JPS60234019A - 車両用換気装置 - Google Patents

車両用換気装置

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JPS60234019A
JPS60234019A JP59090119A JP9011984A JPS60234019A JP S60234019 A JPS60234019 A JP S60234019A JP 59090119 A JP59090119 A JP 59090119A JP 9011984 A JP9011984 A JP 9011984A JP S60234019 A JPS60234019 A JP S60234019A
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battery
solar cell
vehicle
ventilation
relay
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Akira Fukami
深見 彰
Junji Mizuno
水野 淳司
Toshiki Kobayashi
俊樹 小林
Hideaki Sasaya
笹谷 英顕
Takao Oshiro
大城 孝夫
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Soken Inc
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Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00321Heat exchangers for air-conditioning devices
    • B60H1/00328Heat exchangers for air-conditioning devices of the liquid-air type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/88Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、例えば車両の外面に装着されるエアスボイ2
に装備された太陽電池を利用して駐車時の車室内換気等
を行う車両用換気装置に関する。
従来技術 例えば夏季の炎天下で駐車中の車両においては、その車
室内が高温になることを防ぐため、駐車中は空調用ブロ
アにより連続的に車室内換気を行うことが望ましい。こ
の場合に空調用ブロアの電源として車載バッテリを用い
ると、バッテリ過放電のおそれがあるので、太陽電池を
用いることが望ましい。
空調用プロアに用いられるブロアモータは、起動時に大
電流を必要とし、起動後は比較的小電流でも作動を接続
できる特性を有している。一方、太陽電池は、その出力
電流が太陽光強度に応じてハホ一定の値となり、定電流
電池に近い動作をする。このため、太陽電池出力がらる
にもかかわらず、ブロアモータの起動電流に達しないた
めに該ブロアモータを起動できない場合が多々あり、せ
っかくの太陽電池出力が有効に利用されないという問題
点がある。
また、駐車時であっても車室内換気が必要でない場合に
は、空調用プロアの電源として太陽電池を利用する必要
がなく、この場合にも太陽電池出力が有効に利用されな
いという問題点がある。
発明の目的 本発明の1つの目的は、上述の問題点Kgみ、換気装置
の電源用に車両に装備された太陽電池の出力を、駐車時
の車室内換気において一層有効に利用できるようにする
ことにある。、また本発明の他の目的は、該太陽電池の
出力を車室内換気を必要としない時にもバッテリ充電用
に有効に利用できるようにすることにある。
発明の構成 本発明においては、1つの形態として、車両車室内の換
気を行うための換気手段、車両外部に取り付けられ九太
陽電池、車載バッテリ、および、該バッテリが該換気手
段に接続される第1の所定時間と該太陽電池が該換気手
段に接続される第2の所定時間とが交互に繰)返される
ように切換え制御を行う切換え制御手段を備えた車両用
換気装置が提供される。
また本発明においては、他の形態として、車両車室内の
換気を行うための換気手段、車載バッテリ、車両外部に
取p付けられ九太陽電池、該バッテリが該換気手段に接
続される第1の所定時間と該太陽電池が該換気手段に接
続される第2の所定時間とが交互に繰り返されるように
切換え制御を行う第1の切換え制御手段、および、該車
載バッテリの充電を行うように該太陽電池を該車載バッ
テリに接続する切換え制御を行う第2の切換え制御手段
を備える車両用換気装置が提供される。
実施例 第1図には本発明の1つの形態における一実施例として
の車両用換気装置の回路図が示される。
また、第2図および第3図には該車両用換気装置の車両
への取付けa様が示される。
第1図の車両用換気装置はプロアモータ11、太@電池
群21、制御回路31、車載バッテリ40、手動スイッ
チSW1等を備える。太陽電池21および制御回路31
は、第2図に示される自動車トランクリッド後端に取り
付けられたリアエアスポイラ50に組み込まれる。車両
用空調装置10は従来周知の形式のものであり、第2図
に示すように、プロアモータ11、外気取入れ口12、
ダクト13、ブロア14、熱交換器15、吹出口16、
その他の図示されない内外気切換えダンパ、温度調整ダ
ンパ、コンプレッサ、コンデンサ等によって構成される
第2図のリアエアスポイラ50部分への装置取付は状態
が第3図の一部切欠き斜視図によって詳細に示される。
第3図において、リアエアスポイラ50は、緻密性ウレ
タンなどの強靭な樹脂で形成された略楔形状の断面を有
する横長の楔翼状本体51の表面に窓部を形成し、該窓
部に太陽電池21を固着し、該本体51の内部に制御回
路31を収納した構造となっている。
すなわち、本体51は車体への取付は部52をビス53
によってトランクリ、ド54に固着することにより取り
付けられる。太陽電池群21は電池本体をホルダ55に
収めた後、ビス56で本体51の上面57に形成された
窓部に固着される。
制御回路31は本体51の内部に固着される。太陽電池
群21の出力線61は制御回路31に集線され、該制御
回路31の出力線62はトランクリ、ドの穴にはめ込ま
れたグロメット58を介して車室内に至る。
第1図において、太陽電池21群は4個の太陽電池21
A〜21Dからなり、該太陽電池21A〜21D[th
、ぞれ6セルのアモルファスシリコン太陽電池が直列に
接続された構成となっており、その総出力は太陽光強度
がl0DQW/m2の時に5.5Wである。太陽電池2
1A〜21Dは相互に並列接続されて制御回路31内の
電磁リレーRL1の接点を介してプロアモータ11に接
続される。
制御回路31ば、2連形の電磁リレーR,Ll、該リレ
ーRL1の非作動遅延用の抵抗器R1とコンデンサC1
、およびタイマTM1からなる。バッテリ40は手動ス
イッチSW1を介した後に、それぞれ、リレーRL1の
接点を介してプロアモータ11に接続される回路、リレ
ーRL1の第2の接点を介L7てタイマTM1の入力側
に接続される回路、および抵抗器111.タイマTM1
の出力接点、コンデンサC1とリレーRL1のコイルの
並列接続を介して接地される回路に接続される。
タイマTM1は入力側に通電された後の一定時間経過後
に出力接点が作動する回路である。この一定時間は太陽
電池21からプロアモータ11へ電力供給を行う時間で
あって、本実施例においては第2時間と称され、約15
秒に設定される。
抵抗器R1とコンデンサC1とは相まってリレーRL1
の非作動遅延を行う。すなわち、リレーR,Llのコイ
ルへのバッテリ電圧印加が停止されてから該リレーRL
1が非作動となるまでの時間を一定時間にわたり遅延さ
せる。この遅延時間の間はバッテリ40からリレーR,
L1を介してプロアモータ11に電力供給が行われる。
本実施例においては、この遅延時間は第1時間と称され
、約α2秒に設定される。
手動スイッチ8W1は本実施例装置を作動させるための
スイッチであって、車室内の運転席近辺に設置されてお
り、オンにすることに・よってバッテリ40の電力を制
御回路31に供給する。
プロアモータ11の動作特性が第4図に示されるa第4
図において、縦軸は電流■(アンペア〕、横軸は電圧■
(ボルト)を表わし、同図中の実線部分は送風状態時の
プロアモータ動作特性であり、破線部分は送風停止状態
時のプロアモータ動作特性である。プロアモータ11は
通常の乗用車でけ12V定格で使用され、所要動力は1
00〜140W程度であるが、第4図はこのプロアモー
タを低電圧で用いた場合の特性を示すものである。
第4図の特性についてさらに詳しく説明すると、印加電
圧を点aOから点a5を経て点a1に至るまで徐々に上
げても、点a1以下ではモータ11は回転せず停止した
ままであり、送風は行われない。点a1を起えて点a2
の電圧が印加されるとモータ11は回転を開始し、送風
が行われる。さらに印加電圧を増して点a3方向に動作
点が移動すると、それに従って送風量は増加する。
一方、点a3から徐々に印加電圧を下げる時には、点a
3を経て点a4に至るまでの間は送風が続行され、点a
5に至って送風が停止され、最後に点a01c至る。こ
の特性で注目されることは、点a1における電流が点a
2やC4における電流に比べて大きいこと、および、モ
ータが−たん回転したら点a2〜a40間の低電圧区間
でも送風が可能なことである。
太陽電池21の出力特性が第5図に示される。
第5図において縦軸は電流■(アンペア)、横軸は電圧
■(ボルト)を表わす。出力特性は太陽光強度をパラメ
ータとして示されており、太陽光強度としては、200
 、!100.400.500 。
600.800,100OW/m2の強度が用いられて
いる。点b1〜b7はそれぞれの太陽光強度における太
陽電池21の最高効率点を示す。
第6図は第4図と第5図を合成したものであり、縦軸は
電流I(アンペア)、横軸は電圧■(ボルト)を表わし
1図中の点01〜C7けプロアモータ11の動作点を示
す。
本実施例装置の動作が以下に説明される。
第1図において、手動スイッチSW・1がオフの時は太
陽電池21の出力はリレーR,,L 1を介してプロア
モータ11に供給され続け、従来形における駐車換気が
行われる。本実施例装置の動作の理解を容易にするため
、まずこの従来形の駐車換気における送風特性について
第6図、第7図を参照しつつ以下に説明する。
第7図はプロア11の送風量特性を示す図であり、縦軸
は送風量Q(m’/hr)、横軸は太陽強度8 (W/
m 2)を表わす。
図中の実線の特性は手動スイッチSW1がオンのときの
本実施例装置による送風量特性であり、破線の特性は手
動スイッチ8W1がオフのときの従来形、すなわち、太
陽電池21とプロアモータ11とを直結しただけの場合
の送風量特性である。
従来形の駐車換気では、太陽光強度200W/m の時
には、第6図に示すようにプロアモータ11の動作点け
C7であって、モータ11は回転せず、第7図に示すよ
うに送風量はゼロである。
太陽光強度300 W/m2.400 W/?R2の時
の動作点c6 、C5においても送風量はともにゼロで
ちる。太陽光強度500 W/ m2となって始めて限
界点a1を越え、動作点はC4となり、モータ11が回
転して送風が始まり、送風量は第7図に示すように点d
4となる。
さらに太陽光強度が増加すると、動作点はC4゜C3,
C2,clと順に移シ、送風量もそれに従ってそれぞれ
d4.d3.d2.dlに対応する値に次第に増加する
。一方、太陽光が強光時から弱光時に変化するときには
、動作点はcl、C2゜C5,C4と順に移った後にC
50以下となシ、モータ11は停止する。したがって送
風量はそれぞれdl 、d2.d3.d4.d5を順に
経た後にゼロとなる。
このように従来形の駐車換気においては、太陽光強度が
500 W / m2 以上となって始めて送風が開始
され、それ以下では太陽電池の出力は全く無駄に消費さ
れるだけである。また送、風量d5は太陽光が強光時か
ら弱光時に変化した時だけ可能なものであり、一般的に
は太陽光強度400 W/mでは送風量ゼロといえる。
手動スイッチSW1をオンにして本実施例装置を作動さ
せて強力換気を行う場合の動作が以下に説明される。
手動スイッチ8W1がオン托されると、リレーRLIの
接点を介してタイマTM1の入力側にバッテリ40から
の電圧が印加され、タイマTMIは作動を開始する。タ
イマTM1の作動から前記の第2時間(約15秒)経過
前の開はタイマ接点は開いているので、リレーaL1け
非作動であり、太陽電池21の出力がリレーFLL1の
接点を介してプロアモータ11に結合される。
タイマTMIで第2時間が経過すると、タイマTM1の
接点が閉じる。これによりリレーRL1は作動状態とな
るが、その作動によってリレーの接点が開いてタイマT
MIへの電力供給が直ちに停止されるので、タイマTM
Iの接点が再び開く。
しかしタイマ接点が開いてもリレーB I、 1は直ち
に非作動とはならず、タイマ接点が閉じている間にコン
デンサc1[蓄えられた電力によりリレーRL1はしば
らく作動状態を続け、成る遅延時間の後に非作動状態と
なる。この遅延時間は前述の第1時間であって、抵抗器
f(1とコンデンサC1とにより適当に選定され、本実
施例では約0.2秒に選定される。リレーRLIが作動
している間は、バッテリ40の電圧がプロアモータ11
に印加される。
リレーRLIが非作動になるとタイマTM1が再び作動
を開始し、以後この動作を繰り返す。すなわち、リレー
RL1は約15秒の第2時間毎に約0.2秒の第1時間
だけ作動することを繰力返し、したがって、プロアモー
タ11に印加される電圧は第1時間中のバッテリ40が
らの電圧と第2時間中の太陽電池21からの電圧とが繰
り返されたものとなる。
本実施例装置におけるプロア動作特性が第6図。
第7図(基づいて以下に説明される。太陽光がないOW
/@2 の時、プロアモータ11は第1時間〔すなわち
バッテリ40からの給電時間〕の間のみ駆動され、第1
時間終了と同時に停止する。この場合、時間平均的には
第7図に示すように送風Jle9の送風が行われる。
太陽光強度が200W/m2 の時も同様に、プロアモ
ータ11け第1時間の間のみ駆動されて該第1時間の終
了とともに停止するが、続く第2時間の間に第6図に示
すような太陽電池11からの出力電流(c7相当〕が流
れるので、プロアモータ11は直ちに停止するのではな
く、この太陽電池出力電流分だけ余分に送風を行った後
に停止する。したがって送風量はe7へと増加する。同
様に太陽光強度が300W/?FI2の時には送風量値
e6へと増加する。このように送風量c9がらの送風量
増加分け、太陽電池の出力を有効に利用した結果得られ
た増加分である。
太陽光強度が400 W / m2 となると、第1時
間中にバッテリ40の出力によって駆動されたプロアモ
ータ11け、第2時間中においても停止することなく太
陽電池21の出力によって動作点c50で送風を続ける
ので、送風量は大幅にe5へと増加する。太陽光強度が
約500 W / m2 以上では、プロアモータ11
は第2時間中の太陽電池21からの出力だけでも送風を
行えるが、第1時間中のバッテリ40からの出力により
加速されるので、送風量は従来のd1〜d4に比べてe
1〜e4へと増加する。
本実施例装置によるバッテリ40の電力消耗量は、第1
時間が非常に短馳ためKごく少量であり、例えば装置を
10時間継続作動させてもバッテリ容量の約5π程度で
ある。
第1時間の長さは1本発明者らの研究によれば0.05
〜2秒程変であることが好ましい。すなわち、第1時間
は長い磯ど送風量の増加分(例えば、d4からe4への
増加分)が増えるが、それだけバッテリ40の消耗量も
増えるので、2秒以下であることが好ましい。一方、短
すぎると送風量の増加分がごくわずかとなるので、0.
05秒以上であることが好ましい。
またM2時間の長さは、本発明者らの研究によれば5〜
60秒程度であることが好ましい。すなわち、第2時間
は短いほど送風量増加分が増えるが、一方、バッテリ消
耗量もそれに応じて増えるので短すぎることは好ましく
なく、前回の第1時間での駆動力の余力を有効に利用す
る観点からも、5秒以上程妾であることが望ましい。反
対に長すぎると送風量の増加分がごくわずかとなるので
、1分以下程変であることが好ましい。
したがって、第1時間と第2時間の比(第1時間/第2
時間)は、送風量の増加とバッテリ消耗素との兼合いか
ら決定されるべきであり、Q、001〜0.1の間の値
であることが望ましく、特に0.01前後の0.004
〜0.04の間の値であることが最も好ましい。
なシ、上記の動作説明において用いた第4図のプロアモ
ータ動作特性は、いずれの型式の乗用車においてもおお
むね同等である。また、第5図の太陽電池の出力特性に
ついても、アモルファスシリコン太陽電池以外の太陽電
池、例えば単結晶シリコン太陽電池や多結晶シリコン太
陽電池等を用いた場合も、その総出力とセル接続数とを
同様にすれば、はとんど同様の特性が得られる。
以上に説明したように、本実施例装置によれば、太陽光
が比較的弱い時でも、従来形なら送風量がゼロであった
のに対して成る量の送風量を得ることができ、太陽電池
の出力を有効に利用することができる。また、太陽光が
強い時においても従来形に比べて送風tt−増加させる
ことができるので、駐車時の車室内換気を一層良好に行
うことができる。
また本実施例装置においては、送風機およびモータ、空
気通路等は従来から使用されている既存装置をそのまま
利用することができるので、装置の低廉化を図れる。な
お、専用の送風機、モータ、空気通路を設けることも可
能であるが、車体の構造変更ないしは穴開は作業の手間
、さらには部品数の増加による価格の上昇を鑑みると、
既存装置の利用が望ましい。
さらに本実施例装置においては、太陽電池および制御回
路をエアスポイラに一体化することにより、車体構造の
変更なく一度の取付は作業でエアスポイラによる空力特
性の改善と太陽電池による駐車時の車室内換気との複合
機能を得ることができる。
本発明の他の形態における一実施例としての車両用換気
装置が第8図に示される。第8図において1リレ−BL
1%タイマTM1、抵抗器R,1、およびコンデンサC
1は第1図装置におけるものと同じ構成である。
太陽電池22A、22B、22Cはそれぞれ9セルのア
モルファスシリコン太陽電池が直列接続された構成であ
シ(図示していない)、総出力は太陽光強度が1000
 W/m2時に10Wである。
この太陽電池22A〜22Cは第1図の太陽電池21A
〜21Dと比べてセル接続数、総出力が異なるが、その
出力特性の基本的な形は第5図、第6図と同様である。
キープリレーRL2は節電型の電磁リレーであってセッ
トコイルL2(@)とリセットコイルL2(r)とを有
し、セットコイルL2(S)がパルス的に通電されると
キープリレーの各接点はセット(Iil)側に切り換わ
り、リセットコイルL2(r)がパルス的に通電される
とリセット(r)側に切り換わる。このキープリレーR
L2を作動させるためのリレー作動回路は、コンデンサ
C2,ダイオードDI、D2からなシ、これらの回路要
素によって点P1への印加電圧をコイルL2(雪)、L
2(r)にパルス的に印加する。
キープリレーRL5も上記と同様の電磁リレーであり、
またコンデンサ03、ダイオードD3゜D4からなるリ
レー作動回路も同様の回路である。
手動スイッチ8W2は駐車換気側と充電部とを切シ換え
るスイッチである。スイッチ8W3は空調用スイッチ、
スイッチ8W4はプロア強庸切換え用スイッチ、スイッ
チ8W5けキースイッチである。電気負荷70は点火系
などの負荷である。
太陽電池22^〜22Cは、セット状態にあるキープリ
レーRL2により並列接続された形とされて、リレーR
L1とリセット状態にあるキープリレーR,L3とを介
して空調用プロアモータ11に接続される。また太陽電
池22A〜22Cけリセット状態にあるキープリレーR
L2により直列接続された形とされてバッテリ40に接
続される。
バッテリ40けリセット状態にあるキープリレーR,L
3、手動スイッチδW2% リレーRL1を介した後に
再びキープリレーR,L3を経て空調用プロアモータ1
1に接続される。
本実施例装置の動作が以下に説明される。
まず、スイッチ8W2が駐車換気側であって、キースイ
ッチ8W5がオフの場合の動作を以下に説明する。この
場合、点P2の電圧がゼ日であるため、リセットコイル
L3(r)がコンデンサC3の電荷により通電されてキ
ープリレーR,L3はすセットされ、各接点がリセット
側に切り換わる。
キープリレーRL3のリセットにより、点P1にはキー
プリレーRL3、スイッチSW2を介してバッテリ40
の電圧が印加される。これによりキープリレーR,L2
のセットコイルL2(g)にハコンデンサC2を充電す
るための電流がダイオードD2を介して通電され、キー
プリレーRL2はセットされて各接点はセット側に切り
換わる。
したがって、太陽電池22A〜22CはキープリレーR
L2を介して並列接続され、その出力はさらにリレーa
L1.キープリレーRL3の接点を介した後、プロアモ
ータ11に供給される。
キープリレーRL3のリセットによって点P3にはバッ
テリ電圧が印加されるので、タイマTM1およびリレー
RL1は第1図装置と同様作動し、プロアモータ11に
は第1時間中はバッテリ電圧が、@2時間中は太陽電池
電圧が印加される。このよりに第2時間の間隔毎に第1
時間の間だけバッテリ電圧が直接にプロアモータ11に
印加されるので、送風量は増加し、太陽電池のdカは有
効に利用される。
次に、スイッチ8W2が駐車換気側(実線側〕に切り換
えられている状態で、′ギースイッチsw5がオンにさ
れた場合について説明する。この場合、キープリレーR
,L30セットコイルL3(s)にバッテリ40からの
電圧が印加されて該キープリレーRL3はセット側に切
り換えられ、バッテリ40が空調用スイッチ8W3、キ
ープリレーRL、5の接点を介して空調用プロアモータ
11に接続される。これにょシ空調用プロアはスイッチ
SW3によりオン、オフされ、スイッチSW4によりプ
ロア強度が切り換えられる。
一方、キープリレーR・L2のリレー作動回路内の点P
1は、スイッチ8W2、キープリレーRIL3の接点を
介して接地される。すると、コンデンサC2の充電電荷
はダイオードDI、D2の作用によりリセットコイルL
2(r)を介し、ざらにダイオードD2、スイッチ8W
2.キープリレーR,L3t−経て放電されるため、キ
ープリレーR,L2けリセットされて各接点はリセット
側に切り換わる。それにより太陽電池22A〜22Cは
3個が直列接続された形でバッテリ40に接続され、該
バッテリ40を充電する。なお、点P3は接地されてい
るので、タイマTM1およびリレーaL1け作動しない
太陽電池の出力特性は、第5図からも明らかなように、
一般に1セル当り約0.5■の出力時に最高効率点とな
る。したがって3個の太陽電池22A〜22Cが直列接
続された場合には27セル直列接続となるので、1五5
v出力時に最高効率点とな勺、この電圧はバッテリ40
を充電するのに都合のよい電圧である。
この状態から、さらにキースイッチ8W5がオフされる
と、点P2への電力供給が遮断され、電値的負荷70に
よって点P2は事実上接地状態となる。これによりコン
デンサC3の充電電荷がリセットコイルL3(r)を介
して放電し、#リセットコイルL3 (r )の通電に
よってキープリレーRL3はリセットされる。その後の
作動は前述の通りとなって駐車換気の作動が行われる。
スイッチSW2が充電側(図中の破線(l]Q)にある
時には、キースイッチSW5のオン、オフに関係なく点
P1.P3は接地される。これにより、キープリレーR
,L1はり七y)されるので、太陽電池22A〜22C
は直列接続されて前述と同様にバッテリ40への充電に
供される。
太陽電池のセル直列接続数と総出力との関係に関しては
、本発明者等の研究によシリ下のととが明らかとされた
。すなわち、空調ブロアを用いて夏季の炎天下、例えば
太陽光強度が1000 W/m2糧度のときに駐車した
場合、車室内の温度上昇を抑制するためには、プロアモ
ータ11に4〜6W(印加電圧2.5〜五5V)程度の
電力を供給すれば成る程度の効果が得られる。さらに電
力を6〜I DWC印)XJ’1ltFE5.5〜4.
5V)、10〜16W(4,5〜5.5 V )と増加
させて供給を行うと、その増加に従って効果はさらに大
きくなるが、16W以上の電力を供給しても効果の大き
な向上はあまり望めない。なお、いずれの型式の乗用車
においても、上記の供給電力CW)や印加電圧(V)の
値はおおむね同等の数値である。
一方、太陽電池は1セル当り0.5V柵度の出力で用い
る時、最高の光電変換効率となる。これは単結晶シリコ
ン太陽電池や多結晶シリコン太陽電池の場合でも同様で
ある。したがって、ブロアモータ11を駆動するための
太陽電池の総出力とセル直列接続数の関係は第1表のよ
うなものであることが望ましい。
以下余白 第1表 車載バッテリ40を充電するための太陽電池のセル直列
接続数は、26セル以上直列接続すれば、月明り程度で
も十分に効率よく充電を行え、一方、34セル以上直列
接続すると充電電圧が高くなりすぎて場合によってはバ
ッテリに悪影響を及はす場合がある。したがってバッテ
リ充電を行う時には太陽電池は26〜34セル直列接続
で使用することが望ましく、このバッテリ充電をも含め
て望ましい太陽電池の総出力とセル直列接続数の関係を
考察すると第2表のようになる。
なお第2表において、0)欄は太陽電池の総出力数、(
ロ)欄は1個の太陽電池におけるセル直列接続数である
。0つ欄社充電時に複数個の太陽電池が直列接続される
ことにより得られるセル直列接続数であや、同欄中の括
弧書きには(ロ)欄に対する倍率が、したがって充電時
に直列接続されるべき太陽電池の個数が示されている。
第2表 以上のように、本実施例装置によれば、駐車換気が必要
な時には、バッテリ電力のパルス的印加を利用して、太
陽電池の出力を有効に利用することができ、また駐車換
気が必要でない時にも、太陽電池出力はバッテリ充電に
供されるので、より有効に太陽電池の出力を利用するこ
とができる。
本発明の車両用換気装置の実施にあたっては種々の変形
形態をとることが可能である。例えば、第1図装置では
駐車換気動作は太陽光強度の大きさに関係なく行われて
いるが、他の変形例として、太陽光強度を検知してその
検知出力が中程度の時にのみバッテリによるブロアモー
タのパルス的駆動を行い、検知出力が小または大のとき
にはパルス的駆動を行わないように構成することも可能
である。これは太陽光強度が小さい場合には車室内の温
度上昇も小さいので駐車換気を必ずしも行わなくてもよ
い場合が考えられ、また太陽光強度が充分に大の場合に
は太陽電池出力だけでも効果的な駐車換気が行えると考
えられるからである。
また、第8図装置では太陽電池出力をバッテリ充電用に
切)換える手段として手動スイッチ8W2、あるいけキ
ースイッチSW5とキープリレーRL3を用いているが
、この他にも以下に説明するような種々の変形例が可能
である。
まず、車室内が高温となった時にのみ駐車換気が自動的
に行われるようにする変形例が可能であり、この変形例
装置は、第8図装置において手動スイッチSW2の代わ
りに、第9図に示すような車室内に設置されたバイメタ
ルスイッチ8W6を用いる構成となっている。このバイ
メタルスイッチ8W6は高温度には図中実線で示す側に
接点が切り換わって駐車換気を行い、低温度には破線で
示す側に切刃換わってバッテリ充電を行う。
第10図には、装置動作が一定時間経過後に駐車換気か
らバッテリ充電に自動的に切り換わる変形例装置の回路
図が示される。この変形例装置の基本的な構成は第8図
装置と同じであり、太陽電池22A〜22C1リレーR
IL1、キープリレーRL2 、Rb2、タイマTMI
、プロアモータ11、バッテリ40、スイッチSW2〜
8W5等の接続関係は第8図で説明したとおりである。
相違する点としては、スイッチ8W2とリレーRL2の
作動回路中の点P1との間にキープリレーRL4が設け
られており、該キープリレーRL4のリセット側接点を
介して同区間が短絡され、セット側接点を介して点P1
が接地されること、および点P1にタイマTM2が接続
されており、該タイマTM2の接点を介してキープリレ
ーR,L4のセットコイルに作動電圧が印加されるよう
罠なっていることなどである。
キープリレーRL4のリレー作動回路はダイオードD5
、抵抗器R2、R3,コンデンサC4゜C5で構成され
ている。ダイオードD5、コンデンサC4、抵抗器R,
2からなる回路は、リセットコイルL4(r)への通電
を節電のために短時間に区切る働きをし、節電を考慮し
ないならば不要である。抵抗器R3、コンデンサC5は
セットコイルL4(11)への通電時間を確保するため
のものである。また、コンデンサC6けタイマ接点が閉
じている時間を確保するためのものであり、通常熱くと
も大きな支障はない。
第10図の変形例装置の動作が以下に説明される。スイ
ッチSW2が充電側(図中の破線側〕にセットされてい
る場合%あるいは該スイッチ8W2が駐車換気側(図中
の実線側)であってもキースイッチ8W5がオンの場合
には、本変形例装置は第8図の装置と全く同様に作動し
−で太陽電池22^〜22Cによりバッテリ40の充電
を行う。
なお、キースイッチSW5がオンとなった場合には、そ
hと同時にキープリレーRL4はリセットコイルT、 
4 (’ r )に通電されてリセットされ、接点はリ
セット側に切シ換わる。
スイッチSW2が駐車換気側であって、キースイッチ8
W5がオフの場合には、キープリレーRL2はリセット
され、点P2にバッテリ電圧が供給されて、以後は第8
図装置と同様に作動する。
すなわち、キープリレーRL1はセットされ、太陽電池
22A〜22Cは並列接続された後、ブロアモータ11
へ出力を供給する。またタイマTMI、リレーRLIの
作動によりパルス的にバッテリ電圧が供給され、送風量
を増加させ、太陽電池の出力が有効に利用される。
この場合、タイマTM2の入力側に/(ツテリ電圧が印
加され、タイマが作動を開始する。タイマTM2け入力
側に通電してから約12時間経過後に接点を閉じるよう
に設定される。したがって、駐車換気を始めてから12
時間後に接点が閉じ、それによりセットコイルL4 (
@ )に通電されてキープリレーRL4けセットされる
キープリレーFLL4がセットされると、バッテリ40
から点P1への電力供給が停止され、タイマTM2の接
点は再び開状態となるが、キープリレーRL4はセット
された状態を維持し、点P4をセット側接点を介して接
地する。それによりキープリレーFLL2はリセットさ
れ、またタイマTM1の作動も停止する。
このように、駐車換気を開始してからタイマTM2によ
り設定された約12時間の経過後には駐車換気は停止さ
れ、太陽電池の出力はIくツテリ充電用に配線が切り換
わる。駐車換気においては、実際上、換気が必要なのは
昼間の約12時間程度が最長時間であり、夜間には必要
ないし、また数日間にわたって連続駐車する場合には駐
車換気より本バッテリ充電の方がより重要である。した
がって、本変形例装置によれば、さらに太陽電池の有効
利用が図れ、運転者の操作ミスによるバッテリ過放電の
心配もなくなる。
バッテリ充電動作状態はキースイッチ8W5がオンにさ
れるまで維持される。さらにキースイッチSW5がオン
にされると、キープリレーRL4がリセットされるが、
キープリレーRL3がセットされるのでバッテリ充電動
作は変化しない。以後、キースイッチSW5がオフされ
ると前述の作動が行われる。
第11図には、太陽光強度の低下に応じて装置動作を駐
車換気からバッテリ充電に切り換える変形例装置の回路
図が示される。この変形例装置の基本的な構成は第10
図装置と同じであるが、第10図装置におけるタイマT
M2の代わりに、太陽光強奪の低下を検出してキープリ
レーR,L4’iセットに切り換える回路を備えている
点が相違する。
この回路は、太陽光強度検出用の太陽電池23、基準電
圧発生用の抵抗器R4,R5、太陽電池23の出力を基
準電圧と比較する比較器Q1、該比較器Q1の出力に応
じてキープリレーRL4のセットコイルの通電を制御す
るトランジスタ71%逆起電力防止用のダイオードD6
、および抵抗器B6 、I’L7により構成される。な
お、太陽光強度検出用には専用の太陽電池23を用いる
代わりに太陽電池22A〜22Cのいずれかの出力を利
用して比較器Q1の入力に導くようにしてもよい。
第11図の変形例装置の動作が以下に説明される。昼間
の駐車換気の時には、太陽電池23の出力は大きく、抵
抗器R7によって高い検知電圧が取り出されて比較器Q
1の入力に印加される。この検知電圧が抵抗器R4、R
5によって定められた基準電圧よりも高いと、比較器Q
1は「0」レベルを出力し、トランジスタT1は非導通
に保たれる。したがってキープリレーFLL4はリセッ
トされたままであシ、前述したように動作して駐車換気
を行う。
夜間になると、太陽電池23の出力は低下し、抵抗器R
7から取り出される検知電圧が低下する。
それにより比較器Q1は「1」を出力してトランジスタ
T1が導通し、キープリレーR,L4がセットされ、以
後は第10図装置と同様に動作してバッテリ充電用配線
へと切り換わる。
その後、昼間となって太陽電池23の出力が大きくなっ
ても1点P1にはバッテリ電圧は印加されないので、装
ft1dバッテリ充電用配線を維持する。そしてキース
イッチ8W5のオンによって始めてキープリレーR,L
4がリセットされ1次の駐車換気へのスタンバイが完了
する。
以上のように本変形例装置によりは、スイッチ8W2が
駐車換気にセットされていても、夜間になると自動的に
駐車換気が停止され、太陽電池出力はバッテリ充電に供
されて翌日のエンジン始動に備えることができる。した
がって第10図装置と同様に太陽電池の有効利用が図ら
れ、運転者の操作ミスによるバッテリ過放電の心配もな
くなる。
第12図には、太陽光強度に応じて装置動作を駐車換気
とバッテリ充電とに切り換える変形例装置の回路図が示
される。この変形例装置の基本的な構成は第11図装置
と同じである。相違する点は、装置が−たんバッテリ充
電動作となった後にも太陽光強度の上昇に応じて装置を
駐車換気動作へ切り換える回路が付加されていることで
ある。
この回路は、基準電圧発生用の抵抗器)L8.H,9、
太陽電池23の出力管基準電圧と比較する比較器Q2.
該比較器Q2の出力に応じてキープリレーRLaのリセ
ットコイルの通電を制御するトランジスタT2、逆流時
IE用のダイオードD7.および抵抗器R,10,)?
+11によって構成される。なお、前述と同様に、太陽
光強度検出用には専用の太陽電池25を用いる代わりに
、太@雷池22A〜22Cのいずれかの出力を比較器Q
1に入力し、該太陽電池に流れる電流を検知してこれを
比較器Q2に入力してもよい。
第12図の変形例装置の動作が以下に説明される。まず
、抵抗器R,4,R・5による基準電圧は、太陽光強度
が50 W/ m2以下のときを夜と判断して比較器Q
1の出力を「1」レベルとするような値に選定される。
同様に抵抗器R,8、R9による基準電圧は、太陽光強
度が200W/m2以上のときに比較器Q2の出力を「
1」レベルとするような値に選定される。
比較器Q1が夜間を検知して駐車換気を停止し、バッテ
リ充電動作に切ル換えるまでの動作は第11図装置と同
様である。夜間が終って翌日の昼になり、太陽光強度が
成る程度(約200 W/ m2)強くなると、比較器
Q2がrIJレベルを出力してトランジスタT2が導通
し、それによりキープリレーR・L4がリセットされる
。すると、以下、紡速と同様の手順で駐車換気の動作が
開始される。
この変形例装置によれば、前日に駐車した後、夜間を通
して翌朝まではバッテリ充電が行われ、太陽光がある程
度強くなってくると駐車換気が始まるので、昼帥後に乗
車するときには車室内温度が低くなっているので快適で
ある。
以上に説明した各装置においては、太陽電池の取り付け
る車両の部位としては、リアエアスポイラ50の場合の
みを説明したが、他のスポイラ、例えば第2図に示され
るように、フロントガラス前方のフード上に増り付けら
れたフロントエアスポイラ50′、あるいは車室の屋根
の後端に取り付けられたルーフエアスポイラ40“等を
利用することも可能であるし、また車両のルーフ等、他
の部位に取り付けることも可能である。取り付は方法も
第3図に示される以外の他の周知の方法を用いてもよい
また、太陽電池としてはアモルファスシリコン太陽電池
を用いて説明したが、この他に単結晶シリコン太陽電池
、多結晶シリコン太陽電池等の他の種類の太陽電池を用
いてもよい。さらに接続切換え方法についても、電磁リ
レー、電磁キープリレーの他に、トランジスタ等の無接
点式方法などの他の従来周知の方法を用いることができ
る。
発明の効果 本発明によれば、太陽電池を用いて駐車換気を行うに際
し、太陽電池の出力を有効に利用して、しかも効果の大
きな換気が可能になる。さらに換気ガ不要な時にはバッ
テリへの充電も効率良く行うことがでも、太I4電池の
出力を最大限に有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1つの形態における一実施例としての
車両用換気装置の回路図、第2図、第3図は第1図装置
の車両への取付は状態を説明するための図、第4図はブ
ロアモータ動作特性図、第5図は太陽電、池出力特性図
、第6図は第4図と第5図を合成した特性図、第7図は
太陽光強度に対する送風量の特性図、第8図は本発明の
他の形態における一実施例としての車両用換気装置の回
路図、第9図〜第12図はそれぞれ本発明の車両用換気
装置の変形例を示す回路図である。 11・・・・・・ブロアモータ、21A〜21D。 22A〜22C,23・・・・・・太陽電池、 31・
・・・・・制御回路、R,Ll・・・・・・電磁リレー
、RL2〜RL4・・・・・・キープリレー、SW1〜
8W6・・・・・・スイッチ、 TMl、TM2・・・
・・・タイマ、R1〜R11・・・・・・抵抗器、C1
〜C6・・・・・・コンデンサ、 D1〜D7・・・・
・・ダイオード、 Ql。 Q2・・・・・・比較器、T1.T2・・・・・・トラ
ンジスタ。 特許出願人 株式会社日本自動車部品総合研究所 日本電装株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士 西 舘 利 之 弁理士 小 林 隆 夫 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 西 山 雅 也 L〜−−−−−−−−−−、−J 第20 R/’l” 兎3削 。 第4面 一一伽 [V] ■ 第5回 第1頁の続き @発明者笹谷 英顕 @発明者大城 孝夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車両車室内の換気を行うための換気手段、車両外部
    に取り付けられた太陽電池、車載バッテリ、および、該
    バッテリが該換気手段に接続される第1の所定時間と該
    太陽電池が該換気手段に接続される第2の所定時間とが
    交互に繰シ返されるように切換え制御を行う切換え制御
    手段を備えた車両用換気装置。 2、#制御手段がタイマと電磁リレーとを用いて構成さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置
    。 3、#太陽電池および該制御手段が車体外表に装着され
    たエアスポイラに一体的に取り付けられたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項記載の装置。 4、該第1の所定時間が0.05秒〜2秒の間の値であ
    り、該第2の所定時間が5秒〜60秒の間の値であり、
    該第1の所定時間を該第2の所定時間で除した値がo、
     o o i〜0.1の間の値であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜3項のいずれかの項記載の装置。 5、該太陽電池のセル直列接続数が太陽電池の総出力に
    応じて選定されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    〜4項のいずれかの項記載の装置。 6、車両車室内の換気を行うための換気手段、車載バッ
    テリ、車両外部に取り付けられた太陽電池、該バッテリ
    が該換気手段に接続される第1の所定時間と該太陽電池
    が該換気手段に接続される第2の所定時間とが交互に繰
    り返されるように切換え制御を行う第1の切換え制御手
    段、および、該車載バッテリの充電を行うように該太陽
    電池を該車載バッテリに接続する切換え制御を行う第2
    の切換え制御手段を備える車両用換気装置。 Z 1個の太陽電池のセル直列接続数が太陽電池の総出
    力に応じて選定され、充電時の太陽電池のセル直列接続
    数は該1個の太陽電池のセル直列接続数の整数倍に選定
    されることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の装
    置。 a #第2の切換え制御手段は手動スイッチとキープ形
    電磁リレーとを用いて構成されることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項または第7項記載の装置0 9、#第2の切換え制御手段は感温スイッチとキープ形
    電磁リレーとを用いて構成されることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項または第7項記載の装置。 10、#第2の切換え制御手段は第3の所定時間を定め
    る手段を含み、該第3の所定時間の経過後にバッテリ充
    電への切換え制御を行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第6項または第7項記載の装置。 11、該第2の切換え制御手段は太陽光強度を検知する
    手段を含み、太陽光が所定の太陽光強度以下になった時
    にバッテリ充電への切換え制御を行うことを特徴とする
    特許請求の範囲第6項または第7項記載の装置。 12、該太陽光強度を検知する手段は検知用の太陽電池
    と比較器とを用いて構成されることを特徴とする特許請
    求の範囲第11項記載の装置。 1& 該太陽光強度を検知する手段は車両に取り付けら
    れたスポイラに一体化されたことを特徴とする特許請求
    の範囲第12項記載の装置。 14、該第2の切換え制御手段はさらに再度太陽光強度
    が強くなったことを検知する手段と、太陽光強度が再度
    強くなったときに再度換気手段による換気を行うように
    配線を切り換える手段とを含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第11項記載の装置。
JP59090119A 1984-05-08 1984-05-08 車両用換気装置 Granted JPS60234019A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01102010U (ja) * 1987-12-28 1989-07-10

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JPH01102010U (ja) * 1987-12-28 1989-07-10

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