JPS60234354A - バイアス発生回路装置 - Google Patents

バイアス発生回路装置

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JPS60234354A
JPS60234354A JP59089432A JP8943284A JPS60234354A JP S60234354 A JPS60234354 A JP S60234354A JP 59089432 A JP59089432 A JP 59089432A JP 8943284 A JP8943284 A JP 8943284A JP S60234354 A JPS60234354 A JP S60234354A
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/205Substrate bias-voltage generators

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、半導体回路技術さらには半導体集転回路のデ
バイス技術に適用して特に有効な技術に関するもので、
たとえば、集積回路装置におけるバイアス発生回路に利
用して有効な技術に関するものである。
〔背景技術〕
雑誌「電子科学J 1979年11月号28頁には、N
チャネル型MOSFETにより構成されたランダム・ア
クセス・メモリ(RAM)に使用する基板バイアス発生
回路が示されている。
第1図は上記雑誌に記載された基板バイアス発生回路と
対応する基板バイアス発生回路の回路図である。同図に
おいてN I 1〜NN4はNチャネルMO8FETに
よって構成されたインバータである。N I s〜NI
3は遅延回路を構成するMOSFET T3.T4およ
びコンデンサC2゜C3とともにリングオシレータを構
成している。
リングオシレータの出力は波形整形用インバータを介し
てチャージポンプ部に供給される。チャージポンプ部は
チャージポンプ用コンデンサCIとダイオード接続され
たNチャネル・エンハンスメント型MO3FETとから
構成されてる。
この回路はRAMが形成される半導体基板上に形成され
インバータエN1ないしIN、jが5vのような正電源
電圧のもとで動作されることに応じて、半導体基板に供
給すべき負電圧を端子Vs[+に出力する。
本発明者はメモリ用CM OS I C(Comple
men−しary Metal、−0xj、de−5e
miconductor IntegraeedCir
c旧し)に用いるバック・バイアス発生回路について以
下のような技術を開発した。第2図は本発明者が開発し
た基板バイアス発生回路の具体的回路図である。同図に
おいてIcIはチャージ・ポンプ容量で、たとえば、ゲ
ート多結晶SiとP型基板表面のN型チャネル間の容量
を利用している。TI及びT2は整流用のNチャネル・
エンハンスメント型MO3FETである。○SCはチャ
ージポンプ容量を駆動するリングオシレータである。
第3図は本発明者が開発した上記リングオシレータの具
体的回路図である。同図においてCI。
〜CI□9はCMO8構成のインバータ (CMOSイ
ンバータ)である。CI、〜CI 、、はリングオシレ
ータ部、CI e〜CI 、、は波形整形回路である。
しかしながら、本発明者が解析したところによると、か
かるNチャネル型デバイスを当該バイアス発生回路の主
要部分としたものをCMO8構成のICに適用した場合
、以下のよう問題があることが明らかとなった。
すなわち、第2図の回路において、リングオシレータよ
りクロック信号φが発生されると、チャージポンプ作用
によりノードN1には負電位が供給されることになる。
このとき容量C蓋の下側電極すなわち、N型拡散領域と
の間のPN接合がノードN1に供給される負電位によっ
て順方向バイアスされる期間が生ずる。第4図は上記第
2図のバイアス発生回路の動作を説明するためのキャパ
シタ部の断面図である。同図のゲート電極7に印加され
るパルス信号がほぼ5vのようなハイレベルからほぼO
vのようなロウレベルに変化させると、N型拡散層8は
一時的に順方向バイアスされる。その結果として少数キ
ャリアが基板1に注入される。基板に流れるこの電流は
CMO3ICではラッチアップのトリガ電流となるとい
う問題があることが明らかとなった。
そこで、上記の問題点を除去するために本発明者は基板
バイアス発生回路の主要部分が全てPチャネル型のデバ
イスにより構成された半導体集積回路を開発した。
第5図本発明者が開発したPチャネル型基板バイアス発
生回路の回路図である。同図において。
O20は第3図に示したものと同様なCMOSリングオ
シレータ及び波形整形回路、C4はN型ウェル領域中に
つくられたPチャネル型MO3容量で、そのゲート電極
がノードN1につなげられている。T5及びTGは整理
用のPチャネル・エンハンスメント型MO8FETであ
り、Vilaは基板バイアスの出力端子である。MOS
FET T5゜TGの図示しない基体ゲートおよび容量
C4を形成するための半導体領域は電源端子のような正
電位点に結合されている。
第6図は、上記第5図のバイアス発生回路の動作を説明
するためのキャパシタ部の断面図である。
同図において、φはチャージポンプ駆動用パルス。
N、は図に示すノード、N wellは、N型ウェル領
域、P−5ubはP型Si基板、RCは第5図に示す整
流回路、2は特に制限されないがPチャネルMO3FE
Tのソース・ドレイン領域と同時につくられたP型拡散
領域、3はMOSFETのゲート酸化膜と同時につくら
れた絶縁膜、4はブイールド酸化膜、7は多結晶Si等
によるゲート電極である。
上記第5図及び6図に従って1本発明者が開発したPチ
ャネル型の基板バイアス発生回路の動作を説明する。リ
ングオシレータ出力φがハイレベルになるとノードN+
電位が上昇し、第5図のMOSFET T、が導通する
。ノートNl (に与えられる電荷は、Gnd電極の電
位をOV(ゼロボルト)とすると、ノードN、の電位が
■七h(5)になるまでM OS F E T T S
を介してGnd電極に流れつづける。ここで、Vt、h
(5)及びvth(6)はMOSFET T、及び”r
eのしきい値 ゛電圧である。MOSFET Tぢによ
る電位利用により容量C4に充電々圧はVcc −Vt
h (5)になる。次のタイミングで駆動パルスφがロ
ウレベルにされると、ノードN1の電位は容量C4の充
電々圧に従ってほぼ−Vcc+ Vth (5)まで低
下する。ノードNlの負電位によってMO8FETT6
が導通され、端子v市に負電位が供給される。
それに応じて基板電位は、はぼ−Vcc (5) + 
−Vth(6)の値に漸近する。
しかしながら、このような回路においては発生するバイ
アス電圧Vlllaの絶対値がNチャネル型のものに比
較して0.3〜0.5■のような値だけ小さくなること
を注意しなければならない。すなわち、第2図に示す如
きNチャネル型のVae発生回路では、vl、aとして
−2,2〜2.7vが得られるのに対し、第5図に示す
献きPチャネル型の基板バイアス発生回路ではv15B
として−1,8■程度となる。
この原因は、第5図の整流用トランジスタT5゜T6の
それぞれのしきい値電圧が基板効果によって大きく増加
し、その結果、出力負電圧値が低下してしまうこと、及
びPチャネルM0.5FETのキャリアの易動度の低さ
によるvae出力の収束の悪さに起因するものと考えら
れる。
〔発明の目的〕
本発明の1つの目的は、高信頼度のメモリ回路装置を提
供することにある。
本発明の1つの目的は、ラッチアップ等の異常の発生が
実質的にない半導体集積回路を提供することにある。
本発明の1つの目的は、リフレッシュ特性の良好なダイ
ナミック型メモリ回路を提供することにある。
本発明の1つの目的は、高速動作の半導体集積回路を提
供することにある。
本発明の1つの目的は、寄生容量の少ない半導体集積回
路技術を提供することにある。
本発明の1つの目的は、充分な電圧を発生しうる基板バ
イアス発生回路を提供することにある。
本発明の1つの目的は、少数キャリアの発生の少ない基
板バイアス発生回路を提供することにある。
本発明の1つの目的は、ラッチアップ等の異常を発生す
ることの少ない基板バイアス発生回路を提供することに
ある。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、P型基板に負のバイアスを供給する基板バイ
アス発生回路から基板に少数キャリアが注入されるのを
防ぐ為、チャージポンプ容量がPチャネル・デバイス構
造をとるようにされる。
〔実施例・l〕
第7図は本発明の第1の実施例の基板バイアス発生回路
の回路図である。
O20はCMOSリングオシレータ、C4はチャージポ
ンプ容量としてのPチャネル型MO3容量である。MO
3容量C4は、その断面構造を第8図に示す如くN型半
導体領域10上に形成される。MO8容量C4は上記N
型半導体領域lO上に形成される半導体電極領域2から
なる一方の電極と」二記N型半導体領域上に絶縁膜もし
くは誘電体膜3aを介して形成される電極膜7aからな
る他方の電極とを持つ。特に制供されないが、図示の実
施例では上記半導体電極領域は入力電極とされる。すな
わち上記半導体電極領域は、オシレータ○SCの出力に
結合されている。」二記N型半導体領域10は電源電位
のような正電位に維持される。
第7図において、RCはNチャネルMO3FE]゛によ
る整流回路部分であり、図示のノードN重およびNチャ
ネル・エンハンスメン1〜型MO3F1ΣT T I、
T2から構成されている。Vaaは基板バイアス出力端
子、Gndはグランド(接地)端子である。上記MOS
FET T*およびT2の図示しない基体ゲートは、特
に制限されないが、上記出力端子■聞の電位に維持され
る。なお、上記基板バイアス出力端子のような用語、端
子は実施例の理解を可能とするための単なる便宜上の表
現であり、それ自体独立的もしくは専用的に設けられる
狭い意味での端子を必ずしも意味するものではないと理
解されたい。半導体集積回路においては、例えば半導体
素子電極や導体配線層の一部もしくは全部を端子とみな
すとかできる。
第8図は本発明の第1の実施例の基板バイアス発生回路
の断面図である。同図においてφはリングオシレータの
出力信号、1はN1半導体領域で電源端子VccとN型
ウェル領域1oのコンタクトをとるために設けられてい
る。2はチャージポンプ容量の下側電極をなすP+型半
導体領域でPチャネルMO8FETのソースドレインと
同時につくられる。3a、3b、3cはMOSFET及
びMO3容量のゲート絶縁膜で、たとえば、 5i02
(酸化物)または5i3Na(窒化物)等により構成さ
れている。4はL OCOS 5i02膜(選択酸化技
術によって形成された5i02膜)、5は層間絶縁膜で
、たとえばCVDPSG膜(化学蒸着法によって形成さ
れたフオスフオ・シリケイト・ガラス膜)またはSOG
膜(スピン・オン・グラス)および、それらとプラズマ
CVD膜(Si02 。
Si3 N4 )との組合せが用いられる。6aないし
6fはAQ配線層、7 a r 7 b r 7 dは
MOSFETのゲート電極およびMO8容量の上側電極
で多結晶SiまたはMo(モリブデン)、W(タングス
テン)等の高融点金属およびそれらの組合せが適用され
る。8aないし8CはN′″型半導体領域でMOSFE
Tのソース・ドレイン領域を形成する。15は、P11
型半導領域であり、8dは、N4型半導体領域である。
これらによりチップ周辺のガードリング領域が形成され
ている。8は上記NウェルのVccコンタクト領域1と
同時につくられてもよい。9はチップ分離部分を示す。
第9図は本発明の第1の実施例の基板バイアス発生回路
の平面レイアウト図である。ただし、図示の都合上、先
の第8図とは完全に対応していなし)6 第9図において、1はVCCコンタクト用のN“型半導
体領域でチャージポンプ容量を取り囲むように形成され
ている。N+半導体領域1によって容量C4の有るNウ
ェル領域10のほぼ全体の電位が安定にされる。すなわ
ち、ウェル領域10が無視し得ない抵抗を持つこと、お
よびオシレータの出力信号φが供給されるP“型半導体
領域2とウェル領域との間に無視し得ない寄生結合容量
が存在するので、ウェル領域の電位は、出力信号φに応
じて局部的に変動することになる。ウェル電位の変動は
、またウェル領域10と半導体基板9との間の接合容量
を介して半導体基板9に不所望な電位変動を与えること
になる。図示のようにコンタクト用のN”型半導体領域
1が設けられている場合、ウェル領域の広がり抵抗を充
分に低下させることができ、その結果ウェル領域の局部
的電位変動を可及的に小さくさせることができる。
図示の実施例では、特に制限されないが、MOSFET
 Ts 、T2からなる整流回路部分は、半導体基板9
の周辺9aの近くに配置される。F○5FET T、は
、ソース、ドレイン領域としてのN′″型半導体領域8
a、8bと、これら領域8a、8bによってはさまれた
半導体基板表面部分にゲート絶縁膜を介して形成された
ゲート電極7bとから構成される。ゲート電極7bは、
特に制限されないが容量C4の上側電極7aと一体的に
形成され、部分7cにおいてN+型半導体領域8bと接
続されている。同様にM OS F E T T 2は
ソース・ドレイン領域としてのN+型半導体領域8aに
は、コンタクト穴11aの部分において、回路の接地電
位にされるアルミニウム配線層6dがそれにオーミック
接触されている。
この実施例では、図示の整流回路部と半導体基板9の主
面の中央部に配置される図示しない回路素子との間にN
型ウェル領域10が配置される。
Nウェル領域10は整流回路部をコの字形に取り囲むよ
うにするための部分が10aないし10cをもつ。これ
によって、整流回路部から基板9に不所望に注入されて
しまう少数キャリアは、Nウェル領域によって吸収され
る。その結果、上記少数キャリアが他の回路に悪影響を
及ぼすことが防止される。なお、ウェル領域10の部分
を更に整流回路部とガードリング領域1.1,8dとの
間に延長させることによって、この整流回路部をウェル
領域によって完全に囲むこともできるが、その場合はウ
ェル領域10の延長部分の形成のために整流回路部を半
導体基板の中央寄りに配置する必要が生ずるとともに半
導体基板の面積増加を考慮しなければならないというこ
とを注意する必要がある。
基板バイアスveaの出力端子はチップの周辺に設けら
れた上記N型(N+)半導体領域8dと、上記P型(P
+)半導体領域15と、それに沿って設けられたコンタ
クトホール部において上記領域8d及び15に接続され
たアルミニウム配線層12とから構成されている。図示
のガードリング領域を形成する領域のうち、N型領域8
dは、特に制限されないが、チップ分離領域をも構成し
ている。半導体基板9はダイシング等の方法により複数
のチップに分離される。
第10図は本発明の基板バイアス発生回路が適用される
メモリ回路の具体的チップ全体レイアウト図である。
同図において、MMはメモリセル、デコーダ及びセンス
アンプ等がレイアウトされているメモリマット部分、P
C,及びPC2はタイミング回路、各種バッファ及び入
出力回路等からなるメモリ周辺回路、oSC基板バイア
ス発生回路のCMOSリングオシレータ、13はチャー
ジポンプ容量部分、14は整流回路部分、12はN型(
No)拡散層とP型(P+)拡散層とよりなるガードリ
ング領域である。
次に第7〜第10図にもとづいて上記第1の実施例の基
板バイアス発生回路の動作を説明する。
リングオシレータの出力はそのロウレベルがOv、ハイ
レベルがほぼVcc(ここでは、たとえばVcc=5V
とする。)である。リングオシレータの出力がハイレベ
ルのとき、ノードN1が初期の値からVth(1)に下
るまで電子がGndからノードN1に移送される。ここ
でvth(N)はトランジスタTNのしきい値電圧を示
す。
次に、リングオシレータの出力がロウレベルすなわちO
vになると、ノードNoの電位は−Vcc+Vth(1
)まで低下する。この状態でノードN1の電位がVaa
端子の電位よりVth(2)だけ低い電位に上昇するま
で、ノードN、がら基板すなわちVl!+15端子に電
子が供給される。すなわち、基板へ負のバイアスが供給
される。
かかる構成の回路では、チャージポンプ容量CqのNi
側電極がプレート側(ゲート電極)とされている為、ノ
ードN1が大きな電位変動を伴なっても、容量C4自体
が少数キャリアの発生源となることはない。すなわち、
一方の容量端子であるP+拡散領域(第8〜9図の2)
には原則的に0〜Vccまでの電圧しかがからないので
、ウェル領域ひいては基板領域に少数キャリアが注入さ
れることはない。
第7図においてノードN、の電位が−Vcc+Vth(
1)まで低下したとき、基板電位がせいぜい−Vcc+
 Vth (1) + Vt、h (2)までであるこ
とを考慮すると、上記状態ではトランジスタT1及びT
2のノードN+に接続されたソースまたはドレイン拡散
層と基板間のPN接合が順方向バイアスされて、基板に
少数キャリアである電子が注入される。このような少数
キャリアは、ダイナミックメモリ回路(DRAM)にお
いては、メモリ内容を変化させたり、CMO3ICにお
いてはラッチアップの原因になる等種々の問題を惹起す
る。しかしながら、第9図に示すようなレイアウトでは
、たとえ整流回路部分より少数キャリアが注入されたと
しても、その少数キャリアは整流回路部分をコの字型に
包囲しているN型ウェル領域とVccコンタクト用N型
(No)拡散領域によって吸収され為、そのため第10
図のレイアウトに示す如き周辺のリングオシレータ08
C1周辺回路部及びメモリマット部に悪影響を及ぼす可
能性が低減される。
第11図は、本発明の上記第1の実施例及び本発明者が
先に開発した第5図に対応する完全Pチャネル型基板バ
イアス発生日Hz V aa出力特性をシュミレーショ
ン比較したものである。
同図において、実線は本発明の第1の実施例のP−Nチ
ャネル構成の場合、破線は完全Pチャネル構成の場合を
示す。この図から明らかなように、完全Pチャネル構成
と比較して0.7V程度太きいバイアス出力を得ること
ができる。
〔実施例・2〕 第12図は本発明の第2の実施例の基板バイアス発生回
路の回路図である。
同図において、O20はCMOSリングオシレータ、C
4はN型つエリ領域内につくられたPチャネル型MO5
容量でチャージポンプ用容量として用いられる。N1は
図示のノード、T2は基板上につくられたNチャネル・
エンハンスメント型MO8FET、T、5はN型ウェル
領域上につくられたPチャネル・エンハンスメント型M
O3FETで、このT2及びTgにより整流回路が構成
されている。
この回路ではトランジスタT、5のバックゲー1−がN
ウェルすなわちVCCに接続されているのでvthの基
板効果による増加が少なく、電圧ロスが小さい。また、
MOSFET T2に関してもバックゲートは■lIB
に接続されている為、vthの基板効果は比較的小さく
電圧ロスも小さい。よって、本回路によれば、少数キャ
リアの発生を防止しかつ、大きな出力負バイアス電圧を
得ることができる。
〔効果〕
(1)チャージポンプ用のキャパシタPチャネル・MO
Sキャパシタにより構成したので、電位変動の大きいノ
ードN、側がゲート電極により構成されるので、N、ノ
ードが拡散層側で構成された場合におこる種々の問題を
解決することができる。
(2)チャージポンプ用キャパシタを独立したウェル内
に構成したので、他のデバイスと同一のウェル内に構成
した場合に問題となる種々の寄生サイリスタ効果等を除
去することができる。
(3)整流回路をNチャネルMO3FETにより構成し
たので、PチャネルMO8FETの場合に比較して、基
板効果及び応答速度の改善により高バイアス出力を得る
ことができる。
(4)整流回路をPチャネル及びNチャネルMO3FE
Tにより構成したので、Nチャネルのみで構成した場合
に比較して、基板効果による損失が減少し、さらに、高
バイアス出力を得ることができる。
(5)少数キャリアを発生する部分をNウェル領域で囲
み、メモリマットとの間に発振回路をおくレイアウトに
より、高信頼度のメモリ回路を提供することができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例にもとづき
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。たとえば、本願におい
ては、P基板Nウェルの場合について説明したが、N基
板Pウェルのタイプ及びエピタキシャル技術によるもの
ツインタブ形式のものにも適用できる。
〔利用分野〕
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるCMOSダイナミッ
ク・メモリについて説明したが、それに限定されるもの
ではなく、たとえば、マイクロコンピュータその他の演
算回路・メモリ回路等へも適用できる。
また、本発明はゲート電極と基板間の容量によるキャパ
シタを用いたものに限らず、たとえば、2層多結晶Si
間の容量等を用いたものにも適用できる。
また、本発明は、基板に溝をぼることにより分離を行な
う。いわゆるトレンチ分離方式等の場合にも適用できる
ことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、公知の基板バイアス発生回路の回路図、 第2図は、本発明者が開発したNチャネル型基板バイア
ス発生回路の回路図、 第3図は、上記第2図のリングオシレータの具体的回路
、 第4図は、上記第2図のバイアス発生回路の動作を説明
するためのキャパシタ部の断面図、第5図は、本発明者
が開発したPチャネル型基板バイアス発生回路の回路図
、 第6図は、上記第5図のバイアス発生回路の動作を説明
するためのキャパシタ部の断面図、第7図は、本発明の
基板バイアス発生回路の回路図、 第8図は、本発明の半導体集積回路の要部断面図、 第9図は、本発明の半導体集積回路の要部断面図、 第10図は、本発明の半導体集積回路のチップ全体レイ
アウト図、 第11図は、本発明の基板バイアス発生回路のシュミレ
ーションによる特性図、 第12図は、本発明の他の実施例の基板バイアス発生回
路の回路図である。 〔記号の説明〕 T1〜T4・・・Nチャネル・エンハンスメント型MO
S F E T−Tg〜TG・・Pチャネル・エンハン
スメント型MO8FET、N I s〜NI4・・Nチ
ャネルMO3FET構成のインバータ、CI s〜CI
 、、・・・MO3FET構成のインバータ、C1〜C
3・・・キャパシタ、C4・・・PチャネルMOSキャ
パシタ、■闘・・・基板バイアス端子、O20・・・リ
ングオシレータ、RC整流回路、N1・各図に示すノー
ド、φ・・・リングオシレータの出力、P −3ub・
・・P型基板、MM・・メモリマット、PCI。 PC2・・・周辺回路、N−well・・・N型ウェル
領域、1・・・N+型拡散領域、2・・p”型拡散領域
、3・・・ゲート酸化膜、4・・フィールド酸化膜、5
・・・層間CVD P S G、6・=AQ配線、7・
多結晶Siゲート電極、8N+型拡散領域、9・・チッ
プ端面10・・・N型ウェル領域、11・・コンタクト
部分、12・・・AQガートリング、13・・Nウェル
部、14・・・整流回路部、15・・・P1型拡散領域
。 第 1 図 池を 第 2 図 fnd。 第 4 図 N/ ( / 第 5 図 (P) σytd 第 6 図 第 7 図 L J 第 10 図 第 11 図 誓c(V)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、チャージポンプ作用を行なうキャパシタと整流素子
    よりなり、振動電圧を入力することによって電源電圧範
    囲以外の範囲の電圧を発生するバイアス発生回路であっ
    て、上記キャパシタは第1導電型の半導体領域上に形成
    されかつ上記第1導電型の半導体領域上に形成された第
    2導電型の半導体電極領域をその1つの電極としてなり
    、上記整流素子は第2導電型の半導体領域上に形成され
    る第1導電チヤネル型の半導体素子から構成されてなる
    ことを特徴とするバイアス発生回路。
JP59089432A 1984-05-07 1984-05-07 バイアス発生回路装置 Granted JPS60234354A (ja)

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