JPS60232436A - 輻射体 - Google Patents
輻射体Info
- Publication number
- JPS60232436A JPS60232436A JP8643884A JP8643884A JPS60232436A JP S60232436 A JPS60232436 A JP S60232436A JP 8643884 A JP8643884 A JP 8643884A JP 8643884 A JP8643884 A JP 8643884A JP S60232436 A JPS60232436 A JP S60232436A
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- Japan
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- particles
- sic
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- double structure
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C15/00—Details
- F24C15/24—Radiant bodies or panels for radiation heaters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cookers (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は暖房器、加熱調理器等の輻射体に関する。
従来例の構成とその問題点
従来、暖房器や調理器には、伝熱の方法に対流型と輻射
型がある。対流型は空気に温度差をつく9対流させ伝熱
するもので、輻射型は空気とけ関係なしに赤外線等の電
磁液を利用した伝熱方法である。
型がある。対流型は空気に温度差をつく9対流させ伝熱
するもので、輻射型は空気とけ関係なしに赤外線等の電
磁液を利用した伝熱方法である。
輻射型の暖房器、調理器の熱源はもちろん輻射体で、金
属、セラミックスがその代表的なものである。金属が輻
射体の場合の問題点は、赤外線の輻射率が波長2〜30
μmで0.2〜0.1と低く、輻射効率が悪いこと、金
属が赤熱するような高温で使用されるために酸化するな
ど熱劣化を受けやすいことである。
属、セラミックスがその代表的なものである。金属が輻
射体の場合の問題点は、赤外線の輻射率が波長2〜30
μmで0.2〜0.1と低く、輻射効率が悪いこと、金
属が赤熱するような高温で使用されるために酸化するな
ど熱劣化を受けやすいことである。
セラミックスの輻射体には、金属基材上にセラミックス
の被膜を形成した例えばヒータのようなものと、セラミ
ックスを成形し燃焼用バーナとしたものとがあシ、この
時の問題点は、ヒータの場合セラミックス被膜の膜厚が
数100μmと厚すぎることと、そのために熱衝撃に弱
いということであシ、燃焼用バーナの場合バーナ表面の
炎でセラミックスからの輻射がさえき゛られることであ
る。
の被膜を形成した例えばヒータのようなものと、セラミ
ックスを成形し燃焼用バーナとしたものとがあシ、この
時の問題点は、ヒータの場合セラミックス被膜の膜厚が
数100μmと厚すぎることと、そのために熱衝撃に弱
いということであシ、燃焼用バーナの場合バーナ表面の
炎でセラミックスからの輻射がさえき゛られることであ
る。
発明の目的
本発明は上記従来の欠点を解消するもので、赤外線の輻
射率が高く、薄膜で耐熱性のすぐれた輻封体を提供する
ことを目的としている。
射率が高く、薄膜で耐熱性のすぐれた輻封体を提供する
ことを目的としている。
発明の構成
上記目的を達成するため、本発明の輻射体は、金属、セ
ラミックス、ガラス等のうちいずれか一種の基材と、S
iCと、Cs O2が固溶したZ r O2粒子と、T
iO2とを備え、前記SiCはAJ203.5i02、
MgO1B20等の酸化物のうち少くとも一種以上を不
純物′として含み、前記ZrO2粒子は表面に前記Ti
O2の被覆層が形成された2重構造粒子で、前記SiC
と前記2重構造粒子とで成る被膜を前記基材上に形成す
る構成であシ、前記ZrO2粒子とrto2は光学的に
空気やSiCよりも屈折率が大きく、又ZrO2粒子と
TiO2とでも屈折率が異なるために、被膜中の前記2
重構造粒子で赤外線が多重散乱されて、あるいは各前記
物質の光学的な吸収及び反射特性から赤外線の輻射率が
高くなると同時に、基材と被膜との熱膨張率が比較的近
いので熱衝撃に優れているなどの作用を有する。
ラミックス、ガラス等のうちいずれか一種の基材と、S
iCと、Cs O2が固溶したZ r O2粒子と、T
iO2とを備え、前記SiCはAJ203.5i02、
MgO1B20等の酸化物のうち少くとも一種以上を不
純物′として含み、前記ZrO2粒子は表面に前記Ti
O2の被覆層が形成された2重構造粒子で、前記SiC
と前記2重構造粒子とで成る被膜を前記基材上に形成す
る構成であシ、前記ZrO2粒子とrto2は光学的に
空気やSiCよりも屈折率が大きく、又ZrO2粒子と
TiO2とでも屈折率が異なるために、被膜中の前記2
重構造粒子で赤外線が多重散乱されて、あるいは各前記
物質の光学的な吸収及び反射特性から赤外線の輻射率が
高くなると同時に、基材と被膜との熱膨張率が比較的近
いので熱衝撃に優れているなどの作用を有する。
実施例の説明
以下、本発明の一笑施例について、図面に基づいて説明
する。
する。
第1■において、基材3上に2重構造粒子1とSiC2
とで成る被膜が形成されており、この構成の輻射体は各
種暖房器、加熱調理器に応用できる。
とで成る被膜が形成されており、この構成の輻射体は各
種暖房器、加熱調理器に応用できる。
もちろん1、基材は使用する場所等に応じて加工、成形
しておけばよい。前記2重構造粒子の粒子径は、平均し
て0.25〜0.3μmが好ましく、前記被膜の膜厚は
平均16μm前後が適している。又、全被膜体積に占め
る全2重構造粒子の体積の割合は10%以下が適してい
る。
しておけばよい。前記2重構造粒子の粒子径は、平均し
て0.25〜0.3μmが好ましく、前記被膜の膜厚は
平均16μm前後が適している。又、全被膜体積に占め
る全2重構造粒子の体積の割合は10%以下が適してい
る。
第2因において、Zr0))粒子4の表面にTiO2層
5が形成され、2重構造粒子を造っている。
5が形成され、2重構造粒子を造っている。
ZrO2粒子40粒子径は、2重構造粒子の粒子径にほ
ぼ等しく、TiO2層5の厚さは厚くとも数10Aであ
る。
ぼ等しく、TiO2層5の厚さは厚くとも数10Aであ
る。
上記構成による作用について説明する。例えば基材がス
テンレスのような金属の場合には、基材の赤外線の輻射
率は0.1〜0.2であるが、前記被膜を基材上に形成
することで赤外線の輻射率は平均してtJ、d〜0.9
となる。特に波長7μm以上では約0.9以上である。
テンレスのような金属の場合には、基材の赤外線の輻射
率は0.1〜0.2であるが、前記被膜を基材上に形成
することで赤外線の輻射率は平均してtJ、d〜0.9
となる。特に波長7μm以上では約0.9以上である。
これは、基材上に被膜を設けたことで基材表面の光学的
な高い反射性を減少させ、さらには被膜への入射光が、
2重構造粒子のT、i02表面やZrO2粒子と’rt
o2との界面で反射(整反射と拡散反射を含む)され、
この反射光が他の2重構造粒子でも反射されるという多
重散乱現象で、入射光が高い割合で被膜に吸収されるた
めである。
な高い反射性を減少させ、さらには被膜への入射光が、
2重構造粒子のT、i02表面やZrO2粒子と’rt
o2との界面で反射(整反射と拡散反射を含む)され、
この反射光が他の2重構造粒子でも反射されるという多
重散乱現象で、入射光が高い割合で被膜に吸収されるた
めである。
ZrO2と’rlo2とでは’rto2の方が屈折率が
大きく、2重構造粒子でTiO2をZrO2粒子の外側
に設けることでZrO2粒子単独の場合よシも粒子表面
で光がよく反射するようになる。このことが、被膜中で
の光の多重散乱現象には好ましい条件であり特に2〜3
μm程度の比較的短波長側の赤外線には大きな影響があ
る。又2重構造粒子のTiO2層の厚さはせいぜい数1
0Aであるから、赤外線に対してはZr01の特性を消
失させること本ない。
大きく、2重構造粒子でTiO2をZrO2粒子の外側
に設けることでZrO2粒子単独の場合よシも粒子表面
で光がよく反射するようになる。このことが、被膜中で
の光の多重散乱現象には好ましい条件であり特に2〜3
μm程度の比較的短波長側の赤外線には大きな影響があ
る。又2重構造粒子のTiO2層の厚さはせいぜい数1
0Aであるから、赤外線に対してはZr01の特性を消
失させること本ない。
全被膜体積中の全2重構造粒子体積の割合は10%以下
がよい。割合があまりにも高くなると(例ば30〜40
%)、2重構造粒子が被膜中にも被膜表面にも2重構造
粒子が密になシ、被膜表面が見かけ上、TiO2層にな
って入射光は被膜表面で反射されてしまい、被膜に吸収
されなくなるからである。よって2重構造粒子の体積の
割合は被膜体積に対し10%以下、特に5%前後は多重
散乱現象などの光学的現象に適している。
がよい。割合があまりにも高くなると(例ば30〜40
%)、2重構造粒子が被膜中にも被膜表面にも2重構造
粒子が密になシ、被膜表面が見かけ上、TiO2層にな
って入射光は被膜表面で反射されてしまい、被膜に吸収
されなくなるからである。よって2重構造粒子の体積の
割合は被膜体積に対し10%以下、特に5%前後は多重
散乱現象などの光学的現象に適している。
−万、前記基材は、それが置かれる熱的条件(800℃
以上)では、熱による劣化が著しく外観そして機器の寿
命にかなシの問題があるが、基材とに前記被膜を設ける
と基材の劣化速度を鈍化させ、さらには基材と被膜の熱
膨張係数がそれほど違わないことから熱衝撃のおこる環
境でも十分に使用できる。
以上)では、熱による劣化が著しく外観そして機器の寿
命にかなシの問題があるが、基材とに前記被膜を設ける
と基材の劣化速度を鈍化させ、さらには基材と被膜の熱
膨張係数がそれほど違わないことから熱衝撃のおこる環
境でも十分に使用できる。
以、上のように前記構成で、赤外線の輻射率が0.8〜
0.9で、耐熱性、耐熱衝撃性のすぐれた作用をもつ輻
射体が得られる。
0.9で、耐熱性、耐熱衝撃性のすぐれた作用をもつ輻
射体が得られる。
このように本実施例によれば、輻射率が0.8〜0.9
と高いために輻射効率の高い輻射暖房を行うことができ
ると同時に暖い温感が得られる。調理器に応用すれば、
調理時間の短縮が図れる。又、耐熱や耐熱衝撃性にすぐ
れているために、機器の長寿命化につながるというよう
な効果を有する。
と高いために輻射効率の高い輻射暖房を行うことができ
ると同時に暖い温感が得られる。調理器に応用すれば、
調理時間の短縮が図れる。又、耐熱や耐熱衝撃性にすぐ
れているために、機器の長寿命化につながるというよう
な効果を有する。
発明の効果
以上のように本発明によれば、輻射率が0.8〜0.9
と高いこと、耐熱性や耐熱衝撃性がすぐれていることか
ら、暖房器や調理器に応用すれば次の効果を得ることが
できる。
と高いこと、耐熱性や耐熱衝撃性がすぐれていることか
ら、暖房器や調理器に応用すれば次の効果を得ることが
できる。
(1) 輻射効率の高い輻射暖房で、暖い温感が得られ
る。
る。
(2)調理時間が短縮される。
(3)機器の長寿命化につながる。
第1図は本発明の一実施例の一部断面図、第2図は2重
構造粒子の断面図である。 1・・・・・・2重構造粒子、2・・・・・・SiC3
・・・・・・基材、4・・・・・・ZrO2粒子、5・
・・・・TiO2層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
構造粒子の断面図である。 1・・・・・・2重構造粒子、2・・・・・・SiC3
・・・・・・基材、4・・・・・・ZrO2粒子、5・
・・・・TiO2層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
Claims (1)
- 金属、セラミックス、ガラス等のうちいずれか一棟の基
材と、SiCと、Ce O2が固溶したZ r O2粒
子と、TiO2とを備え、前記SiCはAA!204、
S i 02 、MgO,B20 等の酸化物のうち少
くとも−a1以上を不純物として含み、前記ZrO2粒
子は表面に前記’rto2の被置層が形成された2重構
造粒子であシ、前記SiCと前記2重構造粒子とで成る
被膜を前記基材上に形成してなる輻射体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8643884A JPS60232436A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 輻射体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8643884A JPS60232436A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 輻射体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60232436A true JPS60232436A (ja) | 1985-11-19 |
Family
ID=13886918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8643884A Pending JPS60232436A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 輻射体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60232436A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104406203A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-03-11 | 刘一斌 | 一种燃气式红外线陶瓷泛能灶片 |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP8643884A patent/JPS60232436A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104406203A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-03-11 | 刘一斌 | 一种燃气式红外线陶瓷泛能灶片 |
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