JPH04211768A - 回転バルブ - Google Patents

回転バルブ

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Publication number
JPH04211768A
JPH04211768A JP3060951A JP6095191A JPH04211768A JP H04211768 A JPH04211768 A JP H04211768A JP 3060951 A JP3060951 A JP 3060951A JP 6095191 A JP6095191 A JP 6095191A JP H04211768 A JPH04211768 A JP H04211768A
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JP
Japan
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valve
cover
valve body
rotary valve
rotary
Prior art date
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Pending
Application number
JP3060951A
Other languages
English (en)
Inventor
Yury Zlobinsky
ユーリ ズロビンスキー
Felicia Celaru
フェリシア セラル
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Thermo Savant Inc
Original Assignee
Savant Instruments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Savant Instruments Inc filed Critical Savant Instruments Inc
Publication of JPH04211768A publication Critical patent/JPH04211768A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K3/00Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
    • F16K3/02Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor
    • F16K3/04Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with pivoted closure members
    • F16K3/06Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with pivoted closure members in the form of closure plates arranged between supply and discharge passages
    • F16K3/08Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with pivoted closure members in the form of closure plates arranged between supply and discharge passages with circular plates rotatable around their centres
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K11/00Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
    • F16K11/02Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
    • F16K11/06Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements
    • F16K11/072Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with pivoted closure members
    • F16K11/074Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with pivoted closure members with flat sealing faces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86574Supply and exhaust
    • Y10T137/86638Rotary valve

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転バルブ、特に真
空設備に用いられる回転バルブに関するものである。
【0002】
【背景技術】これまで知られている回転バルブは、主に
圧力設備用のものである。中でも、米国特許3,297
,052 号や3,796,232 号、3,851,
669 号に代表されるこれらのバルブは、一般に多数
の部品の複雑な配置によって構成されている。これらに
は、運転中のバルブの漏れを防止するための、部品間に
配置された密閉機構シール接続部が含まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧力設備用回転
バルブのほとんどは機械部品からなり、これがバルブの
価格を高くし、これらのバルブの構造はプラスチック成
形技術等の適用を困難にしている。さらに、バルブへの
圧力パイプの接続は、通常ねじ接続部品で行われ、これ
らの接続部品が最初から漏れを伴って製造されたか、使
用しているうちに漏れを発生するかして問題をおこす。 また、このような構造では、真空設備用の簡易で低価格
のバルブを提供することはできず、特に、真空設備自体
の真空力をバルブのシール効果の補助に利用することは
できない。特に実験室での場合、ガラスバルブが真空設
備では使われてきたが、これらの種類は比較的高価で、
連続的使用において漏れの問題を引きおこす。
【0004】よって、この発明の目的は、従来の技術の
欠点を克服するような真空設備用回転バルブを提供する
ことにある。
【0005】さらに、この発明の他の目的は、バルブの
使用される真空設備への空気の侵入を防ぐための、バル
ブシール材の密閉性を維持する作用として、周囲の空気
圧力を利用した真空設備用回転バルブを提供することに
ある。
【0006】またさらに、この発明の目的は、2つの主
部分、バルブ本体とバルブカバー、のみからなる単純な
構造を持ち、しかも意図された使用目的に、確実に長期
にわたって応えるような真空設備用回転バルブを提供す
ることにある。
【0007】他に、この発明の目的は、2つの主要部が
プラスチック材から成形され、従来の機械バルブ機構に
比べて非常に有利な、バルブ本体にホース接続ニップル
が統合された構造を持つ真空設備用回転バルブを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係る回
転バルブは、バルブ本体と、その上に設置された回転バ
ルブカバーとを備え、次のような特徴と持つ。バルブカ
バーの底面には細長い導入みぞがあり、その周りに別の
みぞが廻っていて、ここにシール部材が配置される。バ
ルブカバー導入みぞは、バルブ本体の設置面内に同円周
上に配置された2つの開口部と一致することによって、
バルブを通して排気空間と真空生成装置との連絡を成立
させる。これらの開口部はまた、バルブ本体の2つの通
路に通じていて、それらはそれぞれ本体に必要に応じて
形成されたニップルとつながっている。これらのニップ
ルは、排気空間と真空生成装置とに接続されたチューブ
管の差し込み口の役割を果たす。
【0009】バルブカバー上には、必要に応じて表示装
置が備えられていて、いつ排気空間と真空生成装置とを
接続するかを定める補助をする。バルブカバー内の通気
孔は、必要に応じて設置面上の開口部の1つかまたは両
方に一致させて、周囲の環境から排気空間と真空生成装
置のうちどちらかまたは両方に空気を送り込むことがで
きる。
【0010】発明のこれらや他の目的に合うように、排
気空間と真空生成装置とを相互に連絡する簡易な構成で
、安価に製造できる回転バルブを提供する。バルブは、
くぼんだ円形の設置平面と2つの通路を持つバルブ本体
を有す。それぞれの通路の一端は、設置面に同一半径上
に配置された2つの開口部のうちの1つに、また他端は
、排気空間等との接続部である、バルブ本体から水平に
反対側に突出した2つのチューブ管ニップルのうちの1
つと連絡結合されている。ニップルのうち1つは前記空
間と連絡されたチューブ管の差し込み口となり、もう1
つは真空生成装置と連絡されたチューブ管の差し込み口
となる。
【0011】円形の底平面を持った回転バルブカバーは
、前記底面と前記設置面とが同心的に並設されるように
前記本体上に設置される。前記バルブカバーの底面上に
は、細長い曲がったみぞが成形されていて、前記みぞの
両端は前記カバーの底面上に同一半径上に配置されてい
る。カバーの底面上には、シール部材保持機構を構成す
るさらに別のシールみぞが前記みぞに沿って、前記みぞ
を囲むように成形されている。無端弾性シール部材が前
記シールみぞ内に配置され、カバーの底面から下側に突
出している。バルブカバーとバルブ本体を支持し、回転
自在に取り付ける取付装置が備わっているが、カバーの
軸線方向における設置面へとその逆方向への運動自由度
は限られている。バルブ本体上のカバーを回転して、み
ぞをそれぞれ設置面の2つの開口部の1つに合わせるこ
とによって、前記排気空間と前記真空生成装置との連絡
を成立させる。前記カバーが適当に位置され、前記真空
生成装置が作動された際、前記バルブ内の低い圧力は、
周囲の空気圧力が前記カバーに働く力を生じさせ、カバ
ーの底面を前記設置面へと押しつける。これは、前記シ
ール部材を前記設置面側に変形させ、周囲の空気がバル
ブ内に侵入することを防ぐようシールする。
【0012】この発明の前記の、または他の目的や特徴
や利点は、付属の図面と次の説明から明らかになる。 尚、図面内の同じ参照番号は同じ要素を表す。
【0013】
【実施例】図1において、この発明の一実施例であるバ
ルブ10は、真空の環境下で使用されることを意図する
。このバルブ10は、標本乾燥用チャンバー等の排気空
間12と、ポンプ等の真空生成装置14との間の連絡を
開閉するために使用される。通常、このバルブ10は、
実験室台の上またはその付近に設置される。ここで、実
験室台とは、例えば、排気空間12と真空生成装置14
とが普通離れていて、それぞれ複数のチューブ管18,
19によってバルブ10に接続されているため、技術者
が簡単に操作できるような場所を指す。このバルブ10
には、それを複数のねじ21等で実験室台等に固定する
ための複数のフランジ23があってもよい。
【0014】以下の説明から理解できるように、バルブ
10は構成の簡易性と、製造の経済性、その構造の意図
された使用目的における高い信頼性を持つ。そのため、
このバルブ10は、ポリプロピレン等のプラスチック材
料から成形される。よって、製造における高価な機械処
理を削除し、従来のバルブ構造では分離する必要があっ
た部品や、ねじホースフィッティング等の接続可能な部
材を共通のバルブ構造内の一部に集結することを可能に
する。さらにこのバルブ10は、周囲の空気の真空設備
への侵入を防止するための適当な密閉を保証する維持装
置を必要としない。それはこのバルブ10の機構が、真
空設備を使用する際、バルブ内の密閉関係を保持する役
割として周囲の空気圧力を利用するためである。密閉性
は新しいシール保持方法によって、みぞ内に配置された
弾性のシール部材によって得られる。
【0015】次に図2〜4において、バルブ10はバル
ブ本体20と、本体20上に支持されたバルブカバー2
2を持つ。これらの両部品は成形されたポリプロピレン
の部材からなる。本体20には、くぼんだ平坦な円形の
輪郭を持つ平面からなる設置面24があり、この上にバ
ルブカバー22が設置される。また、バルブカバー22
には円形の輪郭の底面を形成する平面26があり、バル
ブ10の組み立てられた状態ではこれが設置面24と同
心的に並設される。これらの平面24と26とは、平面
26から軸方向下向きに突出したシール部材59によっ
て隔たれている。
【0016】平面である設置面24内には2つの開口部
30,32があり、これらは同一円周上に位置される。 開口部30,32は例えば、図4に示されるように、直
径上に対称的に位置されるが、90度、135度等に位
置しても同様の役割を果たす。これらの開口部30,3
2はそれぞれ、バルブ本体20内に成形された2つの内
部通路36,38のうちの1つの末端を構成する。これ
らの通路36,38は2つのそれぞれのニップル40,
42の通路に連絡するように導かれる。この2つのニッ
プル40,42は、排気空間12及び真空生成装置14
への配管等の接続部とされるとともに、バルブ本体20
から横に外方向、例えば、本体20の外側の表面の直径
上に対称的な位置、に突出している。2つの開口部30
と32との同一円周上の間隔と同様に、2つのニップル
40,42は本体20上にどんな角度関係に位置しても
よい。ニップル40,42はチューブ管18,19の一
端の差し込み口であり、ニップル40,42の先端部分
は符号50のように拡大されていて、弾性材質のチュー
ブ管18,19との接続を気密にするようになっている
。このニップル40,42はバルブ本体20の重要な部
分として成形されているので、バルブ本体20が、チュ
ーブ管18,19を差し込むためのねじホースフィッテ
ィングをつなぐように切削されているような通常の場合
によく見られる漏れの問題がない。
【0017】バルブ本体20の中心には、バルブカバー
22をバルブ本体20に固定するために軸方向に開口部
52が設けてある。図4,5に示されるように、垂直に
立った環状の本体スカート部54が設置面24を囲んで
いる。
【0018】図6,7に示されるように、バルブ10の
変動可能部であるバルブカバー22には円形の底平面2
6があり、そこに細長い導入みぞ58があることを特徴
とする。このみぞ58は底面26の幾何学的中心の周り
に180度少々に渡って曲線を描いている。この曲線は
、末端部に対応するみぞ58がバルブカバー22の所定
の直径上に対称的に位置するように配置される。こうし
て導入みぞ58の両端の位置が設置面24上に2つの開
口部30,32と一致するわけである。このみぞ58の
長さは2つの開口部30,32の円周上の間隔に対応し
て変えられる。またシールみぞ60も、バルブカバー2
2の底面26上に、導入みぞ58の周りをそれと同様な
道筋に沿って成形される。このシールみぞ60は無端弾
性シール部材59を支持する役割、すなわち、シール部
材保持機構として機能をする。このシール部材59は、
後に説明するようにバルブカバー22の表面から下向き
に突出していて設置面24と密着するようになっている
【0019】カバー部材22には、一例としてO−リン
グによって構成されるシール部材59をみぞ60にしっ
かりと保持するためのシール部材保持機構がある。この
機構は、図7〜9に示されるように、みぞ60の横に突
出した複数の突起部65を含んでいる。これらの突起部
65は、その位置のみぞ59の横方向の幅を、図9の実
線で表されるように、シール部材59の断面の大きさよ
りも小さくなるように制限する。よって、シール部材5
9はこれらの場所で変形され、シール部材59がみぞ6
0から外れることを防ぐような維持力をおこす。図9の
実線にあるシール部材59は無真空状態でのシールの様
子を示す。バルブ10が排気空間12と真空生成装置1
4とを連絡するように設定された場合、バルブ10内の
圧力の方が低いので、周囲の空気圧力はシール部材59
の右側の部分を、同図の点線で示された状態へ左水平方
向に圧縮する。つまり、シール部材59が空気圧力によ
って左方向に変形され、シール部材59とみぞ60の外
側の垂直壁の間に隙間があくことになる。このシール部
材59の左側への圧縮は、バルブ10内の真空シール効
果を向上するためのシール部材59の設置面24に対す
る軸線方向の運動によっても得られる。
【0020】図3に示されるように、バルブカバー22
の底平面26にはピボット70がバルブカバー構造の中
央に下向きに突出していて、バルブ本体20の開口部5
2によって支持されている。このピボット70は、これ
によってバルブカバー22がバルブ本体10の設置面2
4上で回転することを可能にし、さらにバルブカバー2
2とバルブ本体20とをしっかりと接続させる役目を果
たす。ピボット70はバルブ本体20の下側壁72の下
に、突出している。また、そのピボット70には、円周
状のみぞ74が成形されていて、このみぞ74には弾性
材料のO−リング等の保持リング78を設置することが
できる。こうしてバルブカバー22はバルブ本体10に
しっかりと接続される。しかし、この接続によってバル
ブカバー22は、バルブ本体10に対し軸線方向に、制
限付きで運動することを許される。つまり、底平面26
は、設置面24の方向へとその逆方向に制限されただけ
動くことができる。これは、この発明と、米国特許第3
,297,052 号が模範例である従来の圧力設備用
に作られた回転バルブとの大きな相違点である。従来の
圧力設備用回転バルブでは、バルブカバーが設置面上に
回転不自在に固定されているため、バルブの機能を果た
すように中間に回転板等を設置していた。
【0021】この制限運動は、ピボット70上のピボッ
トみぞ74の設置位置によって可能になった。図3に示
されるように、みぞ74と保持リング78はバルブ本体
20の下側に少し離れて位置している。これは、バルブ
カバー22がバルブ本体20に対して0.02〜0.0
8cm(10/1000 〜30/1000 インチ)
程度に軸方向に移動可能となっており、底平面26がバ
ルブ設置面24へとその逆方向に運動することを可能に
する。よって、バルブ10が排気空間12と真空生成装
置14とを連絡するように設定された場合、バルブ10
内の圧力は低く、バルブカバー22の上側表面に周囲の
空気圧力が加わり、バルブカバー22を下方向に押して
、弾性シール部材59をバルブ設置面24側に押しつぶ
す。このようにして、周囲の環境の通常の状態が、バル
ブ10の真空シール機構の補助をする。
【0022】バルブカバー22をバルブ本体20上に回
転自在に支持する他の方法を図10と図11に示す。図
10はピボット70の下端に挿入したスナップフィット
キャップ178の使用例を示す。ここで、バルブカバー
22の軸線方向に沿った制限された運動を保証するため
に、キャップ178の上端はバルブ本体10の底面から
少し離れている。図11はピボット70のめくら孔にね
じ込まれたねじ278の使用例を示す。ここで、広がっ
たねじの頭部280はバルブ本体20の底面から少し離
れている。
【0023】バルブカバー22はバルブカバー22のつ
まみ部80によって回転することができる。つまみ部8
0はバルブカバー22上に垂直に成形されており、間隔
のあいた2つの平行な部分82,84と2つが交わり、
とがった部分86,88からなる。バルブカバー22を
回転させて、導入みぞ58の端を設置面24の開口部3
0,32と一致させることによって、排気空間12と真
空生成装置14とを、排気空間12からチューブ管18
、ニップル40、開口部30を通り、導入みぞ58、開
口部32、ニップル42、チューブ管19、そして真空
生成装置14へとつながった経路を通じて連絡させるこ
とができる。
【0024】このような設定を正確にかつ敏速に調整す
るために、適当な設定を得るのに必要な回転を、利用者
が視覚的に分かるように表示装置が設けられている。こ
の表示は、設置面24の開口部30,32とニップル4
0,42とが180度離れている場合、反対に向いた矢
印形のつまみ部80のとがった部分86,88からなる
。これらの矢印がニップル40,42の方に向いている
時、設置面開口部30,32が導入みぞ58の両端と一
致していることを示す。また、バルブカバー22上に記
された ”VACUUM” という説明は、矢印の位置
と設定とを関係付ける目印の役割をする。設置面開口部
30,32とニップル40,42の間隔が180度以外
の場合は、矢印が適当な向きに配置された別のつまみ部
が使用される。
【0025】バルブカバー22にはまた通気孔90があ
り、底面26からバルブカバー22の外側上面94につ
ながっている。バルブカバー22を図2のような真空接
続設定から、90度時計回りか反時計回りに回転させる
と、通気孔90が開口部30,32の片方と一致し、周
囲の空気が排気空間12か真空生成装置14のうちどち
らか設定されたほうに流れ込むことができる。この操作
を行う補助のために、通気孔90のそばに ”BLEE
D”という目印、すなわち、識別装置がある。
【0026】直径上に180度離して設置面開口部30
,32やニップル40,42、みぞ58の両端を配置す
ると、簡単にかつ確実に真空生成装置14と排気空間1
2とを接続できるので特に好都合である。先に説明した
ように、設置面開口部30,32やニップル40,42
等の間隔はどんな角度でもよく、唯一の制限はニップル
40,42がチューブ管18,19を接続できないほど
近くに配置されないということである。よって、表示装
置を両端がチューブ管18,19の方に向くように配置
するというのは本質的条件ではない。また、みぞ58の
両端は、設置面開口部30,32と同じ角度で間隔があ
いていることが望ましい。さらに、バルブ10と排気空
間12あるいは真空生成装置14との接続は、必ずしも
ニップル40,42に限らず、フランジ接続等、他の手
段でもよく、溶接等でもよい。
【0027】前述の説明から、特許請求の範囲を超える
ことなく、バルブ10をいろいろに改良できることが理
解できるであろう。よって、図3,10及び11のバル
ブカバー部には、図6のバルブカバー22よりも深い開
口中心部96があるのが分かる。
【0028】以上のことから、この発明は上述の実施例
に限定されることなく、その具体的構成は種々変更、改
良できることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】この発明は、多数の部品を接続して構成
される従来の複雑な構成のバルブと異なり、ホース接続
ニップル等の接続部が形成された構造を持つバルブ本体
と、バルブカバーとの2つの主要部からなり、バルブシ
ール部材の密閉性を確保するために、周囲の空気圧力を
利用した、安価でかつ簡単な構成の真空設備用回転バル
ブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理に則って構成された回転バルブ
の一実施例を示す縮小平面図である。
【図2】図1の回転バルブの部分拡大平面図である。
【図3】図2の回転バルブの垂直中心断面図である。
【図4】バルブ本体の平面図である。
【図5】バルブ本体の垂直中心断面図である。
【図6】バルブカバーの垂直中心断面図である。
【図7】バルブカバー底平面部の平面図である。
【図8】図7の要部の部分拡大平面図である。
【図9】図8のIX−IX線部分断面図である。
【図10】別のバルブカバーをバルブ本体に保持する機
構を示した縮小図である。
【図11】さらに別のバルブカバーをバルブ本体に保持
する機構を示した縮小図である。
【符号の説明】
10  バルブ 12  排気空間 14  真空生成装置 18,19  チューブ管 20  バルブ本体 22  バルブカバー 24  設置面 26  底平面 30,32  開口部 36,38  内部通路 40,42  接続部としてのニップル58  導入み
ぞ 59  シール部材 60  シールみぞ 70  ピボット 78  保持リング 80  つまみ部 90  通気孔

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  排気空間と真空生成装置とを接続する
    部分の途中に設けられる回転バルブにおいて、くぼんだ
    円形の設置面と第1及び第2通路とを有するバルブ本体
    を設け、それぞれの通路の一端が、設置面の中心から同
    一半径上に配置された2つの開口部のうちの1つに、ま
    た他端がバルブ本体に形成された2つの接続部のうちの
    1つと連結結合され、接続部の1つは前記排気空間と連
    結され、もう1つは真空生成装置と連結された2つの通
    路を持つバルブ本体と、円形の底面を持ち、前記底面と
    前記設置面とが同心的に並設されるように前記バルブ本
    体上に設置され、その底面上に細長いみぞが、その両端
    が同一半径上に配置されるように成形されたバルブカバ
    ーと、前記バルブカバーの底面上に、前記みぞに沿って
    、前記みぞを囲むように形成されているさらに別のシー
    ルみぞにより構成されるシール部材保持機構内に、前記
    カバーの底面から下側に突出するように設けられた無端
    弾性シール部材と、前記バルブカバーの軸線方向に沿っ
    て、前記設置面へとその逆方向への限られた運動自由度
    を持ち、バルブ本体上のカバーを回転して、前記みぞを
    設置面の2つの開口部に合わせることによって、前記排
    気空間と前記真空生成装置との連絡を成立させ、前記カ
    バーが適当に位置され、前記真空生成装置が作動された
    際、前記バルブ内の低い圧力によって、周囲の空気圧力
    が前記カバーに働く力を生じさせ、カバーの底面を前記
    設置面側に変位させ、周囲の空気がバルブ内に侵入する
    ことを防ぎシールするように、前記バルブカバーと前記
    バルブ本体とを支持し、回転自在に取り付ける取付機構
    とを具備した回転バルブ。
  2. 【請求項2】  前記バルブ本体の直径上に対称的に配
    置された複数の設置面開口部と、同様に直径上にバルブ
    本体上から突起した接続部としての複数のニップルと、
    両端が直径上に対称的に位置したバルブカバーのみぞと
    を持つ請求項1記載の回転バルブ。
  3. 【請求項3】  前記バルブカバーに底面から裏面に通
    じた通気孔があり、バルブ本体上の前記カバーを回転し
    て、前記通気孔を前記設置面の2つの開口部の1つに合
    わせることによって、周囲の空気を前記排気空間と前記
    真空生成装置とのうちのどちらかとの連絡を成立させる
    ような請求項1または2記載の回転バルブ。
  4. 【請求項4】  前記バルブ本体は中心軸開口部を有し
    、前記取付機構は、前記バルブカバーの底面から軸方向
    に突出し、前記中心軸開口部で支持されたピボットピン
    を備えるとともに、前記ピボットピンは前記バルブ本体
    の底面から下に突出され、前記バルブ本体の底面に前記
    ピボットピンが軸線方向に、前記底面へとその逆方向に
    動けるように間隔を設けた、前記ピボットピンについた
    保持機構を備えた請求項1ないし3項の何れかに記載の
    回転バルブ。
  5. 【請求項5】  前記ピボットピンのまわりにみぞがあ
    り、前記みぞに支持された保持リングからなる保持機構
    を持つ請求項4記載の回転バルブ。
  6. 【請求項6】  前記保持機構は、バルブ本体の底面の
    下にピボットピンによって支持されたキャップからなる
    請求項4記載の回転バルブ。
  7. 【請求項7】  前記ピボットピンにめくら孔があり、
    前記保持機構が前記ピボットピンのめくら孔に支持され
    たねじからなる請求項4記載の回転バルブ。
  8. 【請求項8】  前記バルブカバー上にさらに、簡単に
    視覚的に分かるような表示装置を持ち、排気空間と真空
    生成装置とを連絡させる回転位置を表示する、請求項1
    ないし7の何れかに記載の回転バルブ。
  9. 【請求項9】  反対方向を向いた矢印の形をした、表
    示装置を持つ請求項8記載の回転バルブ。
  10. 【請求項10】  表示装置は、前記バルブカバーを回
    転するための、垂設された2つの平行な部分と、両端が
    それぞれ交わって矢印の形になった部分を持つ、つまみ
    部からなる請求項9記載の回転バルブ。
  11. 【請求項11】  前記通気孔の近く、前記バルブカバ
    ーの反対側表面上に識別装置があり、前記設置面上の前
    記カバーを回転して、前記通気孔を前記バルブ本体の2
    つの通路のうちの1つに合わせ、連絡することを示すよ
    うな請求項3ないし10の何れかに記載の回転バルブ。
  12. 【請求項12】  前記シール部材保持機構は、シール
    部材を横に突出させ、前記シールみぞに形成された突部
    を持つ請求項1ないし11の何れかに記載の回転バルブ
  13. 【請求項13】  前記バルブ本体と前記バルブカバー
    とは、プラスチック部材によって成形された請求項1な
    いし12の何れかに記載の回転バルブ。
  14. 【請求項14】  前記バルブ本体と前記バルブカバー
    とは、ポリプロピレン部材によって成形された請求項1
    3記載の回転バルブ。
JP3060951A 1990-04-25 1991-02-21 回転バルブ Pending JPH04211768A (ja)

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DE4039241A1 (de) 1991-11-07
US4997006A (en) 1991-03-05
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