JPS60234962A - 耐腐食性薄膜およびその製造方法 - Google Patents
耐腐食性薄膜およびその製造方法Info
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- JPS60234962A JPS60234962A JP9155184A JP9155184A JPS60234962A JP S60234962 A JPS60234962 A JP S60234962A JP 9155184 A JP9155184 A JP 9155184A JP 9155184 A JP9155184 A JP 9155184A JP S60234962 A JPS60234962 A JP S60234962A
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- JP
- Japan
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- thin film
- corrosion
- nitrogen
- iron nitride
- chamber
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/06—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the coating material
- C23C14/0641—Nitrides
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
λ嘘匁則す
本発明は、耐腐食t’l薄1模a3よびその形成方法に
関し、さらに訂しく G、L fりれだ耐腐食性を右づ
−る[7(!系耐腐食↑(1薄膜およびその形成方法に
関する。
関し、さらに訂しく G、L fりれだ耐腐食性を右づ
−る[7(!系耐腐食↑(1薄膜およびその形成方法に
関する。
年11111/) j幻用J蝦璽μらびにヱー悲護■悼
近イ1、貞空烹71、スパッタリング、イAンブレーj
イングhどのドライニl−ティング技術の進歩にJ、す
、金属、レラミック、プラスチックなどからイするノイ
ルl\あるいは成型物品の表面に、金属、半導体、金属
酸化物、セラミックなどの薄膜を形成覆ることが可能と
なってきた。このようなドライ」−アイング技術による
薄膜の形成は、従来のメッキ沫に代表されるウェッ1〜
コーティング技術に比べ、一般に工程数が少なく、また
不純物の混入が制御でき、しかも環境汚染の心配がない
などの利点を右りるため、薄膜の特性に応じて、耐腐食
用、耐熱用、装飾用、表面硬化用、メタライズ用などの
多種多様な目的に利用されつつある。
近イ1、貞空烹71、スパッタリング、イAンブレーj
イングhどのドライニl−ティング技術の進歩にJ、す
、金属、レラミック、プラスチックなどからイするノイ
ルl\あるいは成型物品の表面に、金属、半導体、金属
酸化物、セラミックなどの薄膜を形成覆ることが可能と
なってきた。このようなドライ」−アイング技術による
薄膜の形成は、従来のメッキ沫に代表されるウェッ1〜
コーティング技術に比べ、一般に工程数が少なく、また
不純物の混入が制御でき、しかも環境汚染の心配がない
などの利点を右りるため、薄膜の特性に応じて、耐腐食
用、耐熱用、装飾用、表面硬化用、メタライズ用などの
多種多様な目的に利用されつつある。
ところで「C薄膜は、光沢、導電性、磁気的特性などの
面で優れた性質を有していることに加えて、材料コス]
・が安いという右点がある。ところがFe1li膜は耐
腐食性をほとんど有していないため、その使用は著しく
制限されていた。
面で優れた性質を有していることに加えて、材料コス]
・が安いという右点がある。ところがFe1li膜は耐
腐食性をほとんど有していないため、その使用は著しく
制限されていた。
本発明者らは、[C薄膜の耐腐食性の向上を目的どして
鋭意研究した結果、以下の事実を見出した。
鋭意研究した結果、以下の事実を見出した。
くa) N2、N1」3などの含窒素ガス中で、FCを
イオンブレーティング、スパッタリングなどの方法によ
り基材上に成膜すると、Fe2N、Fe3N、Fe4N
などの窒化鉄を含むFe系薄膜が得られること。
イオンブレーティング、スパッタリングなどの方法によ
り基材上に成膜すると、Fe2N、Fe3N、Fe4N
などの窒化鉄を含むFe系薄膜が得られること。
(b) このような窒化鉄を含むFe系薄膜は、Feを
アルゴンなどの不活性ガス中での真空蒸着法などにより
基材上に成膜した窒化鉄を含まないFe系薄膜と比べて
、耐腐食性が大幅に向上していること。
アルゴンなどの不活性ガス中での真空蒸着法などにより
基材上に成膜した窒化鉄を含まないFe系薄膜と比べて
、耐腐食性が大幅に向上していること。
発明の目的ならびにその概要
本発明は、上記のような知見に基いて完成されたもので
あって、Fe系薄膜でありながら、優れた耐腐食性を右
りる「e系薄膜J”iよびぞの製造方法を提供り゛るこ
とを1]的としている。
あって、Fe系薄膜でありながら、優れた耐腐食性を右
りる「e系薄膜J”iよびぞの製造方法を提供り゛るこ
とを1]的としている。
本発明に係る耐腐食性薄膜は、基材」:に設【プられた
Fc系薄WAであって、この[e系薄膜は「exN(式
中Xは2〜8である)で示される窒化鉄を5%以」−好
ましくは20%以上さらに好ましくは50%含んでいる
ことを特徴としている。
Fc系薄WAであって、この[e系薄膜は「exN(式
中Xは2〜8である)で示される窒化鉄を5%以」−好
ましくは20%以上さらに好ましくは50%含んでいる
ことを特徴としている。
また本発明に係る耐1@食+4薄膜の!!7造方法は、
ブA!ンバー内でFCまたはFa系合金を蒸盾源または
ターグツ1〜どして、反応性イオンブレーティング払ま
たは反応性スパッタリング法にJ、す、以−トの条件<
a ) ヘ(b )下でFexN(xは2へ・8であ
る)で示される窒化鉄を5%以上含む[e基金属薄膜を
基材上に成膜することを特徴としている。
ブA!ンバー内でFCまたはFa系合金を蒸盾源または
ターグツ1〜どして、反応性イオンブレーティング払ま
たは反応性スパッタリング法にJ、す、以−トの条件<
a ) ヘ(b )下でFexN(xは2へ・8であ
る)で示される窒化鉄を5%以上含む[e基金属薄膜を
基材上に成膜することを特徴としている。
(n) 5Vンハー内の含窒素ガス圧を反応性イオンブ
レーティング払の場合には2×10’ 〜1 、 Ox
10−2Torrノ範囲に、また反応性スパッタリン
グ法の場合には1×10−3〜1 、 Ox 10’T
orrの範囲に保つこと、 (b) al!、!の成膜速度を反応性イオンブレーテ
ィング払の場合には0.5〜200八/secの範囲に
、また反応性スパッタリング法の場合には0.1〜20
0八/ secの範囲に保つこと。
レーティング払の場合には2×10’ 〜1 、 Ox
10−2Torrノ範囲に、また反応性スパッタリン
グ法の場合には1×10−3〜1 、 Ox 10’T
orrの範囲に保つこと、 (b) al!、!の成膜速度を反応性イオンブレーテ
ィング払の場合には0.5〜200八/secの範囲に
、また反応性スパッタリング法の場合には0.1〜20
0八/ secの範囲に保つこと。
3、発明の詳細な説明
以下本発明を図面により説明で−で・。
本発明に係るFe系耐腐食性薄膜1は、第1図に示され
るように、基材2上に設りられている。
るように、基材2上に設りられている。
Fe系耐腐食性薄膜1は、「exN(式中Xは2〜8で
ある)で示される窒化鉄を5%以上、好ましくは20%
以上、さらに好ましく50%以上含んでいる。
ある)で示される窒化鉄を5%以上、好ましくは20%
以上、さらに好ましく50%以上含んでいる。
Fe系薄膜における窒化鉄の量が5%未満であると、充
分な耐腐食性が得られないため好ましくない。
分な耐腐食性が得られないため好ましくない。
なおFe系薄膜3におけるF(!XNで示される窒化鉄
の鉛が5〜20%である場合には、40℃湿度90%の
室内に1週間放置しても腐蝕が認められない程度の耐腐
蝕性を有しており、また前記窒化鉄の吊が20〜50%
である場合には、NaClを含む蒸気に1週間接触させ
ても腐蝕が認められない程度の耐腐蝕性を有しており、
さらに前記窒化鉄の量が50%以」−である場合には、
5%NaC1水溶液に′1週間浸漬しても腐蝕が認めら
れない程度の腐蝕性を右している。
の鉛が5〜20%である場合には、40℃湿度90%の
室内に1週間放置しても腐蝕が認められない程度の耐腐
蝕性を有しており、また前記窒化鉄の吊が20〜50%
である場合には、NaClを含む蒸気に1週間接触させ
ても腐蝕が認められない程度の耐腐蝕性を有しており、
さらに前記窒化鉄の量が50%以」−である場合には、
5%NaC1水溶液に′1週間浸漬しても腐蝕が認めら
れない程度の腐蝕性を右している。
基材2として(,1、あらゆるタイプの物体が基材2ど
なりうるが、具体的には、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、セルロース7ルアー1〜、ポ
リスチレン、ポリメチルメタクリレ−1−、ポリプロピ
レン、ポリエチレンテレフタレ−1−、メブルペンテン
樹脂、ポリアミド、ポリカーボネー1−、ポリフェニレ
ンオキシド、ポリサルホン、ポリフッ化Jチレン、ポリ
フッ化エチレンブ[1ピレン、ポリ1−デルイミド、ポ
リイミド、アクリル樹脂、1ボキシ樹脂、メラミン樹脂
、尿Z・5樹脂などのプラスブーツタ類、鉄、銅、アル
ミニラ114【どの金属類、ガラス、セラミック類など
が用いられ)る。これらの基材は、フィルム状、シート
状、箔状、成型体などのあらゆる形状をとりうる。また
場合によっては、本発明に係るFe系耐腐食性薄膜を、
半導体または磁性体上に直接設置プることもできる。
なりうるが、具体的には、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、セルロース7ルアー1〜、ポ
リスチレン、ポリメチルメタクリレ−1−、ポリプロピ
レン、ポリエチレンテレフタレ−1−、メブルペンテン
樹脂、ポリアミド、ポリカーボネー1−、ポリフェニレ
ンオキシド、ポリサルホン、ポリフッ化Jチレン、ポリ
フッ化エチレンブ[1ピレン、ポリ1−デルイミド、ポ
リイミド、アクリル樹脂、1ボキシ樹脂、メラミン樹脂
、尿Z・5樹脂などのプラスブーツタ類、鉄、銅、アル
ミニラ114【どの金属類、ガラス、セラミック類など
が用いられ)る。これらの基材は、フィルム状、シート
状、箔状、成型体などのあらゆる形状をとりうる。また
場合によっては、本発明に係るFe系耐腐食性薄膜を、
半導体または磁性体上に直接設置プることもできる。
次に本発明に係るFe系耐腐食性薄膜1の形成方法につ
いで説明する。
いで説明する。
Fe系耐腐食性薄膜1を基材2土に設けるには、従来の
イオンブレーティング装置またはスパッタリング装置を
用い、この装置内にアルゴンなどの不活性ガスの代わり
に窒素、アンモニウムなどの含窒素ガスを導入し、Fe
またはFe系合金をターゲットとして、反応性イオンプ
レーディング法または反応性スパッタリング法にJ:す
「C系耐腐食性薄膜を基材上に被着させればよい。
イオンブレーティング装置またはスパッタリング装置を
用い、この装置内にアルゴンなどの不活性ガスの代わり
に窒素、アンモニウムなどの含窒素ガスを導入し、Fe
またはFe系合金をターゲットとして、反応性イオンプ
レーディング法または反応性スパッタリング法にJ:す
「C系耐腐食性薄膜を基材上に被着させればよい。
あるいはまた、第2図に示されるようなイA−ンブレー
ティング装置を用いてもよい。このイオンブレーティン
グ装置3は、底部にバルブ5を有する真空ライン4を具
備しており、また側部にバルブ7を有する含窒素ガスの
導入ライン6を具備している。イオンブレーティング装
置3の内部ずなわちブllンバー8の下部には、蒸着踪
であるFCまたは「C系合金9を入れるためのルツボ1
0が設りられており、このルツボ10の下部には、電子
銃よ/、= 41抵抗加熱装置を含んで構成される電子
ヒーム加熱装買11が設【プられている。またチャンバ
ー8内の前記ガス導入ライン6どほぼ水平位;i″1゛
(あり、しかbルツボ10の上方に、イオン化電極 る。さらに、fトンバー8内のイオン化電極12のはは
真上4:t V’fには、ホルダー14が設【)られ(
J5す、この!J\ルダー11よ耐腐食性薄膜が被着ざ
ねる3rL +A 2を保持1−る役割を果たしCいる
。
ティング装置を用いてもよい。このイオンブレーティン
グ装置3は、底部にバルブ5を有する真空ライン4を具
備しており、また側部にバルブ7を有する含窒素ガスの
導入ライン6を具備している。イオンブレーティング装
置3の内部ずなわちブllンバー8の下部には、蒸着踪
であるFCまたは「C系合金9を入れるためのルツボ1
0が設りられており、このルツボ10の下部には、電子
銃よ/、= 41抵抗加熱装置を含んで構成される電子
ヒーム加熱装買11が設【プられている。またチャンバ
ー8内の前記ガス導入ライン6どほぼ水平位;i″1゛
(あり、しかbルツボ10の上方に、イオン化電極 る。さらに、fトンバー8内のイオン化電極12のはは
真上4:t V’fには、ホルダー14が設【)られ(
J5す、この!J\ルダー11よ耐腐食性薄膜が被着ざ
ねる3rL +A 2を保持1−る役割を果たしCいる
。
このようなイオンブレーティング装置にJ3いでは、ル
ツボ10内のFeまたはFe系合金9は、電子ビーム加
熱装置11から放出されるとともに加速集束されIこ電
子ビーム15により加熱され、FeまたはFc系合金の
蒸気流16が上方に向けて発生する。一方前記イオン化
電極12は、フィラメント13に対して正電位にバイア
スされており、このイオン化電極12とフィラメント1
3との間には、−フィラメント13からイオン化電極1
2に向けて熱電子流17が発生覆る。また、前記の含窒
素ガスの導入ライン6からは、含窒素ガス18がチャン
バー8内に>9人される。そしてFeまたはFe系合金
の蒸気流16および含窒素ガス18は、前記の熱電子流
17と衝突してイオン化され、FcまたはFe系合金の
蒸気流16と含窒素ガス18とは反応して、Fcまたは
Fe系合金の一部は窒化鉄となり、基材2上に被着され
る。
ツボ10内のFeまたはFe系合金9は、電子ビーム加
熱装置11から放出されるとともに加速集束されIこ電
子ビーム15により加熱され、FeまたはFc系合金の
蒸気流16が上方に向けて発生する。一方前記イオン化
電極12は、フィラメント13に対して正電位にバイア
スされており、このイオン化電極12とフィラメント1
3との間には、−フィラメント13からイオン化電極1
2に向けて熱電子流17が発生覆る。また、前記の含窒
素ガスの導入ライン6からは、含窒素ガス18がチャン
バー8内に>9人される。そしてFeまたはFe系合金
の蒸気流16および含窒素ガス18は、前記の熱電子流
17と衝突してイオン化され、FcまたはFe系合金の
蒸気流16と含窒素ガス18とは反応して、Fcまたは
Fe系合金の一部は窒化鉄となり、基材2上に被着され
る。
上2の操作の手順ならびに条件について説明すると、ま
ずヂトンバー8内を10 ’Torr程度の高真空にま
ぐ排気する。次に含窒素ガス18をガス導入ライン6か
ら数10Torrまで導入してチャンバー8内を含窒素
ガスで満たし、この含窒素ガスの流量をバルブ7により
コントロールしながら再び排気を行なって、チャンバー
内の含窒素ガス圧を2X10’ 〜1.OX10−2T
orH)範囲に保つ。
ずヂトンバー8内を10 ’Torr程度の高真空にま
ぐ排気する。次に含窒素ガス18をガス導入ライン6か
ら数10Torrまで導入してチャンバー8内を含窒素
ガスで満たし、この含窒素ガスの流量をバルブ7により
コントロールしながら再び排気を行なって、チャンバー
内の含窒素ガス圧を2X10’ 〜1.OX10−2T
orH)範囲に保つ。
チャンバー8内の含窒素ガス圧は、得られるFe系薄膜
中での窒化鉄の組成ならびに但に対して犬さへ影響をr
atえる。、 ft・ンバー内の含窒素ガス几か2 X
10 ’Torr未満では、窒化鉄のイ1“成が不充
分どなり、耐M食性に優れIこ薄膜が青られないため好
ましくない。また含窒素ガス圧が1.0×10−2To
rrを超えるど、成膜性が悪くなり、得られる薄膜表面
が粗面化するとともに基Iと薄膜との密着性が低下する
ため好ましくない。
中での窒化鉄の組成ならびに但に対して犬さへ影響をr
atえる。、 ft・ンバー内の含窒素ガス几か2 X
10 ’Torr未満では、窒化鉄のイ1“成が不充
分どなり、耐M食性に優れIこ薄膜が青られないため好
ましくない。また含窒素ガス圧が1.0×10−2To
rrを超えるど、成膜性が悪くなり、得られる薄膜表面
が粗面化するとともに基Iと薄膜との密着性が低下する
ため好ましくない。
ルツボ10内のl”eまたはFe系合金9に照射される
電子ビーム15の量は、電子銃を含んで構成される電子
ビーム加熱装置11にhlえられる電力によりコントロ
ールされるが、この電子ビーム加熱装置11に加えられ
る電力に応じて「゛e系薄膜の成膜速度が決定される。
電子ビーム15の量は、電子銃を含んで構成される電子
ビーム加熱装置11にhlえられる電力によりコントロ
ールされるが、この電子ビーム加熱装置11に加えられ
る電力に応じて「゛e系薄膜の成膜速度が決定される。
Fe系IWAの成膜速度は0.5〜200人/secの
範囲に保つことが好ましい。成膜速度もまた得られるF
e系薄膜中での窒化鉄の組成ならびに量に対して大きな
影響を与え、この成膜速度が200人/secを超える
と、FeまたはFe系合金の窒化が充分に行なえないた
め好ましくない。また成膜速度が0.5A/sec未満
であると、成膜が安定化しないため好ましくない。
範囲に保つことが好ましい。成膜速度もまた得られるF
e系薄膜中での窒化鉄の組成ならびに量に対して大きな
影響を与え、この成膜速度が200人/secを超える
と、FeまたはFe系合金の窒化が充分に行なえないた
め好ましくない。また成膜速度が0.5A/sec未満
であると、成膜が安定化しないため好ましくない。
フィラメント13に電圧が印加されて熱電子流17が発
生するが、この印加電圧はフィラメンi・13の大きさ
によって変化するが、一般にフィラメント13が白色光
を放つ程爪に加熱すれば充分である。この際フィラメン
ト13の一方端は接地しておくことが好ましい。まlζ
イオン電極12に印加する電圧は、FeまたはFe系合
金の蒸気流16および含窒素ガス18のイオン化状態を
良好に保つため、フィラメント13に対して正に数10
V程度印加することが好ましい。
生するが、この印加電圧はフィラメンi・13の大きさ
によって変化するが、一般にフィラメント13が白色光
を放つ程爪に加熱すれば充分である。この際フィラメン
ト13の一方端は接地しておくことが好ましい。まlζ
イオン電極12に印加する電圧は、FeまたはFe系合
金の蒸気流16および含窒素ガス18のイオン化状態を
良好に保つため、フィラメント13に対して正に数10
V程度印加することが好ましい。
なお、ルツボ10およびホルダー14は、一般には接地
することが好ましいが、ホルダー14には関しては大地
に対して負の電圧を印加してもよい。
することが好ましいが、ホルダー14には関しては大地
に対して負の電圧を印加してもよい。
一方、スパッタリング法によりFe系薄膜1を基材2上
に成膜するには、チ11ンバー内の圧力を1 x 10
〜I X 10 ”Torr(7)範囲に保ち、成膜
3 速度を0.1〜20〇八/SCCの範囲に保つことが好
ましい。
に成膜するには、チ11ンバー内の圧力を1 x 10
〜I X 10 ”Torr(7)範囲に保ち、成膜
3 速度を0.1〜20〇八/SCCの範囲に保つことが好
ましい。
蒸着源であるFe系合金としては「0を主体とした合金
たとえばFe −Ni 、Fe −Go 、Fe−Ni
−Co SFe −Rh 、Fc −Cr 、Fe
−8m 、Fe−Cr 、Fe−8iなどが用いられう
る。
たとえばFe −Ni 、Fe −Go 、Fe−Ni
−Co SFe −Rh 、Fc −Cr 、Fe
−8m 、Fe−Cr 、Fe−8iなどが用いられう
る。
/、TおFC系薄膜の膜厚は、広い範囲で変化しろるが
、一般に500人〜10μm好ましく【よ100〇八・
〜・2μmであることが好ましい。ただし、磁性体を基
材として用いる場合には、1′θ系薄膜の膜厚は500
八〜1500八であることが好ましい。
、一般に500人〜10μm好ましく【よ100〇八・
〜・2μmであることが好ましい。ただし、磁性体を基
材として用いる場合には、1′θ系薄膜の膜厚は500
八〜1500八であることが好ましい。
含窒素ガスとしては、窒素ガス、アンモニアガス、また
はこれらの混合物あるいはこれらのガスとヘリウム、ネ
オン、アルゴンなどの不治付ガスとの混合物などが用い
られうるが、特に窒素ガスが好ましい。
はこれらの混合物あるいはこれらのガスとヘリウム、ネ
オン、アルゴンなどの不治付ガスとの混合物などが用い
られうるが、特に窒素ガスが好ましい。
なお本明細書においで「e系薄膜中の窒化鉄の%は、メ
スバウアー法に基づいて決定された値である。
スバウアー法に基づいて決定された値である。
以下水弁11を実施例により説明するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。
らの実施例に限定されるものではない。
実施例1
1it 1,4どしC厚さ50μmのポリイミドフィル
ムを用い、その表面にFeを蒸着源として第2図に示し
たイオンプレーディング装置により以下の条件でFO系
金金属薄膜形成した。
ムを用い、その表面にFeを蒸着源として第2図に示し
たイオンプレーディング装置により以下の条件でFO系
金金属薄膜形成した。
比較例1
実施例1において、N2ガスを導入せず真空度を5 X
10−5Torrに保った以外は、実施例1と同様に
してFe金属薄膜を形成した。
10−5Torrに保った以外は、実施例1と同様に
してFe金属薄膜を形成した。
上記実施例1および比較例1′c得られたFe系金14
薄膜の組成および耐腐食性を表に示J6なお膜の組成は
メスバウアー分光法により分析した。
薄膜の組成および耐腐食性を表に示J6なお膜の組成は
メスバウアー分光法により分析した。
実施例2
実施例1におい一’c、N2ガスを導入しながら真空度
をイれぞれ4 X 10 ’Torr、6 X 10−
’Torr、8X 10 Torr、 1.5x 10
”3Torrに保ツlζ以4 外は実施例1と同様にしてFe系金属薄膜を形成した。
をイれぞれ4 X 10 ’Torr、6 X 10−
’Torr、8X 10 Torr、 1.5x 10
”3Torrに保ツlζ以4 外は実施例1と同様にしてFe系金属薄膜を形成した。
冑られたFe系金属薄膜における[e2〜3Nの合格は
それぞれ25%、25%、47%、57%C・あった。
それぞれ25%、25%、47%、57%C・あった。
また5%NaCj水溶液中に4日間放間しCも、腐食は
全く認められなかった。
全く認められなかった。
第1図は本発明に係るFe系金属1IIIIIの断面図
であり、第2図はFe系金属薄膜を形成づる% ’IN
に用いられるイオンブレーティングlfi!’2の断面
図である。 1・・・Fe系金属薄膜、2・・・基材、3・・・イA
ンプレーティング装置。 出願人代理人 猪 股 清
であり、第2図はFe系金属薄膜を形成づる% ’IN
に用いられるイオンブレーティングlfi!’2の断面
図である。 1・・・Fe系金属薄膜、2・・・基材、3・・・イA
ンプレーティング装置。 出願人代理人 猪 股 清
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 基材上に設Cノられたl”C系簿膜であって。 コ(7) F C系簿膜【、1、FeXN(式中Xは2
〜8である)で示される窒化鉄を5%以上含んでいるこ
とを特徴どづる耐腐食性薄膜。 2、 Xが2.3または4である特許請求の範囲第1項
に記載の耐腐食性薄膜。 3、 チャンバー内でFeまたはFe系合金を蒸首源ど
しC1反応性イオンプレーディング法または反応刊スパ
ッタリング法により、以下の条件1・([−CXN(式
中x LJ 2へ・8 ’in”ある)で示される窒化
鉄を51%以上含む「C系簿膜を基材上に成膜りること
を特徴とりる、耐腐食性薄膜の製造方法(jl) fマ
・ンバー内の含窒素ガス圧を2×10 ・〜1 、 O
x I Q’Torrの範囲に保つ4 こと、 (b) illの成膜速度を0.5”−200人/se
c範囲に保つこと。 4、 チャンバー内でFeまたはFe系合金をターゲッ
トとして、反応性スパッタリング法により、以下の条件
下でFOXN(式中Xは2〜8である)で示される窒化
鉄を5%以上含むFe系会合薄膜基材上に成膜(ること
を特徴とする、耐腐蝕性薄膜の製造方法: (a) チャンバー内の含窒素ガス圧を1×3 10〜1×1O−11Orrノ範囲に保ツコト、(b)
薄膜の成膜速度を0.1〜200八/secの範囲に
保つこと。 5、 含窒素ガスが、窒素ガスまたはアンモニアガスあ
るいはこれらの混合物もしくはこれらのガスとヘリウム
、ネオンまたはアルゴンとの混合物である特許請求の範
囲第3項または第4項に記載の耐腐食性薄膜の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59091551A JPH0726194B2 (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 耐腐食性薄膜およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59091551A JPH0726194B2 (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 耐腐食性薄膜およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60234962A true JPS60234962A (ja) | 1985-11-21 |
JPH0726194B2 JPH0726194B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=14029631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59091551A Expired - Lifetime JPH0726194B2 (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 耐腐食性薄膜およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726194B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52149281A (en) * | 1976-06-07 | 1977-12-12 | Tsuneo Nishida | Deposition process for titanium nitride coating film |
JPS52149234A (en) * | 1976-06-07 | 1977-12-12 | Tsuneo Nishida | Surface treatment |
JPS5945911A (ja) * | 1982-03-09 | 1984-03-15 | Nippon Mining Co Ltd | 高飽和磁化磁性材料およびその製造方法 |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP59091551A patent/JPH0726194B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52149281A (en) * | 1976-06-07 | 1977-12-12 | Tsuneo Nishida | Deposition process for titanium nitride coating film |
JPS52149234A (en) * | 1976-06-07 | 1977-12-12 | Tsuneo Nishida | Surface treatment |
JPS5945911A (ja) * | 1982-03-09 | 1984-03-15 | Nippon Mining Co Ltd | 高飽和磁化磁性材料およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726194B2 (ja) | 1995-03-22 |
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