JPS602348Y2 - クラツチ・ブレーキ - Google Patents

クラツチ・ブレーキ

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JPS602348Y2
JPS602348Y2 JP1977000262U JP26277U JPS602348Y2 JP S602348 Y2 JPS602348 Y2 JP S602348Y2 JP 1977000262 U JP1977000262 U JP 1977000262U JP 26277 U JP26277 U JP 26277U JP S602348 Y2 JPS602348 Y2 JP S602348Y2
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JP
Japan
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friction plate
clutch
shaft
brake
friction
Prior art date
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JP1977000262U
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English (en)
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JPS5395943U (ja
Inventor
直則 谷口
詔三 今西
光夫 佐藤
Original Assignee
アイダエンジニアリング株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はプレス等の軸の両端部に一方にはクラッチ、他
方にはブレーキを設けたセパレート形のクラッチ・ブレ
ーキに関するものである。
「従来の技術」 従来、プレス等の軸を駆動したり停止したりするために
使用されたセパレート形のクラッチ・ブレーキは、第1
図及び第2図に示すように軸7は軸方向に移動しないよ
うに機体に支持し、軸7の一端部にクラッチ27を、他
端部にブレーキ28を設けている。
クラッチ27には軸7に固定したハブ2の外歯にかみ合
う内歯を有する摩擦板1を軸方向に可動に設け、軸7と
同心に回転自在に設けたフライホイール16の軸端側の
側面に固定したクラッチボデー17で摩擦板1の内側面
を受けると共に摩擦板1の周囲を包囲し、クラッチボデ
ー17のシリンダに内装され、かつ軸方向に可動に案内
され回り止めされたピストン15により摩擦板1の外側
面を押圧するようにし、ピストン15をピン14を介し
て摩擦板1から離す方向に付勢するばね13を設け、ロ
ータリジヨイント12から圧縮エアを給排してクラッチ
27を接、断していた。
また、ブレーキ28には軸7に固定したハブ4の外歯に
かみ合う内歯を有する摩擦板3を軸方向に可動に設け、
機体に固定したフリクションディスク11により摩擦板
3の内側面を受けると共に外周部を包囲し、フリクショ
ンディスク11に軸方向に案内され回り止めされた押え
板10をフリクションディスク11に係合したピン24
とばね9で摩擦板3の外側面に押圧し、フリクションデ
ィスク11のシリンダに内装したピストン18を給気口
8から供給する圧縮エアで動作させピン19、板20及
びナツト21を介して押え板10を摩擦板3から離すこ
とによりブレーキ28を制動、解放していた。
「考案が解決しようとする問題点」 ところが、従来のクラッチ27、ブレーキ28の摩擦板
1とハブ2、摩擦板3とハブ4間の歯部には若干の遊び
があるため軸7の回転、停止の都度接触部が叩き合い、
摩耗及び騒音の発生が大きいという欠点があった。
「問題点を解決するための手段及び作用」本考案はこれ
らの欠点を除き、摩擦板とハブ部とを一体とし、摩擦板
が挾持された場合に摩擦板が歪むことを防止するために
軸7を軸方向に若干可動に機体に支持させた。
その他の構造は従来と同じである。
クラッチが接のときはブレーキを解放、クラッチが切の
ときはブレーキ入となるように圧縮エアーを給排する構
成とし、クラッチが接となった時の軸7の移動によりブ
レーキの摩擦板をフリクションディスク11から離し、
ブレーキの解放を助け、またブレーキが制動となったと
きに軸7の移動によりクラッチの摩擦板をクラッチボデ
ー17から離してクラッチの断を助けることができるよ
うにした。
「実施例」 第3図において、軸7は機体に回転自在に、かつ軸方向
に若干可動に設けられている。
軸7の右端部にはクラッチ5が、左端部にはブレーキ6
が設けられクラッチ・ブレーキを構成している。
クラッチ5は軸7と同心に回転自在に設けたフライホイ
ール16と軸7との間を動力的に接・断する。
フライホイール16は駆動源に接結され連続回転してい
る。
軸7のフライホイール16から突出した端部には摩擦板
22のハブ部22aが固定されている。
フライホイール16の軸端側の側面には摩擦板22を包
囲するクラッチボデー17が固定され、摩擦板22のフ
ライホイール16側の内側面と対向している。
クラッチボデー17の軸7端面と対向する部分に軸7と
同心に設けたシリ1ンダにピストン15が内装され、か
つクラッチボデー17に軸方向に案内され回り止めされ
て摩擦板22の外側面と所要の間隙をもって対向してい
る。
ピストン15に係合し、クラッチボデー17を軸方向に
外側へ貫通したピストン14の先端とアクラッチボデー
17との間にはピストン15を摩擦板22から離す矢印
Aで示す方向に付勢するばね13が設けられている。
クラッチボデー17の中心部にはロータリジヨイント1
2が設けられ、ここから圧縮エアがピストン15右側の
シリンダ1室に給排される。
ブレーキ6は、軸7端に摩擦板23のハブ部23aが固
定されている。
摩擦板23の内側面に対向し、かつ外周部を包囲するフ
リクションディスク11が軸7と同心に機体に固定され
ている。
摩;採板23の外側面に対向し、フリクションディスク
11により軸方向に案内されて回り止めされた押え板1
0が設けられている。
フリクションディスク11に係合し、押え板10を貫通
したピン24の先端部と押え板10との間にばばね9が
設けられ、押え板10をフリクションディスク11に向
けて付勢し、これらの間に摩擦板23を挾持する。
フリクションディスク11のシリンダには軸方向に作用
するピストン18が内装され、給気口8から供給される
圧縮エアにより摩擦板23に向けて動き、ピン19、押
え板10にナツト21で固定された板20を介して押え
板10を摩擦板23から離す方向に押圧する。
クラッチ5、ブレーキ6間の軸7には軸7に伝達された
動力により仕事をするため、−例として偏心部25を設
け、これに連結されたコンロッド26により他端に連結
された物体に往復動を与える。
次に作用について述べる。
第3図に示す状態では給気口8、ロータリジヨイント1
2のエアは排気されており、クラッチ5のピストン15
はピン14を介してばね13に付勢され摩擦板22から
所要寸法だけ離れている。
一方ブレーキ6の押え板10はピン24を介してばね9
により付勢され、摩擦板23をフリクションディスク1
1に押圧して挾持し軸7を制動している。
このとき軸7は若干矢印Aで示す右方向に移動し、クラ
ッチ5の摩擦板22をクラッチボデー17から若干離し
ている。
軸7を回転させるときは、給気口8及びロータリジヨイ
ント12から圧縮エアを供給する。
クラッチ5のピストン15は圧縮エアで付勢され、ばね
13の付勢力に打ち勝って矢印Bで示す左方向に動き、
摩擦板22をクラッチボデー17に押圧してクラッチ5
を接とし、フライホイール16の回転力を軸7に伝達す
る。
同時にブレーキ6のピストン18は矢印Bで示す左方向
に付勢され、ピン19、板20、ナツト21を介して押
え板10をばね9の付勢力に打ち勝って左に所要寸法だ
け移動させる。
従って摩擦板23は制動を解放される。
このときクラッチ5のピストン15により摩擦板22を
介して若干左に移動した軸7は、ブレーキ6の摩擦板2
3を若干フリクションディスク11から離し制動の解放
を助ける。
同様にして軸7を停止させるときは、給気口8及びロー
タリジヨイント12に供給した圧縮エアを排気すると前
述のように軸7はブレーキ6により制動されて停止し、
同時に軸7が若干名に移動することによりクラッチ5を
断とすることを助ける。
「考案の効果」 本考案によれば、軸7を軸方向に可動としたことにより
クラッチ・ブレーキの摩擦板が挾持されるときの軸方向
の無理な応力を除き、歪の発生を防止すると共に、クラ
ッチを断、ブレーキを解放するときの摩擦板とクラッチ
ボデー或いは摩擦板とフリクションディスクの密着によ
る作動の遅れを除去し、更に従来のような摩擦板とハブ
間の歯部の摩耗、騒音の発生を除くことができるなど、
実用上の効果と利点は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のクラッチの縦断面図、第2図はそのブ
レーキの縦断面図、第3図は実施例の縦断面図である。 1は摩擦板、2はハブ、3は摩擦板、4はハブ、5はク
ラッチ、6はブレーキ、7は軸、8は給気口、9はばね
、10は押え板、11はフリクションディスク、12は
ロータリジヨイント、13はばね、14はピン、15は
ピストン、16はフライホイール、17はクラッチボデ
ー、18はピストン、19はピン、20は板、21はナ
ツト、22は摩擦板、23は摩擦板、24はピン、25
は偏心部、26はコンロッド、27はククラッチ、28
はブレーキである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸の一端部にクラッチ、他端部にブレーキを設けたセパ
    レート形のクラッチ・ブレーキにおいて、機体にその軸
    方向に若干可動で回転自在の軸を設け、該軸の一端部に
    同心に設けたフライホイールと軸とを動力的に接・断す
    るクラッチには、フライホイールを貫通して突出した前
    記軸の端部に固定した摩擦板と、フライホイールの側面
    に固定され、該摩擦板の内側面と対向すると共に、摩擦
    板を包囲するクラッチボデーと、該クラッチボデーのシ
    リンダに内装され、かつ軸方向に案内されて回り止めさ
    れ、前記摩擦板の外側面に対向し、圧縮エアに付勢され
    てクラッチボデーとの間に摩擦板を挾持するピストンと
    、該ピストンを摩擦板から離す方向に付勢するばねとを
    設け、前記軸の他端に設けたブレーキには、軸端に固定
    した摩擦板と、該摩擦板の内側面に対向すると共に外周
    部を包囲し、軸と同心に機体に固定されたフリクション
    ディスクと、該フリクションディスクに軸方向に案内さ
    れて回り止めされ、摩擦板の外側面と対向する押え板と
    、該押え板を前記フリクションディスクに向けて付勢し
    、これらの間に摩擦板を挾持させるばねと、前記フリク
    ションディスクのシリンダに内装され、圧縮エアを供給
    されて前記押え板を該ばねの付勢に打ち勝って摩擦板か
    ら離すピストンとを設けたことを特徴とするクラッチ・
    ブレーキ。
JP1977000262U 1977-01-07 1977-01-07 クラツチ・ブレーキ Expired JPS602348Y2 (ja)

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JPS5395943U JPS5395943U (ja) 1978-08-04
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