JPS602350Y2 - 電磁クラツチブレ−キ - Google Patents
電磁クラツチブレ−キInfo
- Publication number
- JPS602350Y2 JPS602350Y2 JP1978013895U JP1389578U JPS602350Y2 JP S602350 Y2 JPS602350 Y2 JP S602350Y2 JP 1978013895 U JP1978013895 U JP 1978013895U JP 1389578 U JP1389578 U JP 1389578U JP S602350 Y2 JPS602350 Y2 JP S602350Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- armature
- coil
- clutch
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はモータに付設する電磁クラッチブレーキ装置に
関する。
関する。
モータ出力を減速機を介して負荷に伝達する場合、クラ
ッチ、ブレーキの挿入個所はモータと減速機との間であ
る。
ッチ、ブレーキの挿入個所はモータと減速機との間であ
る。
これは、減速機と負荷との間では大トルクを要しより不
具合だからである。
具合だからである。
この場合1.モータとクラッチ、ブレーキとは同一軸線
上に並設するのが一般的である。
上に並設するのが一般的である。
第1図a、 bはこの構成例を示したもので、1が電磁
クラッチブレーキ、2がモータであり、3はカップリン
グである。
クラッチブレーキ、2がモータであり、3はカップリン
グである。
そして何れの場合も、全体的な軸方向長さはモータ2単
体の軸方向長さの2倍もしくはそれ以上となる。
体の軸方向長さの2倍もしくはそれ以上となる。
しかしながら、このように軸方向長さが大となると、モ
ータ等を据付ける際の寸法的制約に合致しなくなり、大
きな問題となる場合がある。
ータ等を据付ける際の寸法的制約に合致しなくなり、大
きな問題となる場合がある。
また、モータとクラッチ、ブレーキとを連結する場合の
軸方向長を単に短くするだけなら、モータとクラッチ、
ブレーキとを軸同士が平行になるように上下あるいは前
後に並設し、これら両者間をベルト等で連結すればよい
。
軸方向長を単に短くするだけなら、モータとクラッチ、
ブレーキとを軸同士が平行になるように上下あるいは前
後に並設し、これら両者間をベルト等で連結すればよい
。
しかしながら、これでは高さまたは据付は面積を大にし
なければならず、軸方向長が減ってもそれに伴い他の寸
法的不都合が生じる。
なければならず、軸方向長が減ってもそれに伴い他の寸
法的不都合が生じる。
したがって本考案の目的は、軸方向寸法の短いモータ用
電磁クラッチブレーキ装置を提供することである。
電磁クラッチブレーキ装置を提供することである。
本考案はこの目的達成のため、クラッチコイルおよびブ
レーキコイルを軸線周りに同心状に配してなる電磁クラ
ッチブレーキ装置を構成したものである。
レーキコイルを軸線周りに同心状に配してなる電磁クラ
ッチブレーキ装置を構成したものである。
以下第2図および第3図を参照して本考案の実施例を説
明する。
明する。
第2図は本考案の一実施例を示したもので、11はヨー
クであり、クラッチコイル12およびブレーキコイル1
3を抱持する。
クであり、クラッチコイル12およびブレーキコイル1
3を抱持する。
この実施例ではクラッチコイル12を軸線に対し直角方
向すなわち径方向に関して内側に配され、このクラッチ
コイル12とは実質的に異る磁気回路を形成するように
ブレーキコイル13はその外側となっている。
向すなわち径方向に関して内側に配され、このクラッチ
コイル12とは実質的に異る磁気回路を形成するように
ブレーキコイル13はその外側となっている。
そして、クラッチコイル12と協働するように、回転軸
に連動するロータ14を設ける。
に連動するロータ14を設ける。
このロータ14の軸線方向に関して反ヨーク側端面およ
びブレーキコイル13の端面にはそれぞれフェーシング
15.16が設けられている。
びブレーキコイル13の端面にはそれぞれフェーシング
15.16が設けられている。
そして、これらフェーシング15.16と対向する位置
には、それぞれ軸線に対して同心状に配された一対のア
ーマチュア17.22が何れも出力部材20のフランジ
部に取付けられている。
には、それぞれ軸線に対して同心状に配された一対のア
ーマチュア17.22が何れも出力部材20のフランジ
部に取付けられている。
これらアーマチュア17.22と出力部材20との取付
けは何れも板ばねを介してリベットにより行われており
、板ばね18を装着したリベット19はアーマチュア1
7に対するもの、板ばね23を装着したリベット24は
アーマチュア22に対するものである。
けは何れも板ばねを介してリベットにより行われており
、板ばね18を装着したリベット19はアーマチュア1
7に対するもの、板ばね23を装着したリベット24は
アーマチュア22に対するものである。
ロータ14はカラー25、出力部材20用のベアリング
21と共にモータから入力が与えられる回転軸上に並置
され、止め輪26により出力部材20と、また押え板2
7およびボルト28により回転軸と結合されている。
21と共にモータから入力が与えられる回転軸上に並置
され、止め輪26により出力部材20と、また押え板2
7およびボルト28により回転軸と結合されている。
そして、回転軸にモータから与えられた回転力はロータ
14のフェーシング15からアーマチュア2を介し出力
部材20のフランジ部に与えられ、出力部材20の出力
部(図ではプーリ)を介して負荷に出力される。
14のフェーシング15からアーマチュア2を介し出力
部材20のフランジ部に与えられ、出力部材20の出力
部(図ではプーリ)を介して負荷に出力される。
これがクラッチのみが作動したときであり、ブレーキ時
は出力部材20のフランジ部がアーマチュア17および
フェーシング16を介してヨーク11と連結され、出力
部材20の回転が停止する。
は出力部材20のフランジ部がアーマチュア17および
フェーシング16を介してヨーク11と連結され、出力
部材20の回転が停止する。
この電磁クラッチ、ブレーキにおいて、クラッチコイル
12を励磁すると発生磁束がクラッチコイル12→ヨー
ク11→ロータ14→アーマチユア22→ロータ14→
ヨーク11→クラツチコイル12と通り、板ばね23を
反らせるように力を与えてアーマチュア22を吸引する
。
12を励磁すると発生磁束がクラッチコイル12→ヨー
ク11→ロータ14→アーマチユア22→ロータ14→
ヨーク11→クラツチコイル12と通り、板ばね23を
反らせるように力を与えてアーマチュア22を吸引する
。
これにより回転軸と一体回転するロータ14は、出力部
材20と一体回転するアーマチュア22と連結され、回
転軸から与えられた入力が出力部材20を介して負荷に
出力される。
材20と一体回転するアーマチュア22と連結され、回
転軸から与えられた入力が出力部材20を介して負荷に
出力される。
一方、ブレーキコイル13を励磁すると、発生磁束がブ
レーキコイル13→ヨーク11→アーマチユア17→ヨ
ーク11→ブレーキコイル13と通り、板ばね18を反
らせるように力を与えてアーマチュア17を吸引する。
レーキコイル13→ヨーク11→アーマチユア17→ヨ
ーク11→ブレーキコイル13と通り、板ばね18を反
らせるように力を与えてアーマチュア17を吸引する。
したがってハブ20はヨーク11と直接結合し、出力部
材20の回転は停止する訳である。
材20の回転は停止する訳である。
この場合、ブレーキ機構は径方向の外側であるからブレ
ーキ効果は大である。
ーキ効果は大である。
第3図は本考案に係る電磁クラッチブレーキ装置IAを
モータ2にの回転軸の負荷接続側端にモータ外壁に密着
するように装着した状態を示しており、4はフライホイ
ールである。
モータ2にの回転軸の負荷接続側端にモータ外壁に密着
するように装着した状態を示しており、4はフライホイ
ールである。
この第3図を第1図a、 bと対比すれば明らかなよう
に、モータの軸方向長さよりも著しく短い軸長を有する
のみで径方向寸法が幾分大きくはなるがモータの径方向
寸法に比べれば殆んど同じであるから、径方向および軸
方向ともに取付寸法に十分な余裕がない場合でも問題も
なく取付けることができる。
に、モータの軸方向長さよりも著しく短い軸長を有する
のみで径方向寸法が幾分大きくはなるがモータの径方向
寸法に比べれば殆んど同じであるから、径方向および軸
方向ともに取付寸法に十分な余裕がない場合でも問題も
なく取付けることができる。
つまり第1図a、 bのものと比ベブレーキコイル、ク
ラッチコイルを径方向に重ねたから軸方向長が短いし、
モータとクラッチ、ブレーキとを軸が平行になるように
配さすに同一軸上に配したから高さとか据付は面積を大
とすることなく、コンパクトに構成される。
ラッチコイルを径方向に重ねたから軸方向長が短いし、
モータとクラッチ、ブレーキとを軸が平行になるように
配さすに同一軸上に配したから高さとか据付は面積を大
とすることなく、コンパクトに構成される。
本考案は上述のように、クラッチコイルとブレーキコイ
ル、およびこれら両コイルと電磁的に協働するアーマチ
ュアを共に軸線に直角な平面内もしくはこの平面近傍に
配したため、これらのための軸方向長さはそれぞれ1つ
分づつとなり、それに出力部材の軸方向長さを加えたの
みの軸方向長さで電磁クラッチブレーキを構成できる。
ル、およびこれら両コイルと電磁的に協働するアーマチ
ュアを共に軸線に直角な平面内もしくはこの平面近傍に
配したため、これらのための軸方向長さはそれぞれ1つ
分づつとなり、それに出力部材の軸方向長さを加えたの
みの軸方向長さで電磁クラッチブレーキを構成できる。
したがってモータに装着してもモータ、クラッチ・ブレ
ーキの合計軸方向長を最小限にすることができ、据付は
スペースに関する問題を回避し易い。
ーキの合計軸方向長を最小限にすることができ、据付は
スペースに関する問題を回避し易い。
【図面の簡単な説明】
第1図a、 bは従来の電磁クラッチブレーキの説明図
、第2図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第3図は
同実施例の実装状態を示す図である。 1・・・・・・電磁クラッチブレーキ、2・・・・・・
モータ、11・・・・・・ヨーク、12・・・・・・ク
ラッチコイル、13・・・ブレーキコイル、14・曲・
ロータ、17,22・・・・・・アーマチュア、20・
・・・・・出力部材。
、第2図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第3図は
同実施例の実装状態を示す図である。 1・・・・・・電磁クラッチブレーキ、2・・・・・・
モータ、11・・・・・・ヨーク、12・・・・・・ク
ラッチコイル、13・・・ブレーキコイル、14・曲・
ロータ、17,22・・・・・・アーマチュア、20・
・・・・・出力部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 モータに取付けられ該モータの出力軸を負荷に連結した
り該負荷の回転を停止させたりするためのモータ用電磁
クラッチブレーキにおいて、前記モータに取付けられ、
前記出力軸を中心に実質的に異る磁気回路を形成するよ
うに内側にクラッチコイル12を、外側にブレーキコイ
ル13を配して前記両コイルを抱持するヨーク11と、
前記クラッチコイル12と対向して前記出力軸と一体回
転するように該出力軸に取付けられたロータ14と、 前記出力軸に回転自在に支持され負荷側に動力を伝達す
るための出力部、および前記ロータ14を介して前記ヨ
ーク11と対向したフランジ部を有する出力部材20と
、 この出力部材20のフランジ部における前記ブレーキコ
イル13に対向する位置に板ばね18を介して軸方向に
偏倚可能に取付けられた第1のアーマチュア17と、 前記出力部材20のフランジ部における前記クラッチコ
イル12と対向する位置に板ばね23を介して軸方向に
偏倚可能に取付けられた第2のアーマチュア22と、 前記ブレーキコイル13の前記第1のアーマチュア17
との接触面および前記ロータ14の前記第2のアーマチ
ュア22との接触面のそれぞれに設けられたフェーシン
グ15.16とをそなえ、前記クラッチコイル12を励
磁したときに前記ロータ14と前記第2のアーマチュア
22とが吸着接触してクラッチ作用することにより前記
出力軸の動力を前記出力部材20に伝達し、前記ブレー
キコイル13を励磁したときに前記ヨーク11と前記第
1のアーマチュア17とが吸着接触してブレーキ作用し
前記出力部材20の回転を停止するようにしたモータ用
電磁クラッチブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978013895U JPS602350Y2 (ja) | 1978-02-07 | 1978-02-07 | 電磁クラツチブレ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978013895U JPS602350Y2 (ja) | 1978-02-07 | 1978-02-07 | 電磁クラツチブレ−キ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54118548U JPS54118548U (ja) | 1979-08-20 |
JPS602350Y2 true JPS602350Y2 (ja) | 1985-01-23 |
Family
ID=28832811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978013895U Expired JPS602350Y2 (ja) | 1978-02-07 | 1978-02-07 | 電磁クラツチブレ−キ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602350Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4417522Y1 (ja) * | 1967-09-16 | 1969-07-30 | ||
JPS5015024A (ja) * | 1973-04-30 | 1975-02-17 | ||
JPS5293857A (en) * | 1976-01-30 | 1977-08-06 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Clutch brake |
-
1978
- 1978-02-07 JP JP1978013895U patent/JPS602350Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4417522Y1 (ja) * | 1967-09-16 | 1969-07-30 | ||
JPS5015024A (ja) * | 1973-04-30 | 1975-02-17 | ||
JPS5293857A (en) * | 1976-01-30 | 1977-08-06 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Clutch brake |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54118548U (ja) | 1979-08-20 |
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