JPS60236681A - 電気かみそり - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は電気かみそりの内部にたまったひけ屑を排出さ
せる機構に関する。

〔背景技術〕

従来より、電−気かみそりのひげ屑排出、機構は種々提
供されている。このうち、代表的なものとしては、刃取
付台の外周面の一部にひげ屑排出口を設け、掃除用リン
グの一部にもひげ屑排出口を設け、掃除用り：／ジを回
して刃取付台と掃除用リンクの各々のひげ屑排出口を合
せてひけ屑を排出し、掃除用リンクを回してひげ屑排出
口を閉じるようにしていた。このため、構造上ひげ屑排
出口の開口面積が制限され（理論上＃ｉ５０％を超える
とひげ屑排出口を閉じることができないといえるが、強
度その他の問題より開口率は実際には極めて小さくなる
。）、効率よくひげ屑の掃除をすることができなかった
。しかも、掃除用リンクのひげ屑排出口のため外観も悪
かった。また、外刃う０ツクを軸方向にスライドさせて
ひげ屑排出口を開閉するよう圧したものもあったが、外
刃ブロックに手がかかり、外刃を損傷する恐れがあった
。

〔発明の目的〕

本発明は斜上の従来例の欠点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところはひげ屑排出口の開口面積、
開口数を大きくする等して開口率を充分にとることがで
き、効率よくひげ屑の掃除を行なえ、しかも外刃の損傷
のおそれも少ない電気かみそりを提供するにある。

〔発明の開示〕

木・発明の電気かみそりは、外刃（１）と内刃（２）と
を備えた電気かみそりにおいて、外刃口）を取付ける刃
取付台（３）にひげ屑排出口（４）を開口し、刃取付台
（３′）の外面を掃除用リンク（５）によって囲み、掃
除用リンク（５）をひげ屑排出口（４）開口状態とひげ
屑排出口（４）閉塞状態との間で外刃１１）及び内刃（
２）の軸方向に移動自在となるようにして成ることを特
徴とするものであり、これによって上記目的を達成でき
るに至った。

以下、本発明の実施例を添付図により詳述する。（６）
はかみそり本体であり、八つリンク（１４）及び下カバ
ー（ＩＩｌｉ）、下カバー０６）着脱用のタイセル（１
６）、スイッチ０７）、電池等の内部構成部品（図示せ
ず）よりなっている。かみそり本体（６）の上部には第
３図に示すようにモータ（ｌ均等が組込まれている。即
ち、七−夕軸部（＋９１に一密閉（防水）用のＭ型シー
ル材−を挿着し、このモータ軸部（ＩＣ４をモータ取付
台（Ｉｔ）の通孔（２］１に押通させて℃−タ（Ｉ呻を
モータ取付台（川下面にフック（図示せず）等により固
定し、この七−タ取付台（Ｕ）のフラン、７”　（２ｚ
Ｉの縁を密閉（防水）用のｊムリング（２）を介してハ
ウリンクθ４）の上端開口内に嵌め、モータ取付台（１
１）をねじ（２４）によってハウリンク０４）に固定し
である。（３）は外刃（１）を螺着させるための刃取付
台、（５）は刃取付台（３）外周面を囲続する掃除用リ
ングであり、刃取付台（３）は外周に掃除用リンク（６
）を嵌着させられた後、ヒス（２５１でモー□ 夕取付台（１１）に固定される。更に、モータ軸部−に
は継手（２ｔｉｌを圧入して継手（２６１に内刃（２）
を取付けられでおり、刃取付台（３）には外刃（１）が
螺着されている。不使用時には外刃ｆｌｌＯ上に刃保護
士セップ（１３１を被せられるようになっており、刃保
Ｕ＋ｔ−ツづｏ３）′内周の爪ｔ２ηを外刃ｆｔｌ外周
のリング溝（２８１に嵌着させている。

第６図及び第７図に示すように、刃取付台（３）の内周
には外刃ｆｔｌを取付けるためのねじ部＜２９１が設け
られ、上端外周には鍔部（９）が突出され、刃取付台　
“（３）の外周には横長孔状の複数個のひげ屑排出口（
４）が開口され、またひげ屑排出口（４）間においては
外周面の周方向に対して傾斜した（望ましくは傾斜角度
α＝１５°〜３０°）傾斜溝（７）を刻設してあり、傾
斜溝（７）の下端は下端面に開口した水平な下ストレー
ト部（３０）に連通し、傾斜溝（７）の上端は鍔部（９
）の下に鍔部（９）に沿って水平に設けられた上ストレ
ート部（３１１に連通してい暮。更に、刃取付台（３）
の外周面上部と下部には夫々上クリックボスｅｌｚと下
クリックボス關を傾斜溝（７）と同じピッチで設けであ
る。一方、掃除用リング（６）の外周には滑り止め凹凸
部□□□を設け、その上端にはリング突起（３！０を突
設し、掃除用リング（５）の内周面下端には突起（８）
とがたつき防止用のりづ（１０）を内向きに突設しであ
る。更に、掃除用リンク（６）の内周面下端には周囲に
スリット溝（財）を入れて弾性を持たせた弾性片口ηを
設け、弾性片（３ηに略三角形のクリック突起−を突設
しである。そして、組立て時に突起（８）を下ストレー
ト部（至）内に納めるようにして突起（８）を傾斜溝（
７）内にスライド自在に嵌合させ、刃取付台゛（３）を
前記の如くモータ取付台（１１）に固定しである。しか
して、通常の状態では第４図に示すように、掃除用リン
グ（５）は下面がハウジング（１４）の端面に当接した
ところで止まって引っ込んでおり、突起（８）け下ス韮
し−ト部（３（ｌｌ内に位置し、クリック突起（３８１
ハ下クリツクボス峙を弾性的に乗り越えてｂで掃除用リ
ング（５）が不用意に動かないようになっている。この
状態で刃取付台（３）外周と掃除用り一、Ｊジ（５）内
周との間には間隙（ｔＸ）が生じているが、この間隙Ｑ
９はハウジンクθ４）の端面と鍔部（９）とによって塞
がれており、掃除用リンク（５）の外にひげ屑がこぼれ
ることがないようになっている。ひげ屑の掃除を行なう
場合には、掃除用リンク（５）を少し力を入れて回すと
クリック突起β８が下クリックボス（至）をクリックし
ながら弾性的に乗り越えて掃除用リング（５）がフリー
となり、更に掃除用リング（５）を回すと突起（８）が
傾斜溝（７）内をカイトされて移動することによって掃
除用り、７ジ（６）が突出する。このとき、りづ（ｌＯ
）の内面が刃取付台（３）内面に摺接すると共に鍔部（
９）が掃除用リンク（５）内周面に摺接することによっ
て掃除用リング（５）ががたつきなく動くものである。

又、掃除用す□ンク（５）゛が上昇するに伴って刃保護
十ＰツブＯ場も押し上げられて刃保護士セツ″ｊ０３）
が外刃（すから自然に外れる。掃除用リンク（５）が上
昇して突起（８）が上ストレート部（３１１内に至ると
突起（８）が鍔部（９）下面に当たって止まり、少し力
を加えて掃除用リンク（５）を回すと突起（８）が上ス
トレート部（３１＋内を移動しながらクリック突起−が
第５図のように上クリックポス（３ｚをクリックしなが
ら乗り越え、掃除用リング（５）が戻らないようにロッ
クする。

この状態で第１５図に示すように刃取付台（３）部分ま
でを水中に浸け、スイッチ０７）を入れて内刃（２）を
回転させると水流が生じてひげ屑が水流と共にひげ屑排
出口（４）から放流されてきれいに水洗いをされるので
ある。洗浄後は掃除用リンク（５）の逆動作により元の
状態に戻せば良い。

また、第２図はひけ屑洗浄時における外刃ｉｌ＋の保護
機構を表わしている。即ち、ひけ屑を掃除するとき忙、
電気かみそりを落したりすると、最も外刃（１）を破損
し易いので、掃除用リンク（６）を−、突出させたとき
にはその先端面が外刃１１）の頂点イよりもδだ吋突出
し、外刃（ｒｌを保護するようにしだものである。又、
第９図には外刃ｍを落下や保管時に保護する他の構造を
示してあり、電気かみそりの刃取付台（３）部分をかみ
そり本体に対して略り字状に屈ｉさせ、掃除用リンク（
５）を突出させであるときには屈曲側（内側）において
かみそり□本体（６）′の下端と掃除用リング（５）の
先端とを、結ぶ仮想線（０）′よりも外刃゛（１）がδ
′だけ引っ込んでいるようにしである。そして、第９図
のように水洗後かみそり本体（６）や刃部の水切りを行
なうときにも下に向けられた′外刃ｆｉｌを傷めること
なく行なえるのである又、前記掃除用リン／）（６１の
リング突起（至）をｊム等の弾性体で一体成形等により
取付けであると、掃除用ジンク（５）の回動操、作詩の
滑り止めとなった　゛す、感触をよくしたりすることが
できる。尚、図示例で＃′ｉ３箇所にひげ屑排出口（４
）を開口しであるが、■！郊外−面に亘って開口する□
ことも可能である。傾斜溝（））の傾斜角度は上述の如
くα＝１５゜〜３０°となっているが、これは傾斜角度
αが小さいとひげ屑ｉ［出口（４）を開成するために回
す回転角が大きくなって使いにくくなり、逆に傾斜角度
αが大きいと上下ストレート翰Ｓ（ト）；３１）と傾斜
溝（７）との間（の交差部）での角度変化カー′急、激
になり、掃除用リンク（５）が２段クリックに感じたり
、操作力が固くなったりするという問題力玉あるためで
ある第１０図乃至第１４図に示すものは本発明の他例で
あり、掃除用リング（５）をストレートに操作するよう
にしたものである。刃取付台（３）には第１２図及び第
１３図に示すようにひけ屑ＩＩ出口（４）力（開口され
、ひげ屑排出口（４）の間において上下方向に段の付い
たクリック用山部国が形成され、り１ノ・νり用山部＠
旬の両側にはクリック用山部イ９）よりも高いガイド条
部（４０）が上下方向に突出させられている。一方、掃
除用リンク（５）内周の弾性片いηにはり１ノツク突起
（ハ）が突設されている。しかして、掃除用リンク（５
）は刃取付台ｔｅｌ外周に嵌合され、り１ノ・νり突起
（ハ）がガイドル条部１４Ｉ局に納められてり１ノ・）
り突起＠囮がガイド条部顛間に規制されて掃除用１ノン
ジ（５）が回転阻止されており、掃除用リンク（５）は
り１ノツク突起（至）がクリック用山部＠９）を弾性的
に越えることによってクリックしながら掃除用リンク（
５）がスライドするようになっている。更に、へウジン
クθ荀の端面と掃除用リンク（５）との間にはばね体（
ｌ匂が介在させられている。しかして、掃除用リンク（
５）を少し押すとばね休０２）の弾性力によって掃除用
リング（５）が自動的に突出させられてひげ屑排出口（
４）が開き、逆にひげ屑排出口（４）を閉じる場合には
ばね体（１２）の弾発力に抗して掃除用リンク（５）を
押して引っ込めれば良い。尚、この実施例ではばね体（
Ｉ２）によって掃除用リンク（６）を突出方向へ付勢さ
せたが、掃除用リンク（５）を引っ込める方向へ付勢す
るようにばね休（１２＋を取付け、掃除用リンク（５）
の復帰を簡易にするようにしてもよい。。

第１６図乃至第１８図に示すものは本発明の更に他例で
あり、往復式電気かみそりの場合を示してあり、ハウジ
ンクθ荀と一体となった刃り、（ｖ１台（３）の側面に
ひげ屑排出口（４）を開口し、このひげ屑排出口（４）
に蓋状の掃除用リンク（６）を上下スライド自在に取付
けてあり、掃除用リング（５）を上方へスライドさせて
ひげ屑排出口（４）を開くと同時に刃保護十ヤップ（１
３１も押されて外刃（１）から自動的に外れるようにし
だものである。

〔発明の効果〕

本発明は叙述の如く構成されているから、刃取付台に開
口されるひげ屑排出口の開口率（開口面積）に制限を受
けず、大きなひげ屑排出口を設けることができてひけ屑
の掃除もスムーズに行なえるものであり、しかも掃除用
リンクにはひげ屑排出口を設ける必要がないので外観的
にも優れ、汚れに＜＜、また操作時には外刃に触れるこ
となく、掃除用リンクのみで操作でき、外刃を損傷する
おそれもなく、手を汚すこＬもな′いという利点がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例における掃除用リ
ンク引込み時及び突出時の斜視図、第３図Ｆｉ第１図の
Ｘ−Ｘ断面図、第４図、及び第５図は同上の作用説明の
ための一部破断した平面図、第６図は同上の刃取付台の
斜視図、第７図は同上の刃数イ」台の外ｎ面の展開図、
・第８図は同上の掃除用リンクの斜視図、第９図は本発
明の他例を示す側面図、第１０図及び第１１図は本発明
の丈に他例を示す作用説明のだめの一部破断した平面図
、第１２図は同上の刃数、、付台の斜視図、第１３図は
同上の刃取付台の外周面の展開図、第１４図は同上の掃
除用リンクの斜視図、第１５図は同上のひげ屑洗浄時の
様子を示す側面図、第１６図及び第１７図は本発明の丈
に他例を示す斜視図、第１８図は同上の一部破断した正
面図である。 ＋ｌ）・・・外刃、（２）・・・内刃、（３）・・・刃
取付台、（４）・・・ひけ屑排出口、ｔｉｌ・・・掃除
用リンク。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第２図 第３図 第１２図 第１５図 手続補正書（自発） 昭和５９年　７月３０日 ２、発　明の名称 電気かみそり ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 性　所　大阪府門真市大字門真１０４８番地名　称　（
５８３）松下電工株式会社 代表者小　林　郁 ４、代理人 ５、補正命令の日付 自　発 訂　正　書 願書番号　特願昭５９−９５２５９号 １、明細書第７頁第３行〜第４行、同上同頁第１６行〜
第１７行及び同上第８頁第２行〜第３行の［下ストレー
ト部（３０）Ｊを［下ストレート部（３１）Ｊに訂正致
します。 ２、同上第７頁第５行〜第６行及び同上第９頁第５行の
［上ストレート部（３１）Ｊを［上ストレート部（３０
）Ｊに訂正致します。 ３、添付図面の第４図、第１０図及び第１１図を別紙の
通り訂正致します。 代理人　弁理士　石　１）長　七

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１．）外刃と内刃とを備えた電気かみそりにおいて、
   外刃を取付ける刃取付台にひげ屑排出口を開口し、刃取
   付台の外面を掃除用リングによって囲み、掃除用リング
   をひげ屑排出ロ開ロ状態とひげ屑排出口閉塞状態との間
   で外刃及び内刃の軸方向に移動自在となるようにして成
   ることを特徴とする電気かみそり。 （２）ひげ屑排出口を開口した状態において、掃除用リ
   ングが外刃の頂点よりも突出するようにして成ることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電気かみそり。 （８）かみそり本体の上端部に設けた刃取付台部分をか
   みそり本体に対して略り字状に屈曲させ、−掃除用リン
   クを外刃の頂点方向に移動させてひげ屑排出口を開口し
   た状態において、屈曲側においてかみそり本体下端と掃
   除用リンクとを結ぶ仮想線よりも引込んだ位置に外刃を
   配置して成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の電気かみそり。 （４）掃除用リングは回動することにより外刃及び内刃
   の軸方向に移動するように構成されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の電気かみそり。　、 ｆｉ＋刃取付台の外周面に周方向に対して傾斜した傾斜
   溝を設け、掃除用リンク内周に突出させた突起を上記傾
   斜溝に摺動自在に鉄台させて掃除用リングの回転によっ
   て掃除用り、７ジが外刃及び内刃の軸方向に移動するよ
   うにして成ることを特徴とする特許請求の範囲第４項記
   載の電気かみそり。 （６）刃取付台に形成された傾斜溝の傾斜角度を周方向
   に対して１５°〜３０°として成ることを特徴とする特
   Ｆｆｆ請求の範囲第５項記載の電気かみそり。 （７）刃取付台の上端部外周に鍔部を突出させ、掃除用
   り？７グがひげ屑排出ロ開ロ時と閉塞時とにおいて夫々
   上記鍔部もしくはかみそり本体の端面に当接して位置決
   め停止させられるようにして成ることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の電気かみそり。 （８）掃除用リングをばね体を介してかみそり本体に取
   付けて成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の電気かみそり。 （９）外刃を覆う刃保護士ヤッづを掃除用リンクに当接
   させ、掃除用リングをスライドさせることによって刃保
   護士ヤップを外せるようにして成ることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の電気かみそり。