JPH0751898A - 機械プレスのクラッチ、ブレーキ装置 - Google Patents
機械プレスのクラッチ、ブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH0751898A JPH0751898A JP20746993A JP20746993A JPH0751898A JP H0751898 A JPH0751898 A JP H0751898A JP 20746993 A JP20746993 A JP 20746993A JP 20746993 A JP20746993 A JP 20746993A JP H0751898 A JPH0751898 A JP H0751898A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- plate
- brake
- disk
- flywheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/10—Brakes specially adapted for presses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 応答性を高め、かつ軸方向の距離を短縮する
ことにより小型化を図る。 【構成】 回転軸２を支承する支持部材１ａの外周部に
フライホイール５を回転自在に支承し、かつ上記フライ
ホイール５に取付けられたクラッチハウジング６ａと上
記回転軸２の端部に固着されたハブ８の間にクラッチ６
のディスク６ｇ及びプレート６ｈを設け、また上記支持
部材１ａの端部に固着されたブレーキハウジング７ａと
上記ハブ８の間に、ブレーキ７のディスク７ｇ及びプレ
ート７ｈを設けると共に、上記クラッチ６のディスク６
ｇ及びプレート６ｈ間を流体圧により作動されるピスト
ン６ｃによりクラッチ押板６ｆを介して接続し、かつブ
レーキ７のディスク７ｇ及びプレート７ｈ間を、圧縮ば
ね１２の付勢力により接続するようにしたもので、応答
性の向上と、軸方向の距離の短縮により小型化が図れ
る。
ことにより小型化を図る。 【構成】 回転軸２を支承する支持部材１ａの外周部に
フライホイール５を回転自在に支承し、かつ上記フライ
ホイール５に取付けられたクラッチハウジング６ａと上
記回転軸２の端部に固着されたハブ８の間にクラッチ６
のディスク６ｇ及びプレート６ｈを設け、また上記支持
部材１ａの端部に固着されたブレーキハウジング７ａと
上記ハブ８の間に、ブレーキ７のディスク７ｇ及びプレ
ート７ｈを設けると共に、上記クラッチ６のディスク６
ｇ及びプレート６ｈ間を流体圧により作動されるピスト
ン６ｃによりクラッチ押板６ｆを介して接続し、かつブ
レーキ７のディスク７ｇ及びプレート７ｈ間を、圧縮ば
ね１２の付勢力により接続するようにしたもので、応答
性の向上と、軸方向の距離の短縮により小型化が図れ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は応答性を改善した機械
プレスのクラッチ、ブレーキ装置に関する。
プレスのクラッチ、ブレーキ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のクラッチ、ブレーキとして
例えば実開昭６１−９１９８号公報に記載されたものが
公知である。
例えば実開昭６１−９１９８号公報に記載されたものが
公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来のクラ
ッチ、ブレーキ装置ではエア供給口からシリンダまでの
距離が長いため、シリンダ内へのエアの給排気に時間が
かかって応答性が悪い不具合があった。また軸の端部に
フライホイールが取付けられているため、軸方向の距離
が大きくなって小型化できないと共に、点検や保守など
のためにクラッチ、ブレーキを分解する場合、その都度
フライホイールを脱着しなければならず、作業に手間が
かかる不具合がある。
ッチ、ブレーキ装置ではエア供給口からシリンダまでの
距離が長いため、シリンダ内へのエアの給排気に時間が
かかって応答性が悪い不具合があった。また軸の端部に
フライホイールが取付けられているため、軸方向の距離
が大きくなって小型化できないと共に、点検や保守など
のためにクラッチ、ブレーキを分解する場合、その都度
フライホイールを脱着しなければならず、作業に手間が
かかる不具合がある。
【０００４】さらにクラッチ、ブレーキの作動時軸受け
にスラスト力が作用するため、スラスト力に耐える強度
の軸受けが必要となり、軸受けが大型かつ高価となると
共に、クラッチ押板のたわみによって摩擦面に部分当り
が発生し、摩擦面が局部的に摩耗したり、摩擦面の内当
りによるトルク低下などの不具合があった。この発明は
かかる不具合を改善するためになされたもので、応答性
がよくかつ保守なども容易な機械プレスのクラッチブレ
ーキ装置を提供することを目的とするものである。
にスラスト力が作用するため、スラスト力に耐える強度
の軸受けが必要となり、軸受けが大型かつ高価となると
共に、クラッチ押板のたわみによって摩擦面に部分当り
が発生し、摩擦面が局部的に摩耗したり、摩擦面の内当
りによるトルク低下などの不具合があった。この発明は
かかる不具合を改善するためになされたもので、応答性
がよくかつ保守なども容易な機械プレスのクラッチブレ
ーキ装置を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、回転軸を支承する支持部材の外周部にフ
ライホールを回転自在に支承し、かつ上記フライホール
に取付けられたクラッチハウジングと上記回転軸の端部
に固着されたハブの間にクラッチのディスク及びプレー
トを設け、また上記支持部材の端部に固着されたブレー
キハウジングと上記ハブの間にブレーキのディスク及び
プレートを設けると共に、上記クラッチのディスク及び
プレート間を流体圧により作動されるピストンによりク
ラッチ押板を介して接続し、かつブレーキのディスク及
びプレート間を圧縮ばねを付勢力により接続するように
したものである。
成するために、回転軸を支承する支持部材の外周部にフ
ライホールを回転自在に支承し、かつ上記フライホール
に取付けられたクラッチハウジングと上記回転軸の端部
に固着されたハブの間にクラッチのディスク及びプレー
トを設け、また上記支持部材の端部に固着されたブレー
キハウジングと上記ハブの間にブレーキのディスク及び
プレートを設けると共に、上記クラッチのディスク及び
プレート間を流体圧により作動されるピストンによりク
ラッチ押板を介して接続し、かつブレーキのディスク及
びプレート間を圧縮ばねを付勢力により接続するように
したものである。
【０００６】
【作 用】上記構成により流体圧供給口からシリンダ
までの距離が短かくなることから応答性が向上すると共
に、軸方向の距離も短かくできる。
までの距離が短かくなることから応答性が向上すると共
に、軸方向の距離も短かくできる。
【０００７】
【実 施 例】この発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。図において１はプレス本体、２はプレス本体１
の支持部材１ａに軸受け３を介して支承された回転軸
で、この回転軸２の一端側と、上記支持部材１ａの外周
部に軸受け４を介して支承されたフライホイール５の間
にクラッチ６及びブレーキ７が設けられている。上記ク
ラッチ６はクラッチハウジング６ａを有していて、フラ
イホイール５よりブレーキ７の周囲を囲むように突設さ
れた筒状のケース５ａにこのクラッチハウジング６ａの
一端が固着されていると共に、クラッチハウジング６ａ
の他端側にシリンダ６ｂが形成されていて、このシリン
ダ６ｂ内にピストン６ｃが収容されていると共に、シリ
ンダ６ｂの端面は端板６ｄにより閉塞されていて、この
端板６ｄの中心部に設けられた回転継手９を介してシリ
ンダ６ｂ内にエアが給排できるようになっている。
述する。図において１はプレス本体、２はプレス本体１
の支持部材１ａに軸受け３を介して支承された回転軸
で、この回転軸２の一端側と、上記支持部材１ａの外周
部に軸受け４を介して支承されたフライホイール５の間
にクラッチ６及びブレーキ７が設けられている。上記ク
ラッチ６はクラッチハウジング６ａを有していて、フラ
イホイール５よりブレーキ７の周囲を囲むように突設さ
れた筒状のケース５ａにこのクラッチハウジング６ａの
一端が固着されていると共に、クラッチハウジング６ａ
の他端側にシリンダ６ｂが形成されていて、このシリン
ダ６ｂ内にピストン６ｃが収容されていると共に、シリ
ンダ６ｂの端面は端板６ｄにより閉塞されていて、この
端板６ｄの中心部に設けられた回転継手９を介してシリ
ンダ６ｂ内にエアが給排できるようになっている。
【０００８】また上記クラッチハウジング６ａの一端よ
り中心方向へ突出された受け板６ｅと、クラッチハウジ
ング６ａ内に収容されたクラッチ押板６ｆに複数のディ
スク６ｇ及びプレート６ｈが交互に設けられていて、デ
ィスク６ｇは回転軸２にスプライン係合されたハブ８に
スプライン係合され、プレート６ｈはクラッチハウジン
グ６ａの内周面にスプライン係合されていると共に、上
記クラッチ押板６ｆとピストン６ｃの間には、クラッチ
ハウジング６ａの内周面にスプライン係合されたディス
ク６ｋが介在されている。
り中心方向へ突出された受け板６ｅと、クラッチハウジ
ング６ａ内に収容されたクラッチ押板６ｆに複数のディ
スク６ｇ及びプレート６ｈが交互に設けられていて、デ
ィスク６ｇは回転軸２にスプライン係合されたハブ８に
スプライン係合され、プレート６ｈはクラッチハウジン
グ６ａの内周面にスプライン係合されていると共に、上
記クラッチ押板６ｆとピストン６ｃの間には、クラッチ
ハウジング６ａの内周面にスプライン係合されたディス
ク６ｋが介在されている。
【０００９】一方上記ハブ８内にはクラッチ押板６ｆを
ピストン６ｃ方向へ付勢する圧縮ばね１２が収容されて
いると共に、ハブ８内には回転軸２と平行する方向に複
数の連結杆１３が設けられていて、この連結杆１３によ
り上記クラッチ押板６ｆとブレーキ７のブレーキ押板７
ｆが連結されている。上記ブレーキ７は、支持部材１ａ
の先端に固着されたブレーキハウジング７ａ内に、上記
ブレーキ押板７ｆが収容されていると共に、上記ブレー
キ押板７ｆとハブ８の外周部に固着された受け板７ｅの
間に、複数のディスク７ｇ及びプレート７ｈが交互に設
けられていて、ディスク７ｇはハブ８側にスプライン係
合され、プレート７ｈ側はブレーキハウジング７ａの内
周面にスプライン係合されている。
ピストン６ｃ方向へ付勢する圧縮ばね１２が収容されて
いると共に、ハブ８内には回転軸２と平行する方向に複
数の連結杆１３が設けられていて、この連結杆１３によ
り上記クラッチ押板６ｆとブレーキ７のブレーキ押板７
ｆが連結されている。上記ブレーキ７は、支持部材１ａ
の先端に固着されたブレーキハウジング７ａ内に、上記
ブレーキ押板７ｆが収容されていると共に、上記ブレー
キ押板７ｆとハブ８の外周部に固着された受け板７ｅの
間に、複数のディスク７ｇ及びプレート７ｈが交互に設
けられていて、ディスク７ｇはハブ８側にスプライン係
合され、プレート７ｈ側はブレーキハウジング７ａの内
周面にスプライン係合されている。
【００１０】次に作用を説明すると、図示しないメイン
モータの回転は無端ベルトなどを介してフライホイール
５へ伝達され、フライホール５が回転される。次にプレ
ス本体１を運転すべくシリンダ６ｂ内にエアを供給する
と、ピストン６ｃが圧縮ばね１２に抗して左方へ移動
し、いままで圧縮ばね１２の作用でブレーキ押板７ｆと
受け板７ｅの間で圧接されていたディスク７ｇ及びプレ
ート７ｈが解放され、同時にクラッチ６のディスク６ｇ
とプレート６ｈがクラッチ押板６ｆと受け板６ｅの間で
圧接されて、フライホール５の回転がクラッチ６を介し
て回転軸２へ伝達され、プレス本体１の運転が開始され
る。またプレス本体１を停止する場合は、シリンダ６ｂ
内のエアを排出すると、圧縮ばね１２の作用でクラッチ
押板６ｆが右方へ移動してクラッチ６が解放され、同時
にブレーキ７が作動して回転軸２が停止される。
モータの回転は無端ベルトなどを介してフライホイール
５へ伝達され、フライホール５が回転される。次にプレ
ス本体１を運転すべくシリンダ６ｂ内にエアを供給する
と、ピストン６ｃが圧縮ばね１２に抗して左方へ移動
し、いままで圧縮ばね１２の作用でブレーキ押板７ｆと
受け板７ｅの間で圧接されていたディスク７ｇ及びプレ
ート７ｈが解放され、同時にクラッチ６のディスク６ｇ
とプレート６ｈがクラッチ押板６ｆと受け板６ｅの間で
圧接されて、フライホール５の回転がクラッチ６を介し
て回転軸２へ伝達され、プレス本体１の運転が開始され
る。またプレス本体１を停止する場合は、シリンダ６ｂ
内のエアを排出すると、圧縮ばね１２の作用でクラッチ
押板６ｆが右方へ移動してクラッチ６が解放され、同時
にブレーキ７が作動して回転軸２が停止される。
【００１１】
【発明の効果】この発明は以上詳示したように、エア供
給口とシリンダが直結しているため、エアの給排気が短
時間で行える。これによって応答性が大幅に向上するた
め、作業性の向上及び作業能率の向上が図れると共に、
クラッチ、ブレーキを点検修理する場合もフライホイー
ルを取外す必要がないため、点検修理が容易に行えるな
ど保守性も大幅に向上する。またフライホイール内にク
ラッチブレーキを設けたことにより、軸方向の距離が小
さくできるため装置全体の小型化が図れると共に、クラ
ッチやブレーキの作動時回転軸にスラスト力が作用する
ことがないため、軸受けに小型で安価なものが使用でき
る。さらにピストンがクラッチ押板を押す際クラッチ押
板がたわむことがないため、摩擦面が部分当りにより局
部的に磨耗する虞れも少ないと共に、摩擦面の内当りに
よるトルク低下の心配もない。
給口とシリンダが直結しているため、エアの給排気が短
時間で行える。これによって応答性が大幅に向上するた
め、作業性の向上及び作業能率の向上が図れると共に、
クラッチ、ブレーキを点検修理する場合もフライホイー
ルを取外す必要がないため、点検修理が容易に行えるな
ど保守性も大幅に向上する。またフライホイール内にク
ラッチブレーキを設けたことにより、軸方向の距離が小
さくできるため装置全体の小型化が図れると共に、クラ
ッチやブレーキの作動時回転軸にスラスト力が作用する
ことがないため、軸受けに小型で安価なものが使用でき
る。さらにピストンがクラッチ押板を押す際クラッチ押
板がたわむことがないため、摩擦面が部分当りにより局
部的に磨耗する虞れも少ないと共に、摩擦面の内当りに
よるトルク低下の心配もない。
【図１】図面はこの発明の一実施例を示す機械プレスの
クラッチ、ブレーキ装置の断面図である。
クラッチ、ブレーキ装置の断面図である。
１ａ…支持部材、２…回転軸、５…フライホイール、６
…クラッチ、６ａ…クラッチハウジング、６ｃ…ピスト
ン、６ｆ…クラッチ押板、６ｇ…ディスク、６ｈ…プレ
ート、７…ブレーキ、７ｇ…ディスク、７ｈ…プレー
ト、１２…圧縮ばね。
…クラッチ、６ａ…クラッチハウジング、６ｃ…ピスト
ン、６ｆ…クラッチ押板、６ｇ…ディスク、６ｈ…プレ
ート、７…ブレーキ、７ｇ…ディスク、７ｈ…プレー
ト、１２…圧縮ばね。
Claims (1)
- 【請求項１】 回転軸２を支承する支持部材１ａの外周
部にフライホイール５を回転自在に支承し、かつ上記フ
ライホイール５に取付けられたクラッチハウジング６ａ
と上記回転軸２の端部に固着されたハブ８の間にクラッ
チ６のディスク６ｇ及びプレート６ｈを設け、また上記
支持部材１ａの端部に固着されたブレーキハウジング７
ａと上記ハブ８の間に、ブレーキ７のディスク７ｇ及び
プレート７ｈを設けると共に、上記クラッチ６のディス
ク６ｇ及びプレート６ｈ間を流体圧により作動されるピ
ストン６ｃによりクラッチ押板６ｆを介して接続し、か
つブレーキ７のディスク７ｇ及びプレート７ｈ間を、圧
縮ばね１２の付勢力により接続するようにしてなる機械
プレスのクラッチ、ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20746993A JPH0751898A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 機械プレスのクラッチ、ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20746993A JPH0751898A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 機械プレスのクラッチ、ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751898A true JPH0751898A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16540284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20746993A Pending JPH0751898A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 機械プレスのクラッチ、ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751898A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000050225A1 (fr) * | 1999-02-22 | 2000-08-31 | Pascal Kabushiki Kaisha | Dispositif embrayage/frein d'une presse |
-
1993
- 1993-08-23 JP JP20746993A patent/JPH0751898A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000050225A1 (fr) * | 1999-02-22 | 2000-08-31 | Pascal Kabushiki Kaisha | Dispositif embrayage/frein d'une presse |
| US6443279B1 (en) * | 1999-02-22 | 2002-09-03 | Pascal Kabushiki Kaisha | Clutch-brake device for a mechanical press |
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