JPS60232282A

JPS60232282A - 穀物粒径選別装置

Info

Publication number: JPS60232282A
Application number: JP8869484A
Authority: JP
Inventors: 貞夫鈴木
Original assignee: Suzuki Tanko KK
Current assignee: Suzuki Tanko KK
Priority date: 1984-05-02
Filing date: 1984-05-02
Publication date: 1985-11-18
Anticipated expiration: 2009-01-12
Also published as: JPH062272B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】＝ミ上の狙　ノ乎本発明は、穀物粒径選別装置に係るものである。

酎）Ｊ１術田植え用の種籾は、芒があるまま播種すると、その芒が
邪魔して正確に播種できないから、芒を除去し、また、
粒径選別をしていた。

即ち、筒内に種籾を入れて攪拌し、一定時間経過後側の
容器にあけ、これを唐箕にかけて風選して塵埃を除去し
、その後、大粒・中粒−小粒のそれぞれに選別装置によ
って選別していたのである。

一明が　・失しようと　る間　へ公知のものは唐箕にかけて芒を風選していたから、塵埃
の発生が多くその作業は大変だったばかりでなく、風選
作業と粒径分離作業を連続してできなかった。

。　・１　るた　の本発明は、特殊なロールを使用することにより、塵埃を
発生させずに連続して脱芒選別できるようになすととも
に、簡単容易に粒径選別できるように特段の工夫をした
もので、外周面に螺旋溝２７を形成した螺旋ロール１７
を並設し、該螺旋ロール１７間の上面に種子移動溝２９
を形成し、前記螺旋ロール１７の下方には前記種子移動
溝２９上の被選別物を吸引する吸引ケース２０を設け、
前記螺旋溝２７は螺旋ロール１７の終端部２６に至るに
従い漸次または段階的にその溝幅を広くなるように形成
し、前記吸引ケース２０内には軸方向に独立した取出部
２２．２３．２４．３２を並設した穀物粒径選別装置と
したものである。

図により本発明の実施例について説明すると、１は種籾
供給ホッパーであり、下部に落下口２を形成し、落下口
２の下方には脱芒装置３を設ける。脱芒装置３は、横筒
４と攪拌体５を有する。６は横筒４の供給側、７は排出
側である。横筒４の供給側６の上面に前記ホッパー１の
落下口２が開口する。横筒４内には攪拌体５を設ける。

攪拌体５は、回転軸８に螺旋攪拌翼９を取付けて形成す
る。回転軸８の供給側６の一端は横筒４の後蓋１０より
突出させ、その軸端部にスプロケット１１を固着し、該
スプロケット１１にはチェ７１２を巻回する。回転軸８
の排出側７の他端は、横筒４内の軸受１３に軸着される
。

横筒４の排出側７には抵抗蓋１４を設ける。

該抵抗蓋１４の上端に分銅１５を取付ける。横筒４の排
出側７の下方に選別装置１６を設ける選別装置１６は、
多数の螺旋ロール１７群と吸引装置１９等より形成する
。螺旋ロール１７は種籾３１が供給される始端！Ｂ２５
を低く、終端部２６を高く形成する。

螺旋ロール１７は、ともに終始同一直径に形成され、そ
の外周面には螺旋溝２７が形成されている。該螺旋溝２
７は、終端部２６に至るに従い溝幅が広くなるように形
成する。即ち螺旋溝２７はその溝幅を利用して粒径選別
ができるように穀粒を何種類かの粒状に選別するかによ
って、螺旋ロール１７の始端部２５より数段階の溝幅に
形成し、本実施例では、螺旋溝２７の溝幅を４段階に形
成している。また、溝の深さを段階的に深くすることも
ある。

２８は螺旋ロール１７の螺旋山部である。

隣接する螺旋ロール１７．１７は、それぞれの山部２８
が僅かの狭隙をもって、回転するように左右方向に複数
本並設される。並設された螺旋ロール１７と螺旋ロール
１７との間の狭隙の上面には、「ＹＪ状の種子移動溝２
９をそれぞれ形成する。該種子移動溝２９の底部には、
並設された各螺旋ロール１７の互いの螺旋溝２７が左右
側から合わさって一つの嵌合溝３０を形成する。嵌合溝
３０は、螺旋溝２７より形成されているので、螺旋溝２
７と同様に嵌合溝３０の溝幅は、螺旋ロール１７の終端
部２６に至るに従いその溝幅が数段階に大きくなるよう
に形成される。即ち、本実施例では、螺旋ロール１７の
始端部２５側を第１段階３４とし、第１段階３４は主に
未熟粒や塵埃や芒が通り抜ける大きさに、第２段階３５
は主に小粒が通り抜ける大きさに、第３段階３６は主に
中粒が通り抜ける大きさに、第４段階５１は主に大粒が
通り抜ける大きさに形成する。

前記吸引装置１９は、前記嵌合溝３０を上から下へ吸引
風が吹抜けるようにして、種籾を下方に吸引し、種子移
動溝２９を移動する間に、嵌合溝３０内より吸引して、
粒径選別するものである。吸引ケース２０の後板２１の
下部には吸引口３７を開口させ、吸引口３７の外側に接
続部３８を形成する。接続部３８にはホース４０を接続
し、フィルター４１にはホース４ｏを介して吸引機３９
を接続する。フィルター４１は吸引ケース２０内から吸
引機３７が吸引した芒や塵埃を除去するためのものであ
る。吸引ケース２０内には仕切網１８を設ける。

仕切網１８は螺旋ロール１７の嵌合溝３ｏがら吸引した
穀粒が再び混合しないように仕切るもので、螺旋ロール
１７の軸方向に複数設ける。したがって、穀粒を選別す
る種類の数だけ設ける。仕切網１８はそれぞれの上端を
螺旋ロール１７の下部に近接させる。

３３は各穀粒排出口２２．２３．２４．３２の下方に設
けた収納箱である。

螺旋ロール１７の前端部５２の軸端部にはスプロケット
４２が数句けられ、各スプロケット４２にはチェノ４３
を巻回して、螺旋ロール１７を回転させる。

なお、図中４４はガイド、４５は回転上昇側、４６は傾
斜面、４７は回転下降側、４８は傾斜面、４９は先端部
、５０は横杆である。

主罪種籾ホッパー１に種籾を供給すると、落下口２より横筒
４内に流下し、攪拌翼９で回転させら、供給側６より排
出側７へ移動する間に脱芒され、排出側７より、螺旋ロ
ール１７の始端部２５側につぎつぎに落下供給される。

しかして、各螺旋ロール１７は互いの蛯旋溝２７と山部
２８が、それぞれ左右一致した状態で回転し、したがっ
て、種子移動溝２９の始端側２５に供給された種籾３１
は前記嵌合溝３゜に嵌合して終端部２６に向かって移動
する。

このとき、螺旋ロール１７の下方には吸引装置１９が設
けられ、該装置１９の吸引口３７から吸引機３９により
空気を吸引するので、嵌合溝３０を通して上から下へ吸
引風が吹抜け、種子移動溝２９を移動する種子を下方に
吸引する。そして、螺旋ロール１７の始端側２５の第１
段階３４の嵌合溝３０は種籾３１が通過しない大きさに
形成しているから、螺旋ロール１７の上面に種籾と一緒
に落下した横筒４内で脱芒されたときに生じた芒や塵埃
だけが嵌合溝３０を通して吸引ケース２０内に吸引され
、下方の吸引装置１９の吸引口３７から吸引機３９によ
り吸引され、吸引口３７より排出され、フィルタ−４１
により濾過される。第２段階３５では、嵌合溝３０が主
に小粒が通り抜ける大きさに形成しているから、吸引ケ
ース２０内に小粒のみを吸引し、中粒・大粒は種子移動
溝２９を終端部２６に向って移動する。第３段階３６で
は、嵌合溝３０が主に中粒が通り抜ける大きさに形成し
ているから、吸引ケース２０内に中粒のみを吸引し、大
粒は種子移動溝２９をさらに終端部２６に向って移動し
、第４段階５１では主に大粒が通り抜ける大きさに形成
しているから、嵌合溝３０を通り抜けて吸引ケース２０
内に大粒を吸引する。

吸引ケース内は仕切網１８により仕切られているから、
吸引ケース２０内に吸引された大、中、小粒のそれぞれ
の穀粒は混ざることなく、吸引ケース２０の下部に形成
されている穀粒排出口２３から小粒が、穀粒排出口２４
から中粒が、穀粒排出口３２から大粒が排出され、各穀
粒収納箱３３に収納される。

■ 本発明は、以上の如くであり、外周面に螺旋溝２７を形
成した螺旋ロール１７を並設し、該螺旋ロール１７間の
上面に種子移動溝２９を形成し、前記螺旋ロール１７の
下方には前記種子移動溝２９上の被選別物を吸引する吸
引ケース２０を設け、前記螺旋溝２７は螺旋ロール１７
の終端部２６に至るに従い漸次または段階的にその１Ｍ
幅を広くなるように形成し、前記吸引ケース２０内には
軸方向に独立した取出部２２．２３．２４．３２を並設
した穀物粒径選別装置１とし、たから、左右の卿旋ロール１７．１７間で穀粒を
一粒ずつ送り乍ら、−粒ずつ正確に粒径選別を行なえる
特徴を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の縦断側面図、第２図はＡ−Ａ断面図、第
３図は螺旋ロールの平面図である。符号の説明 ■・・・種籾供給ホッパー、２・・・落下口、３・・・
脱芒装置、４・・・横筒、５・・・攪拌体、６・・・供
給側、７・・・排出側、８・・・回転軸、９・・・攪拌
翼、１０・・・後蓋、１１・・・スプロケット、１２・
・・チェノ、１３・・・軸受、１４・・・抵抗蓋、１５
・・・分銅、１６・・・選別装置、１７・・・螺旋ロー
ル、１８・・・仕切網、１９・・・吸引装置、２０・・
・ケース、２１・・・後板、２２．２３．２４．３２・
・・穀粒排出口、２５・・・３２始端部、２６・・・終端部、２７・・・螺旋溝、２８・
・・螺旋山部、２９・・・種子移動溝、３０・・・嵌合
溝、３１・・・種子、３３・・・収納箱、３４・・・第
１段階、３５・・・第２段階、３６・・・第３段階、３
７・・・吸引口、３８・・・接続部、３９・・・吸引機
、４０・・・ホース、４１・・・フィルター、４２・・
・スプロケット、４３・・・チェノ、４４・・・ガイド
、４５・・・回転上昇側、４６・・・傾斜面、４７・・
・回転下降側、４８・・・傾斜面、４９・・・先端部、
５０・・・横杆、５１・・・第４段階。特許出願人鈴木鍛工株式会社４

Claims

【特許請求の範囲】

外周面に螺旋溝２７を形成した螺旋ロール１７を並設し
、該螺旋ロール１７間の上面に種子移動溝２９を形成し
、前記螺旋ロール１７の下方には前記種子移動溝２９上
の被選別物を吸引する吸引ケース２０を設け、前記螺旋
溝２７は螺旋ロール１７の終端部２６に至るに従い漸次
または段階的にその溝幅を広くなるように形成し、前記
吸引ケース２０内には軸方向に独立した取出部２２．２
３．２４．３２を並設した穀物粒径選別装置。