JPS60236393A - 再生信号処理回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は再生信号処理回路に関し、特に、昭和５７年
３月２５日のテレビジョン学会技術報告において発表さ
れた電子カメラなどによって磁気ディスク等の情報記録
媒体に記録された映像信号を再生する再生装置において
、ドロップアウトによる再生映像信号の異常を補正する
ことができる再生信号処理回路に関するものである。

［従来技術］ 第１図は、従来の再生信号処理回路によって処理される
画像情報を発生する＠置の一例として電子カメラの記録
回路の電気的構成を示ｔｍ略ブロック図である。

まず、第１図を参照して電子カメラの記録回路の構成に
ついて説明する。光学レンズ１で捉えた電子カメラの被
写体く図示せず）の光学像は、チューブ式または半導体
を用いた固体撮像素子である光電変換素子２上に結像さ
れる。この入力してくる光信号は光電変換素子２によっ
て電気信号に変換され、マトリクス回路３に与えられる
。さらにマトリクス回路３は、この電気信号をテレビジ
ョン信号の白黒の映像信号成分であるＹ信号と、２種類
の色差信号Ｒ−Ｙおよび８−Ｙとに変換する。モしてＹ
信号は第１のＦＭｌｌＩ器４によってＦＭ変調された後
、加算６７の一方の入力端子に与えられる。一方、２種
類の色差信号Ｒ−ＹおよびＢ−Ｙはそれぞれスイッチ回
路５の２つの入力端子に与えられる。スイッチ回路５は
、１水平走査期間ごとに交互に一方の入力信号を選択し
て出力するように切換ねるスイッチ回路である。スイッ
チ回路５で選択された色差信号は、第２のＦＭ変調器６
によってＦＭ変調された後、加算器７の他方の入力端子
に与えられる。次に、加算器７においては、第１のＦＭ
変調器４の出力であるＹ信号と、第２のＦＭ変調器６の
出力である色信号とが周波数多重されて記録用磁気ヘッ
ド８を介して磁気ディスク９上に磁気記録される。

第２図は、第１図に示した電子カメラの記録回路の動作
を説明するための図である。

次に、第２図を参照して第１図に示した電子カメラの記
録回路の動作について説明する。第２図＜ａ　）は、第
１図のマトリクス回路３から出力さ　□れる白黒の映像
信号であるＹ信号を示し、第２図（ｂ）は、同じくマト
リクス回路３から出力され゛る色差信号Ｒ−Ｙを示し、
第２図（Ｃ）は、同じくマトリクス回路３から出力され
る色差信号Ｂ−Ｙを示している。第２図（ａ）ないしく
（ｉ　）に示す白黒の映像信号および色差信号はそれぞ
れ任意の水平走査期間連続して発生しており、第ｎ番目
の水平走査期間に発生し・ているＹ信号をＹｎとし、色
差信号Ｒ−ＹをＲ１とし、色差信号Ｂ−ＹをＢ。とする
。さらに、第（ｎ＋１）番目の水平走査期間に発生して
いるＹ信号をＹ。、、−、、Ｒ−ＹをＲ。ヤ、　、Ｂ−
Ｙ＠Ｂ、＋、とし、以下同様に、対応する水平走査期間
の番号を付することにする。

マトリクス回路３からは、＜ａ　＞のｌ＝号と、（ｂ）
および（Ｃ）の２種類の色差信号とが連続的かつ同時に
出力されている。そしてスイッチ回路５の２つの入力端
子にはこれらの２種類の色差信号がそれぞれ独立して入
力されるが、スイッチ回路５は１水平走査期間ごとにこ
れらの色差信号を交互に選択して出力するため、スイッ
チ回路５の出力は第２図＜ｄ）に示すような色信号とな
る。

たとえば、第ｎ番目の水平走査期間においてスイッチ５
がＲｎを選択して出力すればＲ７は伝送されず、したが
って次の第（ｎ＋１）番目の水平走査期間にはＢ１１＋
、が出力され、Ｒ１１寸、は伝送されない。すなわち、
結果的には本来の情報量の半分の色信号情報が磁気ディ
スク９に記録されることになる。

第３図は第１図に示した電子カメラの記録回路によって
磁気ディスク９上に記録された、色信号およびＹ信号か
らなる映像信号を再生する再生信号処理回路の概略ブロ
ック図である。

次に、第３図に示す再生信号処理回路の構成について説
明する。磁気ディスク９上には、第２図（ａ　）に示す
ようなＹ信号成分と、第２８（（１）に示すような、色
差信号が１水平走査期間ごとに交互に配ＦＪされた色信
号情報とがＦＭｌ’ｉｌされて記録されているものとす
る。このＹ信号および色信号は、再生用磁気ヘッド１０
により再生・され、第１のフィルタ回路１１によってＹ
信号帯域のみが選択され、さらに第２のフィルタ回路１
４によつて色信号帯域のみが選択される。さらに、第１
のフィルタ回路１１から出力されるＹ信号成分は、第１
のＦＭ復調器１２によって復調され、その出力は１水平
走査期間の遅延時間を有する第１の遅延回路１３に与え
られる。さらに、第１の遅延回路１３の出力は加算器２
３の一方の入力端子に与えられる。

また、第２のフィルタ回路１４から出力される色信号は
、第２のＦＭＳＩ調器１５により復調される。第２のＦ
Ｍ復調器１５の出力には第２図（ｄ　）に示す記録時の
色信号が再現される。この第２のＦＭｖ１１１器１５の
出力は、１水平走査期間の遅延時間を有する第２の遅延
回路１６に与えられ、第２の遅延回路１６の出力は、さ
らに１水平走査期間の遅延時間を有する第３の遅延回路
１７に与えられる。第３の遅延回路１７の出力は第２の
ＦＭ復調器１５の出力とともに加算器１８に与えられ、
加算器１８は第３の遅延回路１７の出力信号と第２のＦ
　Ｍｉｌｌｉ器１５の出力信号との平均値を出力して２
つの入力端子を有するスイッチ回路１９の一方の入力端
子に与える。また、スイッチ回路１０の他方の入力端子
には第２の遅延回路１６の出力が与えられる。

スイッチ回路１９においては、２つの入力にそれぞれ与
えられる色信号が１水平走査期間ごとに交互に切換えら
れ、一方の出力端子からは一方の種類の連続する色差信
号が出力され、他方の出力端子からは他方の種類の連続
する色差信号が出力される。たとえば、スイッチ回路１
９の一方の出力端子からは色差信号Ｒ−Ｙが連続的に出
力され、他方の出力端子からは色差信号Ｂ−Ｙが連続的
に出力される。スイッチ回路１９の一方の出力は第１の
平衡変調器２０に与えられ、他方の出力は第２の平衡変
調器２１に与えられる。

第１の平衡変調器２０および第２の平衡変調器２１にお
いては、情報の搬送波（たとえばＮＴＳＣ方式の場合３
．５８ＭＨ２）がそれぞれ入力してくる色差信号によっ
て変調される。このとき、色差信号Ｒ−Ｙに対する搬送
波の位相は、色差信号Ｂ−Ｙに対する搬送波の位相と９
０°興なっている。

さらに、第１の平衡変調器２０および第２の平衡変調器
２１で変調を受けたそれぞれの色差信号は加算器２２で
加算され、搬送色信号として加算器２３に与えられる。

加算器２３では、第１の遅延回路１３の出力であるＹ信
号と上述の搬送色信号とが加算され、複合映像信号とし
て出力される。

第４図は第３図に示した従来の再生信号処理回路によっ
て行なわれる色差信号の変換を説明するための図である
。

次に、第４図を参照して従来の再生信号処理回路の動作
について説明する。

第４図（ｅ）は第１のＦ　Ｍ復Ｗ４器１２で復調された
Ｙ信号の状態を示し、第４図（ｆ）は、第２のＦＭ復調
器１５で復調された色信号の状態であり、２種類の色差
信＠ＲＹとＢ−Ｙとが１水平走査期間ごとに交互に配列
されている様子が示されている。この信号（ｌは、第２
の遅延回路１６で１水平走査期間分たけ遅延され、第２
の遅延回路１６は第４図（ｇ）に示を信号を出力する。

この信号＜ｇ＞はさらに第３の遅延回路１７で１水平走
査期間分だけ遅延され、第３の遅延回路１７は第４図（
ｈ）に示す信号を出力する。さらに第２のＦＭＩ調器１
５の出力信号（ｆ）と第３の遅延回路１７の出力信号（
ｈ）とは加算器１８に加えられ、加算器１８は第４図（
１）に示すようなこれらの２つの信号（ｆ）と（ｈ）と
の平均値の信号を出力する。たとえば第２の遅延回路１
６の出力信号（０）がＲｎのとき、第２のＦＭＩＩ器１
５器用５信号＜ｆ　）は、同時に１水平走査期間後の信
号Ｂｎヤ、であり、また第３の遅延回路１７の出力信号
（ｈ）は１水平走査期間前の信号８゜−４である。した
がって、この場合の加算器１８の出力信号（１）は、（
ｆ）と（ｈ）とを加算平均した信号、すなわち（Ｂｎ十
＋　＋Ｂｎ−＋　、）／２となる。

ところで、再生信号処理回路は１水平走査期間ごとに交
互に伝送されてくる色差信号を連続する２種類の色差信
号に復元し、正しい搬送色信号を発生しなければならな
いが、磁気ディスク９上に記録されている色信号は前述
のように本来の色情報の半分であり、再生時にこれらの
切捨てられた色情報を復元しなければならない。

ここで、テレビジョン信号の場合には、任意の水平走査
期間の信号と、その１水平走査期間前後の信号との間に
は比較的強い相′関があり、たとえば色差信号Ｂ　ｎ＋
１と色差信号Ｂ。−１とを加算平均することにより、記
録時に切捨てられた色差信号Ｂ１に対応する信号を擬似
的に作り出すことができる。そしてこの擬似信号によっ
て前述の切捨てられた色差信号を補間することができ、
連続する色差信号を得ることが可能である。

ここで、上述の加算器１８の出力信！＜＋＞−（Ｂ＋Ｈ
＋　＋ａｎ−＋　）／２はこの伝送されない色差信＠Ｂ
ｏに相当する色差信号である。

すなわちＩＪ／！！４図（１）に示すように加算器１８
は記録時に切捨てられた色差信号に相当する擬似信号を
連続的に発生して出力する。

さらに、この信号（＋＞と第２の遅延回路１６の出力信
号（ｇ）とがスイッチ回路１９の２つの入力に与えられ
る。これらの信号は１水平走査期間ごとに交互に切換え
られ、スイッチ回路１９の一方の出力端子からは、第４
図（ｊ）に示すように、擬似信号によって補ｗＩキれた
ｉ統する色差信号Ｒ−Ｙが、また他方の出力端子からは
、１４図（ｋ）に示すように、擬似信号によって補間さ
れた連続する色差信号８−Ｙが得られる。

上述のようにして復元された２種類の色差信号が第１の
平衡変調器２０および第２の平衡変調器２１と、加算器
２２とによって搬送色信号とされた場合、この搬送色信
号と第１のＦＭ１！１ｍ器１２の出力信号であるＹ信号
とは１水平走査期間分だけずれを生じることになる。た
とえば、スイッチ回路１９の一方の出力端子から出力さ
れた信号（ｊ）がＲｎのとき、他方の出力端子から出力
される信号（ｋ）は、本来の８゜に対応する色差信号（
Ｂ　ｎ＋＋　＋　Ｂ　ｎ−＋　）　／　２であり、これ
らの５種類の色差信号Ｒ１および＜８．ヤ＋＋８ｎ−＋
）／２から合成される搬送色信号と同一のタイミングで
第１のＦＭ復調器１２からはＹ信号成分Ｙ。＋、が出力
されている。

しかしながら、第１図の記録回路におけるマトリクス回
路３の出力信号に関しては、色差信号Ｒ１およびＢ１１
に対応するＹ信号成分はＹｎであり、第３図の再生回路
側においても、２種類の色差信号から合成された搬送色
信号に対応するＹ信号成分は正しくはＹ。である。

すなわち色差信号Ｒ９および（Ｂ、ヤ＋　＋Ｂｎ−＋）
／２から合成される搬送色信号と、第１のＦＭＩＩ調器
１２から出力されるＹ信号成分とを、第１の遅延回路１
３を通さずに加算器２３で直接加算して複合映像信号を
得た場合、Ｙ信号成分が色信号に対して１水平走査期間
分だけ進んでいるため、再生画像上において輪郭に対し
て色が下側にはみだしているように視覚されることにな
る。第１の遅延回路１３は、上述のようなＹ信号成分と
色信号成分との１水平走査期間分のずれをなくすために
設けられたものであり、これによって、第１の遅延回路
１３から出力されるＹ信号成分と加算器２２から出力さ
れる搬送色信号との時間的ずれが解消されており、加算
器２３から出りされる複合映像信号をテレビジョン受像
機に再生した場合、色ずれが発生していない正しい再生
画像を得ることができる。

しかしながら、上述のように構成された従来の再生信号
処理回路では、情報媒体である磁気ディスクの欠陥など
によりドロップアウトと呼ばれる異常が発生した場合、
磁気ディスク９から再生用磁気ヘッド１０により再生さ
れたＦＭ信号情報にも信号振幅の低下など異常が発生し
、白黒の映像信号と色信号とを正確に再生することが不
可能となる場合がある。

たとえば、第２のＦＭ’ａｍ器１５の出力信号（ｆ　）
において、任意の水平走査期間の色差信号Ｒｎにドロッ
プアウトによる信号の異常が発生しているとすると、こ
の信号（ｆ）をそのまま処理することによってスイッチ
回路１９の一方の出力端子に得られる色差信号（Ｊ）の
うち、Ｒｎと、Ｒｎの１水平走査期間前の信号（Ｒｎ＋
Ｒｎ−ｔ）／２と、Ｒ，の１水平走査期間後の信号（Ｒ
１１＋Ｒｏ＋２）２とにも、ドロップアウトによる信号
の異常が発生することになる。

すなわち、１水平走査期間内に発生した信号の異常によ
って、連続する３つの水平走査期間にまたがって信号の
異常が発生することになる。このような信号の異常を含
む連続す葛色差信号を第１の平衡変調器２０で平衡変調
し、加算器２２で第２の平衡変調器２１の出力と信号加
算する。このようにして得られる搬送色信号と、同様に
、Ｙｎにおいてドロップアウトによる信号の異常が発生
しているＹ信号とを加算器２３で合成して得られる複合
映像信号をテレビジョン受像機で再生した場合、１水平
走査期間という短い期間に発生するドロップアウトであ
っても、３つの連続する水平走査期間に拡張されて再生
されるため、視覚的に異常と感じられる度合が著しく増
幅されるという欠点があった。

また、従来のビデオテープレコーダや゛ビデオディスク
などの記録再生装置の再生信号処理回路においては、ド
ロップアウトによる再生信号の異常を防ぐために、映像
信号の１水平走査期間前後の相関を利用し、ドロップア
ウト発生時にドロップアウトが発生している信号を１水
平走査期簡前の信号と置換えることによってドロップア
ウトを補正することが可能である。しかしながら、この
ようなドロップアウトの補正を行なうためには、Ｙ信号
および色信号の各々に対して、１水平走査期間の遅延時
間を有する遅延回路と、スイッチ回路とを設けなければ
ならず、従来の再生信号処理回路にこれらの回路を新た
に追加することは、回路の構成上および費用の面で困難
であった。

さらに、−水平走査期間の遅延時間を有する遅延回路で
は、上述のように３水平走査期間にまたがる信号の異常
を補正するには不充分であった。

［発明の概Ｉ！］ それゆえに、この発明の主たる目的は、上述の欠点を解
消し、再生された映像信号にドロップアウトなどの異常
が発生している場合に、ドロップアウト補正専用の遅延
回路を設けることなく、再　□生画像に異常がほとんど
Ｉｌ！識されないように映像信号を補正することができ
る再生信号処理回路を提供することである。

［Ｒ明の実１ＭＮコ 第５図はこの発明の一実施例である再生信号処理回路を
示す概略ブロック図である。

第５図に示す実施例の構成は、以下の点を除いて前述の
第３図に示した従来の再生信号処理回路と同じである。

すなわち、再生用磁気ヘッド１０によって再生されるＦ
Ｍ信号を入力とし、再生されたＦＭ信号にドロップアウ
トが発生した場合にそれを検出してドロップアウト検出
信号を発生するドロップアウト検出器２４が設けられて
いる。

このドロップアウト検出器２４は、一般にはビデオテー
プレコーダやビデオディスクなどに使用されているもの
と同等のものであり、たとえばドロップアウトによるＦ
Ｍ信号振幅の落込みを検出・する方式のものなどが用い
られる。

さらに、第１のＦＭ復調器１２と第１の遅延回路１３と
の間に２つの入力端子と１つの出力端子と１つの制御端
子とを有するスイッチ回路２５が設けられており、これ
らの２つの入力端子には第１のＦＭ復調器１２の出力と
第１の遅延回路１３の出力とがそれぞれ接続されている
。また、スイッチ回路２５の出力は第１の遅延回路１３
に与えられる。

さらに、第２のＦＭ１１１１器１５と第２の遅延回路１
６との間に２つの入力端子と１つの出力端子と１つの制
御端子とを有するスイッチ回路２６が設けられており、
これらの２つの入力端子には第２のＦＭＩ調器１５の出
力と第３の遅延回路１７の出力とがそれぞれ接続されて
いる。また、スイッチ回路２６の出力は第２の遅延回路
１６に与えられると同時に加算器１８の一方の入力に接
続されている。

ここで、このスイッチ回路２５および２６の動作は上述
のドロップアウト検出器２４の出力信号によって制御さ
れる。すなわち、ドロップアウトが発生していない通常
の状態においては、スイッチ回路２５および２６は、そ
れぞれ一方の入力端子に与えられている、第１のＦＭ復
調器１２からのＹ信号成分および第２のＦＭＩａＩＩ器
１５からの色信号を選択して出力し、ドロップアウトが
発生した場合には、ドロップアウト検出器２４がドロッ
プアウト検出信号をスイッチ回路２５および２６の制御
端子に与え、スイッチ回路２５および２６はこの検出信
号に応答して、他方の入力端子にそれぞれ与えられてい
る、第１の遅延回路１３からの出力信号および第３の遅
延回路１７からの出力信号を選択して出力する。

第６図は第５図に示した実施例によって行なわれるＹ信
号のドロップアウト補正を説明するための図である。

次に、第６図を参照して第５図に示した実施例に・よる
Ｙ信号のドロップアウト補正について説明する。ここで
、第６図（ｅ）は第１のＦＭ’ａｍ器１２の出力信号で
あるＹ信号を示し、第６図（ｅ′）はスイッチ回路２５
の出力信号を示し、第６図（１−）は第１の遅延回路１
３の出力信号を示している。なお、第６図中において、
（）内に示す信号の状態は、ドロップアウトが発生して
もスイッチ回路２５が応動しない場合を想定したもので
あり、従来の再生信号処理回路の信号の状態と同じであ
る。

たとえば、第１のＦＭ復調器１２の出力であるＹ信号（
ｅ）において、任意の１水平走査期間Ｙ、にドロップア
ウトによる信号の異常が発生しているものとする。

まず、第１のＦＭＩ１ｍｌ器１２の出力信号（６）がＹ
。−１のときには、ドロップアウトが発生していないの
でスイッチ回路２５は第１のＦＭ復調器１２の出力信号
Ｙ。−１をそのまま出力する。

次に、ｉｌｌ）ＦＭ！ＩＩ器１２がＹ。−１の出力を完
了し、Ｙｌｌを出力し始めると、ドロップアウト検出器
２４がドロップアウトを検出し、検出信号を発生してス
イッチ回路２５を制御する。その検出信号に応答して、
スイッチ回路２５は第１のＦＭｌ調器１２の出力に代え
て第１の遅延回路１３の出力信号を選択して出力する。

このとき、第１の遅延回路１３は１水平走査期間前の信
号であるＹ、−５を出力し始めており、結果的にスイッ
チ回路２５はドロップアウトが発生しているＹｎの代わ
りにドロップアウトを含まないＹ。−１を出力すること
になる。第１のＦＭ？１１１器１２がＹ。の出力を完了
し、ドロップアウトのない正常な信号であるＹ。十、を
出力し始めると、スイッチ回路２５はドロップアウト検
出器２４の出力信号に応答して再び第１のＦＭ復調器１
２の出力信号Ｙ。＋１を選択して出力するようになる。

したがって、スイッチ回路２５の出力信号（ｅｌＭを１
水平走査期間遅延させる第１の遅延回路１３の出力信号
（１′）にもドロップアウトによる異常が発生している
信号Ｙ。は出力されず、その代わりドロップアウトが発
生していない１水平走査期間前の信号でありかつＹｌｌ
とは比較的相関の強い信号Ｙ。−１が置換えられて出力
されることになる。ｔなわち、白黒の映像信号であるＹ
信号については、１水平走査期間前のＹ信号成分が補間
されることによって十分なドロップアウト補正効果を得
ることができる。

次に、第７図は第５図に示した実施例によって行なわれ
る色差信号のドロップアウト補正を説明するための図で
ある。

次に、第７図を参照して第５図に示した実施例による色
差信号のドロップアウト補正について説明する。ここで
、Ｍ７図（ｆ　）は第２のＦ　Ｍ復調器１５の出力信号
である色差信号を示し、第７図（ｆ′）はスイッチ回路
２６の出力信号を示し、第７図（０−）は第２の遅延回
路１６の出力信号を示し、第６図（ｈ′）は第３の遅延
図ｊＷ１７の出力信号を示し、第７図（ニー）は加算器
１８の出力信号を示し、第７図（ｊ′）および（ｋ−）
はスイッチ回路１９の２つの出力端子から出力される信
号を示している。なお、第７図中において、（）内に示
す信号の状態は、ドロップアウトが発生してもスイッチ
回路２６が応動しない場合を想定したものであり、従来
の再生信号処理回路の信号の状態と同じである。

たとえば、第２のＦＭ復調器１５の出力である色差信号
（ｆ）において、任意の１水平走査期間Ｒ，にドロップ
アウトによる信号の異常が発生しているものとする。

まず、第２のＦＭｌＩｉｌ器１５の出力信号（ｆ＞がａ
ｎ−＋のときには、ドロップアウトが発生していないの
でスイッチ回路２６は第２のＦＭＩＩＩ器１５の器内５
号８　ｎ−＋をそのまま出力する。

次に、第２のＦＭＩ［ｉＩ器１５が８゜−４の出力を完
了し、Ｒ，を出力し始めると、ドロップアウト検出器２
４がドロップアウトを検出し、検出信号を発生してスイ
ッチ回路２６を制御する。その検出信号に応答して、ス
イッチ回路２６は第２のＦＭｔ１Ｍ器１５の出力に代え
て第３の遅延回ｌ５１７の出力信号を選択して出力する
。このとき、第３の遅延回路１７は２水平走査期間前の
信号であるＲｎ＝２を出力し始めており、結果的にスイ
ッチ回路２６はドロップアウトが発生しているＲ１の代
わりにドロップアウトが発生していないＲ７−２を出力
することになる。第２のＦＭ復調器１５の出力がＲ１の
出力を完了し、ドロップアウトのない正常な信号である
日。寸、を出力し始めると、スイッチ回路２６はドロッ
プアウト検出器２４の出力信号に応答して、再び第２の
ＦＭＩＩ調器１５の出力信＠８　ｎ十＋を選択して出力
するようになる。したがって、スイッチ回路２６の出力
信号（ｆｌを１水平走査期１１１Ｍ延させる第２の遅延
回ｗｉ１６の出力信号（ｇ−）および第３の遅延回路１
７の出力信号（ｈ−）にもドロップアウトによる異常が
発生している信号Ｒ１１は出力されず、その代わりドロ
ップアウトが発生していない２水平走査期間前の信号で
ありかつＲ１と、は比較的相関の強い信号Ｒ１−２が饋
換えられて出力されることになる。

このようにして、スイッチ回路２６の出力信号（ｆ−）
および第３の遅延回路１７の出力信号（ｈ−）を加算器
１８で加算平均した出力信号（１′）と、第２の遅延回
路１６の出力信号（Ｑ′）とがスイッチ回路１９の２つ
の入力端子にそれぞれ与えられる。そしてこれらの信号
（ａ−）と（１′）とは１水平走査期間ごとに切換えら
れ、連続する一方の種類の色差信号（Ｊｌとしてスイッ
チ回路１９の一方の出力端子に出力され、連続する他方
の種類の色差信号（ｋ′）が他方の出力端子に出力され
る。すなわち、第７図の（ｊ−）および（ｋｌかられか
るように、スイッチ回路１９の出力信号においてはドロ
ップアラＩ〜の発生しているＲ７−がドロップアウトの
発生していないＲゎ−２に置換えられて出力されること
になる。このようにして補正された２種類の連続する色
差信号をさらに平衡変調し、搬送色信号とした場合、ド
ロップアウトが補正された異常のない搬送色信号を得る
ことができる。

さらに、この搬送色信号と、第１の遅延回路１３から出
力されるドロップアウト補正されたＹ信号とを加算器２
３で加算して得られる複合映像信号をプレビジョン受像
機によって再生した場合、ドロップアウトによる映像信
号の異常がほとんど認識されないはとに補正された良好
な映像を得ることができる。

なお、この実施例ではスイッチ回路２６の一方の入力に
、第３の遅延回路１７の出力信号を入力した場合につい
て説明したが、第３の遅延回路１７の出力信号の代わり
に加算１１８の出力信号を入力しても、ドロップアウト
による信号の異常を同様に補正することができる。

また、上述の実施例では、第１の遅延回路１３およびス
イッチ回路２５を第１のＦＭＩＩｌｌ器１２の後段に挿
入した場合について説明したが、第１のＦＭ復Ｉｉｌ器
１２の前段に挿入しても同様にドロップアウトの補正を
行なうことが可能である。

（発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、ドロップアウト検出
器とスイッチ回路とを従来の再生信号処理回路に付加す
るという簡単な構成によって、再生信号に発生するドロ
ップアウトなどの信号の異常を補正し、良好な映像信号
を得ることができる

【図面の簡単な説明】

第１図は電子カメラの記録回路を示す概略ブロック図で
ある。１２図はＮ１図に示した電子カメラの記録回路の
動作を説明するための図である。 第３図は従来の再生信号処理回路を示す概略ブロック図
である。第４図は第３図に示した従来の再生信号処理回
路の動作を説明するための図である第５図はこの発明の
一実施例を示す概略ブロック図である。第６図およびｊ
ｌＩ７図は第５図に示した実施例の動作を説明するため
の図である。 図において、１は光学レンズ、２は充電変換素子、３は
マトリクス回路、４，６はＦＭ変調器、５．１９，２５
．２６はスイッチ回路、７，１８２２．２３は加算器、
８，１０は磁気ヘッド、９は磁気ディスク、１１．１４
はフィルタ回路、１２．１５はＦＭ復調器、１３．１５
．１７は遅延回路、２０．２１は平衡変調器を示す。 代理人　大　岩　増　雄 体２図 （’）　−Ｂｙ＋−Ｉ　Ｒ＊　ＢＩＩ＋ｌ　Ｒ＊＋２　
−−７第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 第１の色差信号および第２の色差信号が１水平走査期間
   ごとに交互に配列されている色信号と白黒の映像信号と
   を処理して連続する前記第１の色差信号と連続する前記
   第２の色差信号と白黒の映像信号とからなる複合映像信
   号を出力する再生信号処理回路であって、 前記白黒の映像信号を受けて１水平走査期間遅延させる
   第１の遅延手段と、 前記色信号を受けて１水平走査期間遅延させる第２の遅
   延手段と、 前記第２の遅延手段出力信号をさらに１水平走査期間遅
   延させる第３の遅延手段と、 前記仏僧＠および前記白黒の映像信号においてドロップ
   アウトが発生している水平走査期間を検出するドロップ
   アウト検出手段と、 前記ドロップアウト検出手段出力に応答して、前記ドロ
   ップアウトが発生している水平走査期間中、前記白黒の
   映像信号に代えて前記第１の遅延手段出力信号を前記第
   １の遅延手段の入力に与えるように切換ねる第１のスイ
   ッチ手段と、前記ドロップアウト検出手段出力に応答し
   て、前記ドロップアウトが発生、している水平走査期間
   中、前記色信号に代えて前記第３の遅延手段出力信号を
   前記第２の遅延手段の入力に与えるように切換ねる第２
   のスイッチ手段と、 前記第２の遅延手段への入力信号と前記第３の遅延手段
   の出力信号とを加算し平均値を出力する加算手段と、 前記第２の遅延手段出力信号と前記加算手段出力信号と
   を１水平走査期間ごとに交互に切換えて出力する第３の
   スイッチ手段とを備えた、再生信号処理回路。