JPS60235103A - 焦点制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は反射膜による凹面反射鏡の焦点制御方法に関す
る。

〔背景技術〕

反射膜を容器の円形開口部に張りつけ内部を減圧にして
反射膜に球状曲面を形成させ凹面反射鏡として利用する
装置においては反射鏡面の曲率を一定に保ち焦点位置を
安定化することが最も必要である。しかしながら膜の取
付部からのわずかなリークや膜の気体透過及び温度変化
等の原因により内外の圧力差が変化し焦点位置が変化す
るためこの安定化について従来から色々工夫されてきた
が倒れも自動弁又はそれに類するものを設ける方法によ
っておりもつと簡易で目一つ安定性も良いものが望まれ
ていた。

本発明者はこの問題につき鋭意研究を行った結果、本発
明を完成したものである。

〔発明の開示〕

即ち本発明は 片面に円形の開口を有する容器の該開口部に反射膜を張
り容器内を減圧にすることにより凹面反射鏡を形成する
装置において、減圧用のノズルを容器内に挿入し且つノ
ズル先端開口部の容器内での位置を調節可能な構造とし
該反射膜が所定の曲率迄容器内に吸引されると該ノズル
先端開口部に接　２− して吸引空気量を制限するようにし更に容器の一部に通
気用の細穴を設は細穴から流入する空気量と吸引空気量
をバランスせしめて安定化するようにしたことを特徴と
する焦点制御方法である。

〔発明を実施するための好ましい方法〕本発明を図によ
り更に詳細に説明する。

第１図において容器２は開口部に反射膜１が張られてお
り他の面には通気のための細穴３、及びグランドシール
構造の挿入口４、を設ゆ減圧ノズル５が挿入されている
。減圧ノズル５は外部の減圧装置につながり容器２内を
減圧に保つ。又細穴３からは、常時一定量の空気が流入
している。どの装置において反射膜１の所定の曲率に見
合った位置に減圧ノズル５の先端開口の位置を設定する
。

反射膜１は所定の曲率迄容器内に吸引されるとノズルの
先端開口に接近し吸引空気量を制限することになり細穴
３かも流入する空気量と吸引空気量とがバランスした状
態で安定化する。この細穴３より一定量の空気を流入さ
せることにより反射膜１が減圧ノズル５の先端開口に吸
着されて損傷す３− 内１０．繍ローノブ８月ノ ることを防止出来ると共に制御の安定性が極めて良くな
る。又減圧ノズル５は任意の挿入深度に設定出来るため
反射膜１の変形範囲において反射鏡の焦点位置を任意に
調節することが可能である。

実施例 反射鏡口径４０儒とした第１図に示す装置において２罷
φの空気流通細穴を設は吸引ノズル挿入深度を調整して
エゼクタ−により吸引１〜焦点距離５０ＣＴＬとした。

容器内の減圧度は−４８ｍｍｌｌ０であった。この状態
で太陽光を８時間にわたり集光テストしたが焦点の変動
は皆無であり極めて安定した状態が得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の焦点制御方法の１例を示す断面図であ
る。 図において ■・・・反射膜 ２・容器 ３・・・細穴 ４・・・ノズル挿入口 ４　− 特許出願人 三井東圧化学株式会社 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）片面に円形の開１１を有する容器の該開口部に反
   射膜を張り、容器内を減圧にすることにより凹面反射鏡
   を形成する装置において、減圧用のノズルを容器内に挿
   入し巨つノズル先端開口部の容器内での位置を調節可能
   な構造とし、該反射膜が所定の曲率迄容器内に吸引され
   ると該ノズル先端開口部に接して吸引空気量を制限する
   ようにし、更に容器の一部に通気用の細穴を設は細穴か
   も流入する空気量と吸引空気量をバランスせしめて安定
   化するようにしたことを特徴とする焦点制御方法。