JPS6023458Y2 - 冷却装置付内燃機関の取付構造 - Google Patents

冷却装置付内燃機関の取付構造

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JPS6023458Y2
JPS6023458Y2 JP17315777U JP17315777U JPS6023458Y2 JP S6023458 Y2 JPS6023458 Y2 JP S6023458Y2 JP 17315777 U JP17315777 U JP 17315777U JP 17315777 U JP17315777 U JP 17315777U JP S6023458 Y2 JPS6023458 Y2 JP S6023458Y2
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JP
Japan
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engine body
radiator
internal combustion
axial fan
disposed
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JP17315777U
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English (en)
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JPS5497639U (ja
Inventor
利吉 法邑
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷却装置付内燃機関の取付構造にり係り、詳し
くは発電機等の作業機とエンジン本体とを縦方向に配設
し、該エンジン本体の上下方向出力軸によって前記作業
機を駆動するようにした冷却装置付内燃機関の取付構造
に関するものである。
従来、一般に発電機等の作業機とこれを駆動するエンジ
ン本体とは横方向に並設されており、この場合その設置
床面積が大きくなるという問題がある。
こで、前記作業機とエンジン本体とを縦方向に配設して
設置床面積の縮小を計ると、エンジン出力軸が上下方向
となり、ラジェータはエンジン本体上方に水平に配設さ
れる。
この場合、普通の市販のラジェータでは冷却水の温度分
布が入口側から出口側に向って層状とならず、冷却効果
が低下するために、特殊な形状のラジェータが必要とな
っている。
又、ラジェータの冷却能力を増大させるためにその形状
を大きくすると、必然的に占有床面積が大きくなるとい
う問題もある。
本考案は上記問題点に鑑み、縦方向に配設された作業機
及びエンジン本体に対してラジェータを垂直あるいは後
方傾斜状態に設置味もって設置床面積の縮小と、冷却効
果の増大とを計ることを目的とするのである。
以下添付の図面を参照して本考案の幾つかの実施例にか
かる冷却装置付内燃機関の取付構造を説明する。
第1図は本考案の第1実施例を示している。
壁面14に取付脚11.11を以って固定された発電機
等の作業機1の上方には作業機1を駆動するエンジン本
体2が取付脚12.12を以って壁面14に固定されて
いる。
該エンジン本体2の上下方向の出力軸7上端にはカサ歯
車8が設けられている。
該カサ歯車8は前記エンジン本体2上方に配設された軸
流ファン3の水平方向のファン軸9に設けられたカサ歯
車10と噛合して、エンジン本体2の回転を軸流ファン
3に伝達する。
前記取付脚11及び12は、作業機1及びエンジン本体
2における軸流ファン3回転範囲外の外側面から延出さ
れて、壁面14に固着されている。
かくすることによって、取付脚11及び12が軸流ファ
ン3による冷却風Wの流通を阻害しないようにしている
前記作業機1及びエンジン本体2の前方にはエンジン発
停制御、及び作業機の作動状態制御用の各種押ボタン、
計器等を備えた操作盤6が床面13上に立設されている
前記軸流ファン3の前方、即ち、上流側には前記操作盤
6上にラジェータ4が垂直に配設されている。
該ラジェータ4の後方、即ち、前記軸流ファン3の下流
側にはエンジン本体2上面に向けて冷却風Wを偏向せし
めるためのシュラウド5がエンジン本体2側面に取付け
られている。
かくして、軸流ファン3によってラジェータ4前面より
吸い込まれる冷却風Wはエンジン本体2から還流して高
温となった冷却水を冷却した後、シュラウド5に案内さ
れてエンジン本体2を冷却して下方より放出される。
第2図は本考案の第2実施例を示し、この場合、軸流フ
ァン3はエンジン本体2の出力軸7上端に直接配置され
ており、他の構造については第1図に示すものと同様で
ある。
このようにすると、設置床面積を増大させることなく冷
却風Wの取入れ面積を大きくするために、ラジェータ4
を図において鎖線で示すように大きくすることができる
第3図は本考案の第3実施例を示し、この場合、操作盤
6上端に付けるラジェータ4を後方傾斜状態とし、軸流
ファン3はエンジン本体2の出力軸7上端に直接配設さ
れている。
このようにすると軸流ファン3によって吸い込まれる冷
却風Wの流れが、ラジェータ4前面に対して略直交する
ために、ラジェータ4の冷却果が良好となる。
続いて本考案の冷却装置付内燃機関の取付構造の効果を
以下に説明する。
即ち、本考案によれば、 (1) エンジン本体2上方に設された軸流ファン3
の上流側にラジェータ4を垂直あるいは後方傾斜状態に
配設したので、エンジン本体2の上面積に対して適宜ラ
ジェータ4を大きく、即ち、設置床面積当りの冷却風量
を適宜多く得ることができ、冷却効果の増大を計ること
ができる、(2)ラジェータ4を垂直あるいは後方傾斜
状態に設置して使用するので、エンジン本体2が竪形で
あっても、特殊なラジェータを必要とせず、市販のラジ
ェータを使用するとかでき、コストの低廉化を計ること
ができる、 (3)ラジェータ4後方に配設したシュラウド5によっ
て冷却風Wをエンジン本体2上面に向けて偏向せしめる
ようにしたので、冷却風Wの流れは円滑となり、エンジ
ン本体2の冷却果も向上する、 (4)作業機1及びエンジン本体2の取付脚11及び1
2を軸流ファン3の回転範囲外の外側面から延出して壁
面14に固着するようにしたので、軸流ファン3からの
冷却風Wが取付脚11.12によって抵抗を受けるとな
く、かも操作盤6と壁面14との間の対向面間によどむ
ことなく床面13側へ円滑に流れることとなり、内燃機
関の冷却性が著しく向上する、 (5)作業機1及びエンジン本体2は壁面14に固着さ
れているので、設置床面積をいかに小さくしようとも、
即ち、可及的に設置床面積を小さくしても設置安定性を
きわめて大きくできる、等の実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそれぞれ本考案の第1ないし第3
実施例にかかる冷却装置付内燃機関の側面図である。 1・・・・・・作業機、2・・・・・・エンジン本体、
3・・・・・・軸流ファン、4・・・・・・ラジェータ
、5・・・・・・シュラウド、7・・・・・・出力軸、
11,12・・・・・・取付脚、13・・・・・・床面
、14・・・・・・壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に出力軸7を有し且つ該出力軸7により回転さ
    れる軸流ファン3を具えたエンジン本体2によって該エ
    ンジン本体2の下部に配設された発電機等の作業機1を
    駆動せしめるようにした内燃機関を、床面13に立設し
    た操作盤6と壁面14との対向面間に配設たものにおい
    て、前記軸流ファン3の上流側には、ラジェータ4を前
    記エンジン本体2上面に対して垂直状態あるいは後方傾
    斜状態に配設するとともに、該ラジェータ4の後方には
    、上方から前記エンジン本体2上面に向けて冷却風Wを
    偏向流下せしめるシュラウド5を配設し、更に前記壁面
    14には、前記作業機1及びエンジン本体2における軸
    流ファン3回転範囲外の外側面から延出する取付脚11
    .12を固着したことを特徴とする冷却装置付内燃機関
    の取付構造。
JP17315777U 1977-12-21 1977-12-21 冷却装置付内燃機関の取付構造 Expired JPS6023458Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5497639U JPS5497639U (ja) 1979-07-10
JPS6023458Y2 true JPS6023458Y2 (ja) 1985-07-12

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JPH0223783Y2 (ja) * 1985-08-09 1990-06-28

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JPS5497639U (ja) 1979-07-10

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