ105は締結力を次第に増大し、スプール
31bが図中左半部位置になってドレンポート31dを
塞ぐ時、回路153内の圧力はライン圧となってリア・
クラッチ105を完全締結することができる。
制御圧P8 を作り出すために、室31Cを、減圧弁3
1より選速弁130に近い回路153の部分に制御圧発
生回路32で接続し、この回路32中にオリフィス33
を挿入する。そして、オリフィス33より室31cに近
い回路32の部分にオリフィス34を経てドレンポート
35を接続し、オリフィス34にソレノイド36を対設
する。ソレノイド36は常態でプランジャ36aを図中
左半部に示す進出位置となしてオリフィス34を閉じて
おり、ソレノイド36の付勢時プランジャ36aが固在
半部に示す後退位置にされてオリフィス34をドレンポ
ート35に通じさせるものとする。なお、ソレノイド3
6はデユーティ制御によりオン・オフを繰り返され、1
周期に対するオン時間幅を大きくした大デユーティで、
回路32が長時間ドレンポート35に通じることから制
御圧P8 を低クシ、デユーティが小さくなるにつれ制
御圧P を漸増し、デユーティO%で制御圧P8を回路
153内のライン圧と同じ最高値にすることができる。
1より選速弁130に近い回路153の部分に制御圧発
生回路32で接続し、この回路32中にオリフィス33
を挿入する。そして、オリフィス33より室31cに近
い回路32の部分にオリフィス34を経てドレンポート
35を接続し、オリフィス34にソレノイド36を対設
する。ソレノイド36は常態でプランジャ36aを図中
左半部に示す進出位置となしてオリフィス34を閉じて
おり、ソレノイド36の付勢時プランジャ36aが固在
半部に示す後退位置にされてオリフィス34をドレンポ
ート35に通じさせるものとする。なお、ソレノイド3
6はデユーティ制御によりオン・オフを繰り返され、1
周期に対するオン時間幅を大きくした大デユーティで、
回路32が長時間ドレンポート35に通じることから制
御圧P8 を低クシ、デユーティが小さくなるにつれ制
御圧P を漸増し、デユーティO%で制御圧P8を回路
153内のライン圧と同じ最高値にすることができる。
ソレノイド36のデユーティ制御は第4図中のコントロ
ー540によってこれを行なう。第4図は前記自動変速
機(この図では第3図の油圧回路も含 □む全体を41
で、又第2図の動力伝達歯車列を42で夫々示す)のI
II要と共にコントローラ40を示す。
ー540によってこれを行なう。第4図は前記自動変速
機(この図では第3図の油圧回路も含 □む全体を41
で、又第2図の動力伝達歯車列を42で夫々示す)のI
II要と共にコントローラ40を示す。
コントローラ40は入出力回路を含む通常のマイクロコ
ンピュータで構成するが、第4図では機能別に、停車判
別部43と、回転差検出部44と、目標回転差設定部4
5と、比較部46と、II演算部41と、パルスデュー
ティ変換部48と、遅延部49とに大別して示した。
ンピュータで構成するが、第4図では機能別に、停車判
別部43と、回転差検出部44と、目標回転差設定部4
5と、比較部46と、II演算部41と、パルスデュー
ティ変換部48と、遅延部49とに大別して示した。
停車判別部43はアクセル開度信号5TH1選択レンジ
信号SL 1アウトプットシャフト回転数NOを夫々入
力され、選択レンジ(信号S、)がDレンジで、アウト
プットシャフト 112の回転数(信号No)が零付近
の車速零近辺で、且つアクセル開度(信号S TH)が
全開近辺の時、Dレンジでも発進の意志がない停車状態
と判別し、この場合クリープ防止を行なうべきPI演算
部47を作動させる。又それ以外で停車判別部43はP
I演算部47を作動させない。
信号SL 1アウトプットシャフト回転数NOを夫々入
力され、選択レンジ(信号S、)がDレンジで、アウト
プットシャフト 112の回転数(信号No)が零付近
の車速零近辺で、且つアクセル開度(信号S TH)が
全開近辺の時、Dレンジでも発進の意志がない停車状態
と判別し、この場合クリープ防止を行なうべきPI演算
部47を作動させる。又それ以外で停車判別部43はP
I演算部47を作動させない。
回転差検出8144はトルクコンバータ1の入出力回転
数NE 、 NTの差NE−NTからトルクコンバータ
の実トルク伝達容量を検出し、目標回転差設定部45は
クリープ防止上要求されるトルクコンバータ1の目標ト
ルク伝達容量に対応した目標回転差を設定する。
数NE 、 NTの差NE−NTからトルクコンバータ
の実トルク伝達容量を検出し、目標回転差設定部45は
クリープ防止上要求されるトルクコンバータ1の目標ト
ルク伝達容量に対応した目標回転差を設定する。
比較部46はこの目標回転差に対する実回転差N −N
Tの誤差ΔNをP・■演算部47に入力し、PI演算部
47は停車判別部43により前記の如く作動を指令され
る間、誤差ΔNに基づきPI演算を行なう。
Tの誤差ΔNをP・■演算部47に入力し、PI演算部
47は停車判別部43により前記の如く作動を指令され
る間、誤差ΔNに基づきPI演算を行なう。
パルスデューティ変換部48はPI演算値をこれに対応
したデユーティ比のパルス信号に変換し、このパルス信
号によりソレノイド36をデユーティ制御して減圧弁3
1を介し自動変速機41内におけるリア・クラッチ10
5(第2図及び第3図参照)を締結力制御する。
したデユーティ比のパルス信号に変換し、このパルス信
号によりソレノイド36をデユーティ制御して減圧弁3
1を介し自動変速機41内におけるリア・クラッチ10
5(第2図及び第3図参照)を締結力制御する。
遅延部49は通常この制御を一切妨げないが、信@SL
によりNレンジからDレンジへの切換えが有ったと判別
した場合に限り、このレンジ切換当初上記制御の開始を
遅らせる。
によりNレンジからDレンジへの切換えが有ったと判別
した場合に限り、このレンジ切換当初上記制御の開始を
遅らせる。
この目的のためコントローラ40は具体的には第5図の
制御プログラムを実行する。この制御プログラムは一定
時間へT毎にステップ50で繰返し開始され、先ずステ
ップ51において各種入力信号STH,SL 、NE、
NT 、 N oの読込みを行なう。
制御プログラムを実行する。この制御プログラムは一定
時間へT毎にステップ50で繰返し開始され、先ずステ
ップ51において各種入力信号STH,SL 、NE、
NT 、 N oの読込みを行なう。
次のステップ52では、アウトプットシャフト回転数(
車速)No及びアクセル開度STHから停車状態か否か
を判別する。この判別に当っては、回転数NOが微少設
定値、例えば1100pp以下で、且つアクセル開度S
THが微少設定値、例えば2度以下の時停車と見做し、
N O> ioorpm又はSTH>2度の場合は発進
又は走行中と判別する。
車速)No及びアクセル開度STHから停車状態か否か
を判別する。この判別に当っては、回転数NOが微少設
定値、例えば1100pp以下で、且つアクセル開度S
THが微少設定値、例えば2度以下の時停車と見做し、
N O> ioorpm又はSTH>2度の場合は発進
又は走行中と判別する。
停車中であれば、ステップ53へ制御を進め、ここで信
号SLから自動変速機(選速弁130)の選択レンジが
NかDかを判別fi、Dレンジであれば、ステップ54
において変速機状態判別フラッグFが1か0かを判別す
る。このフラッグFは後述するように自動変速機がNレ
ンジか、NレンジからDレンジへの切換後前記遅延のた
めの設定時間が経過していない場合0となり、この設定
時間が経過した後のDレンジで1になるものとする。フ
ラッグFが1である場合、つまりNレンジからDレンジ
への切換後上記設定時間が経過していれば、ステップ5
5においてトルクコンバータ入出力回転数NE 、 N
T の差NE−NT(t−ルクコンバータ1の実トルク
伝達容量)即ち実クリープトルクを演算すると共に、予
め記憶しであるクリープ防止上必要なトルクコンバータ
1の目標トルク伝達容量(目標クリープトルク)に対応
した目標回転差に対する実回転差NE −NT の誤差
ΔNも演算する。
号SLから自動変速機(選速弁130)の選択レンジが
NかDかを判別fi、Dレンジであれば、ステップ54
において変速機状態判別フラッグFが1か0かを判別す
る。このフラッグFは後述するように自動変速機がNレ
ンジか、NレンジからDレンジへの切換後前記遅延のた
めの設定時間が経過していない場合0となり、この設定
時間が経過した後のDレンジで1になるものとする。フ
ラッグFが1である場合、つまりNレンジからDレンジ
への切換後上記設定時間が経過していれば、ステップ5
5においてトルクコンバータ入出力回転数NE 、 N
T の差NE−NT(t−ルクコンバータ1の実トルク
伝達容量)即ち実クリープトルクを演算すると共に、予
め記憶しであるクリープ防止上必要なトルクコンバータ
1の目標トルク伝達容量(目標クリープトルク)に対応
した目標回転差に対する実回転差NE −NT の誤差
ΔNも演算する。
次のステップ56では誤差ΔNの大きさ及び極性に基づ
く比例(P)及び積分(I)演算を以下の如くに行なう
。即ち、今回の積分値をI (NEW)前回の積分値を
I(OLD)、積分定数をKi とすると、先ず 1 (NEW)=I (OLD) 十K・ ・ΔNによ
り今回の積分値I (NEW)をめ、次にこの積分値と
、比例定数5及び誤差ΔNとからPI演算値= I (
’N E W ) + Kp ・ΔNにより今回のPI
演算値をめる。
く比例(P)及び積分(I)演算を以下の如くに行なう
。即ち、今回の積分値をI (NEW)前回の積分値を
I(OLD)、積分定数をKi とすると、先ず 1 (NEW)=I (OLD) 十K・ ・ΔNによ
り今回の積分値I (NEW)をめ、次にこの積分値と
、比例定数5及び誤差ΔNとからPI演算値= I (
’N E W ) + Kp ・ΔNにより今回のPI
演算値をめる。
次にステップ51において出力レジスタ内における前回
のPI演算値を当該今回のPI演算値に更新し、更新演
算値を次のステップ58においてパルスデューティに変
換した後、ステップ59において制御を完了する。上記
パルス信号はそのデユーティ比でソレノイド36を駆動
するが、このデユーティ比が誤差ΔNに積分定数Ki
及び比例定数Kpを乗じた量づつ、誤差ΔNを零に付近
けるよう変更されるから、Dレンジでの停車中リア・ク
ラッチ105の締結力制御によりトルクコンバータ1の
入出力回転差、つまり実トルク伝達容量(実クリープト
ルク)をクリープ防止上要求される目標回転差(目標ト
ルク伝達容量)、つまり目標クリープトルクに保って、
クリープを防止できる。
のPI演算値を当該今回のPI演算値に更新し、更新演
算値を次のステップ58においてパルスデューティに変
換した後、ステップ59において制御を完了する。上記
パルス信号はそのデユーティ比でソレノイド36を駆動
するが、このデユーティ比が誤差ΔNに積分定数Ki
及び比例定数Kpを乗じた量づつ、誤差ΔNを零に付近
けるよう変更されるから、Dレンジでの停車中リア・ク
ラッチ105の締結力制御によりトルクコンバータ1の
入出力回転差、つまり実トルク伝達容量(実クリープト
ルク)をクリープ防止上要求される目標回転差(目標ト
ルク伝達容量)、つまり目標クリープトルクに保って、
クリープを防止できる。
なおりレンジからNレンジへの切換時、ステップ53は
ステップ54〜56をスキップし、ステップ6゜で前記
フラッグFをOにリセットした後ステップ57を選択す
るようになり、ステップ57はNレンジへの切換直前に
おけるPI演算部を保持する。従゛って、次のNレンジ
からDレンジへの切換時は後述の如く設定時間経過後の
当初から妥当な当該保持演算値をもってクリープ防止制
御が再開され、この制御再開当初においてクリープ防止
が不完全になるのを防止できる。
ステップ54〜56をスキップし、ステップ6゜で前記
フラッグFをOにリセットした後ステップ57を選択す
るようになり、ステップ57はNレンジへの切換直前に
おけるPI演算部を保持する。従゛って、次のNレンジ
からDレンジへの切換時は後述の如く設定時間経過後の
当初から妥当な当該保持演算値をもってクリープ防止制
御が再開され、この制御再開当初においてクリープ防止
が不完全になるのを防止できる。
このようにF=Oになった後N−+Dレンジ切換えがあ
ると、ステップ53はステップ54を、次にステップ5
4はステップ61を選択する。ステップ61では当該レ
ンジ切換後設定時間(例えば1秒)が経過したか否かを
判別する。設定時間が経過していなければ制御はステッ
プ57〜59へと進み、設定時間が経過すると、ステッ
プ62で前記フラッグFを1セツトした後制御をステッ
プ51〜59へと進める。
ると、ステップ53はステップ54を、次にステップ5
4はステップ61を選択する。ステップ61では当該レ
ンジ切換後設定時間(例えば1秒)が経過したか否かを
判別する。設定時間が経過していなければ制御はステッ
プ57〜59へと進み、設定時間が経過すると、ステッ
プ62で前記フラッグFを1セツトした後制御をステッ
プ51〜59へと進める。
従ってN−+Dレンジ切換後当初上記の設定時間中は、
ステップ57で最後に更新された過去のPI演算値を基
にクリープトルク制御が実行され、ステップ56の前記
PI演算を中止しておくことができる。これがため当該
レンジ切換当初、回路153に前述の如く出力されるラ
イン圧が不安定でもクリープトルク制御が不安定になる
ことはない。
ステップ57で最後に更新された過去のPI演算値を基
にクリープトルク制御が実行され、ステップ56の前記
PI演算を中止しておくことができる。これがため当該
レンジ切換当初、回路153に前述の如く出力されるラ
イン圧が不安定でもクリープトルク制御が不安定になる
ことはない。
そして、設定時間経過後はステップ62でフラッグFが
1にセットされるから、ステップ54はステップ55〜
59を順次選択し、クリープトルクを前記PI制御(フ
ィードバック制御)の開始により目標値に保つことがで
きる。
1にセットされるから、ステップ54はステップ55〜
59を順次選択し、クリープトルクを前記PI制御(フ
ィードバック制御)の開始により目標値に保つことがで
きる。
つまり、N−Dレンジ切換当初回路153内のライン圧
が不安定な時は上記フィードバック制御の開始を遅らせ
て制御が不安定になるのを防止し、その後にこのフィー
ドバック制御を実行することができる。
が不安定な時は上記フィードバック制御の開始を遅らせ
て制御が不安定になるのを防止し、その後にこのフィー
ドバック制御を実行することができる。
又、ステップ52において停車中でないと判別した場合
、制御はステップ63に進み、出力レジスタをOに更新
する。出力レジスタ=0はステップ58において変換す
るパルスデューティを0%にし、かくてこの場合ソレノ
イド36は減圧弁31をスプール31bが第3図中左半
部位置にされた状態に保つ。
、制御はステップ63に進み、出力レジスタをOに更新
する。出力レジスタ=0はステップ58において変換す
るパルスデューティを0%にし、かくてこの場合ソレノ
イド36は減圧弁31をスプール31bが第3図中左半
部位置にされた状態に保つ。
従って、リア・クラッチ105は完全締結状態に保たれ
、走行中リア・クラッチ105による動力伝達を可能に
する。
、走行中リア・クラッチ105による動力伝達を可能に
する。
なお、リア・クラッチ105がクリープ防止のため締結
力制御されている状態より完全締結状態へと移行する発
進時は、ステップ63において出力をいきなりOとせず
、時間の関数として変化させれば、滑らかな発進が実現
されることは勿論である。
力制御されている状態より完全締結状態へと移行する発
進時は、ステップ63において出力をいきなりOとせず
、時間の関数として変化させれば、滑らかな発進が実現
されることは勿論である。
第6図はコントローラ40が実行する制御プログラムの
他の例を示し、遅延制御を上述の例のように設定時間に
よって行なう代りに、トルクコンバータの入力回転数N
F又は出力回転数NT がいかなるものかによって実行
するようになしたものである。第5図との相違点のみに
ついて説明すると、ステップ60の実行後ステップ64
において、Nレンジ選択中の入力回転数Nオ又は出力回
転数NTNを読込む。又、第5図中のステップ61の代
りにステップ65を設定し、ここで入力回転数NE又は
出力回転数NTがN□又はN、Nから設定値以上低下し
、つまりNEN=NE ≧設定値又はN’I’N−N’
l’ ≧設定値で、且つN。又はNTが安定状態に達し
たか、つまりN 又はN、の前回読込値と、今回読込値
との差が継続して所定値以内にあるか否かにより、回路
153内のライン圧が安定状態に達したか否かを判別す
る。そうであれば、ステップ62においてフラッグFを
1にセットした後、又そうでなければそのままステップ
59において制御を終了する。
他の例を示し、遅延制御を上述の例のように設定時間に
よって行なう代りに、トルクコンバータの入力回転数N
F又は出力回転数NT がいかなるものかによって実行
するようになしたものである。第5図との相違点のみに
ついて説明すると、ステップ60の実行後ステップ64
において、Nレンジ選択中の入力回転数Nオ又は出力回
転数NTNを読込む。又、第5図中のステップ61の代
りにステップ65を設定し、ここで入力回転数NE又は
出力回転数NTがN□又はN、Nから設定値以上低下し
、つまりNEN=NE ≧設定値又はN’I’N−N’
l’ ≧設定値で、且つN。又はNTが安定状態に達し
たか、つまりN 又はN、の前回読込値と、今回読込値
との差が継続して所定値以内にあるか否かにより、回路
153内のライン圧が安定状態に達したか否かを判別す
る。そうであれば、ステップ62においてフラッグFを
1にセットした後、又そうでなければそのままステップ
59において制御を終了する。
かくて本例では、N−)Dレンジ切換当初回路153内
のライン圧が安定するまでの間、ステップ55.56に
よるクリープトルクのフィードバック制御の開始は勿論
のこと、ステップ57.58による過去のPI演算値に
基づくクリープトルク制御をも行なわずに、前述したと
同様の目的を達成することができる。
のライン圧が安定するまでの間、ステップ55.56に
よるクリープトルクのフィードバック制御の開始は勿論
のこと、ステップ57.58による過去のPI演算値に
基づくクリープトルク制御をも行なわずに、前述したと
同様の目的を達成することができる。
(6)発明の効果
かくして本発明クリープ防止装置は上述の如く、中立レ
ンジから走行レンジに切換えた当初クリープトルク制御
手段の作動回路を、これが安定した作動を行ない得るよ
うになるまで遅らせる構成にしたから、当該レンジ切換
当初クリープトルクが目標値より大きくなってクリープ
を防止しきれなくなったり、クリープトルクが目標値よ
り小さくて前記エンジンの空吹けによる発進ショックが
生じたりする制御の不安定状態を防止することができる
。
ンジから走行レンジに切換えた当初クリープトルク制御
手段の作動回路を、これが安定した作動を行ない得るよ
うになるまで遅らせる構成にしたから、当該レンジ切換
当初クリープトルクが目標値より大きくなってクリープ
を防止しきれなくなったり、クリープトルクが目標値よ
り小さくて前記エンジンの空吹けによる発進ショックが
生じたりする制御の不安定状態を防止することができる
。
第1図は本発明クリープ装置の概念図、第2図は本発明
クリープ防止装置を具えた自動変速機の動力伝達部を示
すスケルトン図、第3図は同自動変速機の変速制御油圧
回路図、第4図は本発明装置のクリープ防止制御回路を
示す機能別ブロック線図、 第5図は同回路の制御プログラムを示すフローチャート
、 M6図は制御プログラムの他の例を示すフローチャート
である。 1・・・トルクコンバータ 4・・・エンジン 7・・・インプットシャフト20・
・・アクセルペダル 21・・・選速桿23・・・アク
セル開度センサ 24・・・レンジスイッチ 25・・・エンジン回転数
センサ26・・・タービン回転数センサ 27・・・アウトプットシャフト回転数センサ30・・
・クリープ防止装置 31・・・減圧弁 32・・・制御圧回路33.34・
・・オリフィス 35・・・ドレンポート36・・・ソ
レノイド 40・・・クリープ防止用コントローラ43・・・停車
判別部 44・・・回転差検出部45・・・目標回転差
設定部 46・・・比較部 47・・・PI演算部48・・・パ
ルスデューティ変換部 49・・・遅延部 105・・・リア・クラッチ112
・・・アウトプットシャフト 130・・・選速弁 153・・・リア・クラッチ圧回路 特許出願人 日産自動車株式会社
クリープ防止装置を具えた自動変速機の動力伝達部を示
すスケルトン図、第3図は同自動変速機の変速制御油圧
回路図、第4図は本発明装置のクリープ防止制御回路を
示す機能別ブロック線図、 第5図は同回路の制御プログラムを示すフローチャート
、 M6図は制御プログラムの他の例を示すフローチャート
である。 1・・・トルクコンバータ 4・・・エンジン 7・・・インプットシャフト20・
・・アクセルペダル 21・・・選速桿23・・・アク
セル開度センサ 24・・・レンジスイッチ 25・・・エンジン回転数
センサ26・・・タービン回転数センサ 27・・・アウトプットシャフト回転数センサ30・・
・クリープ防止装置 31・・・減圧弁 32・・・制御圧回路33.34・
・・オリフィス 35・・・ドレンポート36・・・ソ
レノイド 40・・・クリープ防止用コントローラ43・・・停車
判別部 44・・・回転差検出部45・・・目標回転差
設定部 46・・・比較部 47・・・PI演算部48・・・パ
ルスデューティ変換部 49・・・遅延部 105・・・リア・クラッチ112
・・・アウトプットシャフト 130・・・選速弁 153・・・リア・クラッチ圧回路 特許出願人 日産自動車株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、自動変速機を具え、該自動変速機の動力伝達不能な
中立レンジで非作動にされ、動力伝達可能な走行レンジ
での停車中自動変速機のクリープトルクをクリープ防止
上必要な目標値に保つクリープトルク制御手段を設けた
自動変速機搭載車両において、中立レンジのから走行レ
ンジへの切換えを検出するレンジ切換検出手段と、該レ
ンジ切換時前記クリープトルク制御手段の作動開始を遅
らせる遅延手段とを設けてなることを特徴とする自動変
速機搭載車両のクリープ防止装置。 2、前記遅延手段は、前記レンジ切換後設定時間だけク
リープトルク制御手段の作動を遅らせるものである特許
請求の範囲第1項記載の自動変速機搭載車両のクリープ
防止装置。 3、前記遅延手段は、前記レンジ切換後自動変速機内の
トルクコンバータが所定の入力回転数又は出力回転数に
なるまでクリープトルク制御手段の作動を遅らせるもの
である特許請求の範囲第1項記載の自動変速機搭載車両
のクリープ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9419984A JPS60237253A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 自動変速機搭載車両のクリ−プ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9419984A JPS60237253A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 自動変速機搭載車両のクリ−プ防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60237253A true JPS60237253A (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=14103624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9419984A Pending JPS60237253A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 自動変速機搭載車両のクリ−プ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60237253A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107575570A (zh) * | 2017-09-06 | 2018-01-12 | 中国第汽车股份有限公司 | 一种双离合器自动变速器爬行抖动控制方法 |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP9419984A patent/JPS60237253A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107575570A (zh) * | 2017-09-06 | 2018-01-12 | 中国第汽车股份有限公司 | 一种双离合器自动变速器爬行抖动控制方法 |
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